べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～３４ ありがた山とかたじけ茄子（なすび）

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00:00I'm not sure what I'm doing.

00:02Let's go!

00:04King of the!

00:06King of the!

00:08King of the!

00:10King of the!

00:12King of the!

00:14King of the!

00:16King of the!

00:22I don't know what I'm doing.

00:24長谷川殿から事の知らせを受け身元を調べさせたのだがな私が生け捕りにできましたならあの手のものは捕まれば自ら命を絶つのが常気にするなそれより当分の間口にするものには気を付けた方がよいぞ口にするもの長人なそなたをさほうと深追いするとも思えぬが

00:53まあしばらくはな

00:57しかしとうとう巻き込んでしまったな

01:01私は自ら巻き込まりに行ったようなものでございますから

01:07それはそれとし

01:13こちら打ち壊しの檻の霊だ

01:21かあように頂きすぎではございませぬか

01:25そなたの働きに殿は満足しておられる

01:29遠慮するね

01:31では

01:33ありがたく

01:43ところで田沼様はいつご老中にお戻りになられますので打ち壊しを納めなさるなど大変なお手柄にございましょういつごろかのう

01:59ああごめんよ

02:03ああごめんよ

02:05うわ

02:07ごめんよ

02:09なんだい

02:19気になることでも終わりで

02:23ごめんよごめんよごめんよごめんよ

02:27失礼しますね

02:29失礼しますね

02:30旦那様

02:31おう

02:32旦那様おかびさんこれ

02:35おっ新しいご老中

02:39ああ?

02:41なんで田沼様じゃねえんだよ

02:44分かりません打ち壊しのひとつき後天命七年六月十九日松平越中の神様は老中主座に抜擢されましたさあさあ新しいご老中様だごぼう抜きのお取りたてあの日ぶら?

03:04吉宗公のお孫様にお付きになった。

03:34吉宗公様登用という出来事に、市中の期待は膨れ上がり、越中の神様の話題で持ちきりとなっておりました。

04:04柔術で大きなクマを倒したんだって。

04:10知ってるよ。

04:125つの時には論語をそらんじたんだろ。

04:14違うね。生まれてすぐって話だよ。ねっ!

04:18まさかこのお方がこうなろうとは、御年は若し、末頼もしく思うのは松平越中の神。読売に提灯持ちをさせたのは大当たりでございましたね。もはや吉宗公のお孫様ではなく、吉宗公の生まれ変わりとまで言われておりますよ。

04:42越中の神様が手にしたのは世間の噂。市中や城中で起こる出来事を漏れなく把握するべく努めていたのです。完璧主義ですね。

04:54私が莫大な賄を贈り老中になったのであろうと言っておるこの者を素性を確かめておけ。聞いたか?

05:21これを読売にこちらは? 私の世直しの第一歩を記したものである。

05:39ここって田沼の手先なんだろ。今時はやんねえよな。

05:47百姓の直草、籠から降りて聞いたんだってね。越中の神様ってお優しいのね。

05:55あんたの一つ、錦井でも出しちゃどうだい? 越中の神様。うーんと男前に書いてさ。

06:03奇病師はどうです? 素性を隠した越中の神様が大暴れ。

06:07あっそれうるそうだねうさんくせえと思わねえのかよあのふんどし野郎ふんどし野郎打ち壊しを治めたのは田沼様だそれをさもうてめえが治めたようなつらしてご老女になったんだろ人のふんどしで相撲を取ってふんどし野郎じゃねえな。なれろ?

06:25打ち壊しを引き起こしたのもまた田沼様かとおかえりおかえりなさいませ己で引き起こしたものを己で治めたそれはお手柄ではなく帳尻合わせをしただけと見なされたのではないでしょうかかもしんねえけどよご老中から新たなお達しがあったようです

06:54では越中の神はっ賢明なるおのおの方には今さら言うまでもないが今この国は田沼病にかかっておる田沼病?

07:23田沼病とは写真にやたらと憧れる病である写真をしたいがために武家は恥を忘れ前内をもらうことに血道をあげた

07:33商人は徳を忘れ己が儲けることばかり考え百姓は文を忘れ電波通して江戸に出てきた上から下まで己の欲を満たすことばかり考えわがまま放題に振る舞ったその行き着いた先が先日の打ち壊しである田沼病は恐ろしい病だ人の心を蝕みやがてそれは世の成り立ちさえ脅かす

08:01これを治すための薬はただ一つ万民が質素賢薬を胸とした強法の世に習うことである

08:11植えしたうちそろって賢役に勤め悠興におぼるることなくそれぞれの分を全うすべく勤めるべし武士は文部に勤め世を守り百姓は工作に勤め世を支えその他のものは世に尽くすべし

08:27さすれば世は万人にとり住みよい者となろうとんでもねえなふんどしは賢役に励み文をわきまえ働く私には至極まっとうなことをおっしゃってるように思いますがそうだよね

08:47正気で言ってんのがよ逆に旦那様はどのあたりが正気でないとなぁそいつはなぁ世のため死ぬまで働け遊ぶの贅沢すんなって言ってんだよ

08:58みんなのどう取ったって将棋の沙汰じゃねえだろう

09:01お言葉ですが働くな死ぬまで遊べ贅沢しろでは世は成り立ちませぬかと

09:07じゃあおていさんは死ぬまで働きづめでいいんですか

09:10宝刀の末身を持ち崩すよりはマシかと存じます

09:13じゃあさあ

09:14派手に遊び回る方を通だの生きだのともてはやすそもそも今までの世がとち狂っていた

09:21みんなさま行っておいででした

09:26みんなさまってどこの誰さまなんだよ

09:36世間さまにございます

09:38んだよなんで眼鏡とんだよ

09:39旦那さま

09:40明鏡止水にございます

09:42何だよそれ

09:44新しいご老中のお考えは極めてまっとうで皆は喜んでいる

09:49それは本屋に取り大事なことではないでしょうか

22:54What?

29:54So,

31:24,

31:54,

32:24,

32:54,

33:24,

33:54,

34:24,

34:54,

35:24,

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36:24,

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37:54,

38:24,

38:54,

39:24,

39:54,

40:24,,,,

40:54,,

41:24,,,

41:54,

42:24,,,

42:54,

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