- 1 day ago
Category
📺
TVTranscript
00:00The Parade of the United States Army
00:042025年6月14日
00:10America's country Washington
00:12The Parade of the United States Army
00:16This is the United States Army's 250th anniversary parade
00:20The Parade of the United States Army
00:241月に就任したドナルド・トランプ大統領が開催を求めた
00:291991年以来の大規模な軍事パレードです
00:36大統領とメラニア夫人が見守る中
00:39およそ7000人の兵士と150台の車両が更新
00:44犬型ロボットも登場しました
00:49ロックコンサートも開催
00:54偶然にもこの日はトランプ大統領の79歳の誕生日でもありました
01:04しかし4500万ドルもの拒否を投じたこのパレードで国民を一つにすることはできませんでしたこの日アメリカの至る所で抗議のデモが行われていたのです
01:26南部のアトランタや東海岸のニューヨークでも大統領を独裁者だと非難するデモが行われました
01:44アメリカはもう自由の国とは呼べません私たちの国を取り戻さないと今民主主義のために立ち上がらなかったら取り返しのつかないことになるかもしれません
01:58トランプ大統領の就任以来アメリカ社会に広がる分断の深さを物語るような光景でした
02:10帰り咲いたトランプ大統領は物議を醸す発言を繰り返しています 執務室はさながらテレビ番組のスタジオです
02:21カメラの前で大統領自身がショーを演じます
02:31報道陣に怒りをぶつけることも
02:38外交上の儀礼は気にしません 原種を侮辱することもためらいません
03:01行動力は人一倍です
03:06就任から5ヶ月で160を超す大統領令に署名
03:15バイデン前大統領が4年間で署名した数に並びました
03:19トランプ大統領の政策はアメリカを根底から揺るがし
03:24公務員が突如として大量解雇されることも
03:27無能呼ばわりされて公金の無駄遣いだと決めつけられるなんてひどい仕打ちです
03:34輸入品の関税率が定まらないことで国内の経済は迷走し
03:40多くの経営者が苦しんでいます
03:42自分の国の政府に商売を邪魔されてるやりきれませんよ
03:47しかし権力を振るう大統領に抗うアメリカ人もいます
03:52独裁者はごめんだ
03:53ロサンゼルスでは過酷な移民政策に反発し
03:58一部が暴徒化
04:00大統領は外国への軍事介入をやめると明言していましたが
04:10突如イランの核施設への攻撃を命じ世界を驚かせました
04:14アメリカの分断を深め世界の秩序を揺るがすトランプ大統領
04:32第二次政権の実像に迫ります
04:40フロリダ州北部にある静かなリゾート地に
04:55トランプ大統領の復帰をひときわ喜ぶ男がいます
04:59数年ぶりの自由を思う存分味わっている
05:03ジョー・ビッグスです
05:05またバイクに乗れるとは思わなかったよ
05:14彼は2021年1月の連邦議会乱入事件に関わり
05:21数ヶ月前まで17年の刑で服役していたのです
05:25あの日トランプがバイデンに敗北した大統領選挙の結果が
05:31議会で承認されるのを阻止しようとする人々が乱入しました
05:35ボートは起訴され多くは刑に服していましたが
05:45トランプ大統領は就任直後に彼らに対する恩謝を発表
05:49大きな議論を呼ぶ決定でした
06:02ジョー・ビッグスは極右団体プラウドボーイズの幹部で
06:06政府の転覆を試みたとして有罪判決を受けたのです
06:10暴力的なデモで知られるプラウドボーイズの主張は
06:22アメリカ人の優越性を守ること
06:25ビッグスもそのイデオロギーを固く信じています
06:29国を愛しています
06:33西洋文明こそ最高だと信じています
06:36推薦トイレもない泥でできた小屋に住んで
06:46顔に絵の具を塗りたくって裸で踊るような連中とは違うんだ
06:54釈放されたジョー・ビッグスはトランプ支持者の間ではヒーローです
06:59この夜は西海岸のロサンゼルスに招かれました
07:03ここで自らの体験を語ります
07:07多くのプラウドボーイズの活動家たちが集まる
07:11資金集めを兼ねたイベントです
07:14自分のためにこんなイベントをやってもらえるなんて最高だ
07:20みんなの愛を感じます
07:22参加者たちはトランプ大統領の復活を喜び活気づいています
07:28活動家やコメディアンが次々とステージに上がり
07:42いかにもトランプ支持者に受けそうな話題で盛り上げます
07:45これはまると多くのプラウドボーイズとコメディアンの合わせ Undoは誰も魔法の人種検査にいかけるか
08:03何か考えられるか考えられるか考えられます
08:05私は信じてることが…
08:08なぜか 自分でも法の国の国とは blondeを言うことです
08:11I'll see you agree.
