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00:00BSテレ東25周年
00:0411月1日、日経サタデーニュースの疑問です
00:20早速、きょうのゲストをご紹介します
00:23神田外語大学教授のコオロギ一郎さんです
00:27よろしくお願いします
00:28明海大学教授の小谷哲夫さんです
00:33よろしくお願いします
00:34政策経済アナリストのジョセフ・クラフトさんです
00:40よろしくお願いします
00:40よろしくお願いします
00:41今週はこのお三方をお迎えしました
00:44それでは早速、きょうの中摺りに参ります
00:47こちらです
00:49今週は外交ウィークということで
00:53日々ニュースが飛び込んできました
00:55高市外交のデビューですけども
00:58どういう評価だったのか
01:00逆に日本側の報道はいっぱい出てきますけどもね
01:04じゃあ相手国からどういうふうに見られてたのか
01:06そのあたりも含めて
01:07きょうは取り上げたいと思いますね
01:10そしてきょうのキャッチコピーは
01:12ほほえみの使い分け
01:15いやー高市さんの表情はね
01:18いろいろ戦略的だなと
01:20あと握手の仕方とかね
01:22いろんなこと考え抜かれてるなという感じがするので
01:25きょうはゲストの方にそのあたりも
01:27ぜひ評価していただきたいなと思います
01:29女優のようでした
01:30そして今週は外交ウィークでもあり
01:34金融政策ウィークでもありました
01:36アメリカは2回を連続の利下げ
01:39日本は現状維持となりました
01:41日経平均株価と円相場を見てみると
01:4410月4日に高市氏が自民党総裁に就任して以降
01:48株価は上昇基調で
01:50きのうも5万2411円をつけ
01:53最高値を更新しました
01:55高市氏が自民党総裁になる直前の
01:5810月3日と比較すると
02:006641円上昇しています
02:03円相場は10月3日との比較で
02:065円近く円安になっています
02:08そして日経平均株価
02:1010月の1ヶ月では7478円と
02:15過去最大の上げ幅となりました
02:17上昇率で見ても17%と
02:201976年以降2番目の高さでした
02:23日経平均の急凍は
02:25世界各国と比べても際立っています
02:27イギリスのFTSE100や
02:30アメリカのS&P500などの
02:32主要株を大きく引き離しています
02:35アメリカ株なんかも
02:37上がっていると思っていたんですが
02:39かなりやっぱり日本は
02:40突出しているんですね
02:41クラフトさんこの株高どう見ますか
02:441月で7500円近く上昇するのは
02:49もう明らかにスピード違反ですけども
02:52韓国と日本突出して上がっているんですけど
02:55共通点が2つ
02:56共に政権交代そして半導体
03:00この2つが起点になって
03:02特に外国筋が
03:04欧米からアジア
03:06特に日本に
03:07投資をシフトしているという動きがありますね
03:10もう1つ
03:12金融政策ウィークで
03:14注目なのが
03:15日銀が
03:17利上げを見送った
03:18これは予想通りの展開なんですけども
03:21やはり上田総裁の記者会見が
03:23かなり波と波的で
03:25なかなか決断できないのではないかという印象を与えて
03:29円安に進みましたと
03:30ここで
03:32高市政権として向き合わなきゃいけない議題は
03:35日銀が利上げにしてほしくないと
03:38一方で利上げしないと円安が進む
03:41円安が進むと
03:43高市政権の最重要課題である
03:45物価高対策の真逆を行く
03:48この矛盾をどう
03:50高市政権としては取り組むのかが
03:53今後の大きな課題ではないかと思います
03:55為替が円安に進んでいるのも気になるんですが
03:58その中でクラフトさん
03:5912月というのは
04:01アメリカも日本も
04:02アメリカは利下げをするのかどうか
04:05日本は利上げをするのかどうか
04:08ここが一つ焦点になってますけど
04:10クラフトさんの見立てどうですか
04:12私は12月に利上げをすると
04:15というかしなければいけない
04:16日本が
04:17そうするとそうでもしないと
04:19どんどん円安が加速して
04:21物価高になってしまうと
04:23ただ一つここで政治的なことを言うと
04:26日銀の政策決定が12月19日なんですね
04:30一つ可能性としては
04:32解散総選挙出て
04:3412月21日投票という
04:37シナリオが一つあるんですね
04:39この支持率の高さだと
04:40やっぱり解散総選挙打ちたくなりますよね
04:42そうするとさすがに
04:442日後に選挙だと
04:45日銀もなかなか動きにくくなるので
04:47政局との睨み合いで
04:50金融政策も見ていかなきゃいけない
04:52ということだと思います
04:53アメリカいかがですか
04:54アメリカはもうパウェル議長が
04:56指摘したように
04:58一旦休止
04:5910月にはパウェル議長
05:01保険的な要素で利下げをすると
05:05それを2回やったんで
05:06とりあえず様子を見るということ
05:08ただ依然市場は前のめりに利下げを
05:12かなり期待してるんで来年に入ると
05:14それで株価が上がっているという背景がありますね
05:17はい
05:18CMのあとは特集です
05:20外交ウィーク
05:21日本、アメリカ、中国、首脳の間で
05:23何が話し合われたのでしょうか
05:25アジアでの国際会議開催に合わせ
05:30日本、アメリカ、中国の首脳が
05:33それぞれ会談した
05:34外交ウィークの今週
05:36昨日はギリギリまで調整が続いていた
05:41中国、習近平国家主席との
05:44日中首脳会談が行われました
05:46APEC、アジア太平洋経済協力会議の首脳会議
05:53控室で挨拶を交わした際は
05:56笑顔を見せていた両首脳ですが
05:59首脳会談の席ではこの表情
06:04かねてから高市総理の台湾重視の姿勢や
