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  • 9 年前
用水路転落死 3年で79人

岡山県内で去年までの3年間に用水路などに転落して死亡した人は79人にのぼることが県が行った初めての調査で明らかになりました。
この数はこれまで警察が把握してきた自転車やバイクを運転中の転落事故の2倍以上です。
この調査は岡山県が県内の消防を通じて初めて行ったもので、歩行中や運転中に用水路などに転落して救急車が出動した件数は去年までの3年間で1143件にのぼり、
平均すると1日に1件以上です。
このうち、死亡した人の数は79人で3週間の入院が必要と見込まれる「重症」の患者も137人いました。
用水路などへの転落事故をめぐっては警察が自転車やバイクによる事故については統計をとっていて3年間で31人が死亡していますが、歩行者を含めるとその
2倍以上が死亡している実態が浮き彫りになりました。
また、死亡した人のうち7割近くが65歳以上の高齢者で午前6時から午後6時までの日中の通報が8割近くを占めているということです。
県によりますとことし6月までの半年間でも17人が用水路などに転落して死亡したということで、県では関係機関から情報を集めて危険な場所の分析を進め、
本格的な対策に向けて検討を進めることにしています。
2016年09月01日 12時32分

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