- 2 日前
インタビューの後半はこちら
https://youtu.be/47wULQgaMdQ?si=lU1yS9yfmbLj0CF6
アフリカの大自然の中、牛とともに生きるケニアのマサイ族。
そんなマサイ族の“戦士”と結婚した日本人女性がいます。しかも彼女がなったのは、第二夫人。
マサイ族に根づく一夫多妻制とは何か?なぜ彼女はケニア、そしてマサイに魅了され、アフリカで生きることを選んだのか?
マサイに嫁いだ日本人・永松真紀さんの人生に迫ります。
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◆原貫太プロフィール
1994年生まれ。フリーランス国際協力師。早稲田大学卒。
フィリピンで物乞
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そんなマサイ族の“戦士”と結婚した日本人女性がいます。しかも彼女がなったのは、第二夫人。
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ニューストランスクリプション
00:00アフリカの大自然の中、牛と共に生きるケニア
00:03のマサイ族
00:03そんなマサイ族の戦士と結婚した日本人女性がいます
00:07しかも彼女がなったのは第二夫人
00:10マサイ族に根付く一夫多妻生とは何か
00:13なぜ彼女はマサイに魅了され、この地に生きること
00:16を選んだのか
00:17マサイに嫁いだ日本人、永松真希さんの人生に迫ります
00:22真希さんがケニアに関わるようになったきっかけを教
00:26えてもらえますか?
00:26最初にケニアに来たのが21歳くらいだったと思うんです
00:30けど
00:30その前の学生時代にテレビから流れてきた
00:33サダマサイさんの風に立つライオンという歌を聴いて
00:36その歌に歌われているケニアの景色がすごい目に浮かんで
00:40私は絶対ケニアに行くぞという風に決めたんですよね
00:44それで心に決めたのは19歳の時
00:4621歳の時に初めてケニアに来て
00:48普通にバックパッカーとして来たんですけども
00:51それから何回か通っているうちにこの気候のいい
00:54実際すごい涼しいと思うんですけど
00:56この気候のいいケニアでちょっと暮らしてみたいな
00:58その時にもうすでに天井の仕事をしてたんですけども
01:01この国で観光に関わる仕事がしたいなと思って
01:05住み始めたっていうのが一番最初のきっかけなんですよ
01:07その時に今出会ったマタトゥーっていうのは
01:10ケニアの乗り物、国境交通機関
01:13派手な絵を描いていたりボディーに
01:15それから音楽すごく派手に描けていたり
01:17それがすごく気に入って
01:19ケニアのナイロビブの文化って面白いなって思って
01:21そこが入門になったんですよ
01:23それからいろいろ右を曲折あって
01:26マサイ族の成人式のような儀式
01:29エウノトっていう儀式に2003年に見に行ったんです
01:32儀式にそこでマサイの文化の美しさにも惚れて
01:36しまって
01:37その時に儀式に参加していたジャクソンに出会いまして
01:41そこであれよあれよという間に結婚するに至ったっていう感じなんですよ
01:46結婚したが2005年なので
01:47今年の4月で丸々20年になります
01:51マキさんいろんなインタビューとか
01:53ご自身の著書の中でも
01:55実はケニアのことが大嫌いって書かれていて
01:59よくねこうやって海外に移住して
02:01そこで生活されている方って
02:03その国が大好きで移住する方も多いんじゃないかなと思いますし
02:07そういう印象を持つ方もいると思うんですけど
02:09マキさんがケニア大嫌いって言っているのはなぜですか?
