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  • 1 日前
Japanese folk tales
トランスクリプション
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00:21その周りを深い杉の子立ちで ぐるっと囲まれている小さい村がありましたが
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00:39その村の外れに国政寺という 一軒のお寺がありましたそうな
00:48このお寺の周りにはやはり深い杉の子立ちが取り巻いており
00:54昼なお暗く その上その杉子立ちの中には昔から
01:03天狗の花と呼ばれる奇妙な岩が祀ってありましたそうな
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01:15この国政寺では ちょうど朝のお勤めが始まっておりましたが
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01:25和尚さんも小僧さんもみんな一生懸命お経をあげているのに
01:30たった一人大あくびをしているものがおりました
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01:37一丁さんです
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01:43和尚さんもこの一丁さんのいたずらにはほとほと手を焼いておりましたそうな
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02:00これ一丁おめなんぼなんでもいたずらが過ぎるのだ
02:04ひひ
02:06何枚ダブアーマーラブアーマーラブアーマーラブアーマーとまあこんな調子で朝から晩までいたずらばかりしておりました
02:16みんなが掃除をしているときでも自分は何にもせず
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02:30これ一丁お前そんなにいたずらばかりしておるといずれ天狗に連れていかれてしまうぞ
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02:40和尚さんがお出かけになると決まって駒回しです
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02:49寺の門の前に村の子供たちを集めます
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02:55ところが一丁さんの駒回しの強いことみんな巻き上げてしまいます
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03:33anta
03:42ст
03:47そ れも1冗さんは思い切って駆け出しました
03:51それでも一丁さんは思い切って駆け出しました
03:56そうして慌てて用を足すと元来た廊下を帰って行きました
04:10ところがどういうわけか先ほど渡った渡しいたが下に落ちていたのです
04:17その時です
04:21何やら黒い影がバタバタっと一丁さんの周りに降り立ったかと思うと
04:29一丁来い
04:31あっという間に一丁さんの体は空に持ち上げられてしまいました
04:37ゆらりゆらり
04:40一丁さんの体は空を飛んでまいります
04:45一丁さんは何やら真っ暗い場所へと降ろされました
05:02一丁はやだーっ
05:19一丁天国があって
05:23てる
05:28一丁は嫌だー と答えようとしましたが声が出ません
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05:40一丁はその場にしゃがみ込んでただ首を横に振りました
05:47はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ
05:51こうやって小値も横の振っておるぞ
05:54Praise nai クライアがってもテンクにしてみせるわい
05:57にぬういいなぁ
06:00none
06:04l
06:09てんぐになんかなるもんかいやじゃあ
06:12その時懐の中に何やら固いものがありました
06:16そうじゃ駒回しなら誰にも負けやせんぞ
06:22おい天狗やい
06:26それならオラと勝負しないかい
06:30おお何の勝負かい
06:33駒の回しっこじゃよ
06:35もしもオラが負けたら天狗になってやってもいいだ
06:39よーしやろうやろう
06:42きたな
06:51よーしそれ
06:58やった
07:03オラの駒が勝ったぞ
07:05また勝った
07:10いっちょうさんは日頃の腕前を発揮して勝って勝って勝ちまくりました
07:31いえい天狗名あと勝負するものはオラのかい
07:37おらんおらん
07:40このちぶん目にしっかりやられてしまった
07:45さあ負けごまおきさまにくれてやるな
07:48あった
07:56ははははは
08:02issance
08:05負けた負けた
08:09ああああああ
08:25天狗たちはものすごい笑い声と歯音を残すと一斉に飛び立って行きました
08:39ああああああああ
08:55はぁ
09:00気がついてみると夜はすっかり開けていました
09:05一丁さんの周りには誰もおりませんでした
09:09おーい一丁一丁やーい
09:14はいお嬢様
09:17見るとお嬢さんや村の人たちが山を登ってくるのが見えました
09:24これ一丁一回どこへ行っていたのじゃ
09:33でもまあ無事でよかったよかった
09:36ところでその懐の中のものは何じゃ
09:40はいお嬢様これは天狗に買ったゴマです
09:46あれ
09:53一丁一晩上きのこ狩り難所して遊んでいたのか
09:58なんとまあ不思議なことに懐にねじ込まれた天狗のコマと思ったものは実はみんなきのこだったのです
10:11その夜国政寺ではみんなで一丁さんの話を聞き大笑いしながらお腹いっぱいきのこを食べたということです
10:25ご視聴ありがとうございました

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