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トランスクリプション
00:00若者からするとですね50代も同じような割合で乱用の問題が起きているのに
00:05なんで若者だけ厳しい制限を設けてるんだと
00:07選挙権がなくて厳しい制限を導入しやすいからと
00:11若者から思われても仕方がないような規定になっていると思います
00:14国民民主党の森大介でございます
00:16本日は次の機会をいただきましてありがとうございます
00:18今回の法案では医薬品の品質安全性の確保の強化策でしたり
00:24安定供給体制の強化に関する規定などが設けられているところでございます
00:29医薬品をめぐっては様々な不正事案が起きていたことや
00:33供給不足が生じていたことを踏まえて
00:35こうした改正の方向性については理解ができるものでございます
00:39一方で採算が取れないような価格にまで
00:42薬価が引き下がってしまっている実態を是正しないことには
00:46根本的な解決にはつながらないのではないでしょうか
00:48薬価の中間年改定も含めて薬価が削られやすい傾向にあることが
00:54昨今の医薬品不足や不正事案の発生の大きな要因になっていると考えております
00:59品質の高い医薬品を安定供給するためにも
01:03必要な人材の確保設備投資を事業者側が実施するためには
01:08もちろんその分の経営コストが発生するわけです
01:11肯定価格で単価が決まる市場ですから
01:13こうした体制整備も考慮した上での
01:15薬価の設定が重要になってくるというふうに考えているところです
01:19先日の日経新聞に重要薬の8割配送再三割と
01:24抗生剤など安定供給リスクとこうした記事がございました
01:27同じでございます
01:28医薬品の卸の会社が抗生物質など
01:31医療上不可欠な薬の8割を再三割で配送していると
01:36この薬の減価でしたり配送にかかるコストを
01:38納入先の医療機関などに十分に価格転換ができていない
01:42実態があるというふうに
01:44こういうふうに報道がされているところでございます
01:46これは卸に関する記事ではありますが
01:49薬価の見直しの影響を向けて
01:50医薬品業界全体で経営体力がなくなってきている現状だと認識しております
01:56そこでまず福岡大臣にお伺いいたします
01:58今回の法案に規定する医薬品の品質や安全性の確保
02:02安定供給体制の強化
02:03活発な創薬が行われる環境整備は重要なことではありますが
02:08根本となる医薬品産業の基盤強化に向けて
02:11どのような取り組みを政府として行っていますでしょうか
02:13お願いいたします
02:14おっしゃったとおり薬価というのは大変大きな要素でございますが
02:17そこは国民介保険の維持であったり
02:20また本党も提唱されています保険料の水準のあり方
02:24またそれと併せまして今おっしゃったように
02:26イノベーションを適切に評価するということであったり
02:29今供給不足の話もございますから
02:31こうしたことを総合的に勘案して判断していく必要がございます
02:35この基盤をどうやって強化していくかということにつきましては
02:38医薬品の品質や安全性の確保を前提といたしまして
02:42安定供給体制の強化創薬力の強化に取り組む必要があると考えてございます
02:47供給不安の解消に向けては
02:49これまで企業に対する増産の働きかけ
02:52増産体制整備への補助であったり
02:54薬価においても不採算品再算定といった
02:57下支えする仕組みに順次取り組んでございます
02:59本法案におきましても新たな基金を設け
03:02後発薬品の品目統合事業再編の支援を行うなど
03:06産業全体の生産性の向上を図る取り組みを進めていきます
03:10続きまして創薬力の強化に向けましては
03:13研究開発から薬事承認のプロセスであったり
03:16薬価の評価まで各段階で総合的な見直しを行っていく必要がございまして
03:21これまでも海外で臨床開発が先行する中で
03:24国際共同知見を実施しようとする場合に
03:27国際共同知見開始前に実施を求めておりました
03:30日本人第一層試験を原則として不要とする見直しを行ったほか
03:35令和6年度薬価制度改革におきまして
03:38革新的薬品のイノベーションの適切な評価等を行ってきたところでございます
03:42この法案におきましても基盤強化のため
03:46革新的な新薬の実用化を持続的に支援するための基金の設置も盛り込んでございます
03:51これらの施策を総合的に講じていきながら
