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ニューストランスクリプション
00:00国際報道2025です
00:11今日お伝えするおまな内容はこちらです
00:15アメリカでは公共放送が連邦政府からの資金提供を打ち切られ
00:22存続の危機にあります
00:23現状についてスポットライトでお伝えします
00:26パレスチナのガザ地区をめぐる戦闘が始まってから
00:31きょう7日で2年となりました
00:33中海国エジプトではイスラエルとハマスの間接的な協議が行われていて
00:38初日のハマスと中海国との協議は前向きな雰囲気だったと伝えられています
00:48戦闘開始から2年
00:50ガザ地区中部ザワイダで住民に話を聞きました
00:53一昨年10月7日のハマスによる大規模な奇襲攻撃から始まった
01:21ガザ地区での戦闘
01:22ハマスはおよそ1200人を殺害し
01:28今も人質48人を拘束しています
01:31一方でガザ地区ではこれまでに6万7000人以上が犠牲になったほか
01:40栄養失調などで460人が死亡し
01:43深刻な人道危機が続いています
01:46アメリカのトランプ大統領が示した和平に向けた計画を受けて
02:07中海国エジプトではイスラエルとハマスの間接的な協議が始まりました
02:126日はハマスと中海国カタールやエジプトとの間で協議が行われ
02:21前向きな雰囲気だったと伝えられています
02:24トランプ大統領は合意に強い期待を示しました
02:31事態は停戦に向かうのか
02:49ガザ地区での作戦で死亡した兵士の遺族などが集まった
02:59エルサレムでの集会では軍事作戦の継続を訴える声が
03:04一方予備役の兵士の間では
03:18度重なる招集で日常生活や仕事に深刻な影響が出ていることや
03:24攻撃への反対などを理由に招集に応じない動きも
03:28イスラエルのシンクタンクが先月中旬に行った世論調査では
03:51ガザ地区での戦闘を集結させる時が来たかという質問に対して
03:5660%がそう思うと回答
03:59去年の同じ時期から15ポイント増加し
04:03イスラエル社会で戦闘の集結を望む声が広がっていることが伺えます
04:08一方軍事作戦について
04:12人質の奪還とハマスの壊滅のどちらを目標とすべきかという質問に対しては
04:19去年の同じ時期とほぼ変わらず
04:213割近くがハマス壊滅が目標と回答しています
04:25イスラエル国内に根強い強行論が渦巻く中
04:31停戦を実現するための外交努力が身を結ぶのか
04:35今後の動きが注目されます
04:43ガザでの大規模な衝突が起きてから
04:45今日で2年が経ちました
04:47昨夜は時間を延長してこの問題を取り上げて
04:51視聴者からは本当に多くの声をいただきました
04:53ありがとうございました
04:53ありがとうございました
04:54その中で次のような声がありました
04:58ご紹介します
04:59将来的にアメリカの支援がなくなることはありえないのでしょうか
05:04戦闘をやめさせたいなら
05:07アメリカはイスラエルへの軍事支援をストップすればいいという声です
05:11ご指摘の通りアメリカは一貫して
05:15このイスラエルを支援してきていますよね
05:17アメリカはイスラエルに累計で最大の軍事支援を行っています
05:22外交的にも国連安保理で拒否権を行使することで
05:26イスラエルを擁護する姿勢を鮮明にしてきました
05:29国際社会からイスラエルへの非難の声が上がる中でも
05:32その姿勢に揺らぎは見られません
05:35しかし今世論に大きな変化が出始めているんです
05:39こちらご覧ください
05:40ピューリサーチセンターが先月に行った調査です
05:44イスラエルの軍事作戦について聞いたものです
05:46注目すべきはやりすぎだと
05:48イスラエル軍の作戦をやりすぎだと答えている人の割合です
05:5023年2年前には27%でしたが
05:54今年先月は39%12ポイントも増えています
05:58そもそもイスラエルの支持というのは
06:02党派別で大きく分かれています
06:04こちらご覧ください