02:12どうもすみませんケニアの皆さんって感じですけど
02:14やっぱりねそのマタトゥを経営したんですよ
02:18ケニアの乗り合いバスのね
02:19その経営する中で
02:21もうケニアのすごい庶民の人たちと
02:23いろいろやり取りすることがたくさんあったりとか
02:26あと警察とのやり取りとか
02:27そういうことで
02:30ケニアの表面的な観光客が見ている
02:32表面的なケニアだけではなくて
02:34その裏のすごいドロドロしたものとか
02:37すごい意地悪をされるとか
02:39成功者の足引っ張るとか
02:40嘘つくとか
02:41約束守らないとか
02:43なんかまあ
02:44あの典型的なケニアの裏側を
02:47いっぱい体験したんですよね
02:48それによって
02:49もう一気にケニアが嫌いになるみたいな
02:51そこまで深く関わったからこその
02:54知ってしまったもう表と裏っていう感じでね
02:58それでまあ嫌いになって
02:59一旦はケニアを出て完全に日本に帰ってしまうんですけども
03:03ちょっとひょんなことからまたケニアに戻ることになって
03:05そしてそこで出会ったのがマサイだったわけなんですよ
03:08もしマサイに出会ってなかったら
03:10絶対に私も今この場にいないと思うんですけども
03:12マサイの伝統文化のその儀式を見たときに
03:15あんまりにも美しいし
03:17それから今まで私たちが
03:19私が付き合ってた
03:20そのナイロビーの人たちとは
03:22全く違う価値観を持ってて
03:24マサイであることに誇りを持ち
03:27一本筋が入っているそのマサイの人たちのことが
03:30すっごいかっこいいなと思ったんですよね
03:32都会のケニア人っていうのは
03:33やはり物質的な豊かさを追い求め
03:36かっこいい車に乗り
03:37かっこいい最新の携帯電話を持つみたいな
03:40そういうところに価値を求めている人が
03:42私の周りにはすごく多かったんですけど
03:44そうではなく僕たちに大切なものは牛なんだよ
03:47っていうところとかね
03:47儀式を経てそして大人になっていくとか
03:49長老を尊敬する文化とか
03:51そういうところにすごく惹かれて
03:53それでケニアに今だと留まっているっていう
03:56そんな状況ですね
03:57今これインタビュー中なんですけれども
04:00ちょうどこれ牧畜を終えた羊たちですか
04:03そうそう牧畜を終えた羊たちが今
04:06間もなく家に戻ろうとしているところですね
04:08すごい数がいますね
04:10これでほんの一部なんですね
04:12この中でもうちょっと牧さんにお話を聞いてみようと思います
04:17牧さんがマサイ族の方と結婚されて
04:19第二夫人になったっていうことですけれども
04:21日本の方からすると第二夫人ってどういうことなのか
04:24ちょっとイメージがしづらいだと思うので
04:26第二夫人とはどういうことかお聞きしていい?
04:28マサイに限らずアフリカの多くの民族は
04:32一夫多妻っていう習慣がいまだに残っている民族多いと思うん
04:36ですけども
04:36マサイの場合も一夫多妻という習慣があります
04:39日本の方が一夫多妻って想像したときに必ずおっしゃる
04:44のが
04:44第一夫人が本妻さん本当の奥さんで
04:47第二夫人が愛人みたいなそういう感覚を持つ方が多いんです
04:52けど
04:52それは大きな間違いで
04:54何人いてもそれ全部正式な手続きを経たというか
04:57みんなに地域コミュニティに認められた正式な奥
05:00さんなんですよ
05:01ですから財産も分け与えてもらえるし
05:04全ての奥さん平等に扱ってもらえるというそういうものなんですね
05:07もともとやっぱりこのマサイの生活っていうのは
05:10ものすごく広大な土地の中に多くの家畜と一緒に
05:14生きてますから
05:14家族は少ないよりは多い方が
05:17この土地も管理しやすい家畜も管理しやすいわ
05:19けですよ
05:20電気もないとか水道もないとか
05:22生活自体がやっぱり仕事が多いんですけども
05:24その中でやっぱり奥さんも何人かいて
05:27子供も何人か多くいるっていうのが
05:29この生活を成り立たせるためには
05:31必要不可欠な家族構成なんじゃないかなというふうに思っています
05:35ですから日本の方が想像するね
05:37大奥の世界みたいに女性同士がすごいいがみ合ってみたいな
05:41ことを言われる人多いんですけど
05:43ちょっと待って一瞬
