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ニュース
トランスクリプション
00:09こんばんは
00:116月20日土曜日報道特集です
00:15戦闘終結に向けた覚書に署名
00:19戦争を仕掛けたアメリカが失ったものとは
00:22そして求められる貢献に日本は
00:25もう一つは住民をスパイと決めつけて虐殺
00:30沖縄戦で相次いだ惨劇の背景にあった法律とは
00:36きょうはこれまでにご覧のようなニュースが入っています
00:39特集は5時45分ごろからお伝えします
00:44きょう6月20日は世界難民の日です
00:48紛争地から遠く離れた日本では
00:50難民問題を身近に感じる機会は多くありません
00:55都内の高校で映画を見て難民について考える
00:59特別授業が行われました
01:06都立高校で行われたのは難民についての特別授業
01:12取り上げられたのは
01:202011年に始まったシリア内戦
01:24当時のアサド政権と反体制派による衝突は
01:2710年以上に及び
01:291000万人以上が今も国内外での避難生活を
01:33余儀なくされています
01:46ここで起きた実話をもとに制作されたのが
01:49映画
01:50I was a stranger
01:53戦火を生きる人々の選択と葛藤を
01:56医師や兵士など異なる5人の視点から描いた作品です
02:08この日は映画の上映会が行われました
02:13遠く離れた国で起きた現実の重さを
02:16目の当たりにした生徒たち
02:19上映後には自然と会話が生まれます
02:37映画を見て感じたことを悩みながらも
02:40書き留めていきます
02:45特別授業2日目
02:47生徒たちが疑問点を持ち寄り
02:49意見を交わします
02:53主人公の一人
02:54病弱な息子とアメリカへ渡るため
02:57難民を利用して荒稼ぎする密交業者
03:03善悪では割り切れない実情に生徒たちは
03:08あの環境の中だと
03:09息子との理想の生活のためには仕方ないことで
03:14そういう手段を取らざるを得なかった
03:17いわば彼も紛争の被害者の一人として
03:19ちょっと僕は考えていて
03:21やっぱりみんな被害者だと思うから
03:26議論の中心となったのは映画のタイトルです
03:30ストレンジャーとは誰なのか
03:33なぜ過去を示すワズが使われているのか
03:38同じ映画を見て戦争というのを共有している時点で
03:42もう当事者になった
03:44戦争にとって見知らぬ人じゃなくなった
03:48授業を終え世界を広げた生徒たちは
03:51見知らぬ誰かを思う力を培ったようです
03:56何百人何千人という難民がいるという意識だったんですけど
04:02一人一人一人の難民がたくさんいるという意識に変わ
04:07りました
04:09世界に必要なのは武力じゃなくて対話だよというのを
04:12私はもうずっとやっぱりこの映画を見て
04:15改めて認識しましたし
04:17ずっと訴えて考え合い続けていきたいなという風に思いました
04:23作品を手掛けた監督は
04:25こうした若い世代を物事を変える可能性を持つ
04:29最大の希望だと語ります
04:48難民をめぐり生まれた問いは
04:50彼らが教室を出た後も続いていきます
05:09特集はイランとの3ヶ月余りの戦争で
05:13アメリカが何を得て何を失ったのか考えます
05:17ここ数十年で最悪の外交上の失敗
05:21与党共和党内からも厳しい批判の声が上がるわけ
05:25とは
05:29アメリカとイスラエルが
05:31イランへの攻撃を開始してから3ヶ月余り
05:44こう言い放っていたトランプ大統領だったが
05:52イランとの戦闘集結に向けた覚書に正式に署
05:58名した
06:00アメリカ側によれば覚書は
06:03レバノンを含む全ての戦闘を集結し
06:0760日以内に最終合意を目指すとしている
06:13ホルムズ海峡に関しては
06:15署名後60日間
06:17イランが無償で安全な航行ができるよう
06:22努めるとした一方で
06:25イランが合意を履行すれば
06:27資産凍結の解除や
06:30復興のため
06:313000億ドル規模の
06:34民間基金を創設する方針も盛り込まれた
06:40核問題については
06:41イランが核兵器を調達
06:44または開発しないと表明
06:48貯蔵している高濃縮ウランを
06:51現地で希釈処分するというが
06:54トランプ氏が求めていた
06:56アメリカへの引渡しは明記されていない
07:02トランプ氏は署名後のインタビューで
07:05こう主張した
07:24今回の署名について
07:26与党共和党内からも批判の声が上がる
07:32イランの核兵器への野望は変わらないし
07:36彼らはホルムズ海峡を脅しの材料にすれば成
07:40功すると学んだ
07:42将来的に同じ手を使ってくることは間違いないだろう
