- 38 分前
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スポーツトランスクリプション
00:00そして今週、ひときわ輝きを放った日本人選手が
00:04おととい先発したパドレスのバルビッシュ優
00:09メジャー11年目の今シーズンはここまで3勝
00:13ベテランの域に入った35歳はキレのある変化球と
00:19150キロ台後半のスピードボールでフィリーズ打線
00:22も翻弄
00:247回を投げ無支給無失点で4勝目を上げました
00:31おととし日本人初の最多賞を獲得メジャーリーグ
00:38の名だたるモンスターたちと肩を並べ世界のトップ
00:42を走るダルビッシュ投手そんな彼の頭の中を知り
00:48たいということで
01:14サムライジャパンのメンバーとして共に日の丸を背負
01:18い
01:20レンジャーズでもチームメートだったダルビッシュ投手
01:23と藤川さん今回のインタビューはスタッフが退出カ
01:29メラだけが置かれた空間でピッチャー2人とことん語
01:33り合っていただきます
01:36大谷選手とかになると多分完全試合毎回狙ってると思いますしいや
01:41自分の先投手だってなんかそして明かされるダルビッシュ
01:45投手の変化考え方変えないと野球が多分したくない
01:52なって思う時期いっぱいあったので藤川さんだからこそ聞き
01:57出せた変化見えてきたのは35歳ダルビッシュ投手の
02:02知られざる姿でした
02:16今シーズンメジャーで大きな話題を呼んでいるのが大
02:25谷投手の曲がりすぎるスライダーさらにダルビ
02:30ッシュ投手も
02:35SNSでもまさに真球素人目にも真球だわと話題
02:40になっているホームベースの幅よりも大きく曲がるス
02:44ライダー実は今メジャーリーグで大きな時代の変
02:50化が起きているからこそ生まれた真球なんです
02:54大谷投手を見た時もそういう変化球が多いなと思った
02:58ら途中からフォーシムがバチバチハマりだすっていう
03:01一昔前のその教え
03:05まずまっすぐ行ってっていうのから変わってきてるのかなって
03:08そうですねやっぱり今メジャーの数字見てもやっぱりバッターは
03:12このスピン系をすごく苦労してるんですね
03:15ただ今僕が投げてるそのちっちゃいスライダー僕カットって
03:18言ってるんですけどそういうちっちゃい系の指標がすごく落ちてき
03:22てる
03:22数年前は良かったんですよ88マイルぐらいのちっちゃいやつがただ
03:26今みんなそれ見てるからそれに対して合うようになって逆に大き
03:29い変化がみんな打てなくなってきてる
03:31流行りっていうことですねもうメジャーで11年目11年目さえや
03:36っぱり11年やると流行りがもう1回ぐらい来たんで
03:39いやもう全然変わりますね最初はスローカーブも投げて
03:41たじゃないですか
03:42はい投げてましたねだから途中からツーシームが全くダメにな
03:45りだして高めのフォーシームとカーブが良いってなって
03:49でまあ打者がそれに対応してきた次ツーシームが良くな
03:53りだして
03:53球界全体的ですね球界全体的ですよねそうですね
03:57ツーシームやパットボールといった高速で小さく変化
04:01するボールが主流と言われてきたメジャーリーグ
04:06大きく変化する魔球が注目される背景には小さな変
04:11化にバッターが慣れてきたという変化があったんです
04:16その中で今年ダルビッシュ投手が取り組んでいるのが
04:21今日も練習してるの見たんですけどインコースのスライダ
04:24ーめちゃくちゃ精度が高くて
04:27大きな変化球がトレンドとなる中藤川さんが注目した
04:31のがこのボール
04:35左バッターのインコースに食い込むスライダー
04:40僕のスライダーやっぱりすごく横が20インチぐらい曲が
