!!ネタバレ注意!! 短編フリーゲーム「As usual」の実況プレイ動画です。
ふりーむ→https://www.freem.ne.jp/win/game/25111
【動画内音声・・・ゆっくりムービーメーカー】
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ゲームトランスクリプション
00:00今回やってみるのはアズユージュアルというゲームじゃ。
00:03どんなゲームなの?
00:06毎日決まったことをこなしていくという、シンプルな短編ゲームじゃ。
00:10早速スタートするぞい。
00:13ここは静かだ。
00:16何も変わらない生活、変わらない風景、名も知らない、いつもの鳥がどこかへ飛んで。
00:23私はそれを眺める。
00:25どうか、この穏やかな日々が、続きますように。
00:40ここに来て何日が経ったかを把握し、最低限の食事を取り、早かお笑い。
00:47妻子に思いを馳せ、錠剤を流し込み、あらゆるものを私から遠ざけ。
00:52草をむしり、巻き終わり、暖炉にくべ。
00:58夜間で湯を沸かし、体を拭き、眠る。
01:01今日も、いつも通りに。
01:04画面下に出ているアイコンがこなすタスクじゃ。
01:07普通の生活をするってことかな。
01:10でも、さっき一瞬何か画像が乱れたよね?
01:13あれは何だったのかなぁ。
01:16まあまあ、今はこの穏やかな時を過ごそうじゃないか。
01:18妻と娘の写真。
01:23どちらも、もういない。
01:25うーん、奥さんと子供はいなくなっちゃったのかぁ。
01:29なんとなく寂しい雰囲気があるのはそれが理由かな。
01:33うむ。楽しい生活といった雰囲気ではないな。
01:36確かに。
01:38このゲーム、動きが細かく作られていて好きなんじゃ。
01:42ああ、わかるわかる。
01:43薪をくべないと、火はつかない。
01:50今日で11日目。
01:51今日も、いつも通りに。
01:55この薪は湿気っていて、役に立たない。
02:02金だライトタオルだ。
02:04お湯で体を拭くときに使う。
02:07冷たい水が入った夜間だ。
02:08湯を沸かすには、火をつけないと。
02:11あ、外に出られるんだ。
02:16先に洗濯物を片付けよう。
02:19そっか、外でのタスクもあるんだね。
02:23そうそう。
02:24家の中と外、どっちのタスクもこなさないと話が進まないんじゃ。
02:29薪を割らないとお湯が沸かせないしのう。
02:32薪割りと火起こしって難しそう。
02:37薪を手に入れた。
02:38そういえば、季節は秋から冬っぽいけど。
02:42草むしり?
02:44って毎日しないとならないのかなぁ。
02:47人里離れている場所っぽいし、わしだったらやらんな。
02:55あれは飛行機だろうか?
03:00今日も快晴だ。
03:02さて、あとはあの白い鳥に構えば外でこなすミッションはコンプじゃ。
03:09え、そういう感じなの?
03:11ああ、逃げちゃった。
03:13うむ。あれでいいんじゃ。
03:16なんかよくわからないけど、ああする理由があるんだね。
03:21切ってきた薪で火を起こし。
03:22夜間を火にかけてお湯を沸かし。
03:34お湯が沸いたら金だらいに入れて。
03:42これで体を拭く準備ができた。
03:44本当に日常生活を送っているって感じだね。
03:52一体これがどういう話になるんだろう?
03:55想像つかないんだけど。
03:58今日はもう、やることがない。
04:01ベッドに入って明日を迎えよう。
04:03あ、もう寝ちゃうの?
04:06うむ。やるべきことは全て終わらせたからのう。
04:09私は、変わらない日常を願っている。
04:16何も変わらない生活。
04:18変わらない風景。
04:20名も知らない、いつもの鳥がどこかへ飛んで。
04:26それでいい。
04:27薬の効き目は、多分あるのだろう。
04:30世界は、いつも通りなのだから。
04:39ここに来て何日が経ったかを把握し、
04:45最低限の食事を取り、早かお笑い、
04:48妻子に思いを馳せ、
04:49錠剤を流し込み、
04:51あらゆるものを私から遠ざけ。
04:54草をむしり、巻き終わり、
04:56暖炉にくべ。
04:57夜間で湯を沸かし、
04:59体を拭き、眠る。
05:01今日も、いつも通りに。
05:04今日もまたいつもの一日が始まったぞい。
05:07気のせいかな。
05:10壁と床にシミがあるような。
05:13うむ。
05:13しかしまあ、大きな変化ではないじゃろう。
05:17妻と娘は殺された。
05:19変わりゆく世界に殺された。
05:22え、ええええ。
05:24二人とも亡くなってたんだ。
05:26さあ、いつもの薬を飲むぞい。
05:29モノローグでも言ってたけど、薬って何?