06:10歴史認識を警戒してきたと言われる中国
06:13日本の総理が就任した際の慣例だった
06:17習氏からの祝電は今回確認されていませんでした
06:21注目の首脳会談では
06:34と共通の利益を拡大する戦略的互計関係を強調
06:48これに対し高市総理は
06:52日中両国は地域と国際社会の平和と繁栄という
06:59重要な責任も有しております
07:02と述べ両首脳は戦略的互計関係を推進することで一致しました
07:0930分ほどの会談後高市総理は
07:14尖閣諸島周辺を含む東シナ海の問題や
07:18新疆ウイグル自治区や香港などの人権問題
07:22レアアース関連の輸出管理など
07:25率直に懸念も伝えたと言います
07:28果たして今後の日中関係は
07:32日中首脳会談の前日には
07:37注目の米中首脳会談も行われました
07:412019年以来6年ぶりとなる対面での会談
07:54笑顔のトランプ大統領に対し
07:57習主席は固い表情のままです
08:00会談冒頭
08:04トランプ氏が関係改善への意欲を示したのに対し
08:20習主席は
08:21党王子
08:38中国の発展とアメリカを再び偉大にという目標は
08:43矛盾しないと述べました
08:451時間40分にわたった会談
08:49中国はレアアースの輸出規制の導入を
08:551年間停止することを発表したほか
08:58合成麻薬フェンタニルについて
09:01アメリカへの流入の対策を強化します
09:04アメリカはフェンタニルの流入を理由に
09:10中国からの輸入品に課していた
09:1220%の追加関税を
09:1410%へ引き下げることを発表しました
09:17またトランプ大統領は
09:21中国がアメリカ産大豆を
09:23直ちに大量に購入することも明らかにしました
09:27しかし今回の合意は
09:31一時的な休戦に過ぎず
09:33火種はくすぶっているとの指摘もあります
09:36米中対立の今後は
09:39米中首脳会談に先立ち
09:44日米首脳会談も今週行われました
09:47初対面とは思えないほど
09:50親密な様子を見せた
09:51高市総理とトランプ大統領
09:54今回は懸念されていた
09:59防衛費増額などの厳しい要求は
10:02ありませんでした
10:03トランプ大統領が
10:07最も気にかけていたことの一つは
10:09アメリカに対する日本企業の投資です
10:13日本への関税を引き下げる代わりに
10:17日本側が受け入れた5500億ドル
10:2080兆円規模に及ぶアメリカへの投資を
10:23実現する文書に署名
10:25日米両政府は総額で最大4000億ドル
10:31およそ60兆円規模の投資案件を公表し
10:34参画が見込まれる企業名なども明かされました
10:38現時点ではどこまで成立するかは見通せませんが
10:42日本とアメリカ
10:44双方にとって利益がある投資になるのでしょうか
10:48今日はこちらの3つのテーマ
10:52日中米中日米順番に見ていきます
10:54まずは1つ目
10:55日中急遽開催の舞台裏はこちらからです
10:58外交ウィーク簡単に振り返ります
11:01今週はマレーシアで
11:02アセアン関連首脳会議が行われ
11:05韓国ではエーペックの首脳会議が開かれています
11:08それに伴い各国の首脳会談が開かれました
11:1128日に日米
11:1329日に米韓
11:1530日には日韓と米中
11:17そして31日には日中首脳会談が行われました
11:21まず日中首脳会談のポイントです
11:24両国関係については戦略的互形関係や
11:28建設的かつ安定的な関係を推進することで一致しました
11:33そして保守的とされる高市氏に
11:36習氏は村山談話の継承や
11:39正しい対中認識を促しました
11:42一方で高市総理は
11:44重視する安全保障に関して
11:46東シナ・南シナ海での行動や
11:49香港・新疆ウイグル自治区の
11:52人権状況の懸念を終始に伝えました
11:55これに加えて
11:57防衛当局間の危機管理の重要性を
12:00確認することを強調したほか
12:02台湾については
12:03良好な両岸関係が重要とも訴えました
12:06さらに経済や法人保護に関しては
12:10レアアースの輸出管理について懸念を伝達
12:13日本産の水産物や牛肉の輸入再開も働きかけました
12:18一方の習近平氏は
12:20ハイテク製造や第三国市場の協力に意欲を見せています
12:24高市総理は当面の懸案事項である法人の安全確保や
12:30拘束者の早期釈放も求めています
12:33かなり高市さんの会見の答えだとか
12:37外務省のその後の発表
12:40その辺りがベースになっているようには見えませんが
12:43まず小野木さん
12:43中国側はこれをどう評価しているのか
12:46見ているのか
12:47そこはいかがですか
12:48日本の外務省と中国の外交部の発表は
12:53それぞれ言いたいことを言っているので
12:55自分の主張が出ている感じになっている
12:59ただ共通しているのは戦略的貢献関係
13:01ここは共通しているということですね
13:04これはキーワード
13:04あといろいろ祝電の話がありましたけれども
13:08日本の外務省の発表を見ると
13:10冒頭に習主席が
13:13祝意を表明したというようになっているわけです
13:16でもそれは中国側の文書には出てこない
13:19台湾問題とか歴史問題とか
13:23これは中国側が言ったことになっていて
13:25日本側は日本側でですね
13:27やっぱりいろんな問題
13:30高橋首相が言ってましたけれども
13:33新京都の問題とか香港の問題とかまで
13:36発言したということになっている
13:38だから共通項は戦略的貢献関係って便利な言葉ですよね
13:43あとは見解の相違がある
13:45あともう一つ共通している発言
13:47発表としてはですね
13:50リスク管理というのが出ている
13:52お互いにいろんな問題が起きてくるだろうけど
13:54リスクを管理していきましょう
13:56ここが共通しています
13:58これは総合するとズバリ言って
14:01今高市さんに対しては中国はどう見ている
14:04論評も結構出ていて専門家の声を使って
14:08通してですね
14:09要するに一つ