06:05共和党支持者の方がイスラエルを支持する傾向が強いんです
06:08共和党支持者というのは
06:10イスラエル軍事作戦の支持は71%が支持すると答えています
06:14一方で民主党支持者を見ると
06:17一桁の8%こんなに大きな差があるということなんですね
06:21辻さんどうしてここまで差が開いているんでしょう
06:24そうですね
06:24いろんな理由があると思いますけど
06:25一つは宗教的な理由が大きいと思うんですね
06:28イスラエルを強く支持する福音派というのが
06:30共和党の大きな支持基盤にありますよね
06:33そういうことも背景にあると思います
06:35しかしこの共和党支持者の間ですら
06:39年代によってはイスラエルの支持が下がってきているというデータがあるんです
06:43こちらご覧ください
06:45同じくピューリスタッチセンターの調査です
06:47この2022年と2025年を比べたんですけれども
06:52イスラエルに対して否定的だと答えた人の割合は
06:55アメリカ全体では42%から50%で増えています
07:00共和党全体では27から37なんですけど
07:03こちら注目していただきたいのはこちらです
07:0518歳から49歳の年代では否定的だと見る人が
07:1035%から50%で大きく伸びています
07:1250歳以上ではそれほど変わっていないことがわかります
07:15若い人たちの間で共和党支持者の間でも
07:18イスラエルに否定的な見方が広がっているというわけです
07:22理由は明らかになっていませんけれども
07:24ソーシャルメディアなど見ているメディアの性質が
07:27関係しているのではないかという指摘もあります
07:30イスラエルに批判的な目を向けているのは
07:33一般の市民だけではありません
07:35共和党の議員の中にも声を上げる人が出てきています
07:38こちらの人です
07:40共和党の議員マージョリー・テイラー・グリーンさんです
07:43トランプ大統領を熱烈に支持する一人です
07:46ただこのグリーンさんは今年末にこう投稿したんです
07:51これ投稿文ですけれども
07:52なぜアメリカは資金援助を続けなければならないのか
07:56イスラエルの資金援助ですね
07:57そしてもちろん過激なイスラムのテロには反対だが
08:01同時にジェノサイドにも反対だとしています
08:04ジェノサイドというのは
08:06イスラエルを非難すると非常に強い言葉ですけれども
08:08共和党の議員がこうした言葉を使って
08:10イスラエルを非難しているわけです
08:13ただこうした世論の変化がトランプ政権の政策に
08:16どこまで影響を及ぼすかは不透明です
08:19特にトランプ大統領の共和党の支持者の多くで
08:22イスラエル支持の基本的な姿勢が変わっていないことも
08:26頭に入れておく必要があります
08:27イスラエルの建国以降
08:30一貫してイスラエル支持する姿勢を示してきたアメリカ
08:34その立場にわずかでも揺らぎが出るのか
08:38ガザデの事態が長期化すればするほど
08:41その影響は政権を揺さぶるかもしれません
08:43わずか14時間しか持ちませんでした
08:50フランスで先月就任したルコルニュ首相が
08:545日閣僚名簿を発表したものの
08:57組閣を巡り野党などから猛反発を受けて
09:01辞任を表明
09:02内閣は総辞職しました
09:04辞任を表明したフランスのルコルニュ首相
09:10ルコルニュ首相は
09:31組閣に取り組む前に
09:33来年の予算案などをめぐって
09:35野党との協力を模索しましたが
09:37交渉は難航
09:39こうした中発表された人事について
09:42野党などから反発が広がり
09:45辞任に追い込まれた形です
09:47フランス2は
09:51対立したのは連携を目指していた
09:53大統領に近い一派と
09:55右派政党だと伝えています
09:57騒ぎの中心にいたのは
10:02右派政党の党首
10:04ルタイオ内総です
10:06SNSに
10:08組閣人事は
10:09政策転換の約束を果たしていないと投稿
10:12連携は空中分解しました
10:16分裂の原因は