07:47ここ数十年で
07:49最悪の外交上の失敗だ
07:53一方中日イラン大使のセアダット氏は
07:58合意の直前私たちの取材に対して
08:04彼は苦い教訓を得たはずです
08:12イランだけではなく
08:13世界のすべての国から学ぶべきです
08:20一体何のための戦争だったのか
08:35中東各地にあるアメリカ軍基地などに
08:39自爆型ドローンで攻撃を行ってきたイラン
08:52イランの対岸に位置するクエイト
08:57ここにあるアメリカ軍基地も
08:59戦闘が始まった直後に
09:01ドローンの攻撃にさらされた
09:06クエイトにある陸軍の作戦指揮所が
09:10ドローンの攻撃を受け
09:12兵士6人が死亡した
09:18攻撃の直後ヘグセス国防長官は
09:24我々の防空システムで
09:26ほぼすべて撃ち落とせています
09:30素晴らしい防空部隊ですが
09:31残念ながらたまにすり抜けがあります
09:35あのケースではたまたま
09:37施設に命中してしまったのです
09:43ヘグセス長官は防空網を
09:46ドローンがたまたま
09:48すり抜けたとしたが
09:50これを真っ向から否定する証言がある
09:56当時現場の作戦指揮所にいた
09:59ステファン・ラムズボトム少佐
10:04部隊は自衛のための準備が
10:07十分ではなかったと証言した
10:12私の後ろで爆発が起き
10:14吹き飛ばされました
10:16机に叩きつけられ床に倒れました
10:19私は脳震盪を起こし
10:22後頭部に破片が刺さりました
10:28本当に恐ろしいものでした
10:31仲間数人はほぼ即死でした
10:34警報が全くなかったため
10:36オフィスは人がいっぱいで
10:38全員デスクで仕事をしていました
10:41ですから20人から30人が負傷しました
10:48少佐は指揮所があった場所には
10:51ドローン攻撃を防ぐ術がなかったと話し
11:02何もありませんでした
11:05上官らは対ドローンシステムを
11:08配備すると約束していましたが
11:10私たちのところには全く
11:12全く設置されませんでした
11:16レーダーがあった場所は
11:18遠すぎて敵を捕捉できませんでした
11:22すり抜けという言葉は
11:24防御手段があることが前提です
11:27しかしそもそも現場は
11:29ドローン攻撃から守られていなかったのです
11:32すり抜けなんかではありません
11:36作戦指揮所の建物そのものも
11:39脆弱だったという
11:44コンテナのようなものでしたが
11:46それよりもさらに小さいくらいでした
11:49非常に薄い金属製です
11:57爆弾どころか
11:59銃弾すら防げなかったでしょう
12:03少佐は
12:04軍の上層部は
12:05ここまでの激しい反撃を
12:08想定していなかったのではないか
12:11と疑念を募らせている
12:15上層部は
12:16戦争がそこまで大きくならないと
12:18考えていたのだと思います
12:21だから
12:22戦火が遥かに拡大した時
12:24私たちがいた場所では
12:25準備できていなかったのでしょう
12:30イランへの攻撃によって
12:33アメリカは
12:34軍事力をどれほど消耗したのか
12:394月末
12:40議会の公聴会に出席した
12:43ヘグセス国防長官
12:47野党議員の追及に激しく反論した
12:52大統領はまたも
12:54アメリカを中東での戦争の
12:56泥沼に引きずり込んだのです
12:59泥沼?
13:01敵に宣伝材料を与えるのか
13:03恥を知れ
13:07アメリカのシンクタンク
13:09戦略国際問題研究所
13:12CSISの
13:13マーク・カンシアン上級顧問は
13:17今回のイラン攻撃で
13:19ミサイルの保有数が
13:21大幅に減少したと分析した
13:27ミサイルを戦争前の数に戻すのに
13:301年から4年かかるでしょう
13:33ミサイルの生産には
13:35時間がかかります
13:37アメリカは多くの資金を投入し
13:40生産能力を拡大しようとしていますが
13:44それも時間がかかります
13:50CSISは
13:51主要な7つのミサイルについて試算した
13:58敵の弾道ミサイルを捉え
14:00地上から迎撃するミサイルサードや
14:05今回の戦争で初めての実戦投入となった
14:09最新鋭の弾道ミサイルプリズムは
14:13イラン攻撃前にアメリカが保有していた数のうち
14:17最大でおよそ8割を使用したとされる
14:25ディドーラー
14:26百数十人が犠牲となった
14:29小学校の攻撃に使われたとされる
14:32巡航ミサイルトマホーク
14:353割ほど使用された可能性があるという
14:40これらは高いもので
14:42一発2870万ドル
14:46日本円でおよそ46億3000万円
14:52使用したミサイルの総額は
14:55250億ドル
14:584兆円以上に上ると推計している