14:11おそらくバランスを取るだろうと見ている
14:16これは実は総裁選で勝った時から
14:19そういう論調なんですよ中国は
14:21おそらく自分のやりたいことと主張とかと
14:25国益とか今日本が置かれた状況を比べて
14:28あまり自分のカラーを出さないだろうと
14:31いわゆる高派というふうに見ていたんだけども
14:34実務的に現実的にやるとずっと言っていますね
14:37だから今回も会うという話になって
14:39実際ですね結構発信してきているんですよ
14:42高橋氏は
14:42例えばアメリカのハドソン研究所に寄港したりして
14:46向こうから質問されてですね
14:48台湾をやりたいと言ってました
14:50あと台湾問題に関しても
14:52日中共同声明の範囲内でやるとかですね
14:54結構中国側から見ると
14:56え?というようなことですね
14:58この間の外相の
15:00日中の外相の電話会談でも
15:02非常に中国を重視しているとかね
15:05そしたら大きい外相がいいシグナルだとか
15:08実際はもうだんだん首脳海外に向けて
15:11そういう準備をしてきている
15:15中国側もじゃあ会いましょうかと
15:17あとは日韓と日米でがっちり組んでいる構図を見せたので
15:22特に日韓
15:22韓国を非常に見ているので
15:26日本と韓国が矛盾が出ると
15:28中国がやっぱりそこにつけ込める
15:30すっきりほとんど作らなかった
15:32なるほどね
15:32小谷さんはいかがですか
15:34どうご覧になりましたか
15:35この日中首脳会談は行われるかどうか
15:38最後まで分からなかったわけですけれども
15:40最終的に開かれたと
15:42背景にあるのは
15:44これは後に議論する
15:46米中でもそうなんですけど
15:48やっぱり中国の地震というのが
15:51やっぱりあるんだと思うんですね
15:52アメリカに対しても
15:54日本に対しても
15:56ある意味その弱みを握っていると
15:59特にこのレアアースの輸出管理ですね
16:02弱みを握っていると
16:04アメリカでさえ
16:05中国にもなびいてきている中で
16:08高橋さんがもともと保守的な思想を持っているにせよ
16:13アメリカがもう中国になびいている中
16:16あなた一人だけで中国に厳しいことを言えるんですかと
16:20そういう上からの姿勢で受け入れたんじゃないかと思いますね
16:25とりわけこの台湾問題と歴史問題については
16:29釘を刺して
16:30あなたの言いたい
16:32あなたの思い通りには
16:34この問題は進められませんよという
16:36そういうメッセージを
16:37実際には出したんじゃないかなと思いますね
16:40クラフトさんいかがでしょうか
16:41そうですね
16:41今回急遽中国側が姿勢を変えたのは
16:443つ要因があるんじゃないかなと
16:46一つは就任当初に
16:49高橋首相が
16:51総理が重要な鄰国であると
16:54それから戦略的互経関係を継承すると
16:57こういう中国
16:58先ほどコオロギ先生も言ったように
17:01中国にメッセージを発信して
17:02もう一つは高い国内の支持率
17:05つまり長期政権になる可能性がある
17:08つきあった方がいいということ
17:11そして最後は小谷さんも言ったように
17:14トランプとの関係
17:15密月関係を完全に見せたということ
17:19中国としても付き合う必要があるということと
17:23中国側としてもさっき自信があるので
17:26付き合うことに問題はないということではないかと思いますね
17:30それからこれ
17:32習近平氏の方が言ったという中で
17:36いくつか特に歴史認識のところですね
17:384つの文書を前提にという話があるんです
17:41ここをちょっと押さえましょうか
17:42この中国国営テレビによりますと
17:46習主席は会談で歴史や台湾といった重大な問題で
17:504つの政治文書が定めた明確なルールを守り
17:54中日関係の基礎を揺るがせないよう求めたということです
17:58その4つの政治文書というものは
18:01中国側が日中関係の原点と原則を示すと位置づけているものです
18:061972年の国交回復時に結んだ日中共同声明
18:101978年の日中平和友好条約
18:141998年の平和と発展のための友好協力パートナーシップの構築に関する
18:21日中共同宣言
18:222008年の戦略的互計関係の包括推進に関する日中共同声明の4つです
18:29そして村山談話に関して
18:32村山談話は1995年8月15日戦後50年の節目に
18:37当時の村山総理が発表した談話で
18:39第二次大戦中に日本がアジア諸国で侵略や植民地支配を行ったことを認め
18:46公式に謝罪したものです
18:48小野さん毎回このあたりはこだわって中国側は言うんでしょうけども
18:54今回改めてこの4つの政治文書
18:56ちゃんとこれを忠実にというのをかなり念をしたわけですよね
19:01高市さんに対して
19:01そうですね
19:02まず日中共同声明が一番基本になりますけど
19:05台湾問題に関してこれ言えばですね
19:07高市首相が先ほど言いました10月のこれ1日ですかね
19:12ハドソン研究所の中にそこの質問を受けて答えていることでですね
19:19これが出てきて1972年の日中共同声明を踏まえつつ
19:23非政府の実務関係として日体関係をやると
19:27非政府って言っているんです
19:29政府間でやるんじゃなくて
19:32これが中国から見るとこれは独立を容認しないということを言ってますねと
19:36非政府間でやる
19:37なるほど
19:37はっきり明言している
19:38ただ村山談話についてはこれ結構中国の外交部の発表を見ると結構きついことを言ってまして
19:46村山談話はですね日本の侵略の歴史を反省し
19:51被害を受けた国に誤ったものであるということを言ったことになっている
19:56当然これ日本側内に出てこないです
19:58日本の外務省の発表に出てこない
20:00なるほど
20:00だからこれは中国国内に対してもこういうことを
20:04習近平氏は言っているわけですから
20:06ですからこれを出してきて歴史問題ということに釘を刺している
