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  • 10 分前

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00:00こちら囲碁でプロ棋士と対局するのは今話題のAI人工知能です
00:09将棋の名人を打ち負かしたというニュースを見たことがある人も多いのでは
00:21こんにちはどうされましたか
00:23実は今AIを聞こえない人の生活に役立てる研究があります
00:29先ほどの男性の声が手話に変換され画面上に
00:34逆に今度は人の手話を正確な日本語に変換していきます
00:41手話のできない人とでもスムーズにやり取りができる夢のツールです
00:48大学・企業・自治体が共同で進めているこの手話自動翻訳システムの開発
01:08多様な手話の動きをAIがどこまで正確に認識できるのか
01:15大きな注目を集めています
01:18プロジェクトの中心メンバーが北海道大学大学院でAIの研究をする教授の山本雅人さんです
01:33人々が暮らしというか便利にできるように豊かな暮らしができるように技術の力でサポートしたいなというのが基本的な大きな目標です
01:47今回は聴覚に障害があり人工内耳を使っているリポーター後藤祐希さんがAI手話の研究の最前線を取材しました
02:01本日は北海道札幌市
02:23この日、山本さんが丸山動物園でAIを活用するための研究を進めていると聞き、後藤リポーターが訪ねました
02:38こんにちは、初めまして、今、山本さんが力を入れているのは、物や動物、人の動きを記録し、そのデータを活用していくシステムの開発です。
02:57今チンパンジーたちの行動をこのカメラによって撮影してそのチンパンジーたちが日々どういう動きをしているかとかそういった異常の検知とか最近のAIの技術を使って24時間カメラによって見守ってあげようというそういう取り組みです。
03:18このように時に予測不能な動きをする動物たち。
03:25飼育員だけで常に見守るのには限界があります。
03:37そこで、AIが個体の認証を行い、それぞれの行動を24時間観察するというのです。
03:46そのデータを解析。
03:53野生とは大きく異なる環境で暮らす動物の異常をいち早く発見できれば、健康管理などに役立てられるといいます。
04:06飼育員がいない時間帯のリスクは死亡事故につながるケースもあり、問題になっています。
04:13この研究には大きな注目が集まっているのです。
04:19山本先生の研究って、これからどういうふうな期待があったりとかしますか。
04:25そうですね。やはりまず一つあるのは、動物の行動というのを我々、なるべく長い時間見ていたいというふうに思うんですけれども、
04:34どうしても時間が取れなかったりということがあるので、その部分を助けてくれるものがあれば、
04:40その時間を使って、例えば他にもっともっと彼らが過ごしやすくする工夫であったりだとか、
04:47そういったことに割くことができる時間が我々にとって増えていくので、そういう部分でも期待をしています。
04:55山本さんは他にも、高度な戦略が必要なカーリングにAI技術を活用するというユニークな研究もしています。
05:09動きに規則がある囲碁や将棋と違い、狙い通りにストーンを投げられるとは限らず、不確実な要素も多いスポーツ。
05:18100万通りの動きや衝突をシミュレーションし、ショットがずれる確率も考慮。
05:26その分析から最善の一手を導き出すという考察には、日本のトップ選手たちも驚かされたといいます。
05:35こうした複雑な動きの分析もできるAIの技術を生かせないかと、今取り組んでいるのが、手話自動翻訳のプロジェクトなのです。
05:51後藤リポーターが、その研究の現場を訪ねました。
05:59薬局を訪ねた、聞こえない患者と聞こえる薬剤師のやり取りを想定したシミュレーションです。
06:23まず、薬剤師の声をAIが認識します。
06:30すると、該当する手話を選び出し、画面に表示します。
06:37今度は患者の手話をAIが認識し、日本語のテキストに翻訳するのです。
06:43手話を認識してテキストでそのテキストを見た方が音声で話した内容を手話にするという双方向の会話ができるように設定しています。
06:57AIが捉えるのは、手話表現をする人の一連の動作。
07:05右の黒い画面に白く現れているのが、動きをデータ化したものです。
07:11これに該当する日本語を割り出していきます。
07:14今まで見てきた研究に比べても、その細かさや複雑さは段違い、また、人によって速度も異なります。
07:26意味を特定するには非常に高度な技術が求められるのですご当リポーターが試してみることに。
07:43こんにちは。どうされましたか?
07:45手話をする人が変わってもうまく認識できるんでしょうか?
08:00おー、すごい。認識してもらいました。
08:04どのような痛みですか?