03:54我が国医薬品産業の基盤強化に取り組んでまいりたいと思います
03:57ご答弁いただきありがとうございます
04:00やはりこの一つで解決する問題ではなくて
04:02総合的にやっていくことが大変重要だと考えております
04:05その中でも特に私たち国民民主党
04:07今回薬価の中間年改定の廃止法案も共同提出しておりますが
04:11この中間年改定というのが
04:13医薬品産業において大きなダメージを与えていると思いますので
04:16この中間年改定も含めて
04:18総合的にしっかりと取り組みを期待できればというふうに考えております
04:21それでは今回の法案に関する質問に移らせていただきます
04:25まず薬剤師の遠隔管理下での医薬品販売を可能にする点についてお伺いいたします
04:30先ほど維新の会の梅村委員からも同じ質問があったんですけれども
04:34被るところ多いんですけれども重要な点だと思いますので
04:36お伺いさせていただければと思います
04:38今回この薬局の機能強化として打ち出されているわけですが
04:43非常に便利になるなというふうに感じております
04:45皆さんもよく経験されていると思うんですけれども
04:47体調を崩して仕事帰りに薬局であったり
04:51ドラッグストアに行こうと思ったら
04:52もう薬剤師が帰ってしまっていて薬が買えなくて不便だなとか思ったり
04:56あと家の近くの空いている薬局にたまたま行っても
05:00薬剤師がいると思っていたらもう帰ってしまっていたとか
05:03結構こういうことが私経験することが多くて
05:06なかなか薬が欲しいときに買えない環境が今あって
05:10不便だなとよく思っているところでございます
05:12今回の規定においては薬剤師や登録販売者がいない店舗においても
05:18医薬品の店舗販売業者が遠隔で管理を行えば
05:21一般用医薬品の受け渡しができることになっております
05:25これコンビニで24時間薬を買うことができるようになるような規定でありますので
05:29また将来的に人口減少が進むような地域において
05:33薬へのアクセスをしっかり担保していくという観点からも
05:35非常にいい取り組みだなというふうに考えております
05:38一方でこれも梅村委員から指摘があったんですけれども
05:41この薬の受け渡しに関しての詳細な事項が解放例に落ちていて
05:46法律上はなかなか読み取れないところが今課題だなというふうに
05:50感じているところでございます
05:51まず店舗販売業者が受け渡し業務を委託できる店舗の数について
05:57お伺いしたいと思います
05:58委託できる店舗の数が多ければ多いほど
06:00管理店舗からすれば効率的に医薬品販売業務を行うことができます
06:05その一方で安全な店舗運営が本当にできるのかというような懸念は
06:09もちろんあるというふうに承知しております
06:11先ほどの答弁の中でも
06:13あとこれまでの検討会の中でも
06:15この委託できる店舗の上限については
06:17実証を踏まえて検討していくと
06:19こうしたことが方針として打ち出されていると承知しております
06:22これどのような実証を行っていくのかについては
06:25不明なわけですけれども
06:26委託先の管理能力というのは
06:28事業者によって大きく異なってくると考えております
06:31例えば遠隔管理の運用の効率化をどれだけ取り組んでいるのかでしたり
06:36どういったシステムを入れているのかでしたり
06:38医薬品販売を専業にしているのか
06:41専業にしていないのか
06:43専任の資格者を置くかどうかです
06:45こういったいろいろな要素が絡み合って
06:48管理できる店舗数というのは
06:49それぞれ事業者によって大きく違ってくると考えております
06:53例えばある事業者が
06:54管理店舗の資格者1人で安全にどれだけ店舗運営ができるかというような
06:59実証実験をしたようなことを聞いたことがございます
07:02この事業者は効率的なシステムを導入して
07:051人の管理者で200店舗くらいの店舗をうまく
07:09特に異常なく実証ではありますけれど運用することができたと
07:13それで大きな待ち時間も特に発生しなかったというような声を聞いているところでございます
07:18一方で効率的なシステムを導入していないと
07:21管理できる店舗数は少なくなるわけですから
07:24この実証実験をもとに上限店舗数を検討するという方針ですと
07:28なかなかこの医薬品の上限数の規制が厳しくなりすぎるんじゃないかな
07:33というふうに懸念しているところでございます
07:34そこで福岡大臣にお伺いさせていただきます
07:37この仮に委託できる店舗数に上限を定める場合には
