(兵庫)「株式会社たいよう」訪問介護料不正請求で業者処分 2015年10月1日

  • 9 年前
訪問介護料不正請求で業者処分

兵庫県尼崎市で訪問介護などを行っていた介護保険の事業者が、実際には行っていないおよそ580件のサービスを行ったとして、不正に介護報酬を請求していたことがわかり、市は事業者の指定を取り消しました。
指定取り消しになったのは、「株式会社たいよう」が運営する尼崎市の事業所「ケアステーションみるきぃ」です。
尼崎市によりますと、この事業所は、去年1月からことし6月にかけて、市内に住む男性が実際には受けていない580件の訪問介護サービスを受けたように装って、市に対し介護報酬を不正に請求していたということです。
8月下旬の市の監査で、男性が、会社が経営する別のデイサービスに毎晩宿泊し、訪問介護を受けていなかったことがわかったということです。
このため市は、介護保険法に基づき、事業者の指定を取り消しました。
また、この男性の訪問介護サービスの計画などを作成していた事業所「あっぷるケアプランセンター」についても、虚偽の計画を作り、不正に介護サービス計画費を請求したとして指定を取り消すことにしています。
市は、2つの事業者に対し、不正に請求した介護報酬などおよそ1000万円の返還を求めることにしています。
2015年10月01日 19時49分

Category

🗞
News

お勧め