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トランスクリプション
00:00アジアというのは中国におきましてはですね、紀元前の数百年前に春秋戦国の時代がありました。
00:09特に戦国の時代というものは思想がいっぱい出ました。
00:13そして人間関係が非常に近代的でした。
00:17そして人の心理までわかるような文章が現れました。
00:21千葉線の式であります。
00:24ヨーロッパにはそんなものないです。
00:26ですから中国の近代は古代にあるのかと。
00:30古代こそ近代なのかと思うぐらいです。
00:33それもだんだん低等にしていってですね、
00:37低等という言葉は西洋人が使った言葉でここで同じアジア人として使えたくはありませんが、
00:44要するに最終的にはですね、
00:51宗という時代に宗学、これは宗学の一番集大成が宗学ですが、
00:57現れましてですね、イデオロギッシュになってドグマ、
01:00宗教がドグマ化して、それが低等にさせたんだと。
01:05そうするとしましたらですね、
01:08クザエ基地はこの低等とは付き合いたくない。
01:14そしてアジアとは何かといったら、要するに低等であるというような捉え方ですね。
01:19それはけしからんと、戦後のいろんな論客が言ったわけですけれども、
01:28しかし僕のように、生まれつきアジアというものが好きな人間にとっては、
01:34論客が言うような具合にもやっぱりついていけませんでしたね。
01:39アジアというのは、家族的な利己主義というものがあります。
01:47家族さえ栄えればいいとか、それが一人が管理になりますと太くろに入れます。
01:54そしてその、自分だけ太っちゃう。
01:57それは大統領になったり、首相になったり、
01:59あるいは小さな管理になっても太くろに入れちゃう。
02:03自分の家族だけうまくいけばいい。
02:07そしてその家族というものが、
02:09受教におきましては、家族的なものが大きく哲学化して、
02:16子、つまり年寄り親、先祖を大事にしろという子というものが、
02:23子や高校の子であります。が中心になって正当化されたわけであります。
02:29ですから、要するに、数学的なほどに遠い系列の人が、
02:39受教的な、ロジカルな体系から言うと、
02:43おじさんになるという人が現れて、
02:45ある管理に、俺にその利権をよこせと。
02:48管理は国家のためにそれはよこせない。
02:52いや、公のためにそれはよこせないと。
02:54私はきれいに生きておりますと。
02:56でも、お前は何だと。親孝行と今知らんのか。
02:58ということで、結局、よこさなければ、悪口言われて没落するということがですね、
03:07やっぱり、アジアの一角のある時期にはあったわけです。
03:11だから、近代化には非常に遅れたわけです。
03:15近代というものは、一つの公のために、
03:19みんなが一生懸命やって、役人たちは安い給料で甘んじゅると。
03:25これは、江戸時代の役人や、
03:28明治の役人の姿が一番いいと。
03:33例えば、金井氏や、八幡に大きな製鉄車を作っても、近代化のために鉄を作る、大きな資本を投下しても、
03:42誰も、国家資本を投下しても、誰もそれを途中で食わなかった。
03:48これは、ほとんど明治時代の汚職というものは、井上香織の汚職があんだけ騒がれたぐらいでですね、
03:57どこそこの中学の校長先生が辞め入学させたとか、そんなことはなかった。
04:03そういうことがないということがですね、
04:07国家指導の資本主義社会を作る上では、非常に大事だったわけです。
04:12この大事だったということがですね、儒教の場合だと、そういうことは良くないと言って、もうややこしくなっちゃう。
04:22だから、アジアというのはですね、アジアは東南アジアも入ってますから、
04:26この場合の私の、私の知っているアジアというのは、どうしても中国、朝鮮その他、中国周辺国家になるんですけども、
04:34どうしても、つまり、汚職、管理の汚職、これはもう非常に伴ってしまう。
04:45ヨーロッパは清潔だったということは言いませんが、
04:49少なくともプロテスタンティズムが現れる頃からは、
04:54そういう管理の汚職というのはやっぱり良くないということは、はっきり言って出てきておるときに、
04:58管理の汚職は普通だと、むしろその汚職をすることが良いんだというようなことが、
05:07もう新朝の頃はもうそれそのものの体質でした。お団子でした。
05:12今、新中国はそれを一生懸命、そういうものを排除しておりますが、
05:18しかし、つまりアジアとは何かと、アジアと一緒になれと、アジアは大事だという人は、
05:27本当にアジアを知っているのかしらと思うときがあります。
05:30アジアというのは、非常にちゃんとしなければいけないところがいっぱいあります。
05:35私の使っているアジアと、それから他の人が使うアジアと、
