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00:11c 昔
00:13三重県 名張のある村に豪族がおった
00:19館の近くには 赤目山があり今は紅葉の盛りじゃん
00:26そこで豪族の一人娘の紅姫は バーヤを連れてもみじ狩りにとってかけた
00:34なんとまぁもみじの綺麗なこと
00:41母上はもみじがとりわけを好きだから お目上げに一枝持っていこう
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03:44た
03:48じゃあ 日頃あまりやったことのない旗織りは
03:54なかなか思うようにはいかなかった
04:03鍋の手元は狂いがちで毎日毎日がため息の連続であった
04:11日は1日1日と過ぎていった
04:15思うように布は織り上がらなかった そして
04:20秋も家具を深まっていった
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04:29女儀姫は 土門に任せの旗織り
04:33ともすればくじけそうになった 崖の端に腰を下ろし
04:40眼下を流れる谷川の流れ行く先をじっと眺めていると
04:46後が無償に懐かしくなる そしてまた
04:52恋しく思うのであった
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05:18母め
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06:01母
06:08母
06:11母
06:14母
06:17ええええええ
06:22ベニー姫は 夢の中から目覚めると
06:27やがてリムキーしたように 凍てつく旗に向かうなかった
06:35そしてさっきまでかじかんで動かなかった指先は 勢いよく旗を織り始めた
06:42それは眠るのも押し向かのように 夜更けまで続いたのだ
06:51やがて浅い春が巡ってきた 紅姫が岩壁の上に取り残されてから
07:01随分の時が経っておった
07:06そして辛い日々を乗り越えてとうとう 百尺のものが織り上がったのじゃった
07:15お前の帰る道は この崖下じゃ
07:27しかし帰るには 紅葉の枝から糸を取り
07:31旗でその糸を織り上げ 百尺の布を作らればならん
07:36その布を伝って汚れるのじゃ
07:43百尺の布が紅姫の思いを乗せて 大きく舞いながら落下していった
07:48百尺の布が紅姫の思いを乗せて 大きく舞いながら落下していった
08:00そして崖下に見事にその橋は届いた
08:07こうして崖の上から下がった 百尺のものを使って
08:21紅姫は崖下へ降りることができた
08:26すると 崖下には紅姫を毎日探し求めていた
08:34バーヤが待っていた
08:39姫様今日までよくご無事で 会いたかった
08:46紅姫とバーヤは 手を取り合って無事を喜びあった
08:52そして紅姫は 布のかかった岸壁を見やり
08:58辛く苦しかった日々に思いを馳せた
09:04造り合わせた
09:24ああああああああ
09:27ひっ 姫様
09:31時でございます
09:35いうことでございます
09:38なんと美しい滝でしょう
09:41私の売り上げたものが 滝になったんだわ
09:47なんとも
09:49不思議なことじゃった 目に締めは一瞬に折り上げたものが
09:55今滝となって 流れ落ちているのじゃった
10:00その時 どこからともなく神様に声が聞こえてきた
10:07メリー姫よ お前が母親を思うで一瞬に女のが今滝となって流れておる
10:16この水にお前の魂を宿して滝水は 永遠に流れ続けるである
10:25そしてこの滝は 布をひいたものが滝になったというので
10:31布引き滝と呼ばれ 今も流れ続けているということじゃ
10:38ご視聴ありがとうございました