10:23右派から大統領派に
10:25くらがえした
10:25ルメール氏の
10:26国防省への起用です
10:28ルタイオ内総は
10:30ルメール氏を
10:31財政赤字を作った
10:33超本人だと批判します
10:34さあこちらの5人
10:52去年から今年にかけて
10:53辞職したフランスの首相です
10:55なぜ短い間に
10:56これだけ入れ替わるんでしょうか
10:58背景には
10:59現在の議会の構成があります
11:01去年夏に行われた議会選挙で
11:04マクロン大統領の中道与党連合は
11:07過半数を大きく割り込んで
11:08少数与党になったんです
11:10現在の議席の構成を見ていきましょう
11:13全部で577議席のうち
11:16与党連合がおよそ160
11:18野党の左派ブロックがおよそ190
11:22野党の極右ブロックがおよそ140
11:24三つの思いの勢力図となっているんです
11:27いずれの勢力も単独では過半数を取れず
11:30法案などの審議が行き詰まる状態
11:33いわばハングパーラメント
11:35チューブラリンの議会となっているんです
11:37そこで与党連合は
11:40その他の勢力と協力しようとしています
11:42しかし
11:44左派ブロックと右派ブロック
11:46極右ブロックは
11:47政治思想に大きな隔たりがあるものの
11:49与党連合には協力しないという
11:521点では思惑が一致し
11:54与党連合が多数派を形成するにはいたっていないんです
11:57ではここからヨーロッパ総局の向井記者に聞いていきましょう
12:01与党連合に協力しないという点で
12:04野党が一致しているという中で
12:06マクロン大統領はどう政治を前に進めていくんでしょう
12:09具体的な打開策が見つからないという状況です
12:16最新の世論調査で
12:19マクロン大統領の支持率は
12:2020%前後にまで落ち込んでいます
12:23大統領は辞任すべきだと考える人が
12:2673%に上るという調査もあります
12:29マクロン大統領の任期は
12:32再来年の2027年までです
12:35野党側は次の大統領選挙も念頭に
12:39強気の姿勢を続ける構えです
12:41厳しい声が国民からも上がっているわけですが
12:45マクロン大統領は次にどう動くんでしょうか
12:47選択肢はそれほど多くありません
12:52新たな首相を選んでも
12:55再び野党側の反発を受けて
12:57短期内閣に終わる可能性は高いとみられます
13:00議会を解散して選挙を実施したとしても
13:04与党が過半数を獲得するのは
13:07相当厳しい状況だとされます
13:09そしてマクロン大統領は
13:11大統領の職を辞することは
13:14自ら強く否定しています
13:16フランスはイギリスやドイツとともに
13:19ウクライナへの支援を主導してきました
13:22内政の混乱が続いて
13:25マクロン大統領自身の
13:27身体に発展するような事態になれば
13:29ウクライナを巡る状況にも影響が及びかねず
13:32他のヨーロッパ各国も
13:34フランスの動きを注視しています
13:36政治の混乱はアメリカでも
13:42与野党の対立で新たな予算案が成立せず
13:46政府機関の一部閉鎖が
13:48今月1日から続いています
13:51双方の駆け引きの行方は
13:53どうなるのでしょうか
13:55一方 野党民主党の下院トップは
14:116日も議会上院で
14:29予算案に関する採決が行われましたが
14:32賛成は手続き上可決に必要な
14:36全体の5分の3に当たる60票に届きませんでした
14:40トランプ大統領は
14:45民主党が医療保険の補助を延長するよう
14:48要求していることについて
14:50これに対し
15:01民主党の上院トップ
15:03シューマー院内総務は
15:056日 SNSで
15:06トランプ大統領の主張は
15:09事実とは異なると否定
15:11一方で
15:13もし共和党が交渉の席につく用意があるなら
15:16民主党はそこにいるだろうと投稿し
15:19交渉の用意はできていると強調しています
15:23こうした中