05:39概念が違うかもわかりませんが、私はアジアが大好きですけど、
05:44アジアはずいぶん洗い流さなければいけないものをいっぱい持っていて、
05:50そして洗い流した後で、みんながしっかり飯を食えるという、
05:56そして理屈が通る社会を作るということになるのではないかと。
06:08これは陳春春さんがよく文章の中で使うのですが、
06:12正観で三大という陳さんが使えますが、
06:16慎重までのことで、特に慎重の時代で言われたんでしょうな、
06:20清らかな勘で三大飯が食えるほど、つまり、男に入ると。
06:28そしたら、正観というのは大体、新朝の時に迷惑があられたんです。
06:32いろんな便宜を図ってくれるために、少々ワイドを取ってくれた方が、
06:38その地域の人民には地方長官がワイドを取ってくれる方が、
06:42なんとなくうまくいくというような、
06:45そういう汚職が機能する社会になっておりましたから、
06:51むしろ鈍感おりと言いますか、の方が、
06:55皆さん気楽でいいらしいんです。
07:01それがアジアであります。
07:03アジアでありまして、
07:05そういうものは江戸時代の管理の役人道にはありませんでした。
07:13田沼を置き継ぐがどうこうというのは、
07:15それはもう些細なことを、古代にみんな書いておるだけで、
07:20中国管理の規模というのは、そんなもんじゃなかったです。
07:29さっき言った儒教の、それは一つの雰囲気の中で、
07:33それは善人、いわば善人、いわば善人されたものであってですね、
07:38むしろ管理は清らかであれという方が窮屈であり、
07:43物事も動かなかったと言われております。
07:48ですから江戸明治期はですね、
07:50管理は清らかでしたな。
07:54実際それは江戸時に出来上がった役人道というものが、役人の道でしょうな。
07:59江戸時のお侍さんは、ちょうど足軽ぐらいまで入れて、
08:05国民がだいたい3000万のうちの1割、10%ほどです。
08:14家族を入れます。
08:15家族を入れてですね、300万がだいたい種族である。
08:18それは非常に清らかなもんでしたな。
08:24吉田松陰が少年の時に、
08:26おじさんの玉城文之心に、
08:30非常に死ぬほど殴られてしまうんですが、
08:33殴られた同期はですね、本を読んでた時に、
08:36肺が溜まって、たかってですね、それを飼い方に、飼いたために、
08:41お前は、飼いということは死状であります。
08:46政権の本、つまり日尻の尊い本を読んでいる時に、
08:50つまり書くということは、
08:51お前、吉田松陰の家は80個くらいの家ですから、
08:54よく出世して、小売奉行、軍役者の長になるような家ですが、
09:01小売奉行などになった時に、
09:03玉城文之心という人は、小売奉行をやった人ですが、
09:07お職をすると、
09:08つまり自分のかゆさを、
09:10一番重要な公務、
09:12本を読むことは、
09:13公に参加しているようですから、
09:18それを今、痛めつけとかないと、
09:20癖が出るだろうと、
09:21役に入ります。
09:22お母さんがそれを見て、
09:24あまりにも、
09:25石棺のひどさに、
09:28寅城をお死にと、
09:30お死にお死にと、
09:31もう死んでしまいなさいと、
09:33そのくらいお母さんは思ったそうであります。
09:36ですけども、
09:37つまり、そういう、
09:39世がまでもですね、
09:40清らかな管理、
09:43清らかな政治家への、
09:46ちゃんとした、
09:48つまり思考といいますか、
09:50スタンダードがあったために、
09:52江戸記もうまくいった。
09:54そして、江戸記の、
09:56よく時代、
09:58テレビとか、
09:59テレビとかですね、
10:02時代劇の映画を見ていますと、
10:05江戸時代、
10:06お代官で悪代官がどうこうと出ていますけど、
10:08そんな、悪代官というのは、
10:11藩の代官は別で、
10:13いろんな人いましたけど、
10:14幕府の天領、
10:16幕府領に行く代官というのは、
10:18選び抜かれた人でですね、
10:20人格も、
10:22それから行動も、
10:24選び抜かれた人が、
10:25勧奨書というところから、
10:27ピックアップして、
10:28例えば、大和なら大和、
10:30五条の代官書へ行く。
10:32五条の代官書は、
10:34だいたい中ぐらいの、大名ぐらいの領地を、
10:38大官以下、
10:3910人ぐらいで収めておるわけで、
10:41非常に効率のいい、
10:43非常に軽い政府であります。
10:45大官書は軽い行政体であります。
10:48それで、
10:48汚職なんかなかったのよ。
10:50悪い人なんて、
10:52まずまずいなかった。
10:53その、
10:55反の代官は別ですけども、
10:56そういう具合で、
10:58役人堂というものは、
11:00確立されて、