15:03保有数の減少によって懸念されるというのが
15:10ミサイルの保有数が元に戻るまでの間
15:16西太平洋地域に隙ができてしまうのです
15:22それがたくさんのリスクを生み出します
15:29カンシアン氏は対中国戦略においても
15:33リスクが生じていると指摘した
15:39保有数が減ると
15:41中国を攻撃する能力とともに
15:45その地域にあるアメリカ軍基地の防衛力が低下します
15:53減撃するためのミサイルがなくなることは
15:57多くの中国のミサイルが打ち込まれ
15:59アメリカ軍基地やインフラへの被害が
16:02大きくなることを意味しています
16:07アメリカの政治外交に詳しい
16:10三巻聖子教授は
16:13アメリカの敗北と言わざるを得ないと話す
16:18ホルムズ海峡を開けるには
16:20それなりにやはりイランが主張する
16:22制裁の緩和とか
16:24そういうものを受け入れざるを得なかったとすれば
16:27やはりどこから見ても
16:29これはアメリカの敗北と言わざるを得ない
16:32結果的には革命防衛隊軍
16:36かつてよりもむしろ強硬な
16:39現体制が出来上がってしまったということもありますし
16:43そうしたホルムズ海峡閉鎖というカード
16:46これを与えてしまった
16:47むしろイランを強くしてしまったのではないかと
16:51すら言われていますね
16:55イランの核問題をめぐっては8年前
17:00第一次トランプ政権が
17:02イランの核開発を制限する
17:05国際的な枠組み
17:08核合意から一方的に離脱した
17:13トランプ氏は今後の協議で
17:15この核合意以上の成果を目指すというが
17:20実現できるかは不透明だ
17:23アメリカが失ったものは何か
17:28イランへの攻撃は国際法違反と批判され
17:34国際社会での信頼も大きく傷ついた
17:38と三巻教授は指摘する
17:42アメリカが今まで国際秩序の名所を自負して
17:45結果的にいろんな戦争をやってきましたけれども
17:48その戦争において最低限見せてきた
17:51同盟国との連携関係とか
17:54コミュニケーションとか
17:55そういう姿勢すら今や失ったアメリカ
17:59本当に予測ができない
18:00今までアメリカが培ってきた
18:02信頼というものが失われて
18:05これは例えばトランプ大統領が
18:07いきなり状況に気づいて
18:09同盟国は大事だとか
18:10世界平和にアメリカはコミットしていく
18:13といったところで
18:14回復できるものではないですし
18:16正直本当に今後回復されるのかなと
18:22戦闘終結後に
18:24日本に求められる可能性があるのが
18:27ホルムズ海峡での嫌いの総会だ
18:32高市総理は15日
18:34フランス イギリス ドイツ イタリアの
18:374カ国の共同声明に参加する意向を表明
18:43ただし声明には
18:44嫌い総会を含む任務に
18:47各国の憲法の規定に沿って関与する
18:50との記載がある
18:52自衛隊の派遣については
18:54具体的に現時点で何ら決まったものはございません
18:58先般成立した米イラン間の合意と
19:01それに伴う実際の情勢というものは
19:05しっかりと見極めなければならないと
19:07考えております
19:20日本周辺で今も続く嫌いの爆破作業
19:25太平洋戦争中アメリカ軍が1万5千個
19:30日本軍も上陸を阻止する目的で
19:345万5千個を付設した
19:37戦後復興は膨大な数の
19:40嫌いの除去から始まった
19:44嫌いは1個で
19:45タンカーや空母などの
19:48大型艦船を沈没させる
19:52総会部隊出身の
19:54古正光一元海上幕僚長は
19:58嫌いの破壊力をこう語る
20:02海に入れた地雷と同じような
20:06だけどもう爆発能力の
20:09あれがもう全然違うわけですね
20:12水圧の変化で
20:13プラスマイナスで船が折れる
20:17嫌いの種類は大きく3つある
20:22海面に浮かぶ浮遊嫌い
20:25水中に渓流されるもの
20:28海底に付設されるものがある
20:32嫌いは艦船の接触
20:35音響や時期
20:36通過の際の水圧の変化に
20:39反応して爆発する
20:43現在でも自衛隊は
20:45敵の上陸を阻止する兵器として
20:48保有している
20:53有事の時に日本も撒く
20:55撒くということですね
20:57相当な数を持っているんですか
21:01どこかを守るぐらいの数は持っている
21:04時期案に入れないようにするとかね
21:09今年4月総会部隊の拠点
21:12横須賀基地
21:15報道特集のカメラが
21:17総会館淡路に乗り込んだ
21:22淡路は船体がFRP
21:26繊維強化プラスチックでできた世界最大の総会館だ
21:32船体は時期を完全に遮断するように作られている
21:38嫌いは時期に最も反応する
21:43繊維を踏み上げた跡が分かると思うんですけれど