04:43るんで
04:43左のこのバックフットに投げない手はないだろうということで
04:47この後ろ足に狙ってスライダーを聞きますかやっぱり
04:51いや聞きますね
04:52こっちだと
04:54日本でね
04:54あそこ投げないともうみんなこうヤクルトの村上選手
04:59とか
05:00こっちで飛んじゃうんですよ
05:01メジャーリーガーみたいな打球方向が出て出してるんです
05:04よ
05:04そうなるとこっちかなっていうのは
05:0620インチぐらい曲がるんだったらスタートが外なんでそれが
05:09ここに来るってなると外のまっすぐとかを払えなくなって
05:12くるっていう風なね
05:15例えばこのシーンアウトコースのボールに対し踏み込んで
05:19打ったことでホームランに
05:25これを防ぐために有効なのが外から内へ大きく曲が
05:29るスライダー
05:31これによりアウトコースのボールに踏み込みづら
05:34くする効果があるのだといいます
05:40時代の変化にも柔軟に対応し
05:4335歳になった今も9階のトップに君臨するダルベッシ
05:47ュ投手
05:49その歩みを振り返ると考察3年目で投手最高の
05:54栄誉川村賞を受賞
05:58投手をむき出しにしてバスターをねじつけていくその姿
06:01はまさにここをのエース
06:07それは海を渡っても変わらず10年後の間最高峰の舞
06:12台で戦い続けてきました
06:16優と僕がテキサスレンジャーズで本当の少しの期
06:20間一緒になった時が
06:22自分35の時だから35から6になる時同じ時期
06:27同じ時期で僕が日本に戻る決断をしたのはこの5月の
06:3110日ぐらいなんでもうほぼ今日あの日まだ覚えてますデーゲーム
06:36ですよね
06:38レンジャーズでともにプレーした2015年藤川さんが帰
06:43国を決断し人生の大きな分岐点を迎えたのが
06:4735歳今同じ年齢を迎えたダルビッシュ投手に
06:53もまた知られざる心の変化が結婚してからは特にすご
07:00く自分で言うのもなんですけどいろんなところに優しくなれるように
07:03はなったので自分過去の自分に対してすごく後悔が大き
07:07くなったんですよ
07:07自分の後悔をする場面が増えたってことは多分優しく
07:10なれてるんだと思いますね
07:12後悔ばっかりやけど自分も後悔ばっかり
07:15あの時の自分がアメリカから帰るっていう決断は全然自
07:18分の中でそこはプライドとしていけたけれど
07:22あの時ある意味で言ったら人間的には優しくなり始めてた
07:27んですよ
07:27子供たちのこととか家族のバランスとかって優しくなり
07:32始めたのって何か原因がある
07:36レンジャーズの時もクラブハウスの中でいろい
07:38ろあったりとか
07:40昔はやっぱりまだこのオールドスクールの部分があって
07:45新人に対してひどい話せる部分も結構あったと思うんで
07:48今はないですけど
07:49ない?
07:49ない全然ないですね
07:50だいぶ変わりました
07:53人生でうまくいかないどうしようもないとかストレスを感じ
07:56ることがすごく多くて
07:58その中で痛みを知れたっていうことで優しくなり得てきてる
08:04のかなっていう
08:06厳しいメジャーの世界を生き抜く中で優しくなれたと語
08:10るダルビッシュ投手
08:132人きりのインタビュー
08:15話題は日本とアメリカのある大きな違いについて
08:21ピッチングやってる中でのちょっと自分性格変わったなみたいな
08:26ここでこのボール自分が選ぶんだみたいなところはありますか?
08:29ボールを選ぶ球種を選ぶっていうよりかは
08:32気持ちの盛り上がり方っていうのは
08:34日本時代とアメリカの時代の差はすごくありますね
08:39どうありますか?