05:44あまりだよね
05:47何が起きてるか見た
05:48あまりでしょ
05:49そんな感じで今もうワンちゃんたちが大量に
05:52ちょっと
05:53このワンちゃんたちは
05:54番犬のワンちゃんたちですね
05:55番犬ですよ
05:56ちょっと
05:57あのね
05:58そんなことするとか
06:00今こんな場所でインタビューを我々はしています
06:03もういくらなんでもちょっと向こう行ってくださいよ
06:06すごい真面目な話をしてるのにね
06:08体濡れてるからさもう
06:11怒られてます怒られてます
06:13そうかそうか
06:14ジャクソンさんにマサイのジャクソンさんに犬たちが
06:17怒られてます
06:18もう怒られたから
06:20すごいですねやっぱりこのマサイの方たちの動物をちゃんとこう
06:24なんていうか動かす力が
06:26じゃあちょっと続きを
06:27すみませんが
06:28本当に
06:29はい
06:29あのやっぱり日本に一歩多歳っていうシステムがないので
06:32よく日本の方
06:33多くのような世界をね
06:35想像される方もいらっしゃるんですよ
06:37女同士がもうすごい
06:38いいがみ合って
06:39喧嘩したりとかして
06:40っていうような
06:41そんな感じではなくて
06:42まあ家族っていうことで
06:43みんなでその多くある仕事を支えていく
06:46分け合っていくっていう感覚ですし
06:48男性が一人に決めきれなくって
06:51この人も好きこの人も好きとかって選んでいったというよりは
06:54なんか社会に対する責任としてね
06:56男たるものをやはり
06:57あの家族をたくさん抱えて
06:59それを養っていく力があるっていう男が
07:02正しい男
07:03強い男とされている
07:04そんな感覚の一歩多歳なので
07:06ベタベタドロドロしてる
07:08そんな感じでは全然ないですね
07:09マサイのライフスタイルに合理的なシステムなん
07:12ですね
07:12そうですそうです
07:13あのやはり仕事が多いし
07:16土地も広いし
07:17みんなで助け合っていくっていう
07:18そういう感じですね
07:19環境が変わると
07:21仕組みとか価値観とかもすごく変わると思うので
07:23我々の持っている価値観だけで
07:25マサイの人たちのライフスタイルを判断しないって
07:27ことが大事かな
07:28そうなんですよ
07:29だから日本でこの一歩多歳を当てはめようとすると
07:32ちょっと無理があるかもしれないですよね
07:34日本の小さなお家とか
07:35日本の全て電化している家事とか
07:38そんなことに奥さん二人も別に必要ないし
07:41みたいなね
07:42この環境に合ったシステムだと思うので
07:44成り立っているんだと思います
07:46今年でジャクソンさんと結婚されて20年が経ったという風に
07:49聞いたんですけれども
07:50最初に結婚された時の印象と今の印象
07:54やはり20年間も一緒に生活をしていると
07:57変わってきた部分もあるんじゃないかなと思うんですけれども
07:59何か印象の変化というものはありますか?
08:02ジャクソン自身に対する変化はほとんどないかなとい
08:07ったところですね
08:08最初からこの人はマサイ中のマサイだなと思って
08:12それが素敵だなと思って結婚したので
08:15その印象は今も全然変わらなくて
08:19ますます知れば知るほどこの人ってマサイ100%の人なんだな
08:23という風に思います
08:25ジャクソン以外のことでは最初何もこの地域のことをあ
08:30まり知らずに
08:30マサイの文化に惚れてジャクソンに惚れてという感じではあ
08:33ったけれども
08:34知れば知るほどやっぱりこの地域が危機的な状況に
08:37立たされている
08:38近代文明と伝統文化の狭間で
08:42今まで通りの牛を中心とした生活が成り立たなくなる時
08:46代が
08:46もうすぐそこまで来ているというような危機感を
08:49ジャクソンも覚えているし私もそれは必死しと感じている
08:52そこが最初は知らなかったことだったので
08:55知って印象が変わったことの一つだと思いますね
09:07この集落の中では何人くらいの方が生活をしているんでしょうか
09:10大人で大体20人くらいだと思うんですよね
09:13そして子供が15人くらいかな
09:15その一族で成り立っている集落です
09:18今このマサイの集落の中で直面している課題というのは何
09:23かありますか