07:40事業者でしたり地域を問わずに一律に定めるのではなくて
07:44事業者ごとの能力や実態を踏まえて上限設定をするような
07:48柔軟な制度とすべきと考えますが大臣の御見解よろしくお願いいたします
07:52今回の改正案の遠隔販売につきましては
07:55一つの薬局店舗販売業が医薬品の登録受け渡し店舗を委託できる
08:02店舗の数を検討するにあたっては
08:04委託者が登録受け渡し店舗を適切に管理できるかどうかということが
08:09前提となっております
08:10御指摘の点も含めまして
08:13遠隔によります一般用薬品の販売管理に関する要件につきましては
08:17今後実証事業を行っている事業者を含めた関係者からの御意見であったり
08:22実施状況等も踏まえて検討の上
08:24今回の新たな枠組みを適正に実施するための
08:27具体的な対応等に関する指針を策定し
08:30お示しをしていきたいというふうに考えております
08:33その中で委託者が登録受け渡し店舗を適切に管理するために
08:38生じる業務負担も勘案しながら
08:40委託可能な店舗数の上限の目安をお示しすることを想定してございます
08:45ご答弁いただきありがとうございます
08:47この適切に管理できるかどうかというのは非常に重要なところだと思います
08:51今後指針も設けられるということなんですけれども
08:53この基準を下で揃えるのではなくて
08:56頑張っているところをしっかりと評価できるように
08:58上の基準もしっかり広く見てあげて
09:02ぜひこの利便性の高い改正ですから
09:04より利便性が高い制度となるように
09:06ぜひとも検討をお願いできればと思います
09:09続きましてこの受け渡し店舗での陳列の方法についてお伺いいたします
09:13こちらについても省令に委任されているわけですが
09:16この薬の陳列にあたっては
09:18本制度の活用促進の観点からも
09:20医薬品そのものがユーザーからはっきり見えるところに
09:24置いてあることが重要であると考えております
09:26もちろんこの資格者のいない店舗において
09:29誰でも手に取れるところに医薬品が置いてあるというのは
09:32安全性の懸念があると思いますが
09:35手が届かない場所であっても
09:37お客さんの目に入る場所への陳列
09:39例えばレジのカウンターの奥とか内側ですね
09:42といったところに置くことで
09:44安全かつユーザーへの認知も広がるという風な
09:47陳列方法ができるという風に考えております
09:49この検討会においても
09:51顧客の手の届かない場所での保管というような
09:54考え方は一つ示されておりますが
09:56陳列方法について具体的に
09:58どのようなことを想定されているか
09:59第一のご見解をお願いいたします
10:00先ほどのやり取りの中でもこういった話題がございましたが
10:04本法案におきます
10:05遠隔管理課での薬品販売に関して
10:07実際に患者さんに医薬品を受け渡す
10:12登録受け渡し店舗での医薬品の陳列を行う場合には
10:16委託を行う薬局であったり店舗販売業が
10:20医薬品の管理に必要な事項として
10:22委託先の登録受け渡し店舗に向け
10:25指示を行うことを想定をしております
10:27その委託に当たって適切な医薬品管理を行うために
10:31必要となる事項については
10:33省令で規定することとしておりますが
10:35その具体的な内容につきましては
10:38今ご紹介ありました検討会の取りまとめでは
10:41顧客の手の届かない場所での保管を行うべきと
10:44あるとされたことであったり
10:45またデジタル技術を活用することにより
10:48遠隔での管理を可能とする
10:50本制度の特徴も踏まえながら
10:53今後検討を進めてまいりたいと思います
10:55お答えいただきありがとうございます
10:57デジタル技術を活用という方向性はいいと思うんですけれども
11:02それはあくまで選択できる規定にした方がいいと思っていて
11:05デジタルサイネージの展示じゃないと絶対ダメですよというと
11:09やっぱり利便性が損なわれてしまうので
11:11実物を置いてもいいですし
11:13そういったデジタルを使っても展示していいですし
11:16陳列してもいいですしみたいな
11:17それが選択ができるようなことにすることで
11:19利便的な制度になると思いますので
11:21そうしたことも踏まえてぜひ検討をお願いできればと思います
11:24次にこの登録受け渡し店舗への
11:27医薬品の配送方法についてお伺いいたします
11:30現行の薬器法においては