11:02明治に引き継がれておるわけでありましてですね。
11:09大久保利光がですね、
11:14こんな大きな西洋館を与えたって言って、
11:16その写真を、
11:17鹿児島で配ったやつがいるんです。
11:21それは郵便局の写真でした。
11:23郵便局だったと思うんですが、
11:25西洋館が郵便局の写真を撮って、
11:27大久保の、
11:28大久保都市、
11:29一蔵という名前ですが、
11:31一蔵は勝手に東京政府を作って、
11:34勝手に偉い役になって、
11:35しかもおごりにおごって、
11:37こんな、
11:38つまり、
11:39屋敷を作ったと言って、
11:40した時に、
11:41もう大久保同盟と言って、
11:43東京を制伐してしまうというのは、
11:45明治10年の西南戦争に、
11:48薩摩の人間が決起する、
11:51一つの、
11:52つまりマッチになった、
11:55マッチの日になった事件ですが、
11:59つまり、
12:03贅沢をしていることは、
12:04制伐するに値する、
12:05そのぐらいの伝統を、
12:12日本の政治と行政官は、
12:18行政者は持ってきたわけですね。
12:20官僚の話が出ましたですが、
12:26昭和元年からの、
12:28あるいは、
12:29日露戦争の終了頃から、
12:32すでに現れ出てきた官僚、
12:35軍人も含めることについて、
12:40言いませんでしたが、
12:42この方法は異様ですが、
12:44自分の人事、
12:48自分がどう出世するか、
12:50という事の方がリアリズムで、
12:51実際は国家の事は抽象的でしたね。
12:56感覚としては抽象的でした。
12:58ですから、
13:00外国に侵略する、
13:03例えば満州を独立させる。
13:05リアクションが必ず起こって、
13:07そしてひどい目に遭うという事は、
13:09思わない。
13:11これは愛国だと思う。
13:12という事は、
13:13独立させる巧妙。
13:15それは自分につながる。
13:18自分の出世につながっていく。
13:21ですから、
13:23結局、
13:25明治40年ぐらいから、
13:33敗戦までの、
13:35軍人を含めた、
13:37高級官僚の、
13:40つまりエリート官僚の、
13:45実際の、
13:48そういう人たちも、
13:53どういうふうに言っていいのか。
13:56つまり、
13:59国家がどうなるか、
14:01という事についての、
14:03責任を、
14:05思っていたかどうか、
14:07という事を、
14:08きちっと調べて書いたもの。
14:11本当にその人は、
14:13国家を、
14:15思っていたか、
14:17もう勝手に自分が思っている、
14:18思っている、
14:19という人はいくらでもいますが、
14:21それは、やはり、
14:23インテリジェンスではない。
14:25知的に、
14:27そしてその感情として、
14:29そして、
14:31国家というのは、
14:32できれば、
14:33我々日本人は、
14:35何万年先も、
14:36生きたいわけであります。
14:38そして、
14:39地球の人類は、
14:40何万年先も、
14:41生きたいわけであります。
14:43そして、
14:44あらゆる、
14:45生きている人は、
14:47その、
14:48情明を、
14:49全うしたいわけであります。
14:51そういう事についての、
14:53感覚を、
14:54持っていたかどうかというと、
14:56持ってなかったんじゃないかと、
14:58持ってなかったですね。
15:00これは、
15:01明治維新の欠陥の、
15:03後遺症の、
15:04後遺症は、
15:05明治期に現れずに、
15:07大正、
15:08末年になって、
15:09明治維新が、
15:11持っていた、
15:12痩せた部分が、
15:14現れて、
15:16病的になっていったんじゃないかと、
15:18そして、
15:19それを、
15:20我々、
15:21普通の民衆よりも、
15:23その選ばれた人たちが、
15:25そういう病気に、
15:27つまり、
15:28どういうのかな、
15:30どういうのかな、
15:31つまり、
15:32国家を含めて、
15:34他者を愛しない、
15:36他者は、
15:38日本の人民も入っていますが、
15:41アジアの人民も、
15:44他の人民も入っていますが、
15:47そういう思想というのは、
15:49ほとんど、
15:51いわゆる偉い人には、
15:53なかったんじゃないかと。
15:55前の回も、
15:58ノモンハンの話、
15:59昭和14年であります。
16:01こういう、
16:02極めて異例の、
16:04異常な事態を、
16:06日本は、
16:08能動的に起こした、
16:10その例を言ったものですから、
16:12その例で、
16:13今、
16:14役人の問題を考えますが、
16:16当該の、
16:19最高責任者、