09:24まず私たちってすごい多くの家畜を飼って生きているんですけど
09:27も
09:28これ全部このうちの親族の家畜を全部一気にまとめて管
09:33理しているのが
09:33ジャクソンなんですよね
09:34ジャクソンはそのリーダーという形なので
09:37牛の健康状態を見たりとかしているわけなんですけども
09:40普段その日々の放牧に連れていく仕事っていうのは
09:43本来ならば青年たちが担う仕事だし
09:46それからヤギ羊の世話をするっていうのは子供たちが担う仕
09:51事なんですよね
09:51でもこの子供たちが今全員学校に行かないといけない
09:55っていう
09:56そういう時代になりまして
09:57しかも学校がちょっと遠かったりするので
10:00みんなそこの学校の寄宿舎に入ったりとかしていますので
10:04普段子供が全然いないわけですよ
10:07赤ちゃんとかはいますけど
10:08ちょうど放牧をし始める子供たちがいないので
10:12その仕事を例えばもうすでに引退をしているような
10:15おばあちゃんとかおじいちゃんとかが担ったりとか
10:18それからお金を出して人を雇ってやってもらわないといけない
10:22とか
10:22そういうのが人手不足みたいなことが課題というか問題になってます
10:27ね
10:27やっぱりこういう社会がどんどん変わっていく中で
10:31子供は学校行くし
10:32学校卒業した大人もこの地域で活動する仕事に就いて
10:36いる人たちもいるんですよ
10:37例えば役所に勤めてたりとか
10:39それからレンジャーの仕事自然を保護するためのレンジャ
10:42ーの仕事をしている人たちもいるんですけど
10:44彼らがその仕事をするのも
10:46このマサイのこの環境を末永く守っていけるためのお仕
10:50事をやってもらっていたりとかするので
10:52もともとの牛を管理する人たちにない手が少なくな
10:56っているっていうのは
10:57深刻な問題ですね
10:58必ずしも外で働いている方たちっていうのが
11:02マサイの伝統を捨てたとかそういうわけでは決してなくて
11:05この牧畜のライフスタイルを維持していくため
11:08伝統的なライフスタイルを維持していくために必要な
11:10お仕事に就いているっていう理解ですか
11:12そうですね
11:12基盤は牧畜生活が基盤なので
11:16それ以外にこの地域のための活動をしているっていう若者たち
11:21が何人かいるんですよね
11:22学校の話を聞いていてもらいましたけど
11:24伝統的なライフスタイルで本来になるべき役割っていう
11:28ものが
11:28学校という近代的なシステムが入ってきたことによって
11:32崩れかけてしまっているっていう
11:34そうですね
11:35学校がもう完全に新しいシステムで
11:37マサイの伝統的な生活の中にはもともとなかったものなので
11:41そこに学校に子どもたちが取られてしまうと
11:43その本来の子どもたちの役割っていうのが
11:46この社会の中で果たせなくなっているっていう
11:48そういう問題がありますね
11:49難しいですね
11:50やっぱり一般的には教育は大事だ
11:52学校に子どもたちは通うべきだって
11:54一般的にはよく言われますけれども
11:56伝統的なライフスタイルを維持したいと思っているマサ
11:59イの人たちが
12:00そういうものによって
12:01ちょっと生活が崩れかけてしまっているってところは
12:04何が正しいのかっていうところを
12:06簡単に答え出すことができない
12:07非常に難しい問いですね
12:09でもマサイの人たちも今どんどん時代が変わって
12:12いって
12:12北地区だけを中心とした生活が
12:15もう近い将来成り立たなくなるのではないかっていう
12:18危機感を覚えているために
12:19子どもたちを学校に行かせることも
12:21選択肢の一つとして重要だというふうに
12:24やっぱり彼ら自身でも考えているので
12:26はい
12:28その
12:29ですから私も彼らの選択を支持したいなと思いつつも
12:33その両立で本当に今彼ら翻弄されているというかですね
12:38なかなか両立するのは難しいと思うんですけど
12:40でも学校休みの時には
12:42北地区を徹底的に子どもたちに教えたり
12:45伝統的な考えとか
12:46マサイのいろんな決まり
12:48ルールを教えたりとか
12:49両方両立できるように
12:51彼らも今努力をしているっていうところですね
12:54その問題意識について
12:55ジャクソンさんにも直接お話を聞いてみたいなと思いますので
