群馬 強盗殺傷 被告を情状鑑定へ 2015年10月1日

  • 9 年前
強盗殺傷 被告を情状鑑定へ

去年、前橋市で高齢者を相次いで刃物で襲って2人を殺害し、1人に大けがをさせたとして強盗殺人などの罪に問われている26歳の男の被告について、前橋地方裁判所は、男の生い立ちなどを専門家が
詳しく調べる「情状鑑定」をすることを決めました。

前橋市の無職、土屋和也被告(26)は、去年11月、前橋市の93歳の女性を殺害し、現金などを奪ったほか、その翌月の12月にもわずか700メートルほど離れた住宅で、81歳の夫を殺害し、
80歳の妻に大けがをさせたとして強盗殺人などの罪に問われています。

弁護側によりますと、犯行の動機などを明らかにするため、先月(9月)中旬、前橋地方裁判所が男の生い立ちなどが事件に与えた影響を調べて刑事責任の重さを判断するうえでの参考にする「情状鑑定」をすることを決めたということです。

「情状鑑定」は、弁護側がことし6月、前橋地方裁判所に申請していたもので、年内をめどに始まるということです。
2015年10月01日 16時56分