（奈良）県民大会　暴力団追放呼びかけ　2016年8月30日

県民大会 暴力団追放呼びかけ

国内最大の指定暴力団、山口組が分裂し、全国各地で抗争事件が起こる中、暴力団の追放を目指す県民大会が、田原本町で開かれました。
大会は、暴力団の追放運動の機運を高めようと開かれ、田原本町の会場には、警察や市町村の職員のほか、企業や団体などからも計約５００人が集まりました。
大会では、奈良県警察本部の安田浩己本部長があいさつし、「国内最大の指定暴力団、山口組が、去年分裂し、奈良県でも大和郡山市で抗争と思われる事件がありました。
警察は、全力で暴力団排除に取り組んでいますが、県民１人１人の協力も必要です」と述べました。
このあと、役場の職員だった夫を暴力団関係者に拉致され、殺害された経験を持つ女性が講演しました。
女性は、「暴力団関係者に夫を無残に殺され、遺体もまだ見つかっていません。残された遺族は、１人で家族の死を背負わなければならず、孤独です」と癒えることのない苦しみを語りました。
2016年08月30日　17時33分

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