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00:00ちょうど4時間半後に始まるノーベル賞受賞式、10年ぶりに日本人のダブル受賞となりました。
00:13生理学医学賞の受賞が決まった坂口志文さん科学賞には北川澄さんが選ばれました2人の研究はがんの新たな治療法の開発や環境問題の解決など私たちの暮らしを大きく変えると期待されています
00:43非常に多くの用途に応用できる可能性を人類に対し最大の貢献をした人に贈られるノーベル賞実用化に向けた最前線です
00:59ここは細胞の培養室です
01:10受賞式への出発を前に研究室での単独取材に応じた坂口志文さん
01:18見せてくれたのは坂口さんが発見した制御性T細胞通称Tレグです
01:29このTレグを使った新たな治療法の開発が進んでいます
01:40国内で行われているのはがんの新薬の治験です
01:48治験に参加している女性です
01:574年前大腸がんと診断されました
02:01手術や抗がん剤の治療などを受けましたが再発
02:13その時医師からは最も進行した段階であるステージ4と診断されました
02:20他に有効な治療がないとされ2年前からこの治験に参加しています
02:29Tレグを利用した治療とはどのような方法なのでしょうか
02:43Tレグは私たちの体を守る免疫の仕組みに大きく関わっています
02:50免疫細胞はウイルスや細菌といった異物が入ってくると
02:55戦って排除しようとします
03:00しかし時に免疫細胞が誤って自分の組織まで攻撃してしまうことも
03:10すると関節リウマチや一型糖尿病などの自己免疫疾患
03:16さらに花粉症などアレルギーを引き起こす可能性も出てきてしまいます
03:26そこで鍵となるのがTレグの役割
03:30免疫細胞の機能をコントロールすることができるのです
03:36青に着色した細胞がTレグ
03:44そして緑は免疫細胞の一種です
03:48このようにTレグが働くと免疫細胞の機能を低下させることができます
04:00こうした働きを活用することで
04:04アレルギーなどの治療につながると期待されています
04:08このようにTレグが働くと免疫細胞の機能を低下させることができます
04:12こうした働きを活用することで
04:14アレルギーなどの治療につながると期待されています
04:16逆にがん治療の場合は
04:18薬などでTレグをあえて取り除きます
04:30すると免疫細胞が活性化し
04:34がんを攻撃することができるようになるのです
04:38治験の第一段階の結果では安全性に問題はなく
04:47一部の大腸がんの患者で
04:49他の治療では効きにくかったがんが小さくなったと報告されています
04:54治験で新しいお薬を試す以外に
05:00積極治療ができないんですね
05:04だから本当に排水の陣ですし
05:08がけっぷちなんです
05:10本当に生きるチャンスです
05:15試験を担当する医師は
05:17引き続き慎重に効果や安全性を見極めていきたいとしています
05:26標準治療といわれる治療があっても
05:28患者さんにとって十分な満足のいく
05:30治療の結果がもたらされないという
05:32というふうな領域 患者さんたちに対して
05:36やはり大きな可能性を提供できるものになると思っています
05:48ノーベル科学賞の受賞が決まった北川進さんの研究も
05:53世界への貢献が期待されています
05:56この科学はですね
05:58ターゲットに対してデザインして作る科学
06:04デザインして作る科学
06:06開発したのは多硬性金属作体
06:10モフと呼ばれています
06:12コーシ状のこの穴の部分に
06:18狙った物質を取り込むことができます
06:20コレクト トランスポート ストア CO2
06:26ターゲットの一つは地球温暖化に影響する二酸化炭素
06:34カナダではセメント工場で実証実験が行われています
06:40この装置の内部にオフが組み込まれていて
06:46工場から排出される二酸化炭素の
06:509割以上を回収できるといいます
06:52さらにアメリカの科学ベンチャー企業が開発したのは
07:02有害物質を取り除くこのガスマスクです
07:09ここにモフが使われていて
07:14空気を吸い込むと有害物質を吸収し
07:17きれいな空気だけ通します
07:19現在緊急事態の対応にあたる
