(福岡)不適切な業務執行で県職員処分・・・係長は広告会社の経営者に元社員の氏名を不注意から漏らした 2015年10月1日

  • 9 年前
不適切な業務執行で県職員処分

2015年10月01日 01時41分

福岡県は、失業対策事業に伴い雇用された女性に、事業とは関係ない県職員のやるべき仕事を手伝わせたとして、担当の係長を6か月の減給処分としました。
福岡県によりますと、失業対策事業として県は、おととしから去年にかけて食品に関するアンケート調査を福岡市の広告会社に委託して行いました。
その際、県の食の安全・地産地消課の係長が、アンケート調査を行うため広告会社に雇用された女性に、調査とは関係のないチラシのコピーなどの県職員のやるべき仕事を8か月間にわたって手伝わせたということです。
さらに、広告会社の元社員が県に問題を指摘したところ、この係長は広告会社の経営者に元社員の氏名を不注意から漏らしたということです。
これを受けて、県は、信用を失墜させたとして、この係長を6か月の減給処分としたほか、上司にあたる当時の課長ら3人も2か月から3か月の減給処分にしました。
県は、職員への指導を徹底し再発防止に努めたいとしています。