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  • 3 か月前
Japanese folk tales
トランスクリプション
00:00むかしむかし、すごう、永戸の山里に小さな沼があってな、
00:20たにしがいっぱいおった。
00:30沼の底のたにしの毎日は、静かなものじゃったが、中にはそれが退屈なたにしもおった。
00:56退屈じゃんの。
01:00沼も静かじゃったが、心当たりの野山も、カラスが住んでいるくらいで、のんきなところじゃった。
01:11なんじゃ、めだかか。
01:29そのたにしのわしが言うのもなんじゃが、どう見まわしてみても、たにしっちゅうもんはみんな似たような格好じゃの。
01:40びっくりさせるでね。
01:52ごめん。
01:56このたにし、ひまにまかせて、ちょっとしたことを思いついた。
02:08このたにし、ひまにまかせて、ちょっとしたことを思いついた。
02:22はぁー、沼の外で昼寝をしてみたら、気持ち、ええじゃろうな。
02:33はぁー、はぁー、はぁー、はぁー。
02:37はぁー、うるさいで。子供が起きちゃうじゃないの。
02:42歌いたいなら、どっか遠くでやってちょうだい。ほんとにひどい声なんだから。
02:48わしの声のよさがわからんやつがおるとは思わなかった。
02:57はぁー、はぁー、はぁー、はぁー、うるさい。
03:07ここらあたりのカラスは、そうしょうあるでもないが、なんとなくちょっといたずらで、愛嬌のあるカラスじゃった。
03:37水の中のたみしは、沼の上のことを考えると、夜も眠れんようになってしまって。
03:50ちょっとだけならええじゃろう。
03:55と、のこのこう、出かけていった。
04:01ああああああ あああああああ
04:05いた
04:07うっ
04:11ええ気持ちで寝てるとこへなんでぶつかるんじゃ それでフクロウか
04:17わしがいくら嫁のきくフクロウでも闇夜にカラスっちゅうてな お前みたいに真っ暗な奴がこんな番に見えるわけはなかろう
04:27ほんとに縁起の悪いやつじゃ
04:32フクロウのくせにドジな奴あっちへ行け わしゃこの色が一番綺麗で気に入っとるのに
04:42はっさねーよ
04:45谷氏の旅は楽で 何しろ家事持っていくんじゃかこの調子なら朝までには水の上につくじゃ
04:57
04:59
05:01
05:03
05:05
05:07ああああああああ
05:11
05:12
05:14一晩かかって沼の上に出てきた谷氏は
05:22何もかもが珍しくもうちょっと上まで行ってみとうなった
05:28帰って沼より高いところで昼寝をしてきたという
05:35みんな驚くじゃろうな
05:38谷氏はそばにあった石に取り付くと身の程も知らずに登り始めた
05:49朝飯じゃ朝飯じゃどこかに朝飯は
05:54いただき
06:00カラスが弁当を寝ろうとおるな
06:09このいたずらガラスめ
06:23やれやれようやくてっぺんに着いた
06:28沼からちょっと突き出た石の上に登っただけの話じゃったが
06:34谷氏はすっかりええ気分じゃった
06:37あはー
06:39きれいな羽根が台無しになってしまった
06:43あー
06:46ありゃー
06:51あれは谷氏じゃー
07:00ちょっとした昼寝のつもりが疲れておった谷氏はぐっすりと寝てしもうておった
07:07いただきー
07:10まあなんとかわった谷氏じゃ石の上で昼寝をしっとる
07:18今朝は暑いとるあっちで食べよー
07:23まあカラスは大喜びじゃったが
07:29気の毒なのは谷氏ちゃった
07:31谷氏はえらいことになったと後悔をしたがもう遅かった
07:40カラスはめったにないご思想じゃったから
07:43お気に入りの場所でゆっくり食べようと思った
07:50カラスが枝の上でさあ食べようというとき
07:54ちょっちょっと待ってください
07:57なんじゃ
08:00あんた私を食うんじゃろうの
08:03そー
08:03そりゃあそうじゃ
08:06その前に最後の頼みを聞いて使わさい
08:10たろみ?
08:12そのなんじゃ
08:14あんたはえらい美しい姿をしておられますの
08:19そんなことは言われんでもようわかったる
08:23そのおその姿では鳴き声もさぞ素晴らしいでしょうな
08:30
08:31ぜひ一度
08:33カラスは喜んで
08:35わああああああああああああああああ
08:39あまりの声の悪さに
08:40谷氏は気を失うところじゃったが
08:44いやーさすがに素晴らしいですな
08:47どうや諦めがついたら
08:50ちょっと待って
08:52諦めが悪いタネシじゃあのあのように素晴らしい声を私一人が聞いたのでもったいないと思いまして
09:00どういうことじゃできれば仲間にもあなたの声を聞いていただいてから食べられたいのですが
09:10とタネシの言葉を聞いてカラスはそれも最もだと思いタネシの言う通り再びタネシを加えて沼へ戻っていったそうじゃ
09:20私の仲間も喜ぶと思いますよ
09:26さあ沼に着きました
09:38水の中の仲間によく聞こえるように一つ頼みます
09:45お政治に乗せられてしまうタカラスはよう考えようともせず
09:50思いっきり鳴いたそうじゃ
09:52カラスが閉まったと思った時は
10:11カラスが閉まったと思った時は後の祭り
10:23谷氏はもう水の中じゃった
10:26こうして谷氏はまた沼の中で仲間たちと一緒に暮らしたそうな
10:41ご視聴ありがとうございました

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