05:32それはおいおいわかってくるぞい。
05:34うーん。
05:37今日で十二日目。
05:41今日も、いつも通りに。
05:47この薬は、なぜ湿きっているのだろう。
05:50なぜこんなに、血の匂いがするのだろう。
05:54え?
05:54なんか怖いこと言ってるんだけど。
05:57たぶんハッチンが想像しているのとは違う結末が待っとるから安心してよいぞい。
06:02そ、そうかなー。
06:03あ、あれ?
06:07あの木の根元のところに落ちてるのって鳥?
06:11なんじゃろうな。
06:12調べるのは後にしておこうか。
06:14まずは日常生活を淡々と過ごさなければ。
06:18淡々とかー。
06:19ちょっとした異変には目をつぶるってことだね。
06:22特に食事と薬を飲むことと、薪割りが重要じゃ。
06:27その薬っていうのが気になるんだよなー。
06:32な、なぜ素振りを。
06:35着るものがないとどうなるのかなーと思ってな。
06:38ただの好奇心じゃ。
06:39今日も飛行機が飛んでるね。
06:45近くに空港があるのかも?
06:50あれは本当に飛行機だろうか?
06:54あれは紛れもなく飛行機だった。
06:57たとえ他の何かだったとしても、私には関係のない話だ。
07:02あれって飛行機じゃないの?
07:05別の何かって何?
07:10いつもの鳥は、もう飛ばないようだ。
07:13日常の一部だった彼。
07:16せめて、眺めのいいところに。
07:20ああ、やっぱり鳥は死んじゃってたんだ。
07:27この辺でいいだろうか。
07:32そうじゃな、放置しておくよりは墓を作ったほうがよかろう。
07:40彼も、変化に殺されてしまった。
07:44死の間際、その目は何を見たのだろう。
07:49よし、今日もいつも通り、体を拭いて眠るぞい。
07:54鳥が死んじゃったけど、こうやって毎日何か変化はあるんだね。
07:59そうじゃな。変化はあるが。
08:02主人公の目的はあくまでいつも通りに過ごすことじゃ。
08:06だいたい変化のない日常は退屈みたいに言われるよね。
08:10うむ。そういう価値観の人もおるじゃろうな。
08:14刺激を求めて生きているという実感を得る。
08:16それもまた生き方の一つではあるな。
08:20この主人公は静かに変化のない生活を好むタイプってことかなぁ。
08:24うーむ。生来そういう大人しい性格の人だったかもしれんが。
08:30おっと。これ以上は今は言わんぞい。
08:34え?なんだろう。
08:35今日はもう、やることがない。
08:46ベッドに入って明日を迎えよう。
08:48変わっていくものは恐ろしい。
08:58世界はもうかつての世界ではなく、
09:01妻と娘は、それに殺された。
09:04認めたくない。
09:05何も見たくない。
09:08薬は残り少ない。
09:09現実を見てしまったとき。
09:14私は、どうなるのだろうか。
09:21シミが大きくなってる?
09:25ここに来て何日が経ったかを把握し、
09:28最低限の食事を取り、早顔を洗い、
09:32妻子に思いを馳せ、錠剤を流し込み、
09:35あらゆるものを私から遠ざけ、
09:37草をむしり、巻き終わり、暖炉にくべ、
09:41夜間で湯を沸かし、体を拭き、眠る、
09:45今日も、いつも通りに。
09:48薬が残り少ないということは、
09:52もしかして薬って精神安定剤とかそういうの?
10:00そういえば、薬のせいか、
10:03ここに来たときの記憶は曖昧だ。
10:05妻や娘の葬儀は、
10:06どうしたのだったか?
10:09二人の亡骸の重みは覚えている。
10:12なぜ?
10:13どこかに運んだのか?