20:12そういう感じです
20:13お互いかなりこういうことをちゃんと言ってやったという感じの発表になっているんだと思うんですが
20:19高市さんの会見でかなり新疆ウイグルとかはっきりこの辺は言ったって言ってますよね
20:26ここっていうのは逆に中国はそこまで言われてどう感じているのかというのは
20:32どういう言い方だったのかちょっとわからないですけども
20:35例えば日本の外務省の発表だと
20:37香港新疆ウイグル自治区などの状況に対する深刻な懸念と
20:42状況って言葉を使っている
20:44例えば人権侵害とかそういう言葉はここに出てこない
20:48でもかなり踏み込んでいて
20:51香港新疆ウイグルってことを言われるとそれは嫌なわけですよ
20:55中国としては内政だからって
20:57でもこの状況に対する深刻な懸念を表明したということになっている
21:02当然中国側の発表にはこれ一言も出てこない
21:04そんな状況
21:06小谷さん改めて高市さんかなり課題
21:10お互いに特に日本側からするとこの日中間に刺さっているトゲみたいなものは
21:16全て言ったような感じになっているんですが
21:19ここについて改めていかがですか
21:20これ例えば昨年11月に石破総理が習近平氏と会った時の外務省の発表を見ても
21:28今回の発表を見てもほぼ同じなんです
21:30だから日本側のトーキングポイントというのはもう決まっていて
21:34その時の総理の関心とかその時の状況に応じて
21:39強調する点が変わるということなんだと思うんですけれども
21:43この香港新疆ウイグル自治区の外務省の状況と言っているところ
21:50高市総理があえて人権の問題を習近平氏との間で取り上げたのであれば
21:56それは日本政府高市総理の強い関心を伝えたということになるので
22:02そこは高市外交をやりたかったということなんだと思うんですね
22:07トーキングポイント決まっている中で
22:09毎回毎回同じことを言っているだけだと何も変わらないんですよ
22:12この東シナ海の問題だって
22:14毎日のように会計の船が来ている状況も変わっていないので
22:18やはり高市総理が何か成果を出したいのであれば
22:25このいろんなトーキングポイントの中で
22:27やっぱり今動かすべき問題
22:29動かせる問題を集中して
22:32それを動かすということをやっていかないといけないと思いますね
22:35倉本さん改めてこれから今回の会談を受けて
22:39日中関係どうなっていきそうですか
22:41今回の会談は僕は一言でまとめるとビジネスライク
22:45お互い合意できるところは合意する
22:50それは戦略予定関係と
22:51あとは国内向けに双方を立場上うまく利用するということだと思います
22:58象徴的なのが高市総理が
23:02習近平に向かって握手すると距離を取っているんですよね
23:06それから顔の表情が非常に硬いんです
23:09これは中国に屈しませんよという意思表示
23:13ところがメディアに振り向くと少し顔が緩むわけですね
23:18習近平氏に向いているときは厳しい顔をしているけれども
23:21パッと前向くと少し緩む
23:23緩めるわけですね
23:24ですからこれはちゃんと世論と中国を分けて対応を行っている
23:31これも意図的にメッセージを発信しているということは
23:35トラップさんの時に比べて距離がだいぶありますよね
23:37あります
23:38だから中国とべったり中国になびきませんよと
23:41ひれ伏せませんよと
23:43強い意思を一方で見せながら
23:46中国にはお互い喧嘩せずに
23:49ビジネスライクにやっていきましょうということが
23:531回目の会談でのポイントだと思います
23:56CMの後は米中首脳会談について考えます
24:01続いては2つ目のテーマ
24:08米中首脳会談
24:10貿易対立緩和は本当というところを見ていきます
24:13まず10月30日に米中首脳会談が行われました
24:18トランプ大統領と習近平国家主席が直接会うのは
24:212019年6月以来およそ6年ぶりとなります
24:25会談が開かれたのは
24:27韓国プサンのキメ空軍基地です
24:30参加者は両首脳のほか
24:31アメリカ側はルビオ国務長官
24:34ベッセント財務長官
24:35ラトニック省務長官
24:37グリアUSTR代表などで
24:39中国側は
24:41埼玉常務委員
24:42大きい政治局員兼外相
24:44下立法副首相などが参加しました
24:46そしてこの会談のポイントです
24:50トランプ大統領が多くの決定が行われたと話していますが
24:55中国のフェンタニル対策の見返りとして
24:58台中フェンタニル関税を20%から10%に引き下げたと表明します
25:04引き下げると表明しました
25:05中国はレアアース輸出規制を1年延期します
25:09またトランプ大統領が来年4月に報酬し
25:13その後習近平国家主席が訪米するとも語っています
25:16そして中国のアメリカ産大豆の購入再開も表明
25:21台湾問題に関しては議論しなかったと
25:24トランプ大統領は話しています
25:26かなりこれもトランプ氏が言ったことでまとまっているので
25:29本当のところはどうなのかはっきりしないところもあるんですが
25:32小谷さんまずこの評価についてはいかがですか
25:34そうですね
25:35もう完全に中国にしてやられたというのが
25:40アメリカ側の本音だと思います
25:42これそもそも関税政権発足をかけて
25:47喧嘩を打ったわけですね
25:49でも喧嘩を打ったところ相手が強いということが分かって
25:52徐々に引いていっているというところです
25:55中国は何も譲っていない
25:57譲っていないのに
25:58もうアメリカ側がどんどんと譲っていっているという実情で
26:02台湾の問題でさえ議論しないというところになっていて
26:07第1期目の時にトランプ政権は戦略的な競争を中国とするんだということで
26:14意気込んだわけですけれども
26:15この2期目に入って
26:17最近の動きはやっぱりまた関与に戻っているということが言えると思います
26:23クラフトさんいかがでしょう
26:24トランプはこの会談10点中12点と言いましたけど
