小渕氏元秘書2人に有罪判決
2015年10月09日 16時11分
小渕元経済産業大臣の政治資金を巡り、収支報告書にうその記載をしたなどとして元秘書2人が政治資金規正法違反の罪に問われた事件で、東京地方裁判所は「政治活動への国民の監視と批判の
機会をないがしろにする悪質な犯行だ」として、2人にいずれも執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の前町長、折田謙一郎被告(67)と、元政策秘書の加邉守喜被告(62)は、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」などの収支報告書にうその記載をしたなどとして、
政治資金規正法違反の罪に問われました。
9日の判決で、東京地方裁判所の園原敏彦裁判長は「収支報告書の虚偽記載や不記載は4つの政治団体で総額3億2000万円あまりと多額で、政治活動への国民の監視と批判の機会をないがしろにする悪質な犯行だ。
折田元秘書は虚偽記載の金額などを具体的に指示し、一部は裏金のねん出を目的としていたと認められ責任は重い」と指摘しました。
そのうえで「2人は捜査段階から一貫して犯行を認め、反省の言葉を述べている」などとして、折田元秘書に禁錮2年、執行猶予3年、加邉元秘書に禁錮1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
小渕元経済産業大臣の政治資金を巡る事件の裁判で、小渕氏の元秘書で群馬県中之条町の前町長、折田謙一郎被告に、執行猶予のついた有罪判決が出たことについて、中之条町の町民に話を聞きました。
56歳の男性は「折田さんは町長として一生懸命やっていたのに、こういうことになって残念だ」と話していました。
80歳の男性は「判決は当然だと思う。小渕さんにも説明してもらいたい」と話していました。
76歳の女性は「小渕元大臣は、今回の事件をうやむやにするのはよくないし、知らなかったということはないと思うので、説明した方がいい」と話していました。
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