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  • 3 か月前
Japanese folk tales
トランスクリプション
00:00昔々ずーっと大昔
00:09あるところに三浦大輔というおじいさんがいました
00:15ある日のこと大輔じいさんは旅に出て
00:21道をテクテク歩いておりましたが
00:24行き交うじいさん通りすがりのばあさんが
00:28どれもこれもみんな
00:30自分より若く見えて仕方がありませんでした
00:34みんな若い若い
00:38世の中にこのわしほどの年寄りは生きておるまい
00:42なにしろこの三浦大輔生まれてから106年にもなるけんの
00:53へーそれは恐れにやった
00:56長いこと歩いたので腹が減った
01:04ほう106年も生きておって現地なもんじゃ
01:15はははははははわしは日本一の年寄りじゃ
01:21ほう
01:23三浦大輔じいさんは大いばりでまたテクテク歩いていきました
01:28山を越え林を越えて三浦大輔じいさんは元気に歩いていきましたが
01:37海の見える丘の上で足を止めました
01:40ほうなかなか結構な眺めじゃないか
01:44どれ一服
01:46しようかの
01:47お若いのお若いの
01:49あんたどこ行くのかの
01:54こりゃ
01:55お若いのとは誰に言うとるんじゃ
01:59この三浦大輔は106歳じゃ
02:03ははははははは
02:06若い若い
02:08この浦島太郎はな
02:108000年生きておる
02:138000年じゃとその証はあるのか
02:17まあまあまあ
02:19私の話を聞きしゃい
02:22龍宮におるとな
02:25月日の経つのが早くての
02:27助けた亀に送られてふるさとに戻った時にあの
02:32すでに8000年も経っておったと
02:35その亀がちゃんと覚えてくれておったんじゃ
02:39なるほど
02:40亀は万年生きると言うからそれは本当のことじゃ
02:45へえ
02:46これは参りました
02:51いや何
02:52私が日本一の年寄りで
02:55あんたは2番目
02:57へへへへ
02:59浦島太郎じいさんは大いばり
03:04三浦大輔じいさんは少しいじけて
03:07それでも2人は仲良くどんどん歩いて行きました
03:11やがて2人は大きな森に差し掛かり
03:16その森を抜けたところに大きな岩があって
03:20その岩の上に
03:22今朝起きた年寄りがどっかと腰を下ろして
03:25あたりの景色を眺めておりました
03:28これこれそこのお若い2人どこへ行くのかの
03:37こりゃお若いのとはまさかわしらのことじゃあるまいの
03:44もろんおもしら2人のことじゃが
03:49何を言いなさる
03:52三浦大輔106歳
03:54浦島太郎は8000年じゃい
03:58若い若い
04:01この逃亡策は9000年
04:05デマカセを言うでないぞ
04:10わしが嘘をついてると言うのか
04:16わしが8000年と言うたので
04:19多めに言うたのじゃろう
04:21なあ
04:22どう言うとるこの若いぞうが
04:24ほれかわゆいかわゆい
04:27そんならお主はあの一本松の親松を知っとるのか
04:35はい
04:38もろん知っとる
04:39知っとると思うよ
04:40あの一本松の親松は大岩の脇にあったやつでな
04:47そのまた親松は山の向こうの浜にあったのじゃ
04:52
04:52あの一本松の親松のそのまた親松を知っとるのか
04:58当たり前じゃ
05:00この逃亡策は9000年
05:03こりゃ確かに9000年参りました
05:08わしが日本一の年寄りじゃ
05:12うははははは
05:15こうしてまた3人の年寄りは仲良く揃って
05:22どんどんどんどん山道を歩いていきました
05:25だがって日も西に傾きかけた頃でした
05:36向こうから一人の老婆が大急ぎでやってくるのに出会いました
05:44そこのお若い三人連れちょいと手を貸してくれんかいの
05:52
05:53そこのお若いのとはまさかわちらのことじゃあるまいの
05:58他に人がいなければお前さん方のことじゃがな
06:03なんということこの逃亡策は9000年
06:08日本一の年寄りじゃ
06:10この浦島太郎は8000年じゃ
06:13日本で2番目の年寄りじゃ
06:16この三浦大助は106歳
06:19日本で3番目の年寄りじゃ
06:22どうじゃうまいのか
06:24老婆はおもむろにしわくちゃの顔をあげると
06:30わしゃな
06:327億歳の七億ババアじゃ
06:36七億
06:37それより手がいるんじゃ
06:40手伝ってくれ
06:42そう言って七億ババアは3人の背中を押して
06:48ずんずん山を一つ二つと越えていきました
06:51そうして日もとっぷりと暮れた頃
07:03山のふもとにぽつんと一軒家が見えてきました
07:07家の中ではお腹の大きな女が
07:14ううんとうなっておりました
07:16うううううう待たせたの
07:20大丈夫じゃわしが来たからに安心するわ
07:26このばあさんややっこを取り上げに来た
07:30サンバのばあさまでした
07:32こりゃそこの若造ども
07:37はいはいはいはい
07:39もうすぐ赤ん坊が生まれるちゅうに
07:41気の気かん若造どもじゃ
07:43それから七億ババアはこの三人に
07:49やれ水を汲んで来いの
07:51湯を沸かせの
07:53さらしを持って来いの
07:54まあ人遣いが荒いこと荒いこと
07:57三人はブツブツ言いながらも
08:00あれこれ忙しく立ち働いて
08:02すっかりくたびれてしまいました
08:04やがて
08:25たまのようなややこが生まれると
08:36忙しく働いた疲れなど
08:38ふっとぶようでした
08:40いやーかわいいもんじゃな
08:47できたての命じゃものな
08:50わしらにもこんな時があったんじゃの
08:54三人の年寄りは目を細めて
08:58ややこを見ておりましたが
09:00しかし年だけはわしらに追いつけんぞい
09:04えぇ追いつけまい追いつけまい追いつけまい
09:07こういえば
09:08あのばあさん七億年だのと
09:11たわけたことを言うとったな
09:13のう七億ババとやら
09:17なんじゃな
09:19七億歳などとたわけた出まかせを言うでないぞ
09:25もう一度言うがこの三浦大介は
09:28百六歳
09:30浦島太郎は八千年
09:32逃亡作は9000年じゃぞ
09:36そんなことは初めからよう知っとるぞ
09:42のう逃亡作坊主
09:44お前のお母さんの名はお里じゃろ
09:47けっその通り
09:50そこの大助小僧お前のお母さんは
09:54お市と言うたな
09:56まったくその通り
09:59これ太郎坊や
10:01あんたのお母さんはおかよじゃったな
10:05いやその通りじゃ
10:07何しろ3人ともわしが取り上げたんじゃからの
10:13わしらを取り上げた
10:16こりゃまいった
10:18まなんてたってわしら日本一の年寄りじゃ
10:23それからこの4人の年寄りは
10:31いつまでも長生きしたということです
10:35ここからここからは
10:40ご視聴ありがとうございました
10:41ご視聴ありがとうございました
10:41ご視聴ありがとうございました

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