26:29私に言わせれば10点中2点
26:312点
26:31寛大だと思うんですよそれも
26:34完敗です
26:35今回フェンタニルの10%引き下げも
26:39これ本来はフェンタニルの輸出をちゃんと止めたことを確認してから下げるべきなのに
26:45前倒しで下げているわけですね
26:47中国は何もやっていないわけです
26:49レアース規制に関してこれが本末転倒なんですけど
26:521年延期と情報したように見えますが
26:551ヶ月前にとんでもない規制をかけてきて
26:58おそらく中国はこの会談を予想して高いハードルを挙げて
27:04これは中国にとってもすごい板で
27:06それをアメリカが下げてくれる
27:08つまり1ヶ月前の水準に戻しただけですね
27:12それから大豆購入
27:15これも中国が情報したように見えますが
27:20中国にとってこれ新たなカードになったわけです
27:23今まで財図買ってなかったんで
27:25これから買う
27:26だから下ろすってこともできるわけですね
27:28本末転倒はこれは多分トランプの言っていることは間違いだと思うんですけど
27:32要するに半導体規制
27:34これはNVIDIAが交渉すると
27:37つまり民間企業に半導体規制を委ねてしまって
27:41もう完全に諦めた
27:43NVIDIAのハイスペックなものというのは
27:46輸出規制しようよというのがずっと言っていたことだったんだけど
27:50だからレアアースをもらうために
27:52全て諦めてしまったという
27:54もう完全崩壊状態だと思います
27:57ちょっと今レアアースとか大豆とかって話が出たので
27:59少しそこの輸出輸入の状況を見ましょうか
28:02グラフ出ましたね
28:04トランプ大統領が中国が購入すると話したアメリカの大豆
28:08以前はアメリカが輸出する大豆の半分を中国が買っていましたが
28:129月はゼロになっています
28:14これに代わってブラジルからの輸入が大きく増えています
28:18一方中国からアメリカへのレアアース磁石の輸出は
28:22今年に入り前の年の同じ月と比べてほぼ毎月マイナスとなっています
28:28小野木さんお二人はもうアメリカ側の完敗という評価なんですが
28:34どうご覧になりますか
28:36中国は最終的にアメリカに貸している10%まで下げさせたいと思っていると思うんですね
28:44対等対等って言っているから
28:46今回フェンタニル10下げた
28:49あと10下げたら10対10なんです
28:52そこまで持っていくためにレアアースの1年期限付き
28:56ここはアメリカ側が1年期限付きにされてしまったというのが
29:00やっぱりかなり不利ですよね
29:03これから1年かけてもう10%下げさせると対等になるんです
29:08だからこれは中国側の目論み
29:11ハイテクに対してローテクで戦っているんです
29:14地下資源 鉱物 大豆
29:17アメリカ おそらくトランプ政権は
29:20ピーター・ナバルさんが顧問でずっとやっていて
29:23一時政権の時から関税で痛みつけて
29:27中国が輸出できないようにする
29:28そしたら軍事力にお金が回らないという感覚だったんです
29:32おそらくそこにこういったローテクの地下資源とか
29:36大豆でやり返せるという発想がもしかしたらなかったのかもしれない
29:40途中から慌ててこれに対応し始めた
29:44実はこれ日中関係にものすごく影響していて
29:48中国の報道を見ると
29:49トランプ氏がほとんどインド太平洋戦略とかに関心がなくなったと書いてある
29:54だから日本も一人で拳を上げるわけにはいかないから
29:57日本もだんだん歩み寄ってきて
30:00実務的にビジネスライフに付き合わなきゃいけなくなったということになっているんです
30:05実はこれ安全保障にものすごい大きな影響を与えていて
30:08トランプ政権の中でも対中強硬派ってだんだん弱まってきてますよね
30:12声がね
30:12NSCとか見ても
30:14だからこれがもう非常にやっぱりローテクで切り替えしている感じがする
30:20今関税の話が出たので少し関税のところもおさらいしたいと思うんですが
30:25いろんなやりとりがあってもっと百何十パーセントだっていう時もありましたけども
30:30単純化するとですね
30:31今現在品目別にはもっとアメリカが中国からの輸入に対してかけているものもありますが
30:38単純化するとここにあるようにフェンタニルに関して20パーセント
30:43それから総合関税の基本のところで10パーセントかけていて
30:4724パーセントの上乗せ分だけは11月10日にこれの期限が迎えますよということで
30:53今はかけてない状態30パーセントかかってたと
30:56これを今回アメリカ側はフェンタニルの部分を20を10パーセントにしますってことになったので
31:02これから先は20パーセントかけると
31:05しかもこの上乗せ分の24パーセントについては1年延期しますよという形になりました
31:11しかもトランプ氏はここへ来て
31:13このフェンタニルの残りの10パーセントの撤回もほのめかすような形になってます
31:18そうするともう残りは10パーセントだけになるわけですね
31:22それから中国の方をご覧ください
31:23こちらコウロギさんがおっしゃっている通り
31:2510パーセントをかけた状態で
31:28そのまま24パーセントの上乗せ分はアメリカと同様に1年延期しますと
31:33でも10パーセントそのままスライドさせているということ
31:36これよく見るとですねトランプ氏
31:39これアメリカが中国にかけているものについて言うと
31:42これで20パーセントになりましたから
31:44もうほとんど欧米とかアジアにかけているものと
31:47あまり変わらない状態にまずなってきている
31:50インドなんかはこれよりも高い状態ですね
31:52それからなおかつこれで残り10パーセント撤回した場合は
31:55実は世界の中でも中国が最も関税がかからない状態になってしまうという
32:01まあちょっと当初の目的からすると
32:05ちょっと全く真逆の状況になりつつあると
32:08もちろん品目別にはもっと中国に対してかけているものはあるという前提で言ってますけども
32:13ここまでクラフトさんこうなってくると