12:58ちょっとこの後よろしくお願いします
13:01学校があることによって
13:02マサイの子どもたちが
13:03マサイの社会の中で
13:05本来果たすべき役割を果たせなくなっているというふう
13:08に聞きましたが
13:08それについてジャクソンさんの考えをお聞きできますか
13:24それはそんなに大きな問題とは考えてはいません
13:28それはなぜなら
13:29学校が休みの時とかに
13:31子どもたちにマサイの役割
13:33子どもの役割を教えるようにしています
13:35そして同時に私たちはケニア人なので
13:39ケニアの法律にも従わなければならないので
13:41それを両立させるために頑張っています
13:44必ずしも伝統的なライフスタイルに固執しているという
13:47わけではなく
13:48ケニアの近代的な生活も
13:50うまくマサイの人たちは取り入れながら
13:52生活を送ろうとしているということですかね
13:55やっぱり学校で学ぶべきことは学んで
14:07今世界がどうなっているのかとか
14:09この国がどう進んでいるのかとか
14:12そういうことを学校で学び
14:13そして学校以外のところでは
14:15うちに帰ってきたら
14:16マサイのことをしっかり教えるようにしています
14:19その一方で子どもが
14:21マサイの社会の役割を果たす時間が少なくなっていく
14:25と
14:25将来的にこのマサイの伝統的な牧畜を中心とした
14:29ライフスタイルが送れなくなるのではないかというふうに
14:31危機感を持っている方もいらっしゃるというふうに聞き
14:34ましたが
14:35それについてはどう思いますか
14:44確かにそういう心配もあるんですけども
14:49学校自体がそんなに大きな問題になるとは考えていません
14:54学校に行くことによって
14:56今完全にできなくなっていることとしては
14:59戦士たち若者たちが本来ならば
15:02同世代の仲間たちと森にこもって
15:04いろいろ大人になるための修行をしていく
15:06戦士時代という機関がありますが
15:08それが本来だったら5年や6年7年というふうに
15:11修行しなければならなかった
15:12これができなくなったですね
15:14そこは実際にできなくなりましたけども
15:18それ以外には今のところ学校自体が
15:21大きな問題になるとは考えていません
15:26今ジャクソンさんに話を聞いたら
15:28思ったよりも学校教育をそんなに問題視していないな
15:31という印象があったんですけれども
15:33実際のところ一角なんですかね
15:35ジャクソン自体はまず学校に行ったこともなくて
15:39学校教育を受けたことがないので
15:41学校でどんなことをやっているかとか
15:42いまいち想像がつかないんですよね
15:44学校とマサイの伝統的な活動を両立させよう
15:48というふうに考えていますけれども
15:50なかなかその先にどういう変化が起きるのか
15:54現在どういう変化が実際起きているのか
15:57というのがなかなか想像もしにくいし
15:59私がやっぱり危惧することよりは
16:02彼らの方がもう少し
16:05楽観的に考えているというか
16:08想像ができないという意味でですね
16:10何が起こるかというのは分からないみたいですね
16:11私はもうめちゃめちゃ学校
16:14必要かとかまで思っちゃうぐらいなんですけど
16:18でも実際国の方針としては
16:20学校に行かないともう
16:21罰せられるような時代ですからね
16:23これはもう嫌がおうでも行かないといけないので
16:26そんな中で両立できるように
16:28彼らが頑張ろうと思っているのを
16:30私もサポートするしかないかなという思いはありますね
16:32実際にジャクソンさんのダイバーは
16:34本当に必須のマサイの選手の方たちですから
16:37学校教育とかというものを
16:38ご自身たちが体験しないと
16:40なかなかイメージすること難しいですよね
16:42難しいんですよ
16:43でも実際学校が始まったことで
16:45悪いことを教えられているというわけじゃないですけど
16:48この新しい活動が入ることによって
16:50本来の活動ができなくなったりとか
16:52結婚のスタイルとかも変わってきているしですね
16:54やっぱり学校がもたらす影響というのは
16:56私は大きいと思っていますね
16:58まさに伝統と近代の狭間で
17:00揺れ動くマサイの人たちの
17:01複雑な感情というところというのは