10:14え?覚えてないの?
10:17うむ。薬の影響もあるかもしれんが。
10:20心的要因もあるかもしれん。
10:24今日で13日目。
10:26いつまで、いつも通りでいられるんだ?
10:29いつも通りに、食事を取ろうか。
10:31パンとチーズから、妙な匂いがした。
10:42流石に古くなってきたのだろうか?
10:4513日も経っているそうだから痛んできたのかもしれんな。
10:48血の巻から漂うのは血の匂いだ。
10:50薬でも、嗅覚まではごまかせないのだろうか。
10:55やっぱりあの巻も何かあるんだよ。
10:57怖いなぁ。
10:59え?
11:00なんか、
11:01なんかピンクとか赤い部分があるんだけど。
11:04うむうむ。
11:06しかし主人公はいつも通り過ごすぞい。
11:21うわぁ。
11:23え、え、これって薪なの?
11:25もしかして本当は違うんじゃ。
11:29ハッチン、気にしてはいかん。
11:32いつも通り過ごすんじゃ、いつも通りに。
11:34ハムさん。
11:39ここにいる彼も、もしかしたら。
11:42本当は、鳥ではなかったのかもしれない。
11:46だが私は、古い美徳に従って手を合わせる。
11:49そんなもの、もう何の意味もないのに。
11:57飛行機の形もよく見ると。
12:02本当は知っている。
12:04飛行機など、もう飛ぶわけがないのだと。
12:07あれは飛行機を食いつくし規制した、肉の塊。
12:11きっと、そんなところだろう。
12:13分かっている。
12:17世界は変わってしまった。
12:19この残酷さを、私はまだ受け入れることができない。
12:24と、いうことは?
12:26本当は今まで見えていた日常の方が幻覚だったの?
12:29あの薬は慣れるそうだ。
12:36もう、引き目はないのだろうか?
12:39目を開き、全てを認めなければならないのか?
12:42もし穏やかな日常の方が現実じゃなかったとしても。
12:48あの肉みたいな物体とか、飛行機の形の何かとか。
12:54この世界は本当はどうなってるんだろう?
12:58変化の断片を少し見ただけでも、不気味な雰囲気を感じるからのう。
13:02いや、お湯の色がヤバいよ。
13:11見えてなかっただけでずっとあれで体拭いてたの?
13:15まあ、そういうことになるのう。
13:18お、おおう。
13:25今日はもう、やることがない。
13:27ベッドに入って明日を迎えよう。
13:32明日はどうなるんだろう。
13:39私は、何から逃げているのだろう?
13:42不明な生命体により、変わってしまった世界から?
13:46妻と娘の、理不尽な死から?
13:49目をそらし続ける、自分自身から?
13:53妻と娘が、私を責める声がする。
13:57薬はもう、効いていないのかもしれない。
13:59日常を日常として見られているのは、ただ、私が盲目であろうとしているからだ。
14:06だがそれも、もう限界なんだろう。
14:12うわ、うわぁ。
14:13思った以上だ、これ。
14:15このまま逃げ続けて、何が残る?
14:23妻子がいて、空は晴れ、鳥が飛んで、そんな日常など、とっくに崩れているのに。
14:31この目とか口とか生きてるの?
14:32これは想像を超えてきたよ。
14:37ピンクの水で顔を洗って歯を磨いているのかのう。
14:43妻と子は、生命を得た車に殺された。
14:46死の間際、妻は私にこう言った。
14:49私をお墓に埋めないで。
14:51その墓石が、私を食べないって保証がある?
14:55死の間際、娘は私にこう言った。
14:58私をお墓に埋めないで。
15:00パパの手で、燃やして消し去って。
15:04あ、よく見るとテーブルの上にいたいが。
15:08ずっと食べていたパンとチーズってお、奥さん。
15:13おはよう、あなた。
15:15お腹が空いたでしょう?
15:17約束通り、最後まで処分してね。
15:20得体の知れない化け物に食われるくらいなら。
15:23どうか、愛するあなたに。
15:28嘘でしょ、そんな。
15:34ああ。
15:35君は、最後の最後に。
15:38なぜ、そんな愛を置いていったんだ。
15:48今日で14日目。
15:50目を開くべきなのか?