15:28首都ワシントンに集まったのは
15:29全米の研究者など300人
15:32トランプ政権が
15:35NASAアメリカ航空宇宙局の予算を
15:38前年度より24%余り
15:41およそ60億ドル減らす方針を打ち出す中
15:44予算を維持するよう
15:47議会に要請しました
15:48NASAをめぐっては
15:52政府機関の閉鎖に伴って
15:54今月に入って職員の8割余り
15:58およそ1万5000人が
16:00一時休職となっていて
16:02宇宙開発への影響を懸念する声が出ています
16:06番組では皆さんの声を募集しています
16:18NASAなど研究機関の予算削減について
16:20皆さんどう考えるでしょうか
16:22あすはこのスタジオに
16:24世界的な科学史・サイエンスを発行する団体の
16:27トップをお招きして
16:28科学の危機や未来について考えます
16:31こちら画面左下QRコードから
16:34皆さんの疑問や声をお聞かせください
16:36今日のスポットライトは
16:44苦境に立たされている
16:45アメリカの公共放送についてです
16:48アメリカでは公共放送とは
16:52連邦政府からの交付金を
16:54公共放送機構を通じて受け取る
16:57メディアのことを指すんです
16:59このうち全米規模である
17:01公共ラジオNPRや公共放送PBSについて
17:05トランプ大統領は
17:06民主党よりで税金を使って
17:09左翼のプロパガンダを
17:11助長しているなどと批判
17:13公共放送機構への資金の提供を
17:16打ち切る法案に署名し成立させた結果
17:20全米規模の放送局だけでなく
17:23地方を含む1500余りの放送局が
17:27資金を受け取れなくなりました
17:29こうした事態に
17:30全米では今後1年以内に
17:32115の局が閉鎖に追い込まれ
17:35およそ4300万人へのサービスに
17:38影響が出るという試算もあるんです
17:40政府からの資金が打ち切られた
17:43地方のラジオ局の一つを取材しました
17:46アラスカ州にある
17:50人口3000余りの町
17:53ピーターズバーグ
17:54サーモンやカレーなどの
17:58漁の拠点となっていて
17:59海産物の加工が盛んな島です
18:05島で唯一のラジオ局です
18:10これから島の情報を伝える
18:12朝の生放送が始まります
18:14読み上げられたのは
18:24誕生日を迎えた島の人たちの名前
18:28リスナーのほとんどが顔びしりです
18:32放送も身近な話題が中心です
18:39島には週に一度発行される新聞もありますが
18:59地域の情報を毎日伝えているのは
19:03このラジオ局だけです
19:08インターネットに接続できない地域もあり
19:22緊急時にはラジオで情報を受け取るのが
19:26習慣になっているといいます
19:28この日
19:40ラジオ局では
19:45この日
19:56ラジオ局では
19:57強風の警報が出たことを受けて
20:00直ちに放送で警戒を呼びかけていました
20:03漁業関係者にとっても
20:09ラジオからの情報が
20:11命綱になっています
20:13このラジオ局では
20:41年間の運営費の3割に当たる
20:4417万ドル余りを
20:45連邦政府からの交付金でまかない
20:48番組の制作費などに
20:51当ててきました
20:52この日
20:56ラジオ局が開いたのは
20:58今月行われる地元の議会選挙の
21:01候補者を招いた集会です
21:03記者がこれまでの取材や
21:07リスナーの意見をもとに
21:08候補者に質問
21:10その模様を
21:13生放送で伝えました
21:14ご視聴ありがとうございました
21:15BORO ASSEMBLY
21:45今回、政府による交付金が打ち切られたことで、これまでどおりの放送ができなくなる恐れがあります。
22:00このラジオ局に35年勤めてきたアボット局長です。
22:06地域の放送が減ることで、地方の権力の監視の役割が十分に果たせなくなると危機感を抱いています。
22:15地域のラジオ局を支えようと、市民からは、これまで以上に多くの機能を支えようとしています。