07:23警察官や消防隊員の利用を想定
07:27さらに有害物質を扱う工場での使用など
07:31様々な用途に応用できるといいます
07:3825、30年後には
07:41モフは様々な産業分野で普及しているでしょう
07:46非常に多くの用途に応用できる可能性を秘めているのです
07:52なぜ様々な物質を取り込むことができるのか
07:59そこに北川さんの言うデザインして作る科学の精神が込められています
08:09北川さんが科学顧問を務める神戸の企業です
08:14モフには自由に構造を変えられる特徴があるといいます
08:20目的に合わせてこの穴をデザインできるというところがやっぱこれまでの材料とは根本的に違うところです
08:30金属イオンと有機分子でできているモフ
08:36どんなパーツをどう組み合わせるかによって穴の形を自由にデザインできるのです
08:44水を取り込むのに適したデザイン
08:51砂漠で空気中の水を集める研究が進んでいます
08:56こちらは半導体の製造に欠かせないレアアースを排水から回収するデザインです
09:05そしてその形状はペレット状のものやシート状のものなどさまざまな素材に加工することができます
09:22モフの可能性について北川さんは限りある資源を再利用する循環型の社会を目指せると語ります
09:31空気を取り込んでそして役に立つものに変えていく
09:38役に立たなくなったらもう捨てる
09:40もう二度と使わないじゃなくてもう一回使えるようにするという
09:44そういう流れを作っていくそういう科学と技術が必要なんです
09:49ここからは北川さん坂口さんの研究について取材をしてきた大阪局の金田記者とお伝えします
09:59よろしくお願いします
10:00まずは前半お伝えした坂口さんの発見した制御性T細胞Tレグですけれども
10:07これがんの治療も進められているということでしたけれども
10:10どういうものなのかお願いします
10:12体内の免疫細胞というのは微妙なバランスで保たれていて健康が維持されているんですけれども
10:19何らかの原因でこのように免疫細胞の働きが弱まったりですね
10:24逆にこういう形で強まったりすることがあるんですね
10:28そうするとバランスが崩れてしまって健康的でいられなくなるそういうことがあるんですけれども
10:34このバランスの維持の調整がどういうふうにされてきているのか
10:38それが長年の免疫学の謎だったんです
10:41その謎の正体がTレグだと
10:46坂口さんのTレグ
10:47このように免疫細胞の働きが強まっている場合
10:52こういう形でTレグを増やしてあげる
10:55そうするとこのバランスが元に戻って正常になるというふうな考え方があるんです
11:01こうした考え方を使った治療の可能性として
11:05例えば自己免疫疾患だったりアレルギー
11:08それにがんそういったものが今あるという状況です
11:11こうした治療というのはいつごろ実現するんでしょう
11:14まだ実用化されたものはないんです
11:16だけど国内外で200以上の臨床試験が行われていて
11:21例えばVTRに出てきたがんの新薬の場合
11:245年後の2030年には実用化したいと製薬会社は話していました
11:29もう一つです
11:31それがこちら北川さんが開発した模布ですけれども
11:35これどういうものかといいますと
11:37こちらに模型があります
11:38この穴に物質を取り込んだり
11:43あとは放出したりできるということが特徴ということですけれども
11:47改めて何がすごいんでしょうか
11:49その穴のサイズなんですけれども
11:51一辺が数百万分の1ミリといった極めて小さいもの
11:55その穴に着目したというところがブレークスルーなんです
11:58さらにその小さな穴を自在にデザインする
12:02そういう技術が画期的だと言われています
12:05いろんな形の穴がありますもんね
12:07その技術を活用することで
12:10例えばですけれどもPFAS
12:12有機物素化合物で近年問題になっているんですけれども
12:15それを除去するのに使われたりですね
12:18他にも大気中のCO2を模布を使って回収して
12:22水素と反応させて合成年齢を作る
12:25まさに夢のような研究開発
12:27それが各地で進められているという状況です
12:29今お伝えしたような模布やT-REGの詳しい仕組みや
