プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 9 年前
唐津市坂井市長を書類送検

佐賀県唐津市の坂井俊之市長が、代表を務めていた自民党の支部が、企業などからうけた献金を市長個人の政治団体に全額寄付していたのは、政治資金規正法違反にあたるとした、市民グループの告発を受けて、佐賀県警察本部は13日までに坂井市長を書類送検しました。
書類送検されたのは、唐津市の坂井俊之市長(55)です。
この問題は、坂井市長自らが代表を務め、去年12月に解散した「自由民主党唐津市101支部」が、平成25年とおととし、企業などから受けた献金あわせて486万円を、市長個人の政治団体に全額寄付したなどとされるものです。
政治資金規正法では、企業・団体献金を受けられるのは政党と政治資金団体に限られ、後援会など政治家個人の団体への寄付は禁止されていて、市民グループは、去年12月、警察に告発していました。
これを受けて警察は、13日までに坂井市長の書類を佐賀地方検察庁に送り、今後検察で、刑事処分を判断することにしています。
これについて、坂井市長は、開会中の定例市議会で「大変な心配とご迷惑をおかけしたことについて心からおわびを申し上げたい。検察の判断が出ていない段階でどうするのか、申し上げることは難しい。検察の処分を待ってからしかるべき対応を取りたい」と述べました。
坂井市長の政治資金をめぐる一連の問題をめぐっては、市の政治倫理審査会も、市民グループから請求があったこれらを含む6つの問題についていずれも市の条例に違反しているとする 報告書をまとめています。
坂井市長は、この責任を取るとして、来月から2か月分の給料を、50%減額する条例案を現在開会中の定例市議会に、提案するとともに、来年1月に投票が行われる予定の唐津市長選挙に、立候補しない意向を表明しています。
2016年09月13日 12時51分

カテゴリ

🗞
ニュース
最初にコメントしましょう
コメントを追加

お勧め