08:13何だろう、鼻に言わんね。
08:22おー、手話、話者の場合は筆直したりとか、タブレットでスマホで打ってこうやって見せたりとかして、細かいニュアンスが伝わらなかったりとか、あとは顔を見て会話ができないんですけど、
08:42この手話のものがあると、顔を見て会話ができたりとか、伝えたいことも伝わったりするのかなと思って、すごく今やってみて、伝わる、手話が伝わるっていうのがすごく楽しかったです。
08:57嬉しかったなと思います。
08:59普段は口で会話してますけど、人工内容を外して街にいたりする時もあるので、そういう時にちょっと手話でシャッてできたら楽だなって思いました。
09:09そういうのをなるべく早く普及できるように頑張っていきましょう。
09:18実は、この研究を陰で支えているのは多くの老舎たちです。
09:2420代から50代の幅広い年齢層が研究に協力しています。
09:29多様な手話を動画で記録し、AIに学習させているのです。
09:36いろんな個人差も含めていろいろな動作があるので、たくさん、とにかくいろんな方の種類、いろんな方のたくさんの動画を集めていきます。
09:52それらはすべてこんにちはという動作なんですよということを、ひたすらコンピューターに教え込むということをしていきます。
09:59何だろう、辞書にたくさん言葉をとにかく覚えさせて、その辞書の中に何が当てはまるかを見つけるみたいな感じなんですね。
10:08結局、一つの言葉を増やそうというか、AIが認識できるようにしようとしたら、その言葉に相当する動作を何十人も集めて一つ追加しなきゃいけないので、なかなかそれは大変な作業になります。
10:21例えば1万という語彙数を覚えさせようと思ったら、1万通りの動作をたくさんの人にやっていただいたデータが必要になるので、ちょっとそこが今一番苦労しているところですね。
10:34AIについて何か期待することありますか。
10:39AIを使うことで、この時代は変わっていくように感じがします。
10:46まだまだ足りないように思いますけど、おかげの数が出ています。
10:516月、AI手話が実用化に向け、大きな一歩を踏み出しました。
11:04大手通信会社が、北海道にある超高速の大型サーバーを提供すると申し出たのです。
11:12学習量が増えると、ここの環境というのが問われるみたいです。
11:16そうです。近いだけレスポンスが早いでしょってことです。
11:21現行のAI手話で使っているものと比較し、数十倍の処理能力があり、
11:29格段に効率よく手話を記録、学習できるといいます。
11:33将来的には、スマートフォンがあれば、いつでもどこでもAI手話を利用できるシステムの開発を行っていきます。
11:461、2年後の実用化を目指し、秋頃から共同研究をスタートさせる予定です。
11:58地域の社会課題の解決ということを会社として取り組んでいこうというのが方針としてありまして、
12:09手話を用いる方というのはコミュニケーションをご苦労される部分はあると思いまして、
12:13こういった形で技術を用いて、そういった方のお困りごとを解決できるというのは、
12:18社会的に非常に意義があることなのかなと感じております。
12:25現実味を帯びてきた手話自動翻訳の実用化。
12:33しかし実は、山本さんが目指すゴールはさらに先にあるといいます。
12:41現在、AIが自己学習を進めることで、語訳を限りなくゼロに近づけています。
12:48翻訳の精度を高め、次に取り組もうというのは、手話学習ソフトの開発です。
13:00カメラに向かって手話をすると、正しいかどうかをAIが判定してくれるというものです。
13:06手話を実際に通させてもらって、間違っているよとか、間違っているよということを指南してくれるというのができると、
13:22皆さんが家庭で手話を勉強できるような仕組みができあがって、
13:27それがどんどん普及していくと、多くの人が手話をそもそも覚えることができて、
13:34皆さんが手話をするという社会も素敵じゃないかなというふうに思っています。
13:38そんな社会になったら、本当にバリアを感じずに生活できる。
13:42そうですね。当たり前に手話が使われるというのは、理想的な社会じゃないかなと思います。
13:49そんな社会が実現したら、本当に嬉しいなと思います。
13:54そうですね。私たちもそれを目指して頑張ります。
13:57今回取材してみて、改めてテクノロジーで障害は障害じゃなくなるというのを感じました。
14:13私自身もこの人工ネイジというテクノロジーで聴覚障害を聴覚障害じゃないというふうに感じる部分なんですが、
14:21今回は手話という部分で、テクノロジーが障害を障害じゃなく感じさせる、
14:27そんな未来が見えて、とても楽しみになりました。
14:33AIのテクノロジーで、聞こえない人の暮らしをより豊かにしようと研究を続ける山本さん。
14:43街角で翻訳システムを使ってやり取りをしたり、
14:47聞こえる人も聞こえない人も、手話で会話する人が増えている。
14:53そんな未来も、そう遠くないかもしれません。

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