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ニューストランスクリプション
00:00こんにちは 列島ニュースです
00:03今日も各地のニュースや話題を大阪のスタジオ
00:05からお伝えしていきます
00:07今日の一時代列島ニュースアップは沖縄局からです
00:11来週23日の慰霊の日を前に
00:14沖縄戦で旧日本軍が首里城の地下に作った司令部
00:19号を題材にした劇が始まります
00:21あえてユーモアを交えて引き劇に仕立てた制作者の
00:25思いを伝えます
00:29続いては列島ニュースアップです
00:31地域の放送局とつないで地元のニュースをより
00:33詳しくお伝えしていきます
00:35今回は沖縄局から西目記者に伝えてもらいます
00:39お願いします
00:41今日お伝えするのは明日から上演される演劇についてです
00:46沖縄は来週23日太平洋戦争末期の沖縄戦で
00:51組織的な戦闘が終わったとされる慰霊の日を迎え
00:55ます
00:55この日を前に沖縄戦で旧日本軍が戦闘を指揮するため
01:00首里城の地下に作った司令部号を題材にした劇が
01:04始まります
01:06司令部号は81年前
01:08劣勢を強いられた日本軍が多くの住民が逃げていた
01:13沖縄本島南部に撤退することを決めた場所です
01:17撤退によって南部も戦場となり
01:20住民の被害が拡大しました
01:24県民の命運を決定づけたこの司令部号を
01:27あえてユーモアを交えて
01:29悲劇に仕立てた制作者の思いを取材しました
01:35本日はようこそ第32軍地下司令部号にお越しいただ
01:40きました
01:41私はここの平和ガイド第1号の大城メリサと申
01:46します
01:47気が減ってるね
01:49沖縄戦を題材にした演劇の稽古です
02:00グスーヨー32軍号へメンソーレ
02:04舞台は2028年の32軍号
02:08平和ガイドや日米の兵士の亡霊
02:11神の使い仮眠中などが巻き起こす
02:14ドタバタ劇が展開されます
02:17大変なことを大変と書くのではなく
02:19大変なことをいかに
02:23お客様に楽しく芝居として伝えながらも
02:27訴えた答えを伝えたいことは伝えるという
02:32劇は火災からの再建が進む首里城と
02:35第32軍司令部号が同時に公開されたという設定です
02:4332軍号は首里城の地下30メートルに作られた
02:47総延長およそ1キロの号で
02:50追い詰められた旧日本軍が南部撤退を決めた場所
02:54です
02:57キャストは沖縄出身で
02:59東京や沖縄で活動する俳優たち
03:03家族だったり近い方たち先人から
03:07いたりとか直接聞いてきた世代なので
03:09それをやっぱり次世代を担う子どもたちに
03:12つなげていくこと
03:14沖縄戦に関わるお芝居を何度かさせていただいて
03:19やっぱりやっていくべき道なんだよなという
03:23自分でも落とし込んで
03:25普段は面白いことを言うより努力しています
03:29伝送の舞台というのは楽しもうという気持ちじゃなくて
03:32ちゃんと伝えようという思いで
03:35脚本を書いた内縄話し家の藤木シーサーさんは
03:38演出出演と一人三役をこなします
03:51コミカルな展開が続きますが
03:54描かれるのは南部撤退が決まるまでに
03:57沖縄戦で何が起きていたのかです
04:05沖縄戦自体はもう南部撤退が決まった時点では
04:09勝敗は決まっていた
04:11決まるまでの道のりは何だったのかということが
04:14全部32軍号の中に詰まっているので
04:17いやもうこれは芝居でしょうと思ったんです
04:22去年成功を収めた東京と沖縄市での公演
04:27今年は那覇市にある首里城聖殿の再建を見据え
04:31市内での上演を決めました
04:46那覇公演に向けて藤木さんがこだわっているのは
04:50役者のセリフ
04:52イントネーションの違和感をなくすことで
04:54作品に没入してもらえると考えました
05:14さらに沖縄戦の実態に向き合ってほしいと
05:21史実を踏まえた表現をセリフに盛り込みました
05:27ここ第5項口は戦時中一般兵の寝床や台所
05:32それと休日する地元女性たちや
05:35慰安婦の方々の集まりどころで
05:37会話も結構方言混じりの区域だったそうです
05:42ところがこれが反対側の司令官や参謀の皆さんが
05:46常駐していた第2項口第3項口あたりでは
05:52方言を使う者ならスパイとみなさら処刑されていた
05:56そうですから
