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  • 9 年前
核燃料サイクル政策推進を要請

三村知事は13日、世耕経済産業大臣など関係閣僚を訪れ、使用済み核燃料を再処理して再び燃料として使う核燃料サイクル政策を引き続き、進めていくよう要請しました。
三村知事は、内閣改造で新たな大臣が就任したことを受けて経済産業省などを訪れました。
はじめに世耕経済産業大臣と会談した三村知事は、「県とのこれまでの協力関係をご理解の上、中長期的な方針の下で責任ある原子力政策の推進をお願いしたい」と述べ、引き続き、国は、核燃料サイクル政策を進めていくよう要請しました。
その上で、三村知事は、核燃料サイクル政策に対する国の姿勢や、青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしない確約が果たせるのか質問しました。
これに対して世耕大臣は「核燃料サイクル政策を進めていく方針には変わりなく、青森県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしないという約束を守る」と述べ、最終処分地の選定は、国が前面に立って今年中にも科学的有望地を提示することを目指し、着実に取り組んでいくという見解を示しました。
さらに松野文部科学大臣と会談した三村知事は会談後、報道陣の取材に対し、「国の責任ある回答をいただいたと受け止めている。今後も国、事業者の取り組みを厳しく見極め対応していきたい」と話していました。
また、核燃料サイクル政策の一部として進められている高速増殖炉「もんじゅ」について「廃炉に向けて調整が進められている」という報道があったことに対して、三村知事は「もんじゅ」そのものに関する言及は避けた上で、「高速炉に関する実証研究は非常に重要なことだと思っている。国として責任ある研究の体制を取るべきだと思っている」と話していました。
2016年09月13日 20時14分

三村申吾 原発 青森県 知事
もんじゅ  高速炉 核燃料サイクル政策

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