08:40自分って結構応援歌聞いて投げるタイプだったんですよ
08:44応援歌聞いて投げるタイプだったんですよ
08:49すごい好きで
08:50それに乗っていつもこう歌ったりするぐらいだったんで
08:55やっぱりこのランナーがセカンドに行くと
08:57チャンステーマ、各球団のチャンステーマが流れると
09:00自分の中でガーってくるのがあるんで
09:02自分で上げるタイプじゃなかったんですよ
09:05ファンの人が自分のスイッチを入れてくれるって感じ
09:08だったんですよ
09:08そこのずっとこっち来て悩んでたのは
09:11盛り上がりがないっていうところなんですよ
09:13だから未だに話してて言うだけなんですよね
09:18アメリカ行きを当時WBCとかでみんなで話してる時
09:22に
09:23僕は行きたくない
09:25嘘じゃなくて本音で
09:28今聞いても日本時代をはっきり覚えてて
09:31何がそれだけ違いますか?日本と良さっていうか
09:34アメリカもいいんでしょうけど
09:36良さというか自分が何を見て育ってきたかってところだと思いますね
09:41やっぱり日本の泣いた中継っていうのをずっと子供の頃見て
09:45おじいちゃんと一緒に見て
09:47で、あやこや言って
09:49ゆうくんもそこにいつか行ってねみたいな話をしてたから
09:52やっぱりあの舞台に立つっていうのが一番の夢で
09:56メジャーっていうのは自分の中で一切頭の中なかったんですよだから
10:00今でも日本の野球いいなって思うとこがすごくあるんで今は
10:06こっちは仕事でいますけれどもそれと違うんだ違うんですね日本だと
10:09仕事っていう感じではなかったです
10:13夢舞台でのプレーに心を熱くし相手チームの応
10:17援をも情熱に変えた日本時代それから海を渡り10年
10:24の月日が過ぎた今ダルビッシュ投手が追い求
10:27める究極のピッチングとは?
10:31究極の27人のアウトに仕方?
10:35まあでも例えば大谷選手とかになると多分完全試合毎回狙ってる
10:39と思いますし
10:40その27分かんないですけど27三振とか
10:43そういうふうに夢を大きく投げるっていうのはすごく大事だ
10:47ったりするので
10:48そういう気持ちを持ってもらいたいですけれども
10:52自分はとしかしてそういうビジネス的な感じになっちゃうんですけど
10:56とにかくクオリティスタートってできれば7回2失
11:00点以内で
11:03クオリティスタートとは先発ピッチャーが6回以上
11:06投げ自責点を3点以内に抑えること
11:11チームの勝利に直結する指標でダルビッシュ投手
11:14は今シーズン8試合中6試合でクオリティス
11:18タートを記録しています
11:21レンジャース時代はそう見えなかったけど
11:23最初はそうじゃなかったですよ
11:24最初レンジャース時代の時はイケイケでガンガ
11:27ン行ってたんですけど
11:28やっぱりクラブハウスの中とかコーチとか色々あって
11:33野球が楽しくなくなっていったっていう部分があって
11:36途中からもっと仕事としてちゃんとやるようになったっていう感じですね
11:41考え方を変える
11:42もう変えないと多分野球がしたくないなって思う時期い
11:47っぱいあったんで
11:48それだったらビジネスとして家族のためにチームのために
11:51やるっていうことだと頑張れるっていう
11:54もうだから究極の求められるピッチングということですね
11:57そうチームが一番必要な自分に対して必要なのは完全試
12:01合とかじゃなくて
12:01チームを勝たせてほしいっていうのが一番大事じゃないですか
12:04特にこっちの人って日本よりも他人のこと全く気にして
12:08ないので
12:09とにかく勝ってほしいっていうところだから勝つピッチング
12:14ただチームの勝利のため自分の責任を果たす
12:21今追い求める究極のピッチングを2人だけの空間
12:25で教えてくれました
12:29メジャー11年目そしてその先へダルビッシュ優はまだまだ
12:37変化し続けます
12:41日本時代からでいいんですけれど
12:44キャリアの中でベストだったのか
12:50まだ来てないって思うのか
12:52だからそこも自分の中でちょっといろいろこう迷うところがあ
12:56って
12:57結構やっぱりフォームもすごい僕ぐらい変わってくる人って
13:01あんまりいないと思うんですよね
13:02別の当初にもなってきた
13:03自分はそこが別の当初に2013年と僕と2020年の