11:33卸売販売業者は医薬品の店舗販売業の許可を受けた
11:37店舗以外に納品することは
11:39想定しない規定になっているかと思います
11:41この販売することと納品することというのは
11:46別のことだとは思いますので
11:47こうした法律の規定ではありますけれども
11:50例えば管理店舗に対して販売をして
11:52配送先と納品先を受け渡し店舗にするということは
11:56技術的に問題ないのかなというふうに思いますが
12:00いずれにせよこのちょっと曖昧な規定になっているなというふうに認識をしております
12:03これができない状態になると
12:06委託元の店舗販売業者がまず納品をして
12:11その店舗から登録受け渡し業者に配送することになるので
12:15配送コストが二重にかかって
12:17余計なコストがかかってしまいますから
12:19そういったコストは消費者に転嫁されるものですから
12:22やはりこの医薬品をしっかりと安価に適切に
12:25購入できる環境を作る上でも
12:28こういう二重のコストが発生するような仕組みにするのは
12:31良くないものだというふうに考えております
12:33そこで福岡大臣にお伺いいたしますが
12:35医薬品の配送方法について
12:37卸売販売業者から直接
12:39受け渡し店舗に納品できるようにすべきだと考えますが
12:42ご見解いかがでしょうか
12:43この法案におけます遠隔販売の仕組みにつきましては
12:47医薬品の管理責任は一義的には
12:49委託側にあるものでございますが
12:51他方で物流上の効率化の観点からは
12:55委員が今ご指摘ございましたように
12:56卸売販売業者が登録受け渡し店舗に
13:00直接納入できるようにすることも重要との
13:02ご意見があることについては承知をしてございます
13:04こうした関係者の方からのご意見も踏まえながら
13:08委託関係の中で
13:09医薬品の管理責任をどのように担保するか
13:12といったことも念頭に置きながら
13:14卸売販売業者から登録受け渡し業者に
13:18直接納入を行う場合も含めまして
13:20納品に当たっての管理要件についても
13:23検討を進めてまいりたいと思います
13:24ご答弁いただきありがとうございます
13:25私が今指摘させていただいた3点が
13:29大きくいかに効率的に利便性の高いシステム
13:32制度になるかという大事なところだと思いますので
13:34ぜひ安全性ももちろん大事ですけれども
13:37制度がより広まるような観点も大事にしていただきながら
13:40ご検討を進めていただければと思います
13:42よろしくお願いいたします
13:43次にドラッグロス対策についてお伺いいたします
13:46今回の法案では
13:48より活発な創薬が行われる環境の整備
13:51こうしたことで条件付き承認制度の見直しでしたり
13:54医薬品の開発計画の策定の努力義務化
13:57基金の創設などが規定されているところでございます
14:00こうした方向性について望ましいものだというふうに考えております
14:04法案に規定されていることではないんですけれども
14:07厚労省さんにおいて
14:08先月の31日に78品目のドラッグロスをめぐる対応方針
14:14こうしたものが発表されたところでございます
14:16患者にとって必要な医薬品が
14:18日本で承認されていない問題の解消に向けた
14:21重要な一歩であるというふうに捉えております
14:23こうした品目については
14:25今後未承認薬適用外薬検討会議において
14:28医療上の必要性を評価して
14:30必要性が高いと判断された医薬品については
14:33企業に対して開発要請が行われるというような段取りだと思います
14:37開発要請を受けた企業は
14:39自社の判断と負担で
14:41開発・申請・薬事承認を行うことになりますが
14:45開発の大きな動機は
14:47政府から要請があったことだというふうに推察されます
14:50しかしながらこれまで要請を受けて開発した一方で
14:54薬事承認の後に保険適用とならないような品目が
14:58一部存在していると承知をしております
15:00医療上の必要性があるのかどうかと
15:03それを保険適用にすべきかどうかというのは
15:06別々に考えるべきではありますが
15:08政府から開発の要請をしている以上
15:11その医薬品の出口についても
15:13ある程度責任を持って担保することが必要だと考えております
15:17こうした医薬品は予防分野が中心なわけですが
15:20保険適用しないにしても
15:22予防接種予防投与の助成や推奨など
15:25開発承認の後の出口についても