12:33実用化の最前線について書かれた記事は
12:36こちらの特設サイトからご覧いただけます
12:39このサイトではこの後日本時間11日午前0時から行われる
12:44ノーベル賞の受賞式の様子をライブ配信します
12:47ということで坂口さん
12:50そして北川さんの研究はですね
12:52とても長い時間をかけてここまで来ました
12:56そのお二人はですね
12:58こんな言葉をおっしゃっています
13:00北川さんは無用の用
13:04無駄なものはないんだというところですね
13:08そしてお隣の坂口さんは
13:11一つ一つすぐに評価されない実験や研究も
13:15積み上げていくことが大切だというものです
13:18しかし受賞後の喜びとともに
13:20お二人はですね
13:21これに対して危機感を語っているんです
13:24先月行われた共同会見
13:32研究者の時間が研究に使う時間が少なくなってきているということが一つ
13:41研究に対するサポートというのはやっぱりもう少し考えていただきたい
13:48二人がノーベル賞につながる研究を発表したのは今から20年以上前
13:56当時と比べ大学の研究環境が悪化していることに危機感を示しました
14:03今の京都大学
14:07他の大学でもですね
14:08基盤的な経費
14:09運営機構的にはですね
14:11少ないために資源がないんです
14:14やはり自由に
14:15自由な発想で研究できるという
14:17そういう環境づくりというのが重要だと思います
14:21大学などの研究機関は
14:26今どんな状況に置かれているのか
14:28NHKは研究者およそ6000人へアンケートを実施
14:33改善が必要と考える分野について聞いたところ
14:38最も多かったのが研究に避ける時間で
14:42ついで予算でした
14:44授業、会議などで時間が埋まり
14:51論文は通勤時間の30分で細切れに書くしかない
14:57研究費がほとんどないので
15:01安価で成果を得やすいテーマに
15:03移らざるを得なかった
15:05そして日本の科学研究力の低下を感じている人は
15:13全体のおよそ9割に上りました
15:15アンケートに答えた一人
15:22九州大学で地球惑星科学を研究している
15:27岡崎雄介教授です
15:29海底の微生物の化石を分析し
15:33過去の気候変動の解明に取り組んでいます
15:36私の研究室は20年前は3名の教員がおりましたが
15:45今は私が1人という形になります
15:48岡崎さんの所属する学科では
15:53教員が2割ほど減少し
15:55授業や学生指導などの時間が増加
15:59研究に避ける時間は
16:04勤務時間の3割以下になっているといいます
16:07研究するには集中できる時間と
16:14あとは多少の余力がやっぱり必要かなと思いまして
16:18今もう余力がですね
16:19もうなくなった状況っていうのが
16:22残念ながら現状かなと
16:24一昨年
16:28世界的な科学雑誌ネイチャーも
16:31日本の研究はもはや世界水準ではない
16:35世界の研究への貢献度は下がり続けている
16:39と指摘しました
16:41なぜ大学がこうした事態に陥っているのか
16:47国立大学には国から毎年
16:52教員の人件費などの必要経費や
16:55研究などに自由に使うことができる
16:57運営費交付金が配られています
17:00しかし国はここ20年余りで
17:07およそ1600億円を削減
17:09一方競争的資金と呼ばれる成果が期待される研究への予算を増やしました
17:19多額の資金を獲得できる研究者がいる一方で
17:25多くの大学は人件費や設備の縮小を余儀なくされました
17:30研究環境の改善を訴えていた坂口さん
17:38すぐに成果が出るか分からない研究が置き去りにされないよう
17:43長期的な視点でサポートしてほしいと話します
17:46サイエンスってやっぱり
17:51100メートル競争のように
17:56いかに速く走るかという目的が
18:00一生懸命単純である場合はいいんですけれども
18:03そうじゃなくて何に役に立つか分からないけれども
18:06広くサポートしていろんな研究がなされていて
18:12その中で面白いものがポツポツ出てきたら
18:15そこに始めて少し手厚くサポートすると
18:19伸びていく方向にサポートする
18:21この研究現場への支援をどうしていけばいいのか