22:45地域による交付金が集まっています。
22:47取材に当たったワシン島市局の市原記者に聞きます。
23:09市原さん、トランプ大統領は公共放送への資金の打ち切りの理由について、この公共メディアであるPBSやNPRが、税金を使って左翼のプロパガンダを助長していると訴えているわけですけれども、実際にこうしたメディアはプロパガンダを助長しているんでしょうか。
23:27少なくとも市民の受け止めは大きく分かれています。
23:33はい。
23:34はい。
24:05市原大統領の身内である与党・共和党のアラスカ州選出の上院議員も反対していました。
24:12市原さん。
24:42市原さん。
25:12市原さん今はとどめを刺すようなものだという答えもありましたけれども
25:18この地域で重要な役割を果たしてきた公共メディアが
25:21今厳しい状況に追い込まれている
25:23今後どうなっていくんでしょう
25:24運営はさらに厳しくなることが予想されています
25:31取材したアラスカ州のラジオ局など地方の放送局の中には
25:37存続を求める住民や自治体から例年を大きく上回る寄付が寄せられているところもあります
25:45ただ今後も同じように寄付が集まるとは限りません
25:50公共放送を資金面などで支えている非営利団体も危機感を訴えています
25:57先ほどのリポートの中でもお伝えしましたが
26:26地域の選挙で候補者についての詳しい情報が得られなければ
26:31特に二大政党制のアメリカでは
26:35有権者が候補者の所属政党という情報だけで投票するケースが増えてしまって
26:41社会の分断が深まるという指摘もあります
26:44地域の報道がアメリカでどのように存続していくのか
26:49今後も取材していきたいと思います
26:51フランスの繊維業界に衝撃
27:00中国発のネット通販シーンが来月フランスで初めてとなる実店舗を
27:07パリの百貨店にオープンするというのです
27:101200平米の店舗で医療品を格安で販売します
27:15パリっ子たちの反応は
27:17フランスに2500万人の顧客を抱えるというシーンは
27:34しかしすでに苦境にあるフランスの繊維業界に追い打ちをかけると反発の声も
27:49シーンはフランスの他の5都市の百貨店にも出店予定です
28:00ニューヨークにある教会に動物たちが大集合
28:07ヘビーに
28:09フクロウ
28:11ラクダまで
28:13キリスト教で動物の守護聖人とされる
28:17聖フランチェスコの記念日に合わせて
28:19毎年行われている特別な儀式
28:23動物たちも祝福を受けるということです
28:27中国では6日は日本の十五夜にあたる中秋節
28:34この時期に欠かせないのがお菓子の月平です
28:38月平商戦が活発化した今年
28:41各地で個性豊かなご当地月平が登場しました
28:46関東省ではシシ米などの無形文化遺産をモチーフに
28:51後世チュアン族自治区では名産の文端を使った月平です
28:58中には唐辛子や辛い牛肉を入れたものも
29:04遼寧省では住民が巨大なひょうたん型の月平を手作りしました
29:10長距離攻撃が可能な巡航ミサイルトマホークのウクライナへの供与をめぐり
29:20アメリカのトランプ大統領はほぼ決断したと発言
29:24供与をめぐってはロシアのプーチン大統領が強く反発していて
29:29実現すれば欧米とロシアとの間でさらに緊張が高まることも予想されます
29:35ロシア軍の無人機による攻撃があり大規模な停電が発生した南部ザポリージャ州
29:44IAEA国際原子力機関は6日
29:49ロシア軍が選挙を続けているザポリージャ原子力発電所の周辺などで
29:54砲撃の音や着弾音が確認されたと発表
29:58IAEAによりますと現在ザポリージャ原発では
30:04外部からの電力供給が途絶え
30:07非常用の発電機を使用し続けているということです
30:10外部からの電力供給が途絶えている状態は
30:15今回はおよそ2週間にわたっていて
30:17ロシアの軍事侵攻以降最も長い期間に及んでいるということです
30:23IAEAのグロッシ事務局長は
30:27原子力の安全上のリスクはさらに高まっていると強い懸念を示し
