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  • 2016/10/31
山陽道事故で運行管理者を起訴

2016年09月02日 20時42分

ことし3月、広島県東広島市の山陽自動車道のトンネルで車の列にトラックが突っ込み2人が死亡した事故で、広島地方検察庁は、2日、運転手が過労で正常な運転ができないおそれがあると知りながら、
運転させていたとして勤務先の運送会社と当時の運行管理者の男を道路交通法違反の罪で起訴しました。
起訴されたのは、埼玉県川口市の運送会社で「ゴーイチマルエキスライン」から社名を変更した「ツカサ運輸」と、会社の役員で事故当時、運行管理者だった後藤隆司被告(42)です。
この事故はことし3月、東広島市の山陽自動車道のトンネルで、渋滞中の車の列に居眠り運転のトラックが突っ込み2人が死亡したもので、すでに過失運転致死傷と道路交通法の過労運転の罪で
起訴されているトラックの運転手の男は、事故を起こすまでのおよそ2か月の間に休みが3日間しかなかったことがわかっています。
広島地方検察庁は、2日、後藤被告と運送会社が連続勤務などの過重労働による過労で、運転手が正常な運転ができないおそれがあると知りながら、運転をさせていたとして道路交通法違反の罪で起訴しました。
これまでの警察の調べに対し、後藤被告は「事故のあと、運転手の勤務状況などを記した日報を改ざんした」などと供述し、会社の社長は、「運行管理は後藤被告に一任していた」と話しているということです。

広島県 東広島市 事故 交通事故
居眠り運転 後藤隆司 逮捕 ツカサ運輸

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