21:47ガラス繊維ですね
21:49磁気にも絶対反動しない
21:51ステンレスであったりアルミであったりアルミ合金
21:55ですね
21:55そういった非磁性の金属というものを使って
21:58センターを作り上げています
22:00自作がくっつかない
22:01くっつく考えていただければ
22:04嫌い爆破には水中ロボットが使われるが
22:08ダイバーが直接嫌いに接する局面も少なくない
22:14現場の海水温に適応するように
22:17潜水用のスーツは3種類ある
22:22通常オールシーズンの5ミリのタイプ
22:25熱い水温が高いところに行くときは
22:283ミリのスーツになります
22:30これは何ですか
22:31これはドライスーツで冬用のスーツ
22:35惑星が一番今まで入った中では40度のところで
22:39どの辺りですか
22:4040度というのは
22:45いろんなエリアで行きますので
22:51日本周辺だけでなく
22:53中東周辺でも訓練が行われていたことが伺える
23:00現在日本が保有する総海艦艇は16隻で
23:04このうち9隻が木造船だ
23:1291年
23:14JNNのカメラは建造中の木造総海艦を初めて
23:20撮影した
23:22木工職人がまるで巨大な住宅を作るような光景
23:27
23:29担当者は海水温が高いペルシワンで
23:33接着剤が溶けて船体がバラバラになってしまわないかを
23:38懸念した
23:40当時は選手防衛の自衛隊が海外で活動することな
23:45
23:45全く想定していなかったのだ
23:49日本の周辺の環境にあったような船として作ってますので
23:55これが今度熱いペルシワン島へ行った場合に
23:59どうなるのかなというのは
24:01作る側としては不安があるといいますか
24:08今回政府の一部でホルムズ海峡への派遣が取り沙
24:13汰された
24:14停戦が確定しない状況での飛来除去は
24:19武力行使となり憲法違反となり得る
24:23しかし過去には
24:4591年湾岸戦争が終結したとして
24:49ペルシャ湾の飛来除去に
24:52海上自衛隊の総海艇部隊が派遣された
24:57これが自衛隊発足後初の海外派遣となった
25:03政府は戦争は完全に終結しており
25:07非戦闘地域への派遣だと強調した
25:13しかし総海艇部隊補給艦の
25:17諸澄義彦元艦長は
25:19ペルシャ湾に到着し驚いたと証言している
25:24それから実際は夜中に目の前で
25:29米軍と小型の新船パクトが
25:32打ち合っている場面を目の前で見たんです
25:35総海艇も速さも実断を込めてですね
25:4024時間それに対応できるような体制で
25:4620日間それに対応しました
25:51総海艇1隻乗組員40人が犠牲になることを想定し
25:57密かに棺用の木材が積み込まれていた
26:02お前たちの食い物の冷凍庫の中に
26:07犠牲になった仲間をしまうけどいいか
26:11結果的に1人の犠牲者も出さず
26:14総海艇部隊はペルシャ湾で
26:1834個の嫌いを処理して帰国した
26:25お話を伺った三巻教授は
26:28今回の合意について
26:29トランプ大統領が急いでいるように見えると
26:32おっしゃっていました
26:33やはりその背景には支持率の低下があって
26:36この戦争によってトランプ大統領の
26:38岩盤支持層であるマガ派の一部も
26:41離れ始めていると
26:42やはり11月中間選挙がありますから
26:45支持層がこれ以上離れないために
26:47合意を急いだのではないかと
26:49分析されていました
26:51クエイトの基地にいた
26:53ラムズボトム少佐の証言ですね
26:56特にこの指導部が戦争を
26:59過小評価していたと思うと証言していたのは
27:02私はとても重要だと思いました
27:05この戦争を始めるにあたって
27:06アメリカ側にですね
27:08おごりや過度な楽観がなかったのか
27:10これから検証されることだと思います
27:13それからもう一点ですね
27:14この少佐の方もそうですけれども
27:17ミサイルが大量に消耗してですね
27:21アメリカの脆弱性を生んでいるんだと
27:23指摘しているカンシアンさん
27:25この方も元海兵隊員なんですけれども
27:28お二人ともとても愛国心の強い方なんですね
27:32ただそういう立場の人たちでもですね
27:36たとえ政権に不都合なことでも
27:38それが事実である限り
27:40堂々と発言するところに
27:42私はアメリカ社会の強靭さを感じました
27:46この戦争ですけれども
27:47当事者だけでなくて
27:49国際社会も大きな代償を払わされたと思うんですよね
27:53世界を支えてきた国際票への信頼は揺らいでしまったし
27:58経済的にも国際的なサプライチェーンは
28:01ズタズタになってしまったわけです
28:03私は大義なき戦争だと思うんですけれども
