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  • 9 年前
覚醒剤使用で逮捕は違法捜査

覚醒剤を使用した罪で起訴された浜松市内の40代の男性について、静岡地方裁判所浜松支部は、警察署に連行して尿検査を行う過程で違法な捜査手続きがあったとして無罪を言い渡していたことがわかりました。
浜松市内に住む40代の男性はことし2月、自宅から警察署に連行され、尿検査を行ったところ覚醒剤の陽性反応が出て逮捕され、その後、覚せい剤取締法違反の罪で起訴されました。
裁判で男性側は、自宅の駐車場で職務質問を受け、その途中で自宅に戻った際に数人の警察官に体を押さえつけられたのは実質的な逮捕で、その後、警察署で行われた尿検査は証拠として認められないとして無罪を主張していました。
一方、検察側は男性は錯乱状態にあったため、保護する必要があったと主張していました。
そして、今月5日の判決で静岡地方裁判所浜松支部の稲岡奈桜裁判官は、男性が錯乱状態にあったとは認定できないとしたうえで、「男性の保護は本来、令状なしでは到底許されない手段で行われ、極めて重大な違法手続きである」と指摘しました。
そのうえで、「尿の鑑定結果などの証拠はいずれも違法に収集され、証拠として認められない」として無罪を言い渡しました。
判決について、県警察本部刑事企画課は「コメントする立場にない」と話しています。
2016年09月14日 20時05分

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