16:20第一線の最高責任者、
16:22この人は、
16:25ソ連の、
16:27ソ連の大使館付き部官も、
16:30したことがあって、
16:32ロシア通であるはずであります。
16:35それが第一線の、
16:37通常になって、
16:39惨憺たる敗北で、
16:42最後に、
16:43四段町の天幕ぐらいまで、
16:45敵の戦車が、
16:46近づいてくる。
16:47そばには、
16:48もう、
16:49日本軍が、
16:50ほとんど、
16:51組織的には、
16:52いないような状況に、
16:54なった時に、
16:55呟いてた。
16:57誰かを相手に、
16:58呟いてた。
16:59もう、これは、
17:00どうしようもない。
17:01しかしながら、
17:03日本の兵隊さんは、
17:05強いと聞いているから、
17:07なんとかなるだろう。
17:09こんな無責任なことを、
17:11最高責任者が言うわけである。
17:13日本の兵隊さんは、
17:15強いと聞いている。
17:16兵隊さんは、
17:17庶民ですよ。
17:18それは、
17:19小学校教育によって、
17:20そして、
17:21後の教育によって、
17:22出来上がった、
17:23産物であります。
17:25その兵隊の、
17:28軍人の、
17:30その、
17:31現場での最高責任者が、
17:34ちょっと、
17:36他人のようにして、
17:37日本の兵隊さんは、
17:39強いと聞いているから、
17:41白状に行っているわけではないですが、
17:43知識として、
17:44持っていないわけですね。
17:45ずっと、
17:46軍人ですから、
17:47兵隊の中にしか、
17:48来ていないんですけれども、
17:49出世コースに乗ると、
17:51日本の兵隊の強さの、
17:56神秘的な話を、
17:58小学校で聞いた話、
18:00あるいは、
18:01中学校で聞いた話、
18:03それが、
18:04こう、
18:05国民教育は大事です。
18:07こういう、
18:08愚かな、
18:09教育を、
18:12敗戦の前は、
18:14してきたわけです。
18:15将軍自身が、
18:17強いそうだから、
18:18なんとかなるだろう。
18:19もう、
18:21惨憺たる状況の中で、
18:23頼みの綱は、
18:24小学校で教えてもらったこと。
18:27もう、これは、
18:28思考停止もいいところですが、
18:30日本のお役人というものは、
18:34というのは、
18:35日露戦争のうちのお役人というものは、
18:38軍人を含めて、
18:40なかなか、
18:41こう、
18:42難しいものですが、
18:43議論する場合に、
18:44難しいものです。
18:45本当に、
18:47ひどい、
18:50ひどいというようなことを、
18:52ちゃんとした人が、
18:53皆さん、
18:54ちゃんとしていらっしゃったんですけども、
18:56本当の、
18:58地球や、
19:00人類や、
19:01他民族や、
19:02自分の国の人民を考える、
19:05その要素を持ってなかったと、
19:08繰り返し、
19:09思うのは、
19:10今のエピソードで、
19:12少しはお分かりかと思います。
19:14基本的人権を尊重し、
19:17民主主義に基づいて、
19:20国政を運営することを、
19:24ここに、
19:25明らかに定めたのである。
19:27しかし、戦後というのは、
19:29非常に、
19:30我々が、
19:31一番素晴らしい時代だと、
19:33こんなに、
19:34私は戦後に、
19:35青年期を、
19:36青年期を、
19:37迎えましてですね、
19:39戦争中の末期に、
19:40青年になって、
19:41そして、
19:42子供のような顔つきの、
19:43兵隊さんで、
19:44そして、
19:46戦後に、
19:47大体青年期になったと、
19:49自分では思っているのですけれども、
19:51こんなに、
19:52いい社会が、
19:53自分が生きている間に、
19:54来るとは思わなかった。
19:56言論は自由ですし、
19:58そして、
19:59その、
20:00なんて言いますか、
20:01非常に、
20:02呼吸のしやすい、
20:03社会になったなと、
20:06こんなに、
20:07いい社会が、
20:08来るとは思わなかった。
20:10思い、
20:11それは、
20:12新しい憲法がですね、
20:15この前の時に、
20:18話しましたが、
20:19同じことを言いますが、
20:20ピープルというものが、
20:22基本になっておりましてですね、
20:24我々、
20:25人間、
20:26仲間というものが、
20:28基本になっておりましてですね、
20:31それだけで、
20:32世の中が明るくなった。
20:34まあ、
20:35あの、
20:36ピープルという思想が、
20:39憲法の中心であります。
20:41こんなに、
