角田良博 市議会副議長に議員辞職勧告 2015年9月28日

  • 9 年前
市議会副議長に議員辞職勧告

女性職員にセクハラをするなどの問題があったとされる小山市議会の副議長に対し、市議会は、28日、議員の辞職を勧告する決議を可決しました。
小山市議会の角田良博副議長(66)を巡っては、市の女性職員の体を触るセクハラ行為をした疑いがあるほか、県道の工事を巡り、県と所有地の売買契約を結んだにもかかわらず、
およそ7年に渡って引き渡していないとして、市議会の政治倫理審査会で審査が行われ、審査会は「議員の辞職を勧告するべき」とする結論をまとめていました。
28日の市議会で、審査会の委員長を務めた生井貞夫議員が角田副議長に対する辞職勧告決議案を提出し、「議会の名誉と権威を著しく傷つけ、市民の信頼を失墜させた責任は極めて大きい」と述べました。
そして、角田副議長が退席して採決が行われ、決議案は賛成26、反対1の賛成多数で可決されました。
決議に法的な拘束力はなく、採決のあと、角田副議長は「職務を全うし、市民生活の向上や信頼回復のため精進していく」と述べて、議員と副議長の役職ともに、今後も続けていく考えを示しました。
また、セクハラ行為を受けたとする女性とは、裁判を通じて争っていく考えを明らかにしました。
角田副議長が議員などを続けるとしていることについて、関良平議長は「今後も引き続き、副議長と議員をやめるよう働きかけていく」と話していました。
2015年09月28日 17時47分

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