32:16何が目的でこの総合関税ってかけてたのか
32:19これは10月の冒頭に国務省の効果も言ってたの
32:22もうトランプの頭の中にはレアアースしかない
32:24この危機感
32:25だから何としてでもレアアースをもらいたい
32:28そのためにもういろんなものを情報してしまっていると
32:31総合的な戦略を持たない
32:34そのままバータリ的にトランプが対応していると
32:38私ちょっと不自然だなと思うのは
32:40ホワイトワースからまだ公式な声明文が発表されてないです
32:44今回の合意
32:45だからおそらくこれは推測ですけども
32:48当初政権が考えていた合意内容と
32:52トランプがその場で合意したものが
32:57相違があるんじゃないかと
32:59そこを詰めるのに時間がかかっているのかもしれないと
33:02小谷さん
33:04この米中首脳会談の交渉というのは
33:07アメリカではどういうふうに見られているんですか
33:10アメリカの中ではトランプさんが
33:14帰国するエアフォースワンの中で
33:17この会談でこういうことが決まった決まったと言っていて
33:21特にマガーの支持層からすると
33:24さすがトランプだと
33:26中国でさえ結局情報をしないといけないんだというような感じになっていますし
33:32右系のメディアなんかはそういうふうに評価していますけど
33:35大豆の輸入が減っていたけどちゃんと輸入してくれるようになった
33:39レア数もこのまま滞りなく入ってくるということになっているので
33:44勝ったかのように報じているところもありますが
33:48分かっているメディアはこれやっぱり大幅に取られたよねと
33:53むしろ中国は何もギブアップしていませんよねという評価になっていて
34:00トランプ大統領としてはこれは素晴らしい合意だったと言っていますけれども
34:06実際はやはりアメリカの負けだったというのが
34:09大方の見方だと思います
34:12小籔さんこれ中国は中国で今経済状況厳しいですよね
34:17その中で表向き少しトランプ氏を立てたようにも見える
34:22合意内容には見えるんですが
34:24実際のところ腹の落ちはどうなんですかね
34:27それはもう大変なんですよ実は
34:31内需も不動産もそうですけれども
34:34消費者物価指数生産者物価指数とか見ても
34:38軒並み下がっているので
34:40生産者物価指数なんかずっとマイナスですから
34:42要するにもう今値下げがすごい
34:44それで収益が上がらない
34:46政府が命令してですね
34:48電気自動車これ以上値段下げるなとか言っているぐらい
34:50もう完全にそういう状況なので
34:53外需がここに来て台北への輸出が
34:55例えば27%ですか
34:58もう下がっている
34:59その分他の国に売って回しているんですけど
35:02トータルでは貿易は輸出は
35:05それで補っているんですが
35:07いつまでですね
35:08他の国に売り続けられるか分からないんですよ
35:10アメリカ一番大口の輸出先なので
35:13だから本音では早く終わらせたいんですよ
35:16だから10対10まで下げていきたいということです
35:2110まで下がったら本当に
35:23クラウドさんこれ世界全体にかけた
35:25関税率がバランス取れなくなってしまう
35:29これもトランプ大統領は国別で関税を見ていて
35:33相対的な戦略が全くないわけですよね
35:36ですからこういったように
35:37中国が他の国よりも
35:39特に安全保障上最も重要とするインドを
35:4350%かけてあるいはブラジルにもかけて
35:47中国を下げると
35:49これが安全保障上問題なのに
35:53そういう総合的な戦略が全くないまま
35:57国別で対応しているというのは
35:59これが露呈してしまっているということですね
36:01小谷さんあと気になるのは
36:04結局半導体のところというのは
36:06トランプ氏はどうしようとしているのかということと
36:10それからもう一つ
36:11全然今回話出てこなかったですけれども
36:13インドなんかには要求している
36:15ロシア産原油の輸入停止については
36:17何か話をしたのかどうか
36:19そこら辺でいかがですか
36:20ロシアからの原油の停止については
36:24話はしたんですけれども
36:25それをやめるように
36:28強く要求したということはなかったようです
36:30なかった
36:30反応体については
36:33もうこれ完全にギブアップです
36:35本当にそうすると
36:37でもNVIDIAと中国政府の間で
36:39どこまで輸出するかとか
36:41そういうことを決める形
36:42そうです
36:42だから政府の半導体の輸出規制というのは
36:45もう事実上撤廃するというのが
36:48今回の合意内容になると思います
36:50でもNVIDIAはどれだけでも商売したいわけですから
36:53そうするとハイスペックのものを
36:54どんどん輸出するような形になりますよね
36:57もう十分になると思いますけれども
36:59そうしないともうレアアースが入ってこないので
37:01トランプ大統領としては
37:03ここで大幅に情報をしたということになります
37:06声明文が出ていない一つの理由の可能性としては
37:09当然民間企業に国の政策を
37:14ネゴシエーションさせるわけにはいかないので
37:17おそらく上院から反発があった可能性があって
37:21そことの兼ね合いで調整をする
37:24だからあくまでも政府間でやらなきゃいけないんですけど
37:26トランプが言っていることは
37:28もう完全にNVIDIAに丸投げしてこうしようと
37:31これはまずありえない話なんで
37:33そこをちょっと調整するために
37:35少し時間かかっているのかなと
37:37あくまでもそのような話をちょっと現地から聞きましたね
37:40ではCMの後は日米首脳会談の成果と課題を考えていきます
37:46続いては3つ目のテーマです
37:49日米首脳会談高市外交の評価は
37:52日米首脳会談は28日に行われました
37:55出席者は両国首脳のほか
37:57日本側は茂木外務大臣、片山財務大臣、赤沢経済産業大臣、市川国家安全保障局長などです
