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  • 3 日前
Japanese folk tales
トランスクリプション
00:00昔々あるところに貧乏な村がありました
00:15来る年も来る年も雨が降るたんびに
00:20村外れのハゲ山から洪水が流れてきて
00:24苦労して作った稲がやられてしまうのでした
00:27ところでこの村では毎年88夜に
00:33村中で神様に餅を備えて
00:36自分たちも食べるというしきたりがありました
00:39今年も88夜は来ようという頃
00:43ハゲ山のすぐ下に住む
00:47村でも飛び切り貧乏なゴスケは
00:50今日もお腹を空かしておりました
00:57あら
01:03減った
01:05毎日空門がなくて
01:16名の花のお下しばっかりじゃ
01:18神様にお供えする餅どうしよう
01:27名の花のお下しをお供えするわけにゃいかんしな
01:32次の日ゴスケは
01:34朝から隣近所を回って
01:37もち米を借りて回りました
01:39どの家もビンゴで
01:42自分の家の分を賄うのがやっとだったんですが
01:46ゴスケが来ると
01:47米筆の底をさらうようにして
01:50分けてくれました
01:51おかげで88夜には
02:05ゴスケは村人とともに
02:07原っぱにある
02:08みすぼらしい神様のおやしろに
02:11お餅をお供えすることができたのでした
02:14はい
02:15はい
02:16そしてゴスケたちも
02:19お供えしたちっぽけのお餅をいただいて
02:21今年こそは
02:23稲が上手に育ってように
02:26お願いしたのでした
02:28その夜のことでした
02:32ゴスケや
02:35ゴスケや
02:38ゴスケ
02:41ゴスケや
02:47ちょっくら起きてくれろ
02:49誰じゃお前さんは
02:52泥棒か
02:53おいおい
02:55人気の悪いこと言うでない
02:57わしゃ泥棒ではない
02:59神様じゃ
03:01神様
03:02ゴスケや
03:04今日はおめ
03:06貧乏だのによく餅を備えてくれた
03:10そこで
03:11褒美をやろうと思ってな
03:13褒美なんて
03:16そんな
03:17とんでもない
03:19わしの後についてくるんじゃ
03:22こんな夜中にどこへ
03:28行くんかいの
03:30神様
03:32
03:35あじゃ
03:36そりゃ
03:38なんと
03:40ゴスケや
03:47ここに
03:48ここに七つの蔵がある
03:50褒美としてお前に
03:52この蔵の一つ
03:53やろう
03:54箸から
03:56米の蔵
03:57金の蔵
03:58藁の蔵
04:00刀の蔵
04:02鉄砲の蔵
04:03着物の蔵
04:04馬の蔵
04:05どれでも好きな蔵を一つ
04:09選んで通れ
04:11ゴスケは村一番の貧乏じゃで
04:27この蔵はどうじゃ
04:29どうじゃ
04:33ゴスケ
04:34どの蔵にするか決まったかな
04:37オラ
04:38もらうんなら
04:40我らの蔵にするだ
04:43我らの蔵だと
04:45どうしてじゃ
04:46ええ
04:48オラ貧乏しすぎて
04:50蔵いっぱいの金をもらっても
04:53使い道はわからんし
04:54米もくればいつかはなくなるし
04:58鉄砲や刀じゃ
05:00暖房は耕さねえし
05:02だどもオラ
05:03我らの使い道んだけは困らねえだ
05:06そうかい
05:08そうかい
05:09ありゃ
05:12神様
05:14神様
05:15次の朝ごつけは
05:23なんだかほっぺたがチクチクして目を覚ましました
05:26うん
05:28うっ
05:30うっ
05:31なんじゃこりゃ
05:33はじょー
05:36なんと
05:37家の中はもちろん庭も納屋も
05:41そこいらじゅうわらでいっぱいでした
05:45神様はやることが大げさだでや
05:53こうして灰をまけば肥料になって
06:06でっけえ豆がいっぱいとれるぞ
06:10でも藁を燃やして灰にし
06:13それを小さな畑にいくらまいても
06:16とっても使い切れるものではありませんでした
06:19その夜ゴスケは藁の中に眠りました
06:23すると夕べの神様がまた現れて
06:27ゴスケや
06:30ゴスケや
06:33ゴスケどうじゃ
06:38藁の具合は気に入ってくれたかな
06:42神様ちょっくら量が多すぎるわ
06:46こんなに藁もらってもとても使い切れるのんじゃね
06:51量が多すぎたか
06:54そんならゴスケこうしたらどうじゃ
06:56ゴスケの家の裏にあるあのハゲ山に持ってって
07:02みんな燃やすんじゃ
07:04ハゲ山って燃やす?
07:07そうじゃ
07:08ええなゴスケ
07:10次の日
07:15ゴスケは朝から一日がかるで
07:19藁を山へ運びました
07:21そうして家の周りの藁を
07:37しっかり運び終わる頃に
07:39そっくりと火が暮れかけていました
07:42へえこれでよし
07:45あとはふもとに戻って火をつけるだけじゃ
07:48ゴスケが藁に火をつけると
07:54ハゲ山はふもとの方からめらめらと
07:58赤い炎に包まれていきました
08:01そうして燃え終わるのを見届けたゴスケは
08:06家に帰り眠りました
08:09その夜
08:13真夜中頃雨が降りだし
08:16雨は夜明けまで降り続きました
08:19号車
08:39なんば
08:40あのおそば
08:41ハゲ山の方から
08:43聞こえて来るか
08:48この音だったのか
09:00これはわらびじゃ
09:05わらびじゃ
09:07わらびでいっぱいじゃ
09:11ゆうべ燃やしたハエが資料にある
09:15木も育たんハゲ山にわらびが芽を出したのじゃ
09:21そしてハゲ山はあっという間にわらび山になってしまったのでした
09:34ご助の知らせを聞いて村人たちも総出で山のわらびを取り始めました
09:40それは何万多々とも知れぬものすごい量でした
09:45村人たちもご助も大喜び
09:50それを町に持って行って売り
09:53それからの暮らしは風に困るということはなくなったそうです
09:58それからもわらびは毎年たくさん取れ
10:17その上山には立ったな木の芽が芽生え
10:21数年のうちに山は緑に覆われるようになりました
10:26そのおかげで村は洪水に襲われることもなくなり
10:32毎年豊作に恵まれたということです
10:37そして最初の暮らしは市民の美容だった
10:41それを一度放って行った場所で
10:43そして一度放って行ったら
10:45このままっては広げて
10:51北にあると、一度放って行って
10:55います

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