00:00昔々今日の都にあるお城に仕える男がおりました
00:23毎朝山のふもとの家から出かけて行き
00:26お城の守りをするのが仕事でした
00:29刀を刺して出かける様子はなかなかの勇士に見えます
00:35行ってらっしゃいませ
00:39体も大きく肩や肘を張って威張って歩く様子はいるからに頼もしそうです
00:52それで近所の人たちはこの勇士を頼もしどんと呼んで頼りにしていました
00:57お城の守りをするほどの勇士じゃ頼もしいの
01:04うーん物騒な世の中じゃ何度の時には頼ませ
01:11するとこの頼もしどんどんと胸を叩いて反り返って言うのでした
01:21近所の衆たち心配はご無用ご無用
01:27わいがここにおれば悪者は恐れて寄りつかんじゃろう
01:33やれ頼もしいそれでこそ頼もしどんじゃ
01:44ところがこの頼もしどん人には言えない秘密があったのです
01:54ゆっくりさん
02:14ああああああ
02:23この他のもしどん 体の大きさに似合わずキモッ玉の方はメッポを小さくできておった
02:33ええええええ
02:44ああああああ 人から弱虫と思われないと余計に威張って強そうに見せていたのでした
03:01ん ある夜のことです
03:06頼もしどんは勤め先の用事でいつもより朝早く家を出かけることになりました そこでかかどんは夫がまだ寝ているうちにそっと起き出して弁当の支度をしようとしました
03:23まだ夜明け前なのであたりは真っ暗 あり明けの月の光が明るく板の間に差し込んでいました
03:36ああああああああ マンダ眠ったや
03:43ああああああ
03:47いやっ
03:49今頃誰が
03:52ウスッとでも忍び込んだのかもしれん 恐ろしい
03:58ああああああ
04:00ん
04:02ああああああああ ああああああああ
04:05ああああああ 起きてくださりのスッとが忍び込んでる様子じゃほどに
04:11あん 本間カードどこにそっそこな台所の物陰に彼が映って見えたで
04:21あああああああああああああ
04:25大道路の神をして恐ろしげじゃった
04:30なに?なに? 体は小さい!
04:34それじゃ、わはわ言ってきっきっきやろう
04:38カカドンの手前強そうに言った頼もしどんは枕元の刀を探りました
04:44ん、なんと…
04:47しようどん… ま、ま、ま、まずは…
04:50様子を見てからのこと
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