08:22Ladies and gentlemen, Joe Vicks.
08:24See you in 2021.
08:29There's a police officer sitting there going like this inside the capital wave and one
08:33of the officers just sitting here like this with his arms crossed, he's leaning against
08:36the pole then he goes hey man, what do you want to do?
08:39I gotta go take a piss real quick and he goes here I'll take you over there real quick and shows me where the bathroom is and I go use the bathroom and I leave and I get 17 years for that
08:49That's somehow that's somehow equated to me because it's a different one
08:55We love Trump! We love Trump! We love Trump! We love Trump!
09:00This we love Trump!
09:01This we love Trump! We love Trump!
09:02Biggs.は今も2020年の大統領選での敗北を認めていません。
09:31ドランプ大統領は議事堂に押し入った人々に恩赦を与えた一方で、事件を捜査した人たちへの報復を始めました。
09:48連邦検事保のショーン・ブレナンもその一人です。
09:532025年の1月末、彼に司法省から解雇通知が届きました。
10:01復讐だということを隠そうともしない、本当に驚きました。
10:07私は議会乱入事件を担当していたという理由で解雇されたんです。
10:13この文書には、連邦知見のマーティン・ケンジ代行が、トランプ大統領に忠実な職務を行うため、新しい部下を雇うので、私が邪魔だと書いてあります。
10:26これは、司法の独立を根幹から揺るがすような行為だと、ブレナンは言います。
10:33私たちは、アメリカ国民のために、正義のために働いています。
10:43時の政権がこの原則をねじ曲げて、司法省を大統領の個人的な命令を執行するための道具に変えてしまったら、
10:52アメリカの国民全体が、大きな損失をこむることになるでしょう。
10:59アントニー・ベランジェは、トランプ大統領が政治活動を始めた当初から、取材を続けてきた人物です。
11:06ドナルド・トランプは、手追いの獣のように危険な存在です。
11:112020年の大統領選に敗れてから、24年に再選するまで、何度も起訴されました。
11:18今は復讐に燃えています。
11:22トランプ大統領から見れば、司法省を政治的に利用したのは、ジョー・バイデンなのです。
11:42だから、司法省から左翼の過激分子を一掃するというわけです。
11:47一部の政府機関は戦うべき敵で、また一部の機関は廃止すべき無駄なものだ、そう考えるトランプ大統領は、行政機構の解体を目指しています。
12:00トランプ大統領の過激分子を一掃除しています。
12:07沼から泥水を抜くという表現からも、連邦政府の役人は皆腐敗し、現実離れしているという、大統領の考えが分かります。
12:36大統領は言葉を行動に移しました3月20日ホワイトハウスの一室で子どもたちに囲まれながら教育省の廃止を宣言したのです教育省の廃止を促す大統領令に署名OK!