15:28国として見据えた上で開発要請をすることが
15:31重要ではないでしょうか
15:32出口が担保できない開発要請の事例が増えてくると
15:36開発要請に協力してくれる企業数も減ってくると思いますので
15:40そうしたところをしっかりと出口を見据えた上での
15:42開発要請というのをしていただきたいと考えております
15:45福岡大臣にお伺いいたします
15:46国からの開発要請が企業に対してされたにもかかわらず
15:50保険給付の対象としないことも含めて
15:53出口を担保しないことは
15:55製薬企業にとって予見性の欠如という観点から
15:58ドラッグロスの解消を妨げる要因になるのではないかというふうに
16:02考えておりますが御見解いかがでしょうか
16:03国から企業に対します開発要請は
16:07未承認薬検討会議において
16:09医療上の必要性が高いと判断された医薬品に関して
16:12行っているところでございますが
16:14これまで開発要請を行った疾患の
16:18予防に係る医薬品の中には
16:20委員が御指摘ありましたように
16:22保険適用がなされなかった品目も存在するということは承知をしております
16:26委員が御指摘ありましたように
16:27国として企業に対し開発要請を行う以上
16:30医薬品に対するニーズであったり
16:32医療上の必要性に加え
16:34開発に要する費用が回収され
16:37継続的に供給されることも
16:39考慮する必要があるというふうに考えております
16:41このため今後
16:42未承認薬検討会議を経て
16:45開発要請もしくは開発公募を行う医薬品に関しましては
16:49委員が出口戦略とおっしゃいましたが
16:51そういったことを含めて
16:52製薬業界とも相談を行いながら
16:55対応を進めてまいりたいと思います
16:56ご答弁いただきありがとうございます
16:58前向きな答弁いただいたと思っています
17:00この出口戦略について
17:01しっかりと業界と相談した上で
17:04要請をしていくというこのプロセスを
17:06ぜひ大切にしていただければと思います
17:08一つ質問を飛ばしまして
17:10次に市販薬の乱用防止についてお伺いいたします
17:13この法律においては
17:1520歳未満に対しては多量の販売を禁止して
17:19商用料の販売においても
17:21対面やオンラインでの販売を義務付けております
17:2420歳以上に対しては多量の販売をする際に
17:27対面等での販売を義務付けていると
17:30こうした規定になっております
17:31市販薬の乱用が問題になっておりますので
17:34こうした措置は必要なものだと認識しておりますが
17:36気になるところがこの20歳を境に
17:39規制内容を書いているところでございます
17:41昨年厚生労働省の研究班が実施した調査によると
17:46赤止め薬でしたり鎮痛剤などの市販薬を
17:50過去1年間に乱用目的で使った経験がある方は
17:530.75%
17:5465万人程度と推計をされております
17:57そのうち年代別に見ると
18:01最も割合が多いのが
18:0310代の1.46%
18:05ついで50代の1.24%の順に多いわけです
18:09この結果を見ると
18:10必ずしも若年層だけの問題ではないのではないか
18:14というのが研究結果からも読み取れるかと思います
18:16若者からすると
18:1850代も同じような割合で
18:20乱用の問題が起きているのに
18:22なんで若者だけ厳しい制限を設けているんだと
18:24選挙権がなくて厳しい制限を導入しやすいからと
18:28若者から思われても仕方がないような規定になっていると思います
18:31そこで質問ですけれども
18:33今回20歳を境に規制内容を書いておりますが
18:36年齢で差を設ける合理的根拠はあるのでしょうか
18:39これは年齢によって差を設けることについて
18:42反対しているわけではなくて
18:43若者に対して合理的な理由をしっかり発信することで
18:47理解が醸成されると思いますので
18:49そうした観点からの質問でございます
18:51よろしくお願いいたします
18:52お答え申し上げます
18:53厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会でありますとか
18:57医薬品販売制度検討会の議論におきましては
19:01乱用の実態につきまして
19:03医薬品の過剰摂取に起因する健康被害による救急搬送事例は
19:08乱用の実態を反映して
19:1010代と20代のみここ数年で増加をしていること
19:13市販品の乱用経験のある人は
19:17全年齢層の0.8%でございますが