18:26ここからは大学の政策を考える国の委員などを
18:29務めていらっしゃる横山博美さんと考えていきます
18:32よろしくお願いいたします
18:33今VTRでもお伝えしましたけれども
18:35国からの支援というのはですね
18:37この運営非交付金競争的資金というものがあるわけですけれども
18:41それぞれ運営非交付金は減額
18:45競争的資金は増額されているということで
18:48今の国の支援のあり方ってどう評価されていますか
18:51この20年ほどでの大学の疲弊ぶりというのは
18:56本当にものすごいもので
18:57すでに限界を超えてしまっているのではないかなというふうに思っております
19:02例えば私の共同研究者もですね
19:051年のうちに研究ができるのは
19:07夏の1週間、春の1週間だけだというようなですね
19:11そういう先生方がもう全国に非常に多いような状況になっているんですね
19:15人も減り、時間も減り
19:18そして建物などの修繕もままならなくなるような状況になっています
19:24やはり研究はですね
19:25四六時中考えていいアイデアを出していくというもので
19:29時間が何より大事という状況なんですね
19:33そしてですね
19:34やはり予算、競争的資金などですけれども
19:38一見上がっていることは確認できるんですが
19:41これはごく一部の研究者がですね
19:44国の大型プロジェクトなどをやるように
19:46当てられているお金ですね
19:48多くの研究者がですね
19:51基盤的な予算として使うものは
19:53なかなか伸び悩んで
19:54これまでは伸びてこなかったというようなことがあるんですね
19:57ということで
19:59今の状況というのは
20:01適しているものではないということですね
20:03でですね
20:04下に山のイラストがありますけど
20:06これ研究力を例えています
20:09横山さんによると
20:10理想的なのは
20:11富士山のように裾野が広い
20:13様々な研究があるということなんだそうですが
20:16今はこの裾野の部分がですね
20:19削り取られて
20:20もう役に立ちそうなものを
20:22伸ばしていこうという状況になっている
20:24ここにも課題を感じていらっしゃるそうですね
20:27はい
20:27どうしてもですね
20:29余裕がなくて
20:30経済的に役に立ちそうな
20:31イノベーションにつながるものだけを
20:33というふうになっているんですが
20:34そういうふうになるとですね
20:36将来目が出るようなですね
20:38幅広い研究を削いでいってしまうということで
20:41非常に問題があると思っています
20:43なるほど
20:43こうした中で研究力の向上を目指して
20:46国は今年から新たな試みを始めています
20:49それがですね
20:50さらにお金を投じるというものですけれども
20:54世界最高水準の研究環境を目指す大学を
20:57集中的に支援する
20:59国際卓越研究大学制度というものです
21:03年間数百億円
21:04最長25年間を行うという
21:06これまで例を見ない大型の支援で
21:09今唯一選ばれているのが東北大学なんですけれども
21:13どんな変化が生まれようとしているんでしょうか
21:16申請した10の大学から
21:21去年国際卓越研究大学に
21:25唯一認定された東北大学です
21:28豊富な支援をもとに
21:33施設の拡充も決まりました
21:35最初に認定された国際卓越研究大学なので
21:40我々もその責任を感じています
21:42研究者が今研究に集中できる
21:45なかなか時間というのが限られてしまっているので
21:48そこを支援する結果的に論文を増やすという
21:51そういうような仕組みを考えているということですね
21:54肺がんの発症のメカニズムなどを
22:00研究している渋谷理沙さん
22:02新しく2人のスタッフがついて
22:10研究費獲得の申請書の作成などをサポートしています
22:15調べ物をしてくださいますし
22:20要所要所を抑えて申請に進めるという点では
22:24すごく助かっています
22:26大学は5年間で同様のスタッフ400人の採用を予定しています
22:34学生への授業や患者の診察もあり