13:07僕違うし
13:092020年の僕と今の自分違うので
13:12どこがトップとして取るのかこれからまだ来るのかっていうのは
13:15分からないですけど
13:16来ると思ってずっと練習しているので
13:20いや本当にいろいろな研究を重ねて
13:22そして様々な葛藤があっての今の活躍なんだなと改めて感じ
13:26ました
13:27さあここからは取材をされたことを踏まえ
13:30球種の格言をお願いしたいと思います
13:33変化を続けるダルビッシュ投手の野球堂に見え
13:36た格言を
13:37藤川さんお願いします
13:38はい今回ダルビッシュ投手は自由自在と変幻自在
13:44自由自在と変幻自在
13:46はい
13:46どういうことでしょうか
13:48これまでのダルビッシュ投手はすごく器用だったので
13:51球種を自由に扱ったり自分のできることの中で
13:54自由自在に操ってたんですけど
13:5635歳の現在地としては生活面しかも心の動きっていうのを
14:02すごく器用に使い分ける
14:04今はスイッチを入れるとき今は抜くときっていうのは
14:07すごく人間的に大人になってきたというか
14:12だから自由自在っていうところから変幻自在というので
14:15もう一回向けた素晴らしい野球人生を送ってるんじゃないかな
14:19と思いました
14:20確かにチームメイトの選手がこう
14:22帽子をかぶって真似してるところとか見てると
14:25愛されてるなっていう風に感じました
14:26これが人望ですよね
14:28本当に考え方の変化もそうですし
14:30ピッチングの変化、引き出しの多さから来るものだと思います
14:33けれども
14:34取材されてピッチング面での発見いかがですか
14:37やっぱり高めのストレートを投げていたのが非常に印象
14:41的でしたね
14:42普通ストレートというと一般的には低め、長打、軽快で
14:46投げるのはセオリーだと思いますが
14:47今の投球練習の1球目なんですよ
14:491球目から高めを投げるんですけど
14:51ダルビッシュ選手が意識しているのは
14:53変化球を意識させるための高めのストレート
14:58ピッチングトンネルって言われるところがありまして
15:01ストレートを高めに投げることで
15:03変化球とストレートの軌道が途中まで全く同じ
15:06バッターからするとストレートと変化球の区別が非常に難
15:09しくなる
15:10っていう究極の投球スタイルを本人が目指しているので
15:14そこなんですよ
15:15ピッチングトンネルでリリースしたところのこの部分ですよね
15:17投げた瞬間に通る最初のところですね
15:20そこの軌道が今出てますね
15:23ストレートを低めに抑えることで
15:25スライダーが1回外に膨れてしまうんですよ
15:27それを変えないためには同じところを通してば
15:30ストレートは高め、同じところからスライダーを落とすっていうの
15:33が
15:33彼がここ近年で身につけてきた技術ですよね
15:37実はちょっと映像あるので見てみましょう
15:40はい
15:42左側はストレート
15:44今の位置
15:45この軌道
15:45スライダーならもっと外かなと思ったら全く同じところです
15:50これ重ねた映像もあります
15:53これすごい映像ですよ
15:54えっ
15:55おおよそもうバッター3メートルぐらいから球位が変わる
15:59んですよ
16:00これちょっと驚きの映像じゃないですかこれ
16:02これは本当にここまでしっかりやるとはっきり分かりますよね
16:06東急フォームじゃ絶対分からない
16:07フォームも一緒、軌道も途中まで全く一緒
16:103メートル前からバッター判断できないですからね
16:13それがコントロールできるっていうのがもうすごすぎて
16:17これが彼が追求したものですね
16:19そうですね
16:20そして藤川さんとの対談だるみし投手も嬉しそうでしたね
16:24いやもう今もやり取りさせてもらって
16:26本当にシーズン中の忙しいときに
16:29非常に感謝します
16:31本当にこう何か深みのある話
16:35そして芯のある部分というのをしっかり話してくれましたね
16:37そうですね
16:38後輩たちにもメッセージとしてちゃんと残るし
16:40今の日本の野球界
16:42そして国民の皆様にも伝わるものが必ずあったと思うんですね
16:46そういったことも含めメジャーのスペシャルは
16:48番組後半でもお伝えしていきます
16:50さあここからは日本のプロ野球です