28:05G7サミットの声明文ではですね
28:08トランプ大統領の強力な指導力の下で
28:11発表された合意文を歓迎するとあるんですね
28:14当初はトランプ大統領のやり方をですね
28:17先進国のリーダーが受け入れたと
28:21安端たる気持ちにもなったんですけれども
28:23今は気まぐれなトランプ大統領を
28:26ベルサイユ宮殿に呼んで散々持ち上げて
28:29署名のシーンを世界に配信した
28:31このことがですね
28:33G7の首脳は戦闘終結を何よりも実利として
28:38取ったのかなと信じたいところですね
28:42続いての特集です
28:44戦時下の沖縄で日本兵から
28:46スパイと疑われた少女がいました
28:49スパイとみなされ虐殺された住民もいました
28:52外国の敵から守るはずの日本兵が
28:56なぜ住民たちを手にかけたのか
28:59沖縄は慰霊の火を前に紐解きます
29:04父を探して沖縄の戦場をさまよった
29:0810歳の少女
29:1281年前
29:12玉城理恵子さんが
29:15突然日本兵に浴びせられた言葉がある
29:20お前らは軍隊のことを
29:22ねほりはほり聞くと
29:25スパイかと
29:25スパイをばわりをされる羽目になった
29:29今も色濃く残る
29:30戦場の記憶である
29:35沖縄が地上線に向かう最中
29:38玉城さんの家族の暮らしは
29:40およそ6キロに及んだ
29:42地の温南町と呼ばれた
29:45松並木沿い
29:49この場所にあった
29:541945年の年が明け
29:56軍医として招集された父
29:59坂井銀之介さん
30:02沖縄戦直前
30:03家族との面会に帰ってきた
30:08あの空気感というのは
30:11再現不可能というぐらいの
30:15重みで私には残っています
30:19父が本当に家族面会で帰ってきたのに
30:22部屋に上がることもない
30:25軍か川のひざまである
30:27靴を履いたまま
30:29濡れ縁に腰を下ろして
30:32話をしていたわずかな時間
30:34これが最後の面会なんですね
30:39別れの時
30:40父に突然抱き上げられた
30:43抱っこされたらこの手を置いた方
30:47軍服がもうそれはゴワゴワしていた
30:51父はいつも着物か白衣しか
30:56私の印象にはないんですけど
31:00ゴワゴワ感というのはもう今でも
31:02この手のひらに残っているっていうか
31:07あれを思い出しただけでも
31:10胸が詰まります
31:174月
31:18アメリカ軍が上陸すると
31:20死ぬ時でも家族は一緒にいようと
31:23祖父は父を探そうと宣言する
31:27息子を亡くしてたまるかっていう気持ちが
31:30もう祖父は自分が守りに行かなきゃいけないっていう
31:34その表現をしているわけですね
31:38日本軍の司令部があるシュリを目指し
31:41一家は松並木を歩き始めた
31:45砲弾の飛び交う夜道を進み
31:48シュリの地域に入ると
31:512人の日本兵に遭遇した
31:55部隊名と野戦病院のあるか
31:58確かにここに司令本部があるんですかっていうのも聞いたわけ
32:03です
32:04すると
32:06軍隊のことをなぜ根掘り葉掘り聞くかと
32:10その後で吐き捨てるようにスパイかと思いられば
32:14同時に一家は銃を向けられた
32:18スパイか
32:20そう迫られたのは一度ではなかった
32:26沖縄戦では日本軍がスパイと決めつけた住民を
32:30虐殺するケースが相次いだ
32:34当時スパイ容疑をかけられた
32:36大城精鋭さんの証言が残っている
32:42それは那覇市の雨くだいという場所での出来事だ
32:48この場所一帯には日本軍の高射砲陣地があった
32:54首里城の地下にある日本軍司令部へ向けて進行する
32:58アメリカ軍の攻撃からの防衛拠点だ
33:04ここで大城さんが侵類を避難させる豪を探し
33:09アルゴーの入り口を開けると日本兵に
33:13誰だと質問された
33:16避難民です
33:17そう言ったらね
33:19何避難民か覚えたら落ちるぞ
33:21落ちはもう何もやましいことないからね
33:24そう言ったら3、4名出てきて
33:27上半身を張るからされて
33:29奇妙スパイだ
33:31それで電話線で後ろ手に縛られて
33:44何を言っても取り合わない日本兵を前に
33:48大城さんは殺されることを覚悟した
33:53そしてあまりの悔しさで問うた
34:11その後身元を保証してくれる人物が現れ
34:16辛うじて命拾いした
34:19だが別に囚われた住民が
34:22殺される現場を目撃した
34:37この証言を44年前に聞き取った
34:41石原正家名誉教授
34:44証言をもとに続ける研究でたどり着いた
34:48住民虐殺の根幹にあったものを指摘する
34:53住民虐殺の現況は軍旗保護法ですよね
34:57これが沖縄戦における住民被害の最大の特徴になる
35:03わけですよね
35:05軍事情の秘密を守ることを目的とした
