(滋賀)収賄の守山市元職員に判決 2015年10月1日

  • 9 年前
収賄の守山市元職員に判決

守山市が発注した水道工事をめぐり、業者に便宜を図る見返りに現金あわせて88万円を受け取った収賄の罪に問われた市の元職員に対し、大津地方裁判所は、「公務員への信頼を大きく失わせた」
として懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
守山市上下水道事業所の主査だった、北田利廣被告は、おととしからことしにかけて、業者の選定や工事の検査などで有利な取り計らいをした見返りに、水道業者の元社長、今江智明被告から
会社の事務所で5回にわたり、現金あわせて88万円を受け取った収賄の罪に問われました。
1日の判決で大津地方裁判所の栗原保裁判官は「現金の受け取りを繰り返して公務員への信頼を大きく失なわせ、工事の安全性に関わる検査をせず、黙認するなど悪質だ」と述べたうえで、
「被告はすでに社会的制裁を受け、反省の弁も述べている」と指摘し、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
2015年10月01日 17時02分

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守山市水道工事汚職元市職員に有罪判決
(滋賀県)
滋賀県守山市発注の水道工事で、手抜き工事などを黙認した見返りに、現金計88万円を受け取った罪に問われていた守山市上下水道事業所の元職員・北田利広被告(59)に、
大津地裁は「公務員と業者の癒着で悪質」として懲役2年・執行猶予4年を言い渡した。
[ 2015/10/2 0:42 ]

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