20:42いい社会は、
20:43ないなと思いますが、
20:45このピープルというものもですね、
20:47これも、
20:48そういう意味では、
20:49嬉しくて、
20:50しょうがないものでありますが、
20:51これも、
20:52食わせものであります。
20:53ピープルの中にはですね、
20:55悪いことをして、
20:57一つ、
20:58その、
20:59ところに入れてやれと、
21:01いうピープルもいるわけであります。
21:03それはそれでいいんであります。
21:05それは、
21:06一つの社会のにぎわいであります。
21:08にぎわいでありますが、
21:10しかし、
21:11政治家がそれをやると困るわけです。
21:13政治家にそれをさせるようなピープルでは困るわけであります。
21:16で、
21:18政治家がそれをするという場合はですね、
21:22やっぱり、
21:23我々はアジア人だったんだなという匂いが、
21:27政治家の、
21:28私は多くのデータを持って、
21:31これをしゃべっているわけではないんです。
21:33私は政治家についての知り合いは、
21:35いないに等しいし、
21:37よく知っているわけではないですから。
21:40ですけども、
21:41長く生きてきますと、
21:45だんだん分かってくるわけで、
21:47そのやり方というものは、
21:50やはり、
21:51新庁の、
21:52家計の試験を取った大官が、
21:55石膏省の長官になっていって、
21:58そこで、
22:00正官にして三大ですから、
22:03音官、
22:04鈍官おりならですね、
22:0610代、
22:0810代とかでいかないかもしれません。
22:10人心症、
22:11人釜を起こしちゃう、
22:13そういうようなものになったなと。
22:18匂いはそうであります。
22:20例えば、
22:21スウェーデンの政治家も、
22:22汚職するでしょう。
22:23しかし、
22:24その仕方が違うんじゃないか。
22:27やはり我々はアジア人だなと。
22:30我々は、
22:32バスを借り切って、
22:34大岸の先生がお金を出して、
22:37選挙民が温泉を遊びに行きます。
22:43それを見ていると、
22:45この意味では、
22:50脱アロンというものです。
22:54私の思っているアジアは、
22:58中国の農家を歩いた時に、
23:02出来上がってしまったアジアであって、
23:04そういう人はいませんでした。
23:07これは非常にアジアの、
23:10清らかなアジアといったらおかしいですが、
23:13自分の中にあるアジアは清らかであって、
23:15だけど、
23:16汚いアジアもですね、
23:18アジア自身を殺して、
23:20自家中毒を起こして、
23:22自分の排泄物で自家中毒を起こして、
23:25生物は死にますが、
23:27そういうようなアジアも、
23:29アジアの歴史の中に、
23:30あるいはアジアの現状の中に、
23:32あるわけであります。
23:34それで、
23:35日本もやっぱりアジアだなと。
23:37日本はアジアじゃないというようなことは、
23:39誰も思っていないですけれども、
23:42しかし、
23:43日本の評論家の文章を読んだり、
23:46学者の文章を読んだりすると、
23:48日本は技術、科学の面で、
23:53ヨーロッパとの方が話しやすい国に、
23:59ヨーロッパの学者とか、
24:02ヨーロッパのテクノクラートと同じ電子の、
24:07あるいは分子生物の話をする方が話しやすいために、
24:12つい、自分がアジア人であるということを忘れがちである。
24:19そして、日本歴史は、
24:21どうも前の会に申し上げましたように、
24:24鎌倉以降は、
24:26アジアが辿った歴史ではない。
24:30そして、江戸紀の封建制度は、
24:34アジアにはなかった。
24:36精密時計のような封建制度で、
24:40各藩が学芸を競ったというような、
24:44不思議な、あるいは産業、
24:47食産工業を競い合ったというような、
24:51あるいは人材を出すように競い合ったというような、
24:57歴史は他のアジアにはなくて、
25:01ヨーロッパの特徴はきっちりした封建制を経たというところにありますが、
25:07自分の保健性の方が、
25:12精密性は、
25:14江戸紀の保健性の方が高かったような感じがします。
25:18ですから、ついアジア人であるということを忘れてしまうんですけれども、
25:22今はちょっとアジア帰り、やっぱり素性というものは、
25:28我々はアジア人なんだと。
25:30良きにつけ、悪しきにつけ、苦いにつけ、甘いにつけ、
25:34アジア人なんだということを思ってほしいし、
25:38自分ではそう思っております。
25:40そういう話です。
25:42ご視聴ありがとうございました。

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