17:03本当に難しいテーマだなというふうに思いました
17:11先ほど教会キリスト教徒が普及してきたことで
17:15マサイの伝統が影響を受けているという話がありましたけれども
17:18それについて詳しくお聞きしてよろしいですか
17:20マサイはもともと
17:21マサイの伝統的な宗教があるんですけども
17:23この地域にもキリスト教教会がたくさん入ってきて
17:27それで布教活動をして
17:29教会に入る人
17:31キリスト教徒になる人というのは
17:33割と増えてきているんですね
17:34マサイの基本的な考え方は
17:36別に相手の宗教も尊重するという感じなので
17:39何を信仰しても別に構いませんよという
17:42そういうスタンスなんですけども
17:43キリスト教教会側は
17:45マサイの伝統的な活動というのを
17:47制限してくるんですよね
17:49それで今までも過去にあったんですけども
17:52例えばエウノ島という成人式のような儀式の会場を
17:56壊しに来るとか
17:57妨害しに来るとか
17:59そういうことがあって
18:00なかなか自分たちがやりたくても
18:02その伝統儀式をやれないようになった地域とかも
18:05実際あるんですよね
18:06そんな中で彼らとしては
18:08やっぱり人生を進めていく上で
18:10通過儀式というのは
18:12とても大切にしているものなので
18:14それができなくなってしまうと
18:16もうマサイの伝統がやっぱり
18:17崩れていってしまうという危機感を持っています
18:20ですから学校も
18:21マサイの文化
18:22伝統的な生活スタイルというのを維持するのは
18:26学校が入ってくることによって
18:27実際難しくはなってきているんですけども
18:30それより教会が入ってきたことによって
18:33その儀式ができなくなっていくということは
18:35ものすごく大きな問題だと捉えていて
18:38学校よりも教会に対する危機感の方が
18:41ジャクソンたちは非常に心配しているというところですね
18:44マキさんからキリスト教が普及してきたことで
18:47マサイの伝統が影響を受けているという話を聞いたんですけれ
18:50ども
18:50それについてジャクソンさんはどういうふうに考えていますか
18:52カニサ、アナインギア、イエリア
18:55そう、ニコシ、シダイ
18:58マサイの伝統が大きな影響がよくわからないんですけど
19:05も
19:05そんなに今のところ大きな影響がよくわからないんですけども
19:09でも学校が与える影響よりも
19:12教会が私たちの文化を破壊していくのではないかという危
19:17機感は
19:17今感じています
19:18具体的にどういった点で感じていますか
19:21クワニニオナスキア
19:22同じはクワシュレ
19:23アパナエンダクワンビワムトトクワシュレ
19:25ワチャキトヤキマサイ
19:27セファテイキト
19:28セファニイキト
19:30ラキニマラミキクワカニザ
19:31キトワマサオナペダ
19:32学校ではマサイ的な活動を禁止したりはしません
19:36こういうことをやらないでください
19:38マサイのこういうこともやらないでください
19:39という学校ではそういう教えは全然ないんですけども
19:42教会は私たちがやりたいと思っていること
19:44例えば儀式であったりとか
19:46そういう活動をやらないように
19:48というふうに言ったりとか
19:49人々に教えているんですね
19:51ですからやっぱり文化的な
19:53伝統文化がなくなっていく危機に
19:56つながるのではないかと思っています
20:01エナエボルクルム村の取材を始めて
20:03今2日目の夕方の5時なんですけれども
20:06今回いろんなマサイの伝統的な生活を見させてもらって
20:10今自分の中に一つ大きな問いが生まれているので
20:13ぜひ視聴者の皆さんにも考えていただきたいんですけれども
20:16伝統を失うことの意味ってなんだろうなというふうに
20:19今自分の中で問いが芽生えています
20:22例えばこういう生活を見て
20:25いわゆる近代化が進んだ
20:26いわゆる先進国に暮らしている日本の私たちから見る
20:29と
20:30例えば彼らの生活は遅れているとか
20:32非科学的なんじゃないかとか
20:34非合理的なんじゃないかとか
20:35そういうふうに感じてしまう人が中にはいるんじゃないかなというふ
20:38うに思います
20:39だからこそそういう伝統が失われていっても
20:43特に大きな問題ないんじゃないかみたいなふうに思う人もしか