38:05アメリカ側はルビオ国務長官、ベッセント財務長官、ラトニック省務長官、グリアUSTR代表などです
38:12防衛関係の閣僚の出席はありませんでした
38:15共同会見は行われませんでしたが
38:18合意文書の署名式を公開しました
38:20そしてトランプ大統領はアメリカ軍の横須賀基地を訪れ
38:24日本企業の経営者との交流もありました
38:27トランプ大統領は何か質問や疑問、要望、日本を支援するためにできることがあれば
38:32いつでも答えると語りました
38:34高市総理は幅広い分野の率直な議論で大きな成果
38:38日米同盟をさらなる高みに引き上げられると確信したと話しています
38:44では日米間で交わした文書を確認していきます
38:47共同声明出ていませんが、さまざまな文書を交わしています
38:50首脳間では日米関税合意の履行確認文書
38:55重要鉱物レアアースの供給確保への協力文書
38:59そして政府間では日米間投資に関する共同ファクトシート
39:037分野の科学技術協力の覚書
39:06造船能力強化の協力に向けた覚書の5つの文書に署名しました
39:11またトランプ大統領は日本の企業経営者らとの夕食会で
39:16もし物事がうまく進まなかったら私に電話してほしい
39:20他のアメリカ閣僚を差し置いてでも私が対応するとアピールしました
39:25小谷さん、全体を通してどこがポイントですか
39:29アメリカの関心が経済にしかなかったという
39:33そういう首脳会談だったと思います
39:35通常日米の首脳会談をやれば
39:38尖閣諸島への誤助を適用ですとか
39:41台湾海峡の平和と安定ですとか
39:44北朝鮮の比較化なんていうのも必ず話すということなんですけれども
39:48そういうのも一切なくて
39:50本当に経済にしか関心のないということがよく分かったと思います
39:54拉致被害者家族との面談も
39:58これも当初トランプ大統領も行かないということだったんですけれども
40:02これはどうも高井総理が強引に連れ出したというような側面もありましたが
40:081期目の時あれだけ親身に
40:11この問題に取り組む姿勢を示していたのに
40:14やはり金正恩氏と会えるかもしれないという中で
40:17自分はやっぱり会いたくないということでしたから
40:20もうその安全保障の問題に
40:23今回は全く関心を示さなかったというのは
40:27首脳会談自体は私は成功だと思いますけれども
40:31安全保障の面で関心を持たなかったということには
40:34やっぱり不安を感じます
40:36これはトランプ政権は高市さんに対しては
40:39どういう見方をしているんでしょう
40:40当初やはり総裁選の時ですね
40:44この関税合意に否定的な発言をしていたということは
40:48特に別選の財務長官が気にしていたようですけれども
40:52蓋を開けてみれば
40:54この合意も両者でやりましたし
40:58非常にコミュニケーション能力も高いというところで
41:03高市総理に対しては評価は上がったと聞いています
41:06クラフトさんはいかがでしょうか
41:08そうですね
41:09日本政府の最大の目的は
41:11今回は首脳間の密月関係
41:14信頼関係を構築するということで評価すれば
41:20もうパーフェクトに近い
41:22言葉だけじゃなくて
41:25ボディーランゲージ
41:26体の動作で本音を見ても
41:29もう1日のうちにこれだけ
41:32最初ちょっとお互い緊張して距離を置いてますけれども
41:36例えば署名式では
41:38トランプと握手するときに
41:40トランプが肘を触るんですね
41:42これを高市総理がトランプを触って
41:47お互いボディーコンタクトをすると
41:50これでどんどん
41:51芸品館の階段を降りて手を組んで
41:54トランプが高市総理の手をポンポンと
41:57極めつけがこの写真にあるのが
41:59最後横須賀米軍基地で
42:01トランプ大統領が高市総理を紹介するときに
42:04肩を抱き込んで寄せるんです
42:06これは要するに
42:09お父さんが子供にする
42:11あるいはお兄さんが兄弟
42:13あるいは恋人同士でやるようなファミリーチーム間
42:17もう完全にこれでトランプの懐に入ったということですし
42:22これいわばトランプ劇場コンサート
42:24そこに総理が盛り上げて
42:26完全にトランプの懐に入ったと
42:29最後トランプは自分に電話してくれた
42:32何か要望かもあったら
42:34最初Weでいろいろ言ってたのが
42:37だんだんIになってくるんですね
42:39私に電話しろと
42:40相当個人的な関係が築けたということは
42:45もう大成功
42:46高市総理のアドリブ力にもちょっと感心しましたね
42:50小鷹さん
42:52中国はこの日米
42:54かなり密月ぶりを強調したようにも見えるんですが
42:57どういうふうに見えたんでしょうね
42:59かなり影響が大きかったと思いますよ
43:01最初は祝電を送らなかったとか
43:04会うか会わないかもわからないような首脳会談ね
43:07ギリギリまで
43:08でもやっぱり今回うまかったなと思うのも
43:11さっきおっしゃったように
43:12日米がもうがっちり組んで関係強化したと
43:15やっぱり日韓も大きいです
43:17日韓とも韓国のりで関係強化
43:21歴史認識でいうと韓国は中国寄りになってくれるかなと
43:25特にイジェミョン氏ですからね
43:27日韓が分裂すると中国はグッとそこに韓国取り込んで
43:32圧力かけられるけども
43:34日本韓国アメリカとがっちり固まったんで
43:38技は得なくなるんじゃないですか
43:41特に韓国が本当に今回のりと化粧品ですか
43:45こういう全然外交って次元の違うね
43:48そういうソフトなネタを最初に出して大歓迎じゃないですか
43:53本当にうまいと思いますよ
43:55だから中国は本当になかなか手強いなというか
43:58うまいなというふうに見てたと思うんで
43:59気になってたのは一つそのいわゆる約80兆円と言われていた
44:05台米投資ですね
44:06ここがどうなのかというところなんですが
44:08この台米投資日本円で5500億ドルの出資融資