30:33外部からの電力供給を一刻も早く復旧させるため
30:37ロシアとウクライナの双方と協議を続けているとしています
30:41戦闘が長期化する中
30:46アメリカはウクライナに対し
30:48巡航ミサイルトマホークの供与を検討
30:51トランプ大統領は6日記者団から
30:55結論を下したのかと問われると
30:57その上で
31:13供与を最終的に判断する前に
31:17ウクライナ側に具体的な運用方法を確認する必要があるという認識を示しました
31:22一方、ロシアのプーチン大統領は強く反発
31:28供与が実現すれば
31:43選挙への影響だけでなく
31:45欧米とロシアとの間で
31:47さらに緊張が高まることも予想されます
31:50こうした中
31:53ウクライナ公共放送は
31:55前線に近い街では地下に学校を建設する様子を伝えています
31:59ハルキュー州のチュグイユーで
32:04地下に学校の建設が進められています
32:07行政の責任者によると
32:102022年から続くオンライン授業が
32:13ようやく対面に戻せるようになります
32:16工事の7割はすでに完成しているとのことです
32:20行政責任者です
32:22空襲警報がよく発令されます
32:26状況は厳しいですが
32:28何とか作業を進めています
32:30この街は今
32:33北部の前線から40キロ
32:36東部の前線から60キロの距離にあります
32:39ロシアによる攻撃で
32:42街の学校は大きな被害を受け
32:45避難していない生徒は3分の2ほどです
32:48対面授業は来年に実施される予定で
32:54今の生徒のおよそ4割が
32:56完成した2つの学校に通えるようになります
32:59ロシア極東のカムチャツカ半島沖合で
33:087月末に起きた巨大地震では
33:10津波の影響が日本を含む太平洋地域の
33:14広い範囲に及びました
33:16この地震で危機感を高めたのが
33:19防災システムに課題を抱える
33:22国々の担当者たちです
33:24ハワイにある津波の研究などを行う
33:27国際機関では
33:28初動対応や避難などの
33:30実践に重点を置いた
33:32津波対策の研修が開かれました
33:34世界中からの観光客でにぎわうハワイ
33:41ビーチのすぐ近くで行われたのが
33:46フィリピンやチリ、トンガなど
34:04およそ20カ国の災害担当者などが参加した
34:08津波からの避難訓練です
34:10地震からおよそ15分後に津波が来る想定で
34:17スマホで位置情報を確認しながら
34:20指定された避難場所を目指します
34:23車が行き交う交差点
34:32災害時はより混雑し
34:35行く手を阻まれるかもしれない
34:37いくつもの想定外に直面しました
34:40参加者の一人、マフィ・ペニソニさんです
34:47南太平洋の島国トンガで
34:50緊急時の対策指揮などになっています
34:53なんとか時間内に集合場所に到着した
35:20ペニソニさん
35:21ほっとした表情を浮かべました
35:24しかし、反省会では
35:29公私人から思わぬ指摘を受けました
35:32参加者の避難経路をGPSの位置情報で記録した動画です
35:39ペニソニさんたちが近道をしようと
35:43海にやや沿うように移動したのが分かります
35:46逃げ始めるのが遅かったり
35:50津波の到達が早まったりした場合
35:53流される危険が高まるのです
35:55研修を主催した国際津波情報センターです
36:15今年7月のカムチャ塚沖の地震などを例に
36:20津波がもたらす被害や各国の津波対策など
36:24幅広いテーマについて基礎から学びます
36:27海に対して、津波の避難を行わせた場合
36:34少し、津波の避難を行わぬ、津波の避難を行わせた場合
36:40ゆると、津波の避難を行わせた場合
36:46また、津波の避難が想定した場合
36:50日本人の避難に行われている
36:53ペニソニさんの住むトンガでも危機感は高まっています。
37:10トンガでは3年前、海底火山の大規模な噴火で発生した津波により、各島の海岸沿いの建物が破壊されるなど大きな被害を受けました。
