00:00ああああああ
00:08ああああああああ ではこの近く
00:14いぶきの山を組 そりゃあ元気の姉姉と妹の姫が住んでおった
00:21ああええええええ
00:41見える
00:42うーめえ
01:11飲んだな
01:17はちきれそうじゃ
01:19苦しい
01:22はちきれそうじゃ
01:52また雨じゃ
01:56その年は本人を降る年で
02:00冬の終わりからの降り続きが
02:03そのまま梅雨になってしもうたのじゃった
02:06それにじゃ
02:08息吹山から琵琶湖へと走るこの2つの谷筋には川がなかった
02:15降った雨は谷筋の合わさった高い池にたまり
02:21また布団のように厚い苔に座れそのまま地をくぐって遠く遠く
02:30令和湖に吐き出されておった
02:32この谷筋にある村では川がなかったから
02:40田んぼを作ることができんかった
02:42わずかな畑で冷えやそばを作るばかりじゃった
02:47新名じゃ
03:01今朝はオラが家さ来てくれたぞ
03:05おかかなんなと出さんか
03:08なんもねえだよ
03:22食うてくださるよ
03:38これこれ
03:50綺麗だ
04:01綺麗
04:03いい匂いだ
04:04姉妹の姫がどこから来たのか
04:16誰が産んだ子か誰も知らんかった
04:20ただ谷筋の者たちは2人を大事にしておった
04:30お前よかったな
04:33えー匂いだ
04:36幾日も降り続く雨はさらに強さを増し
04:42村人たちは心配になって一つところに集まってきた
04:47いかん
04:51土が水を吸いすぎと
04:58いつ山がはじけるかわからんぞ
05:01雨水は地の底であふれて
05:05部屋湖へ流れることもできんようになっていた
05:09山や畑は水を吸いすぎて日ごとに膨らんでいくのだった
05:15川があれば水も吐けようにの
05:20かんぼもできように
05:23山がはじけないのは太古の昔から追い茂った森のおかげだった
05:30長く深い根が地の底で互いに絡みなって
05:36地面を抑えてくれておったのじゃ
05:38しかしそれにも意味があった
05:42山が崩れるのか
05:59山が苦しがったと聞いてみ
06:04水を飲みすぎたんじゃな
06:12飲みすぎて苦しんだり
06:18どこさ行くんじゃ
06:24ええから急げ
06:26谷筋の村では降りしきる雨の中
06:30あちこちで地が動き出し
06:32根がはじけ出しておった
06:34おっとおらの内が
06:46とうとうあちこちで山の腹が破り出した
06:52エータ
07:09池の底を抜くんじゃ
07:12お前はあっちの谷へ
07:18おらはこっちの谷へ
07:21池の底を抜く
07:24するとどうなるんじゃ
07:27あとのことは考えんでええわ
07:32長い間一緒に遊んだな
07:36あそんだ
07:39これが最後や
07:42おら行く
07:44うん
07:45行く
07:46アーメン
08:16アーメン
08:20アーメン
08:24楽竜は一の谷と二の谷と二手に分かれ
08:29凄まじい勢いで谷を駆け下った
08:46みんなしがみつき岩が揺れるべ
09:01リュウが走り去った後に香り高い花びらが散った
09:21美しい竜はもう一つの谷でも見られ
09:30山々は腹いっぱい吸い込んでいた水を谷間にできた川へ吐き出し
09:46山々の苦しみは収まっていた
09:50ほらこの花の匂い嗅いだ覚えがあるぞ
09:55そうじゃ姫様がくれた花じゃ
10:01じゃああの竜は
10:04えぶき山から琵琶湖に向かって
10:13日本の川が並んで流れるようになった
10:17川のおかげで山は収まり
10:20そしてたくさんの田んぼが川の水をいただいて開かれていった
10:27土地の人は二つの川に姉川と妹川と名付けたという
10:36中華の私なものを外偶に向かって
10:41川山と妹川と妹川と姉川として
10:45攻撃的道路に向かって
10:50필요があるのは
10:52日本の川と山の村の村河ととても
10:54幸福を駆について
10:58在川の村の村河とに