13:01翌日出勤してきた職員たちは驚きを隠せない様子でした
13:121300人が職を失いました
13:18きついですよ、本当に。民間企業ではこういうことは珍しくないのでしょうけど、私たち職員が無能呼ばわりされて、雇うのは公金の無駄遣いだと決めつけられるなんてひどい仕打ちです。
13:36ワシントンで吹き荒れる解雇の嵐、わずか5ヶ月で、すさまじい規模の人員削減が行われました。
13:48連邦職員の排除をさらに進めるため、大統領は新たな組織、同時政府効率化賞を設けます。
13:58トップに就任したのはトランプを支援した億万長者のイーロン・マスク。
14:08彼は事業で成功した革新的な起業家の代表格で、経営の腕が確かならば国家の運営もできると考える、アメリカ人特有の価値観にぴったりはまる人物です。
14:31政府の無駄を省き、1兆ドルの予算を削減する使命を果たすため、マスクは自分の企業から若い人材を投与しました。
14:46ルーク・ファリターもその一人です。
14:49スペースXの元インターンで、2000年前のギリシャ語の古文書を解読したことで知られています。
14:5619歳のエドワード・コリスティンは、マスクが設立したスタートアップ企業で働いていました。
15:1120歳そこそこの若者たちが政府機関の内部データにアクセスしていました。
15:18データがどう使われたかも明らかになっておらず、不安が募ります。
15:23公開すべきでない情報を含んだデータが売り渡されたり、外部に漏れたりしていたら、ただ事では済まないはずです。
15:31政治経験がないIT業界の若き天才たちが、手に入れたデータをもとに、数万人規模の政府職員を解雇しました。
15:46しかし5月に、マスクはあっけなく職を解かれました。
15:512兆ドルもの歳出削減を掲げたものの、成果は20億ドルにとどまったという報道もあります。
15:59地上最強の権力者と世界一の富豪の同盟はあっという間に終わりました。
16:11当然でしょうね。トップの座は1つしかないですし、公務員を不安にさせて従わせるという大統領の目的は果たしたわけですから。
16:21イーロン・マスクは歳出の削減をめぐって、閣僚、特にベッセンと財務長官と対立しました。
16:29しかし大統領は結局、閣僚たちの言うことを聞いて、自分の見方をしてくれなかった。
16:35当人はそれを裏切りと感じたようです。
16:38円満な別れに見えましたがこの数日後には雰囲気が一変SNSで非難の応酬が始まります。
16:52マスクはこんな投稿を大統領もすぐさま反応大統領はソーシャルメディアで物議を醸すことを楽しんでいます。
17:10例えば生成AIで作られたこの動画では荒廃したパレスチナガザ地区を不動産の王国に変えると宣言。
17:19いちいち真面目に取り合わないとしても面白がる人はいるでしょうもちろんこういう動画に不快感を覚えるアメリカ人は大勢いますがトランプの岩盤支持層にはウケるんです。
17:47AIで加工した肖像画を投稿するのもトランプ流です。
17:51ローマ教皇やたくましいジェダイの騎士
17:57国王のような姿も実際ホワイトハウスは宮廷のように様変わりしました。
18:04フランスのジャーナリストソニア・ドリディはホワイトハウスの取材を始めて10年になります。
18:18ドリディは記者会見上の空気ががらりと変わる様を目の当たりにしました主要なメディアに対するトランプ政権の敵意はレビット報道官の態度にも表れています気に入らない質問に激しくかみつく場面も。
18:36答えにくい質問はパス。
18:43答えにくい質問はパス。
18:58一方で、素性の怪しい信仰メディアには寛大です。
19:07会見上には大統領を支持する活動をしているインフルエンサーやブロガー、ポッドキャストの配信者もいます。
19:15見ていればすぐに分かりますよ。
19:18政権側に都合のいい質問しかしないんですから。
19:21中でも注目を集めている人物がブライアン・グレン。
19:36グレンはトランプ大統領の熱烈な支持者です。
19:51それを隠そうともしません。
19:55アメリカファーストは我が国にとって最良の政策だと思います。外国にとっては違うかもしれませんけどね。
20:11この忠誠心を変われ大統領執務室での取材まで許されました。
20:18アメリカ政治の中枢といえる場でもグレンは冷説をわきまえるタイプではありません。
20:242025年2月、ウクライナのゼレンスキー大統領が訪問した際も。
20:31グレンの質問が注目を集めました。
20:44グレンは現在、陰謀論も扱う保守系の放送局で働き、数十万人の視聴者に向けてプロパガンダの動画を流しています。
21:09出演者は皆、トランプを支持する活動家です。
21:202時間の番組で大統領を賛美します。
21:24ディズニーの実写版映画白雪姫をフェミニズムに偏りすぎだと批判。
21:36今時オールドメディアなんて誰も信じない。
21:48だから私たちのような厳しくとも真実を伝えるメディアを選ぶのです。
21:53グレンはトランプ大統領がアメリカの黄金時代を取り戻すと信じています。
22:02移民問題も経済問題も解決する。最高です。
22:07アメリカを再び偉大にすることを選挙公約にしてきたトランプ大統領。
22:13大胆な経済政策を実行に移します。
22:20東部ペンシルベニア州では工場の閉鎖を懸念する労働者たちに、
22:26バラ色の未来と魔法のような企業投資を約束しました。