35:09軍旗保護法
35:111937年
35:13日中戦争のただ中に全面的に改められ
35:17秘密の範囲を拡大し漏洩した場合の最高刑は死
35:23刑と原罰化
35:25内閣情報局が統制を一元的に担った
35:32自らも体験した沖縄戦とともに
35:35軍旗保護法と社会のありようを研究してきた
35:39ガベマサオ名誉教授は国家が目指したことをこう指
35:45摘する
35:46人間の内面をコントロールできるような方向に持っていく
35:51ことによって
35:52戦争に反対するような勢力が
35:54国内の中には皆無の状態を作りたいと
35:58これが一つの体制として固まっていったのが
36:03軍旗保護法等に期待したところではないかと
36:09帝国議会での法案の議論では
36:11スパイ外国人の言葉が飛び交った
36:16数年の後にはオリンピックも東京に開催せられるような
36:21状況でありますから
36:22大勢の外国人が参りましょうし
36:25スパイ行為をするというようなものも考えられますから
36:30外国人は日本の利益を損なう仕様団として
36:34日本人が即座に理解できる領域なんですね
36:41外国人が本当にスパイであるかどうかのことはね
36:44関係ないんですよ
36:45法律が必要だということを国民に知らせるためには
36:50餌をあげないといかんと
36:51この餌になるようなものが
36:53外国人に対する差別意識なんですよね
36:58議論は日本人同士の監視に及んだ
37:03国民全部を挙げてスパイの逮捕
37:06密告につくべきものではないか
37:09密告し通知をいたした場合
37:11表彰するか商品を呈するとか
37:14国家が奨励いたして
37:16国民全部を挙げてこれを防ぐ
37:18という態度に出る意思はないか
37:22そういう雰囲気を作る
37:23ここの中にスパイがいると
37:26彼かもしれんというような
37:28こういう疑心暗鬼の状況というのは
37:30人間社会の中でコントロールしやすい
37:34そういう状況を作るということが
37:36緊密方法の重要なテーマであって
37:39これは一つの統治の方針なんですよ
37:43それはモードだから
37:46雰囲気づくれたから
37:56マークリに向けられたスパイの目は
37:59スパイの耳は
38:00スパイの手は軍事上の秘密が
38:02彼らスパイの手に渡った場合
38:04国家の被る損害は
38:06その犯人を処罰することによって
38:09決死で償い得るものではありません
38:14海戦の年には国防保安法が成立
38:18軍事だけでなく
38:20外交経済など
38:22国家機密全般に対処を広げ
38:24軍機保護法とともに
38:27情報統制の両輪となった
38:32時を合わせ
38:33政府の広報誌は
38:35秘密戦と傍聴と題して
38:38特集を組んだ
38:40スパイを防止し
38:41秘密を守る傍聴
38:44一人一人が傍聴戦士を合言葉に
38:48外国依存や欧米崇拝から脱却すること
38:52最大の弱点は
38:54傍聴観念が希薄であること
38:57などを挙げながら
38:58傍聴とは真の日本人になることと結んだ
39:05そして太平洋戦争に突入した
39:121942年7月には
39:152回目の傍聴週間
39:18戦時国民傍聴強化運動と銘打って
39:21全国一斉に展開
39:24新聞には連日
39:26スパイ傍聴
39:28秘密戦の文字があふれた
39:33沖縄にも傍聴思想が浸透していく
39:37新聞の傍聴座談会
39:41本県は
39:42主々のデマが伝播する点
39:44他県より多い
39:46と全く根拠のない話を印象付けた上で
39:51秘密を知りたがらない
39:53知っても喋らない
39:56流言飛語を飛ばさない
39:59流言飛語という言葉
40:01流言飛語
40:02それは盛りに疲れば
40:04流言飛語
40:07沖縄戦に動員された元学徒
40:10瀬那波英樹さんが語る
40:12当時の空気だ
40:15憲兵とか
40:17あるいは高等警察というんですか
40:20ああいうのもできて
40:23一般の人々もビクビクして
40:26疑心暗鬼ですよね
40:29知らない人が来ると
40:30こいつスパイじゃないのかな
40:33というふうに思うわけですよ
40:35手品のグループが
40:37田舎の方に来たんですよ
40:40あれスパイだよという話が出た
40:43ですから
40:45夫婦代わりなことをすると
40:48これはスパイじゃないかと
40:51いうふうに思われてしまうと
40:55友人との会話で
40:57自らも洗脳されていたことを思い出す
41:02日本勝てると思うか
41:04負けると思うかという質問を
41:07彼から受けたんですよ
41:08もちろん勝つよと私は言ったんです
41:12彼を曰く
41:14僕は負けると思うよと
41:15言ったんですよ
41:17あんたそんなこと言ったら
41:19スパイ扱いされ大変なくなるよと