15:51今まで私は、何を燃やしていたのか。
15:57私が、薪だと思い込んでいたものは。
16:01太い血管のような、不気味な生き物、襲っては来ないようだ。
16:06少なくとも、薬の匂いがしているうちは。
16:09やっぱり外に出ても同じだね。
16:18この肉の化け物みたいなのに奥さんとお子さんが殺されたんだよね?
16:23主人公が襲われないのは薬の効果ってことでいいのかな?
16:28薬は身を守るためにも必要だったんじゃ。
16:31しかし、
16:31おはよう、パパ。
16:38私をバラバラにして。
16:40ちゃんと、全部燃やしてね。
16:42約束よ。
16:45暖炉で少しずつ、遺体を浄化していたということじゃな。
16:50娘の足を手に入れた。
16:51あれって草じゃなくて、肉の根みたいなものだったんだね。
16:56こうやって少しずつ肉に世界が侵食されていくのかな。
17:00パパ、怖がらないで。
17:03目を開けて、私たちをちゃんと見てよ。
17:05自分の意思で、私たちをちゃんと弔って、お願い。
17:13命を弔うのは、尊い行為である。
17:16そんな美徳が、もう何の役にも立たないとしても。
17:20私は自分の意思で、これを続けるだろう。
17:24私が、それに価値を見出す限り。
17:30あれも肉の塊なんだね。
17:36夏になるとよく、三人でここに来た。
17:39空はいつも快晴で、よく飛行機が飛んだ。
17:43たとえ世界がどう変わろうとも、
17:45あの頃の思い出が消えるわけではない。
17:48思い出の中の空は、いつも晴れ渡っていた。
17:52私が晴れと信じる限り、空は、きっと青いままだろう。
18:02私が恐れるべきなのは、本当にこんなものか?
18:07私が本当に恐れるべきなのは、
18:10変化に耐えきれず必死に平常であろうとする。
18:14目を閉じぐこうを繰り返す、自分自身ではないか?
18:17でも、この現実はちょっと直面したら現実逃避したくなるよ。
18:24うむ、しかも大切な人たちの命を奪っていったわけじゃからな。
18:28この訳のわからん肉の塊に怒りをぶつけてそれでどうなる?
18:31怒りも絶望も生きどころがなくなるんじゃないかのう。
18:35マナ娘が、少しずつ燃えていく。
18:38私は、何の疑問もなく信じていた。
18:41変わらない日常の中で、
18:44お前はきっと、幸せになれるだろうと。
18:48もうわしらが見えているまま、主人公にも見えているはずじゃ。
18:53現実を受け入れて、この肉の塊に侵食されている世界を生きていくしかないの?
19:00うむ。残念じゃが主人公がどうにかできるのは自分自身の生き方を決めることだけじゃな。
19:07ゲーム内ではこの世界をどうにかすることはできん。
19:09もう、今日で終わりにしよう。
19:17閉じていた目を開けよう。
19:19そして、本当の明日を迎えよう。
19:23妻と娘を
19:24私として弔うために。
19:26妻の肉を食い、娘を斧で叩き割る日常。
19:43私も、とっくに化け物になっていたのか。
19:47この狂った世界の一部になっていたくせに、それから逃げたつもりでいたのか。
19:52私はもう逃げられない。逃げる必要もない。
19:56かつては非日常だった世界が、友を呼ぶように、私を呼んでいる。
20:01その世界に、とうとう返事をする私の声は、震えてはいなかったはずだ。
20:08大丈夫。
20:08たぶん、明日も晴れるのだろう。
20:12いつも通りに。
20:27と、いうわけでアズユージュアルの物語はこれで終わりじゃ。
20:29タイトルのアズユージュアルとは作中でも出てきた言葉。
20:34いつも通りという意味らしい。
20:37衝撃的な事象に出会ったとき、人は心を保つために平常通りの行動を選択することがあるらしい。
20:44主人公の行動は、そういう心理が働いていたかもしれないけど。
20:50なんとなく、深い悲しみも感じるよ。
20:53どうしようもなくなる悲しさってあるね。
20:56ストーリー重視の良作じゃ。
20:58ちなみに続編もあるぞい。
20:59続編も機会があればやってみよう。
21:02うん。楽しみにしてるよ。
21:05それじゃあ。
21:06おやすみなさい。