22:33労働者の多い州ではこうした大衆受けする語り口が人気を集めます。
22:50ここはラストベルトと呼ばれる地域にあるクレアトン市。
22:58かつてはアメリカの産業を支える重要な場所でした。
23:03市長を務めるのはリチャード・ラタンジです。
23:06社会を支えているのは労働者です。
23:09私たちはいわば忘れられた声なき大衆です。
23:14アメリカはこの100年製造業をどんどん手放してきましたが、今こそ取り戻すべきだと思います。
23:22クレアトン市にとって鉄鋼業界は地元経済の生命線でした1970年代には人口の4割を雇用していましたが今は僅か1割です左側の建物はホテルでしたこっちのアパートは今はボロボロピザ屋も数年前に閉店しました
23:52もうどん底ですよ製造業の衰退で打撃を受けていたところに加速するインフレも加わって暮らしは一層厳しくなっています物価は5年間で22%上昇生活必需品さえ満足に変えません。
24:2112個入りの卵1パックが9ドル99セント2年前は2ドル以下でしたからおよそ8ドルの値上げです3ドルだったサンドイッチも今では倍の6ドルになっています
24:37店の主は今もトランプ大統領を信じています。
24:45これからよくなると思います今はまだ前の政権の後始末に追われているんですでもきっとよくなります前の政権は駄目国民のことを考えてなかったもの
24:58景気を上向きにし製造業を復活させるそのためにトランプ大統領が打ち出した秘策は全世界を相手に貿易戦争を始めることでした
25:104月2日大統領は大きな暴動を示しながらアメリカへの輸入品すべてを対象に高い関税をかけることを宣言しました
25:36中でも標的となったのは中国です 4月10日には合わせて145%の関税措置が発表されました
26:02世界経済に激震が走りアメリカの国内企業ものきなみ打撃を受けました
26:09ロサンゼルスで輸入販売業を営むボビージャバヘリ この朝久しぶりに中国からの商品が届きました
26:31倉庫の中にも商品が山積みです ジャバヘリは販売価格を2倍にせざるを得ませんでした
26:39あっちにあるのはワッフルメーカー こっちは圧力鍋
26:46これは今人気のノンフライ調理器です 以前は130ドルぐらいでしたが300ドルに値上げしないと
26:53ほんの数週間前なら輸入した商品への関税は合わせて500ドル程度でしたが 今は40倍に値上がりしています
27:04政府からの請求書みたいなものです 商品の価格は14,000ドル余り
27:11関税はおよそ150% つまり21,000ドルを政府に支払うことになります
27:18大統領は中国が払うと何度も言いましたが 実際に支払うのは私たち輸入業者です
27:25だから価格に転嫁するしかない
27:27アメリカの消費者の多くはまだ理解していませんが そのうち身に染みてわかるでしょう
27:36ジャバヘリは40年前に父親が始めた この事業の先行きに不安を感じています
27:42父のイエディはイスラム体制のイランから逃れ アメリカに渡ってきました
27:48親子は目まぐるしく変わる関税の情報に 一喜一憂しています
28:07ジャバヘリは喫水の共和党支持者ですが
28:10トランプ大統領をあまり好きではないようです
28:13ドナルド・トランプは不動産王です
28:16不動産にかけては天才だ
28:19それは間違いないでしょう
28:20でも不動産業の経験が他の商売にも 通用するとは限りません
28:26この数日後に大統領はまたも政策を変更
28:32中国からの輸入品の関税率を 30%に下げました
28:37トランプ大統領がこだわっているのは
28:41アメリカに入るものの流れだけではありません
28:44国境を越えて入ってくる 人の流れも止めようとしています
28:48メキシコからの不法入国を阻止するため
29:071500億ドル規模の資金を投じるというのです
29:11カリフォルニア州の南
29:17メキシコとの国境はすでに 厳重な監視下にあります
29:21国土安全保障省3課の国境警備隊が 巡回しているのは
29:26長さ54キロの国境線
29:29ここにあるのは 第一次トランプ政権が築いた壁です
29:34高さ8メートル 深さ2メートルの 鋼鉄製フェンスが張り巡らされています
29:42これが壁です 頑丈ですよ
29:45遠くから眺めるのと 近くで見るのとでは ずいぶん違うでしょう
29:50高さもある しかも向こう側が見えます
29:54これが警備するものには重要なんです
29:57トランプ大統領は壁の建設を完了させると宣言
30:02長さ3000キロを超すメキシコとの国境線を 全て塞ごうとしています
30:08国境警備隊のホセ・エンリケスも 移民の一人ですが
30:12この方針に共感しています
30:15あなた自身も ご両親とメキシコから来たんですよね
30:20正式な手続きを踏んで 移住してくる人なら歓迎しますよ
30:25トランプ大統領は 国境警備隊の人員を さらに3000人増やそうとしています
30:32研修を受けている19歳の ミッチ・エルナンデスはその一人
30:37彼女もヒスパニック系です
30:40国境警備には以前から興味があったので任務に就くことを誇りに思っていますこの国や自分の家族地域の人々を守っているのだと思うと気持ちが高まります
30:54新たな国境対策でメキシコからの不法入国が2024年に比べて7割減少したと当局は発表しています
31:04彼らは国境地帯だけでなく ネット上でも戦っているようです