41:22非国民という言葉とは
41:26同義語に使われておったと思いますね
41:31その沖縄への軍隊の配備は
41:34差別意識を前提に始まっていた
41:39陸軍の秘密文書を綴った
41:42三大日記
41:44この中に沖縄戦の10年以上前に記された
41:48沖縄防備対策がある
41:51住民について
41:53依頼心がはなはだしく強く
41:56打弱で
41:58団結犠牲の微風に乏しい
42:00などと断じている
42:04だが
42:05少数軍隊を補うため
42:07その住民を
42:09戦力化することを計画した
42:14第三十二軍は
42:16部隊が配備されると
42:18民家を弊社として利用し
42:21住民を人地づくりなどに動員した
42:25第三十二軍が
42:27この部隊が
42:28どどっと各家々にですね
42:31配備される状態になって
42:34もう戦場の村みたいになっていくんですよね
42:38いきなり信用していない
42:41沖縄の一般住民家庭がですね
42:44軍事要塞化するような形になるわけですよね
42:47部隊の動きというのは
42:50これ最高の軍事機密なんですよね
42:54さらにこの住民が
42:56兵士同様に一体となってですね
42:59知ってしまうと
43:00そこから沖縄戦というのは
43:03始まっていくわけなんですね
43:08その矛盾は
43:09極まる一方だった
43:12着任した牛島司令官の訓示は
43:15地方官民が喜んで
43:17軍の作戦に寄与するよう
43:20指導すべしとする一方で
43:24傍聴への注意を強調
43:28そして
43:29主力部隊の通達で
43:31デマが多い土地で
43:33軍旗保護法による特殊地域に指定されている
43:38傍聴上
43:40極めて警戒を要する地域と断じた
43:44第30条軍の展開地域は
43:46全部この軍旗保護法の特殊指定地域と
43:50その中における
43:51日本軍の虐殺事件というのは
43:55軍旗保護法に則った行為として
43:57全然反省はしないと
43:59開き直っているわけですよね
44:04さらにこの秘密戦に関する書類には
44:07国神支隊という北部の部隊が
44:11住民を傍聴に利用した痕跡が残っている
44:16地域の有力者を使って
44:18極秘の組織
44:19国支隊を結成
44:22一般民衆への傍聴の指導や
44:25監視の役割を負わせ
44:28反軍反体制的な人物はいないかなど
44:31報告を命じ
44:33密告社会を作り上げていた
44:40その先にあったのが
44:42スパイ死による住民虐殺だ
44:47国神村で生まれ育った
44:49上原和夫さん
44:52地域で語ることがタブーとされてきた
44:55事件の現場に案内してくれた
45:00そこはザークビーと呼ばれ
45:03かつて住民にとって憩いの場所だった
45:08ここから100メートルほど先の
45:10民家に身を寄せていた
45:12避難民がいた
45:14避難民はアメリカ軍が上陸した
45:17ヨミタンソンから
45:18上原さんの父を頼って疎開していたが
45:23彼らがスパイだという情報が
45:26地元住民によってもたらされた
45:30この人が日本兵にスパイがいると言って
45:35嘘を言って繋いだ
45:36スパイでもないのに
45:40一刻そうしたもんだから
45:44日本兵が来てね
45:48スパイだということに
45:50松の木だったんで
45:52そこに下げてね
45:55日本党でめったりして
46:03当時地元住民や疎開してきた人々も
46:07山の中に大勢避難していた
46:11日本軍がアメリカ軍への投降を禁じていた中
46:16山を降りたことが
46:17アメリカ軍に協力しているスパイと見られたという
46:23スパイが向こうに降りてきて
46:26スパイがいるよと言って
46:28日本兵は確認もせずすぐ
46:32殺して
46:33なんで人をこなしてね
46:36命を大切にしてね
46:37避難しに来た人を
46:40殺すかと
46:41いうことでも
46:42うちの母と親父はね
46:44絶対許しないと言って
46:48相次いだ日本軍の住民へのスパイ死について
46:53陸上自衛隊幹部学校の資料で
46:56戦後沖縄を調査に訪れた
46:59元陸軍参謀がこう結論していた
47:05住民で軍の活動範囲内で敵に通じたものは
47:10皆無と断じて差し支えない
47:14罪のない住民を
47:16あらぬ誤解
47:17誤った維新確保などのため
47:20スパイ死して射殺するなどの蛮行をあえてし
47:25これが精鋭無比の公軍のなれの果てかと思わせる
47:29ほどの事例を残している
47:33傍聴政策の帰結としての沖縄戦の数々の事実
47:38そこに現れたのは戦闘によるものだけではなく
47:43日本軍によって住民が虐殺されるという異常な死だった
47:49最終の段階でいろんな事件が起こりますけれども
47:53日本の国家が仕向けてきた方向の最終的な結論として