22:40去年まで研究時間がほとんどなかったという渋谷さん
22:44狙っている遺伝子ががん細胞を同色に必要そうだなというところを
22:51つかみかけているという
22:52今、研究時間が大幅に増え
22:56専門分野の研究に取り組めています
22:59心の余裕はやっぱり違いますね
23:04心の余裕ができるとやっぱり頭もちゃんと回るし
23:07考えられるし準備もできるしなのですごく自分にとってはプラスな状況かな
23:12この国際卓越研究大学の取り組みどう評価されますか
23:18大変羨ましいですね
23:20一方でほとんどの大学がこうした支援を受けられないということは
23:25やはり問題だと思います
23:26例えばノーベル賞の警報を見ても
23:29北海道大学であったり徳島大学であったり
23:32地方大学が活躍をしているわけですね
23:34やはりそうした格差が
23:37大学間の格差が広がるような支援というのは
23:40どこかで是正をしていく必要があるかなと思っている
23:42その大学間の格差が広がるという指摘について
23:46今回文部科学省に見解を聞きました
23:49採択された大学が全国の大学と連携を強めることで
23:54研究力の強化を目指しますと
23:55また中長期的な見通しを持ち
23:58大学が人材育成や継続的な研究活動を着実に行うことができるよう
24:03運営交付金の確保は重要と考えるということで
24:06実際ですね
24:07来年度の概算要求には
24:09前年度よりも633億円積み増しして
24:131兆1416億円を計上しています
24:16国も問題意識あるということが伺いますけれども
24:19研究力の低下を食い止めるためにどういうことが重要だと思いますか
24:23大学もやはりやれることがあるのではないかなというふうに思います
24:28特に時間の確保という点ではですね
24:31授業というものをどういうふうにですね
24:34よりスマートにやっていくかということで
24:36例えば近隣の大学と連携して
24:39基礎的なですね
24:40授業に関しては
24:42オンラインを使ってですね
24:44やっていくというような集中化というのもですね
24:47ある意味必要なのかなというふうに思っています
24:51他の大学の学生が他の大学の授業を聞けるという
24:54そうですね
24:55聞き及ぶところでは
24:58もう試しにやっているところも出てきているようで
25:01授業を聞いている学生さんにロボットでですね
25:04先生が対話しているような
25:05そんなような取り組みも始まっているということです
25:08やはりですね
25:10日本がこれまでうまくやってきたのは
25:12平和と余白というのがですね
25:14大きかったと思うので
25:16やはりこれを取り戻せるようにですね
25:18やってほしいなというふうに期待しているところです
25:20ありがとうございます
25:21改めて感じるのは
25:22今回受賞するお二人の言葉です
25:25それぞれ無用の用
25:27そして一つ一つ
25:29この大切さです
25:30経済的原理では判断できない
25:32余白の先にも私たちへの恩恵はあります
25:35そしてそれを待っている人たちは
25:37今もたくさんいる
25:39このこと重要です
25:40全身の倦怠感などが続く
25:47難病の自己免疫性肝炎と診断された男性です
25:51根本的な治療法はなく
25:56毎日14錠の薬を服用
25:59副作用にも悩まされています
26:02防んないということは
26:05一生薬を飲み続けて病院に行き続けて
26:09新薬ってやっぱり我々素人患者にとってしてみると
26:14希望の光というか明るい光
26:17すがりたいというところがやっぱりあるんですよね
26:20坂口さんの研究は
26:25こうした病気の新たな治療法の開発につながると期待されています
26:30サイエンスというのは
26:33長いこの10年単位でものを見ますと
26:37やはり前へ進んでいきます
26:38そんなに遠くない将来に
26:42そういう生薬性小細胞をターゲットにした
26:44この治療法
26:46こういうものが普通の病院でも使えるようになる
26:49できるだけ早く私たちも努力したいと思います
26:52と思います
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