19:20高校生では1.6%と約2倍であるといった調査結果があること
19:24社会的な状況として
19:26学校等での教育啓発を考えた際に
19:28高校生全体を補足できる対象が望ましいこと
19:32飲酒喫煙を許容する年齢も
19:35一定程度身体が成長していることを目安に
19:3720歳を採用しているところ
19:39医薬品についても身体作用をもたらすものであることを踏まえて
19:4220歳とすべきとされたところでございます
19:44他方委員御指摘のとおり
19:4650代などの年齢層におきましても
19:49乱用されているとの調査結果もございますことから
19:51今回の法開催においては
19:53そうした年代の方であっても
19:55大容量製品や複数個の購入希望者に対しては
19:58対面またはビデオ通話等のオンラインでの販売を義務付けるなどの
20:01販売規制の強化を行うこととしたところでございます
20:03ご答弁いただきありがとうございます
20:05今みたいな根拠がしっかりあると思いますので
20:08そうしたことについてしっかりと発信をお願いできればと思います
20:11私今30歳なんですけれども
20:1320歳と10歳差があるんですけれども
20:15若者からすると政治政策が結構若者に厳しくやってるんじゃないか
20:20という思いも私自身持っているので
20:22やっぱり20代以下の若者が
20:24また自分たちだけ厳しいことをやられるのか
20:27というふうに思わないように
20:28しっかりと情報発信をお願いできればと思います
20:30それで今回の規定は乱用防止につながるのはもちろんでございますけれども
20:35多量に市販薬を購入しようと思えば
20:39購入できる規定になっていると思います
20:41販売にあたって身分証の確認は行うと思うんですけれども
20:45個人情報は保管せずに
20:47過去の購入履歴の記録も行わないような方針になっているというふうに承知をしております
20:53例えばなんですけれども
20:54購入した次の日に同じお店に行ってまた購入をしたりとかですね
20:58あと同じ日であっても近所の違うお店に行って
21:01同じ医薬品を買うことはできるような決まりになっている
21:04決まりというかですね
21:05抜け道としてそういうのはでき得る規定になっていると思います
21:08もちろんですね
21:11厳しくやろうとすると事務コストが発生したりとか
21:14あと個人情報や販売情報を記録するシステムも必要になるので
21:18現実的にどこまでできるのかという問題はあると思うんです
21:22ただこの検討会の取りまとめでも
21:25中長期的にはマイナンバーカード等を活用する可能性についても
21:29検討すべきであるというふうな指摘もなされているところでございます
21:32そこでお伺いいたします
21:33この実効性ある品買い購入対策とするためには
21:37今回の見直しによる効果も踏まえつつですね
21:40購入履歴を一元的に管理する仕組みなどの検討も必要であると考えますが
21:44中長期的にどのように考えているかいかがでしょうか
21:47医薬品販売制度検討会の取りまとめにおきましては
21:50ご指摘いただきましたように
21:51できるだけ早期に購入履歴の一元管理を行い
21:56複数店舗での重複購入を防止する仕組みを導入することの検討が
22:01乱用防止の実効性を高める観点から
22:03中長期的にはマイナンバーカード等を活用する可能性について
22:07検討すべきである旨が議論をされたところでございます
22:09他方で現時点ではその一元管理を行う主体等の検討課題がございますことから
22:15マイナンバーカードの活用を含めまして
22:18一般用医薬品等の購入履歴の一元管理を行っていくことについて
22:22引き続き検討してまいりたいと考えております
22:24ご答弁いただきありがとうございます
22:25今回の見直しの結果も踏まえて
22:27あまり効果がない見直しであった場合は
22:30より深めていくというようなことも大事だと思いますので
22:33そうした検証もしっかりとお願いできればと思います
22:36今回の法案で規定されている
22:38医薬品の品質や安全性の確保
22:40安定供給体制の強化などのこういった環境整備を進めることは
22:44重要なことでございますので
22:45今回指摘させていただいたことも含めてですね
22:48実効性を持ってぜひ進めていただくことを期待できればと思います
22:51少し早いですけれども以上でございます
22:53ありがとうございました

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