47:59起こっているものであって
48:00日本国家そのものが推進した結論なんですね
48:05結論日本国家そのものが目指したもののね
48:11それから81年
48:14情報戦略の司令塔を担う国家情報会議設置法
48:19が成立した
48:21政府は来月にも各省庁の情報を一元的に集約分
48:27析する実務機関
48:29国家情報局を立ち上げ
48:31その先にスパイ防止関連法制の制定を目指す
48:37がべさんは歴史の事実を指摘する
48:41戦争する時に政府内部の意見が分裂しては戦争できない
48:46わけです
48:47それを統合するために情報局というのを作ったわけですね
48:52これ何かといえば要するに独裁政治の始まりなんですよ
48:56意見がバラバラでは戦争できないんだよ
48:59だから戦争するための方法がその内閣における情報のコント
49:05ロールを単一化なんですよ
49:09この国には戦前軍機保護法国防法案法と内閣情報
49:15局によって
49:17国家が国民を統制した歴史がある
49:23戦前期の研究をじっくり固めておかないと
49:28戦後この80年の経過の中で
49:35ちょっと忘れかけてしまっているところが多いんじゃないのかなと
49:41戦前の国防法案法についての陸軍の説明にはこんな一
49:46説がある
49:48一個人の生命よりも国家の生命を重しと見る項
49:53を強調するものであります
49:57軍医の父を探しに家族で戦場に出た玉城里恵
50:02子さんは
50:03その記憶を次の世代に語り継いでいる
50:08家族が一人ずつ命を落としていくきっかけは
50:12避難していた豪を軍に追い出されたことだった
50:17この豪はこれから軍隊が使用する
50:22住民は日暮れとともに出るように言うんですね
50:25いやここは私たちの我慢です
50:29私たちの隠れ場です
50:31断った人が一人もいない
50:33国や軍隊に反論のできない物言うことのできない国であ
50:39った
50:39ということも覚えていてください
50:43豪を出ることになり
50:45これ以上戦場を歩けないと悟った
50:48母方の祖母が突然自死した
50:53その後兄や祖父たちも次々と倒れ
50:5710歳の少女は最後はたった一人でさまよい歩くこと
51:03になった
51:07その半世紀後に立った平和の石地
51:1224万の生きた証の中に
51:15戦場で分かれた家族の名前がある
51:24おばあちゃん
51:26おじいちゃん
51:29おじい
51:29父の弟
51:32子どもたち
51:34向かい合うということが本当に奇跡
51:39びっくりしました
51:43そしてその祖父たちと向かい合うように刻まれている名前が
51:48ある
51:48ここですね
51:50ここですね
51:52父と兄だ
51:54お兄ちゃん
51:56これだけの中でね
51:59こう偶然に向かい合っているということが本当に考えしなくて
52:04なんかやっぱりあれだけ探し回った
52:11それが迷っとくように会えたっていう
52:20証を作っているのかなって思いました
52:27取材した佐古ディレクターです
52:29お願いします
52:30戦時下の沖縄からの教訓
52:32とても重いですね
52:33そうですね
52:35玉城さんの家族に現れた
52:36その起きたことも含めてですね
52:38国家が目指したものの帰結が現れた沖縄戦というのは
52:41やはり日本そのものを考える戦争なんだというふうに思います
52:44戦時国防体制を築くといって
52:46秘密保護の政策が始まったんですけれども
52:49どんどんエスカレートして日本軍は沖縄の方言を話
52:52す者は
52:53スパイとして処刑するという通達も出しました
52:56軍事機密を知る者がその捕虜になれば秘密が漏れる
53:00だから投稿を許さない
53:02捕虜になるなら自決しろという中で
53:04やはり住民の自死あるいは集団死にもつながり
53:07まして
53:08国民を犠牲する者に変質していったんですよね
53:11新たな法整備というものが今その議論が始まってますけれども
53:15当時の法律がどういう社会を作って国民を巻き込んで
53:19いったのか
53:20実はその歴史にこそ現代が向き合うべき課題が
53:23あるのではないか
53:24そこにしっかりと見を凝らして議論を進めるべ
53:27きではないか
53:27そう思います
53:30以上特集でした
53:31来週の特集は
53:33岡山県の里山にある全寮生の小中学校
53:37地元の学校に馴染めなかった子どもたちが全国から集
53:40まります
53:41不登校の児童生徒が増え続ける今
53:44社会に出るために大切なこととは
53:47子どもたちが共に学び成長していく姿を見つめました
53:52それではまた来週です
53:53ご視聴ありがとうございました
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