31:09国境警備隊はソーシャルメディア上で 積極的に広報活動を行っています
31:17スター・ウォーズの映像を使ったこの動画では移民たちをドラッグや人身売買麻薬カルテルといった犯罪と結びつけ打ち倒すべき敵として描いています
31:29我々はスター・ウォーズの帝国軍だと言っているわけじゃないんですよ
31:39これはちょっとしたパロディみたいなものです
31:42我々の活躍をできるだけたくさんの人に伝えたいんです
31:48プロパガンダはホワイトハウスの庭でも
31:52犯罪に関わった移民の顔写真の前で 被害者の遺族がインタビューを受けています
31:59大統領は非正規の移民による殺人事件など悲惨な実話をもとに独自の物語を作り上げて何度も繰り返し語ります
32:20何度も耳にすることで人々は彼の主張が的を射いた正論に思えてくるのです
32:27大統領は1300万人の不法滞在者を国外に退去させることを目標に掲げています
32:35帰国を希望する者には1000ドルの金を渡して国を出るまで見届けるそうです
32:411000ドルの申し出にも応じない人は各地で アイス・移民税関捜査局に追われることになります
33:01非正規の移民を目の敵にする大統領は出身国への送還ばかりか
33:07第三国へ移送する権限までも唱えています
33:103月南米ベネズエラ出身の数百人が 中米エルサルバドルの巨大刑務所に送られました
33:19移民の人々の間ではパニックが広がっています
33:23トランプ政権から特に目をつけられている都市は ロサンゼルスです
33:30スペイン語を話す人の割合が全米で最も高いロサンゼルス
33:35イースト・ロサンゼルスという地域では 人口の95%がヒスパニック系です
33:4317歳のグロリアとその兄弟はアメリカで生まれ アメリカの市民権を持っています
33:50この辺りに住んでいる人はほとんどがヒスパニック系です
33:57穏やかでとてもいいところだと思います
34:01しかしグロリアの両親は2006年にメキシコから不法に入国したので市民権を得ることができません
34:11就労の許可もないまま働いているため常に強制送還におびえながら暮らしています
34:18取り締まりを避けるために回り道をすることもあります
34:23互いに声を掛け合って用心しているんです
34:27子どもたちのためにね
34:28グロリアと両親は支援団体が発行している小さなカードを持ち歩いています
34:35取り締まりにあっても自分たちの権利を主張できるようにするためです
34:40スペイン語で書いてあります
34:42憲法により家の玄関を開けない権利 質問に答えない権利 署名しない権利が認められています
34:50裁判官が署名した霊状なしの家宅捜索には応じません
34:54今の大統領が就任した時学校でもらえました
34:59不安を抱きながらもグロリアと13歳の妹ユマはアメリカでの生活を楽しもうとしています
35:13この国で生まれて育って学校に通って友達ができて
35:18人生のすべてがこの国にあるんです
35:21それでも両親が抱えるリスクはグロリアの未来に暗い影を落としています
35:29私は来年18歳
35:31もし両親が強制召喚されたら
35:34私が弟や妹の保護者にならなきゃいけないんです
35:40動揺や恐れは全米に広がっています
35:43トランプ大統領が敵とみなすのは非正規の移民だけではありません
35:48リベラルと呼ばれる進歩的な人々もアメリカを堕落させたとして攻撃の対象となっています
35:56とりわけ狙い撃ちにされているのが大学です
35:59大統領はコロンビア大学やハーバード大学といった名門校への助成金を差し止めました
36:09パレスチナを擁護する学生のデモを野放しにしたためと主張しています
36:15多くのエリートを排出してきたハーバード大学への攻撃は
36:42彼らを屈服させたい大統領にとって重要なことでした
36:47そうして左寄りの大学に対する一種の恨みや復讐心のようなものがあるのです
36:54保守派は大学をスケープゴートにしています
36:58子どもたちに反米教育を行う場だと組織的に非難しています
37:04だから大統領が大学の連中はけしからん
37:07このトランプが海を取り除いてやるなどというと
37:11岩盤支持層は大喜びするのです
37:14大統領の高等教育への攻撃を変わって実行していたのが
37:20チャーリー・カークです
37:21インフルエンサーとしてアメリカ各地の大学を訪れ
37:25大統領の考えを広めてきました
37:28この日訪れたのはカリフォルニア州立大学ロングビーチ校
37:43民主党の支持者が多いことで知られています
37:46集会の特徴は科学との公開討論です
37:57様々な立場の学生が集まり
38:07トランスジェンダーに対する考え方など
38:10意見の分かれる問題を討論します
38:12大学をめぐるイデオロギーの衝突も注目のテーマです
38:30I want to know your legal justification for defunding Harvard
38:34The crispest allegation against Harvard
38:37is the fact that they keep on penalizing white and Asian students
38:40that want to go to Harvard, right?