37:23研修のハイライトは、実際に津波が迫ったとき、市民や自治体などにいかに情報を伝達するかの訓練です。
37:53マグニチュード8規模の地震でトンガに津波警報が出されたという想定で、ペニソニさんは災害本部の指揮に当たります。
38:04津波情報はたびたび更新され、住民からの問い合わせも相次いで寄せられてきます。
38:34様々な判断を立て続けに求められるペニソニさん。状況を把握するだけでも大変だと痛感しました。
38:58トンガに津波警報が出されている。
39:28研修の講師は参加者が学んだことが、それぞれの国にあった対策の構築につながることを期待しているといいます。
39:39今日を押さえておきたい世界のニュースです。
39:54今年のノーベル物理学賞に、粒子が障壁を通り抜けるトンネル効果を実験により、目に見えるスケールで確かめたとして、アメリカの大学の研究者3人が選ばれました。
40:09今回受賞したのは、いずれもアメリカにあるカリフォルニア大学バークレー校のジョン・クラーク教授、
40:24サンタバーバラ校のミシェル・デボレ教授、それにジョン・マルティニス教授の3人です。
40:34実験で用いられたカイロは、桁違いに高い計算能力を持ち、
40:38ノーベル賞の選考委員会は、3人の研究について、
40:43量子コンピューターを含む次世代の量子技術を開発する機会を作ったと評価しました。
40:52アメリカのトランプ大統領は、輸入される中型や大型のトラックに対して、
40:58来月1日から25%の関税を課す考えを明らかにしました。
41:056日、SNSに投稿したトランプ大統領。
41:09来月1日以降、他の国からアメリカに来る全ての中型と大型のトラックに対して、
41:1625%の関税を課すとしています。
41:21具体的にどのようなトラックが対象になるのかは明らかにしていませんが、
41:26アメリカはトラックに原則として25%の関税を課しているため、
41:31追加関税が上乗せされれば、関税率は50%に上る恐れもあります。
41:38中型のトラックも含まれれば、対象はこれまで以上に広がることになり、
41:45日本のメーカーも影響を見極めていくことになりそうです。
41:49中国外務省はきょう、今月10日の北朝鮮の朝鮮労働党創立80年に合わせた
41:58祝賀行事に出席するため、李強首相が北朝鮮を訪問すると発表しました。
42:05中朝両国としては、結束をさらにアピールしたい狙いがあるとみなります。
42:10支援物資を届けようと、パレスチナのガザ地区に船で向かい、
42:18その後、イスラエル側に阻止されたスウェーデンの環境活動家、
42:22グレタ・トゥーンベリさんを含む171人を国外退去にしたと、
42:286日、イスラエル外務省が発表しました。
42:30ロイター通信は4日、先に送還された乗船者への取材で、
42:36グレタさんがイスラエル側から虐待を受けていたのを見た、などと伝えていて、
42:42イスラエル外務省はこれを否定しています。
42:46番組ではみなさんの声を募集していますが、この声について60代の方です。
42:51豊かになり誰とでもつながれる時代、逆説的ですが、より孤独な時代です。
42:56他のみなさんの声は他者の存在を生活に取り入れることができ、
43:01それが私の生き方をニュートラルに引き戻してくれます。
43:04はい、ありがとうございます。
43:06孤独な時代、確かになと思って、私も実際今隣に誰が住んでいるのかすら知らないですし、
43:13面と向かって誰かとニュースについてゆっくり語り合う機会も減っているんじゃないかと感じています。
43:19一方で、今本当にスマホ一つで世界とつながれる時代ですよね。
43:24ぜひこの番組が皆さんとの意見を交換するハブ拠点になるといいなと感じています。
43:30さて、明日は世界的な科学史・サイエンスを発行する団体のトップがスタジオに生出演します。
43:40科学界が向き合う課題や、AIなどの先端技術で世界がどう変わっていくのかなど、
43:47皆さんの声を交えながら直接聞きます。
43:49国際報道2025、また明日のこの時間、お会いしましょう。
43:55ご視聴ありがとうございました。
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