44:12融資保証枠を使いプロジェクトに資金を提供します
44:16どのプロジェクトに出資するかは
44:18ラトニック省務長官が議長を務める
44:21アメリカの投資委員会と日米による協議委員会が
44:25協議して選定します
44:26推薦された中からトランプ大統領が選び
44:29プロジェクトが始動します
44:30ラトニック省務長官は国家事業への投資であり
44:34日本の損失リスクはゼロになる
44:36第1号案件は電力分野になると語っています
44:39そのどのような分野や企業がアメリカの投資に関心があるのか
44:44日米間の投資に関する共同ファクトシートに書いてあります
44:474つの分野1つ目エネルギーでは
44:50新型の原子炉建設などに
44:53三菱重工や東芝IHIなどの関与が検討されています
44:57AIインフラの強化では電力設備や光ファイバー
45:02電子部品などに三菱電機や村田製作所
45:05パナソニックなどの関与が検討されています
45:08共同投資ファクトシートで示されたプロジェクトの
45:11合計最大でおよそ4000億ドル
45:14赤澤経営さん大臣はファクトシートに書いてある企業が
45:18必ず参画すると決まったわけではないし
45:21記載のない企業が今後参画を表明することもあり得ると述べています
45:26クラフトさんここはどう見たらいいですか
45:29まず細かいところにこの八次町園の仕組みの細かいところに
45:35言及しなかったというのは
45:37日本政府としては一つ安心と
45:39仕組み自体はもう別に何も変わらないんですけど
45:44一つ良かったのはラトニック省務長官
45:46ちょっと一言申し上げるとラトニックさん
45:49ウォールガイ出身なんで
45:51投資にリスク損失リスクはゼロというのはあり得ない話で
45:56分かってらっしゃると思うんですけども
45:58今回安心材料が一つだったのは
46:01いわば例えば仮想通貨のトランプファミリー企業に融資するんじゃないかと
46:06質の悪いプロジェクトに融資する懸念があったんですけども
46:09主にアメリカのインフラ投資を中心にやるということなんで
46:15最初のうちはそういった固い質の高いプロジェクトで
46:21日本政府にとっては
46:22いわゆる焦げ付き損失リスクは一定程度限定できるのではないかというところは安心材料
46:30あとこのファクトシート投資ファクトシートは
46:33トランプを喜ばせるために事業規模60兆円なんですね
46:37しかも全部最大でというものを積み上げて60兆円にしてます
46:41そうなんです
46:42さっき赤澤さんも言ったように
46:44多くの企業は本気でこれ投資する気はないですから
46:47どこまでこれが
46:48ただトランプを喜ばせるために作ったもんなんで
46:51これからどういう具体的な案件が出てくるかというのは
46:55日米で詰めていかなきゃいけないということだと思います
46:58確認なんですがここにある企業
47:00先ほどのラトニックさんが出ている図を見せてもらえますか
47:03つまり日本企業がこのいろんな部材なり
47:07いろんな機材などをプロジェクトに輸出したり
47:11いろいろ提供しますと
47:13それに対してプロジェクトが
47:14これアメリカ企業かもしれませんが
47:16そこがそれを買うわけですね
47:18買うところに対して日本の政府経営機関が
47:21融資なり融資保証するというのは
47:22そういう流れをかなり意識しているという
47:25そういうこともあります
47:26プロジェクトには米企業あるいは海外企業
47:29そして日本企業も含まれますが
47:31海外企業の場合
47:33なんで日本の税金が使われるんだというところに対して
47:36日本政府の話は日本企業から調達をするので
47:40間接的に日本企業が
47:42潤うというか得をするということで
47:46そういう位置づけでやっています
47:48特集はここまでです
47:50CMの後はマーケット情報です
47:52明日の日経日曜サロン
47:58ゲストは日本維新の会の
47:59斉藤アレックス政調会長です
48:01自民党との連立体制や安全保障政策
48:04臨時国会の見通しなどを聞きます
48:06ぜひご覧ください
48:07ではマーケットです
48:0931日のニューヨーク株式市場で
48:11ニューヨークダウは3日ぶりに反発
48:13終わり値は40ドル高い
48:154万7,562ドルでした
48:17ニューヨークダウは10月に
48:191,164ドル2.5%上昇しました
48:22ハイテク比率の高いナスダックは反発
48:25143ポイント高い2万3,724でした
48:29ニューヨーク外国為替市場の
48:31演奏場の終わり値は
48:3215,000円高の1ドル153円95,000から
48:36154円5000でした
48:38シカゴの日経平均先ものは
48:405万2,295円
48:42日経平均の金曜日の終わり値に比べて
48:44116円安くなっています
48:46マーケット関係者に
48:4812月末の株価の見通しを伺いました
48:50UBSスミトラストの小林さんは
48:535万3,500円
48:55日経平均をトピックスで割った
48:57NT倍率の拡大は
48:59AI関連のネガサ株の比率の高い
49:02日経平均の上昇を示しますが
49:04警戒感も出てきています
49:05しかし株価上昇の要素
49:07ドライバーが豊富だと指摘しています
49:09ピクテジャパンの糸島さん
49:115万2,000円
49:12高市総理就任と
49:13米中首脳会談終了で
49:15材料で尽くし
49:16今後は12月の日米の金融政策と
49:19AI企業の業績次第と見ています
49:21では来週の予定です
49:23もう今度は
49:25習さんで代表質問があって
49:27高市さんはもう韓国で今
49:29食事会をキャンセルして
49:31国会対策の勉強をしているという話もありますね
49:33あとは重要企業の
49:35トヨタなどの決算があります
49:36では今日はここまでとなります
49:39ゲストの皆さんありがとうございました
49:53ご視聴ありがとうございました
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