20:46したらいるかもしれないし
20:47漠然と伝統って大事だよねっていうふうに感じている方もいる
20:51と思います
20:52ただその伝統って大事だよねっていうところの背景
20:55なんで大事なんだろうかっていうところについてまで考える人ってなかなか
20:58いないんじゃないかなと思っていて
21:00今回私がこの取材を通じて今感じていることっていうのは
21:04やっぱりこのマサイの人たちの野生動物と共存し
21:07ながら
21:07自然環境この生態系の中で生きていくっていう
21:10その生活ある一部分だけを見ると
21:13非科学的に思えたり非合理的に見えるかもしれないけど
21:16すごく視点を上げて
21:18大きな視点から見ると
21:20この生態系を維持するためにマサイの人たちが行って
21:23いること
21:23例えばライオンを仕留めるっていうような伝統的な
21:27昔から行われてきたことであったりとか
21:29その一部分だけ見ると
21:31なんかこうね遅れてるとか野蛮とか思う人いるかもしれないけど
21:34大きな視点でこの生態系を維持するっていう観点で見る
21:37と
21:37やっぱり一つ一つの行動行為文化に意味があるだ
21:41と思うんですよね
21:42そういうことを考えると
21:44伝統ってよくわかんないけど
21:46作られてきたもの維持されてきたものではなくて
21:49やっぱりそれぞれにちゃんと意味がある
21:51だからこそ伝統を大切に保持するっていうことが大事なのかな
21:55っていう風に
21:56今自分の中では少し考えが芽生えています
21:58一方でマサイの人たちも
22:00どうしても外の世界と繋がっていきなきゃいけない中で
22:04いくらマサイの人たちが伝統を維持したくても
22:07外の世界
22:08マサイの人たちと関わりがある外の世界が変わって
22:10いくんだったら
22:11それに合わせて
22:12少しずつ伝統的な生活っていうものにも
22:15変化が起きないと
22:16やっぱり自分たちだけでは維持できない
22:18大きな世界の中で
22:20その伝統が意味を成してきたからこそ
22:22その世界が変わっていくと
22:23マサイの人たちも変わらざるを得なくなってきて
22:25いるのかな
22:26っていう風に思っていて
22:27非常にこの伝統と近代の狭間で
22:30揺れ動いている人たちっていうのは
22:32非常に難しいテーマであるとともに
22:35日本もそうですし
22:37世界のいろんなところで起きているような
22:39難しい問題
22:41難しいテーマなんじゃないかなっていう風に感じています
22:49例えば学校教育が普及してきたことによって
22:52マサイの子供たちが伝統的な社会の中での役
22:55割を果たせなくなってきている
22:56話とかが出てきたりとか
22:58キリスト教が普及してきたことで
22:59マサイの伝統的な儀式が行えなくなっているとか
23:02いろんな伝統と近代のぶつかり合いっていう問題が起き
23:05ていると思うんですけど
23:06いろんな原因があると思うんですけど
23:08やっぱり一つ挙げるとしたらアフリカの過去の歴史
23:12に大きな原因があるんじゃないかなっていう風に思っていて
23:14ケニアも今も数十の民族が一つの国の中で一
23:18緒に生活をしていると
23:19なんでそういうことが起きているかっていうと
23:21過去にヨーロッパが植民地支配していた時代に地図上
23:24で国境線を引いて
23:26民族の分布とかそういうものを全く考えずに国っていうものが
23:29出来上がってしまった
23:31それを植民地が終わった後も引き継いでいるってことが
23:33やっぱり一つの原因かなっていう風に思っていて
23:35例えばケニアの政府が国の方針として学校教育をユニ
23:38バーサルに普及しますっていう
23:40みんな学校に行くようにしましょうっていう風に一つの方針をドン
23:43って決めると
23:44そういう新しい方針に対してスムーズに適応できる民族
23:48の人たちもいるかもしれないけれども
23:49まさにこういうマサイのような生活をしてきた人たちにと
23:52って
23:53やっぱりそこはどうしてもぶつかってしまうっていう
23:55一つの国の中でいろんな伝統を持っている人たちが
23:58いると
23:59何か一つの方針にみんなで合わせるってことはどうして
24:02も難しい
24:03どうしてもぶつかってしまう葛藤が出てきてしまう
24:05対立が生まれてしまう部分があるので
24:07もちろん伝統と近代の狭間で揺れ動くっていうのは