38:42They're in direct violation of accommodating black and Hispanic students
38:47at the expense of white and Asian students
38:48and they continue to push forward affirmative action
39:00カークが創設した保守系の団体
39:05ターニングポイントUSAでは
39:07大学教授のブラックリストを作っています
39:10このリストが名指しするのは
39:19過激な求心左派とされる大学教授たち
39:22カリフォルニア州立大学ロングビーチ校のコノリー学長は
39:27科学の集会を許可していますが
39:30ブラックリストに名前が載っています
39:32リストには私が人種的偏見の持ち主だと書いてあります
39:37過去に肌が白ければ努力せずとも優遇されると述べたとか
39:43リストに載って以来
39:46言葉による嫌がらせや殺害の予告も受けたそうです
39:50萎縮させるのが目的なんです
39:53だから容認できませんし怖くもありません
39:57不安を感じるという人もいるでしょうが
40:01あんな連中を喜ばせたくはないので堂々としていたいです
40:05それでもネット上での抽象や暴力的な政治活動には
40:12正直言って驚いています
40:14政治的な圧力や連邦政府の助成金のカットは
40:20学術研究の世界にも大きな影響を及ぼしています
40:24ワシントンにあるジョージタウン大学でも
40:27研究者の間に深刻な懸念が広がっています
40:31メガンが研究しているのは多発性硬化症
40:35神経系に症状が出る自己免疫疾患です
40:39本来政治とは無関係なはずでした
40:42科学的な研究は思想や心情に左右されません
40:47そこがいいところだと私は思っています
40:49研究者にとっての関心事は人間と健康のこと
40:53そして病気を根絶させることです
40:57ところがメガンもトランプ大統領の方針に沿った
41:01自主的な検閲を迫られています
41:04研究費を出している国立科学財団から
41:08論文での使用を避けるべき用語について
41:11警告する通知を受け取ったのです
41:13用語のリストです
41:15身体障害、差別、平等、公平、民族性、ジェンダー
41:22ジェンダーの多様性
41:24300を超す用語のどれかを使用すると
41:27連邦政府の助成金を打ち切られる恐れがあります
41:31トラウマ、過小評価、女性、声が届きにくい人々
41:36被害者、人種差別
41:38理不尽な言葉狩りによって
41:41研究の未来が脅かされています
41:43リストに女性という言葉が入っていますが
41:48女性は男性と比べて多発性硬化症の発症率が
41:53数倍高いんです
41:54通常であれば研究助成金の申請書にも
41:58そのことを書きますが
41:59今書いているものからは念のため外しています
42:02実際どうなるか分かりませんけど
42:05目をつけられる恐れがあるかもしれないので
42:08リストを初めて見たときは衝撃でした
42:13あまりにむちゃくちゃなので
42:15研究者に相談したとは土手思えません
42:18リストの用語はどれも
42:20大統領がけぎらいする分野の研究に関連があります
42:24気候変動や社会科学
42:26差別との戦いなどです
42:29マイノリティへの差別に
42:35強く反対する人々のことを
42:38保守派はウォークと呼びます
42:40大統領はこのウォークへの敵意を
42:43むき出しにしています
42:44大統領の反ウォーク政策
42:54そのうちの一つは
42:55米軍に数千人いるという
42:57トランスジェンダーの軍人を標的にするものです
43:00ワシントンの郊外に暮らすブリー・フラム
43:19彼女もトランプ政権の標的となっています
43:23ブリーは45歳
43:28アメリカ宇宙軍に所属する
43:31航空宇宙工学の専門家です
43:33宇宙軍の幹部の一人として中枢部で任務に当たります
43:4324年前に入隊した時は男性だったブリー
43:51トランスジェンダーの女性として米軍で初めて大佐となりました
43:56今回は個人として取材に応じています