05:59戦闘が激化するにつれ疑心暗鬼になり
06:02民間人の犠牲を顧みなくなる日米両軍
06:27脚本には戦争によって変わっていく人間の姿や葛藤
06:31心の傷が描かれています
06:35最初は間違いなく日本軍もアメリカ軍も
06:41とにかく島民はなるべく傷つけず
06:46どうこの戦争沖縄戦を
06:50ちゃんと日本軍だけをやっつけて
06:52集結させるかというアメリカ軍
06:53首里城も国保だったので
06:56やっぱりちゃんと法律があって
06:58ここを傷つけるとダメなので
07:00日本軍も首里城は守ろうって最初は動いてるんですよ
07:04アメリカ軍も
07:06ところがもう血みどろの戦いになってくると
07:09自分たちは行きたいし
07:11結局あの血みどろの戦いの中に
07:14島民が巻き込まれていくんですよね
07:18首里城は焼かれ
07:2032軍号は放棄され
07:21軍は南部へと撤退
07:25南部に避難していた多くの住民の犠牲に
07:28つながっていきます
07:4180年余りの時を超え
07:43豪の中で居合わせた日米の兵士の亡霊たち
07:50夢や希望を奪われ
07:52この世をさまよう姿に
07:54藤木さんは戦争の本質を重ねました
07:58まあいいや
07:59助けてくれたから信じられない
08:02戦争に巻き込まれたら
08:04もう
08:06敵も味方も
08:07何にもない
08:09みんなが犠牲者
08:11だからそういう
08:12描き方ってあるから
08:14ああみたいなことを思いながら
08:18親から指揮している連中はね
08:20現場にいないからどうかわからないけど
08:22本当にその場で戦っている人たちはね
08:24みんなただの犠牲者ですし
08:27ふたを開けたら
08:27全員が敗者に見えるんですよ
08:32人間の人が殺し合うということ自体が
08:36人類の負け
08:40みたいな答えでいいんじゃないか
08:41ということですよね
08:44それを形にしたかったみたいなことですかね
08:47たまたまそれが32分後だった
08:52今のVTRの途中で音声が一部乱れました
08:56失礼いたしました
08:58藤木さんのですね
08:59人間が殺し合うこと自体が
09:01人類の負けという言葉
09:03藤木さんが抱く
09:05息通りですとか深い悲しみが
09:07伝わってくる言葉でした
09:09そして今の時代にも強く響くメッセージでしたね
09:14藤木さんは国のトップが決めた争いによって
09:17住民が巻き込まれたり
09:19一般の人が兵士として戦場に送られたりするという
09:23沖縄戦から今に至るまで
09:25変わることのない戦争の構造を
09:28司令部号を通して描きました
09:31本当に難しいテーマを選んだと思うんですけれど
09:35どうして悲喜劇あえてユーモアを交えることにしたんですか
09:4181年という歳月は
09:42沖縄戦を自分とは無関係な
09:45遠い過去の出来事だと感じさせたり
09:48戦争について知りたいと思っていても
09:50辛くて苦しくなるなどの理由で
09:53避けてしまったりする人もいます
09:56藤木さんはユーモアを交えることで
09:58戦争を知るということへのハードルを下げようと考えました
10:04確かにそうですね
10:05そしてコミカルなシーンがあることで
10:07より伝えたシリアスな思いも
10:09際立ってくるかもしれませんよね
10:11そして劇のタイトルも
10:1332軍号へ面相連
10:16沖縄のことでいらっしゃいという言葉が入っていて
10:19親しみやすさを感じるんですが
10:21このタイトルにはどんな思いをつけたんでしょうか
10:24第32軍司令部号は
10:26今は入ることはできませんが
10:28火災で消失したシュリ城聖殿の再建が進む中
10:32豪の保存と公開を求める機運が
10:36沖縄戦の体験者を中心に高まりました
10:39その結果沖縄県は2032年度に
10:43司令部号の資料などを公開する展示施設を
10:47開設することにして準備を進めています
10:51藤木さんはシュリ城を訪れる際には
10:54司令部号にも足を運んでもらい
10:56沖縄の歴史をさまざまな角度から知ってほしい
11:00というメッセージを込めて
11:01明日からの講演に臨みます
11:04はい
11:05藤木さんのメッセージより多くの人に
11:07届いてほしいと思います
11:09ここまで鉄道ニュースアップ
11:10沖縄局の西目記者とお伝えしました
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