24:11日本でも起きている問題だと思うんですけども
24:12やっぱりアフリカの過去の歴史に目を向けると
24:15そういう問題がより起きやすい環境にあるんじゃないかなっていう風
24:19に感じています
24:21今回の取材の大きなテーマとして
24:23伝統と近代の挟まで揺れ動くマサイの人たちっていう
24:26ものがあったと思うんですけれども
24:27マサイの社会も変わりゆく時代の中で
24:31マキさんは今何を思ってここでの生活を続けられていますか
24:34ちょうどこのマサイの人たちの暮らしの大きな変
24:39革の時に
24:39私ってここに突入だと思うんですよね
24:42ジャクソンもその変わりゆく時代に
24:46この人と一緒にいることで何か新しい世界とつながるの
24:50ではないか
24:51自分たちの暮らしにとってきっといい影響になるんでは
24:55ないかっていう風に思ってくれて
24:56多分私を選んでくれたと信じているんですけども
24:59だからこそ私外の世界というか
25:02日本とか先進国の世界とマサイの世界両方を見てしまった
25:07私ができることっていうのはやっぱり大きいと思ってるんですよね
25:11そんな時に最初はちょっととんでもない時に来ちゃったかなって
25:15ちょっと思ったりもしたんですよ
25:17最初はこんなに変革の時にマサイが今いるっていうことを分
25:22からずに
25:22ただマサイの伝統文化の美しさに惚れて来ちゃったんです
25:26けど
25:26どんどん知れば知るほど大変な時代に来ちゃったな
25:29とか言って
25:29思うこともあるんですけど
25:31だからこそ私はやらなければならないことがあるなって思っていて
25:35マサイの人たちが望んでいるのは今後100年後も200年
25:38後も
25:38この牧畜を中心とした生活を続けていきたいって思ってるんですよ
25:42でもこのケニアっていう国の中に属しているケニア国民の一
25:47員としては
25:48この国の目指す方向にも従って行かざるを得ない
25:51その狭間で揺れてるわけなんですけども
25:54ですから私はそのマサイの人が望んでいる
25:56できるだけ長くマサイの暮らしを維持していきたいっていうところ
26:00にも寄り添いたいし
26:01従っていかないといけない部分は従っていくっていう
26:04彼らのその応援
26:05例えば学校に子供を行かせざるを得ないとか
26:08そういうことも協力はしていきたいと思ってるんですよね
26:11でそれと同時にマサイの人たちがこんなに美しい文化
26:15を持っているっていうことを
26:17日本の方々とか世界の方々に知ってもらいたいなと思うし
26:21お互い知り合うことによって理解が生まれるし
26:25彼らの問題が自分ごとの問題のように感じるようなね
26:29そういう日本人であってほしいと思うし
26:32そうやってお互い知り合うことっていうのが
26:34お互い理解し合うってことが
26:37広い意味での世界平和につながるっていう風に私は思
26:40っているので
26:40そのための架け橋となりたいなっていう風に思っています
26:46マサイ族に突入だ長松真希さんの人生インタビュ
26:50ー
26:50次回の動画では20年間の結婚生活を経て見えてきたマサ
26:54イの本当の魅力
26:55現地で暮らす中でどうしてもなれることができなかったこと
26:59さらにこれから先マサイとどう向き合っていくのか
27:02その未来についてより深くお話を伺います
27:06文化を超えて生きるとはどういうことなのか
27:09きっとあなたにも新しい気づきがあるはずです
27:12ぜひチャンネル登録をして次回の配信をお待ちください
27:15ハラカンタの海外取材は
27:17ハラカンタを応援するサポーターズクラブの皆様のご
27:20支援によって支えられています
27:22視聴者の皆様からの応援があるからこそ
27:24こうして現地に深く入り込んだ取材を続けることができて
27:28います
27:28いつも支えてくださる皆様本当にありがとうございます
27:31ハラカンタの活動に共感し応援していただける方がいらっ
27:35しゃいましたら
27:35ぜひお力を貸していただけないでしょうか
27:37ご興味のある方は概要欄にあるサポーターズクラブ
27:41のホームページをご覧ください
27:42ということで今回も最後までご視聴くださりありがとうございました
27:46また次回の動画でお会いしましょう
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