43:59これは宇宙軍の冷蔵用の軍服です
44:03いつの日か宇宙に関わる仕事がしたいと
44:07長い間夢見てきました
44:09ここについているのは私がもらった勲章のリボンです
44:15海外の任務で授与されたものもあります
44:192004年にはイラクの自由作戦に参加して
44:22イラクとハタールに派遣されました
44:25その任務でも得ています
44:272016年オバマ政権はトランスジェンダーの従軍規制を撤廃
44:34ブライアンはブリーという名の女性になりました
44:38カミングアウトをするため同僚たちにEメールを出し
44:43Facebookに投稿もしました
44:45その後出勤すると職場のみんなが集まってきて
44:49私の手を取って一緒に働けて光栄だと言ってくれたんです
44:53思わず泣きそうになりました
44:56しかし2025年1月27日
45:01トランプ大統領が大統領令に署名
45:04それは米軍から全てのトランスジェンダーを排除する意図を示すものでした
45:10助隊の危機に直面したトランスジェンダーの軍人たちは
45:21団結を決意しました
45:23この夜
45:28ブリーが出席したのは
45:30トランスジェンダーの軍人を支援する団体
45:33スパルタの会合です
45:35集まったのは50人ほどの軍人
45:59全員がトランスジェンダーです
46:02ジョー・エリスは軍用ヘリブラックホークのパイロット
46:062年前から女性として生活しています
46:10海外での任務に向けて準備してきましたが
46:13大統領令によって着任できなくなり
46:16同僚たちも困惑していると言います
46:19向こう12ヶ月の任務に着く予定だったので
46:23私が抜けると皆が困ります
46:26腕利きのパイロットが必要ですから
46:28パイロットにジェンダーは関係ありません
46:31大事なのは腕がいいかどうかです
46:34会合では団体の活動に尽くした人物が表彰されました
46:41トランスジェンダーの女性として初めて大佐となったブリーもその一人です
46:48貢献を称えるメダルが贈られました
46:54We will not surrender
46:57It is truly incredible how much you fight despite the persecution
47:04despite the bigotry
47:05despite every statement out there that says
47:10You are undisciplined
47:12You are dishonorable
47:13And you are liars
47:15Thanks Sparta
47:16この賞を光栄に思いますが
47:25できることなら明日にでも職場に戻り
47:28与えられた任務を全うしたいです
47:30それが私たちの務めですし
47:33能力がある限りやるべき仕事はあります
47:36この国には私たちの献身が必要なのです
47:395月6日
47:42連邦最高裁判所は
47:44米軍に関する大統領令を認める判断を示し
47:48ブリーは給食扱いとなりました
47:51他の数千人に上るトランスジェンダーの軍人たちも同様です
47:56これまで200を超す大統領令が出ていますが
48:00その多くに対して訴訟が起きています
48:04アメリカの黄金時代を築くというトランプ大統領
48:10あらゆる手段を尽くして勝利する決意です
48:14ご視聴ありがとうございました
48:44BS世界のドキュメンタリー
48:581911年ルーブル美術館からあのモナリザが消えた
49:02必死の捜索にも関わらず
49:04その行方は用として知れず
49:06新聞各紙は当時まだ珍しかったカラー印刷で連日のように事件を報道モナリザを特別な絵にした事件を遊び心あふれる映像でたどる
49:2216日夜10時45分
49:23スポーツヒューマンブラックフットボール大見ユリカ
49:29ただ一途に世界へ
49:31一緒に一度のチャンスかもしれない
49:34そこに全部裾を着くしかない
49:37不滅の文明古代エジプト
49:43最新の発掘から繁栄の秘密に迫ります
49:47すごいぞって思いましたね
49:49BSで13日土曜夜7時半
Be the first to comment