- 9 分前
カテゴリ
📺
テレビトランスクリプション
00:00ご視聴ありがとうございました
00:30今回の表現者は
00:39農科学者 中野信子
00:44ベストセラーになったサイコパスをはじめ
00:50農科学に関する数々の本を執筆
00:54ヘビーメタルの音楽が脳にもたらす影響を解説した
01:00メタル脳など
01:02扱うテーマは多岐にわたる
01:06またテレビや講演会などで
01:12農科学の研究から得た知識を
01:14社会に発信し続けている
01:17白の美術館は表現者が今伝えたい思いを
01:25自由に表現すれば
01:27中野はこれまで取りためた写真を机に広げた
01:38じゃあ始めます
01:43あーなんだか懐かしい写真ばかりで
02:00この辺かな
02:10白いパネルに写真を貼った
02:15この砂漠の中で撮れる
02:21果物とか野菜
02:27食べ物の写真が多くなりそうだな
02:31食べ物以外にも風景や建物など
02:34様々な写真を貼っていく
02:38直感的に貼っていって見てるんですけど
02:43これがいい
02:50これこっちだな
02:53一体何をしているのか
03:04コラージュです
03:06自分の言いたい心情というのは
03:10なかなか言語化できないわけですよね
03:13その言語化できないものを
03:16写真を使って表現する
03:21コラージュとは異なる素材を組み合わせる
03:25アートの技法の一つ
03:27心理療法にも使われるという
03:30中野は今回完成したコラージュをもとに
03:35自分の真相真理を分析する
03:39ガチで自分を分析するというのは
03:42今回が実は初めてということになります
03:45客観的に見ると
03:47私これが本当は気になってたんだ
03:49ということを発見するためのツールとして
03:52意外なことが分かったりしそうで
03:56ちょっと自分でもドキドキしながら
03:59やっちゃいますね
04:02中野はなぜ
04:04自分自身を分析するのか
04:12ナビゲイティッド バイ ポーラ
04:15今回の表現者は
04:26農家学者中野信子
04:29無造作に写真を貼り
04:32その貼り方から真相真理を読み解くコラージュ
04:37中野はこの方法で初めて自分の真相真理を分析する
04:47現在43歳
04:50おのれと向き合い続けてきた
04:55東京で生まれ育った中野小学生の頃から
04:59常に学年トップの秀才だった
05:02当時の私からしてみると
05:05中間テストとか期末テストというのは
05:09先生が喋ったことしかテストには出ないんです
05:13先生が喋ってないことでも必ず教科書に書いてあることが出る
05:17みんな必ずやっているはずのことが出るのに
05:22なんでみんな答えを書かないんだと思ってました
05:28そしてある日中野の一言がきっかけで事件が
05:34みんなの前で
05:36どうしてやったはずのことなのに書かないんだということを言ったらですね
05:41嫌悪感を持たれたという事件が
05:46みんなどんびきするんですよね
05:48まともに付き合ってはいけない人だと思われたのかもしれないです
05:53これはちょっとまずいなと思って
05:56テストの答えは分かっても
06:00同級生とのコミュニケーションの取り方は
06:03全く分からなかった
06:06人と仲良くすることはあまり得意でない子どもで
06:11自分の伝えたい内容が全然伝わっている感じがしないし
06:17向こうも多分私に対して伝わっている感じがしなかったと思うんですね
06:22とても孤立している感じがしました
06:28さらに中野は他の子と明らかに違う感覚を持っていた
06:34花をなんで美しいと思うんだろうという
06:40花って結構無駄じゃないですか
06:44あれ見るためだけに旅行に行こうとかするでしょう
06:48お金かけて時間もかけて不思議じゃないです
06:52花っていうのは私にとっては操作できるものの象徴だったりもするんですよね
06:58受粉させてその受粉した次の年の花の色の割合を調べて
07:05小学校3年ぐらいかな
07:09花を見ても美しいと感じられない
07:14中野にとって花は周りに存在する物体の一つに過ぎなかった
07:23自分はこれで差し支えないと思っているんだけども
07:27周りがあなたはおかしいと口々に言うんですね
07:33変だ、おかしいと言って
07:37どうしたらいいのか分かりませんでしたね
07:41なぜ自分だけ他の人とこんなに違うのか
07:48その答えがどうしても知りたかった
07:52どうして私がみんなができることができないんだろうということで
07:57その原因があるとしたら脳にあると思ったんですね
08:04自分をもっと知りたいし
08:08困ったところを変えたいなと思っていました
08:12妖怪人間みたいですけど
08:14人間になることが目的でした
08:19自分を知るために中野は脳科学の道を志す
08:27東京大学に入り、脳の研究に打ち込んだ
08:34私も全く脳のことは最初は分かりませんでしたから
08:38ゴールをここと定めて、そこに向かって
08:42なるべく一番効率よくいけるか
08:45どうしたら一番早くそこにたどり着けるか
08:50という意識がすごい強かったと思います
08:52自分を知るというゴールに
08:56一刻も早くたどり着きたい
09:00大学院終了後、中野は最先端の脳科学研究を行う
09:05フランスの研究所に入る
09:08私が期待していたのは
09:10フランスは言語学が進んでいるというか
09:14元祖みたいな国なんです
09:16言語の脳科学というものを
09:18その研究室ではできたんですね
09:20そこで、コミュニケーションを取るときの脳の働きについて
09:25徹底的に研究した中野、探し求めた答えにたどり着いた
09:32コミュニケーションを取るための脳の領域というのが明らかになっていくにつれて
09:40私、ここがあんまり機能しなかったんだなということが分かったりする
09:46文脈を読むところとか、人の気持ちを忖度するところとか
09:50そこがあまり子どものころは少なくとも使えていなかったということが分かった
09:57なぜ自分は人と違うのか、それは脳の使い方が違ったから
10:06長年の問いに明確な答えは出た
10:09しかし今度は、ある不安が湧き上がってきた
10:14息を詰めて走るために変異が強い
10:21要因が必要なんですけど、そのモチベーションがどこにもない
10:27ある程度、もうそこは満足したなという感覚があったんですよね
10:3235ぐらいのときに
10:3435歳で平均寿命が、今、女性が86ぐらいですか
10:41この50年余った時間をどうしようと思いました
10:47早くゴールにつきすぎちゃった感じがした
10:50その後、日本に帰国
10:56新たな目標を見出せないまま、日々は過ぎていった
11:02その頃、中野は、ある男性と出会った
11:08それが、夫、中野圭さん
11:14彼と議論をしている中で、もうゴールを定めて
11:18そこに効率よく行けるかどうかというのが
11:21人間の知性なんじゃないかというようなことを
11:23お話をしたことがあるんですけど
11:26彼は、じゃあ、そんなところに向かう必要は
11:29どこにあるんだというんですね
11:32もっと今いるところの良さを見直すべきなんじゃないの
11:35ということを言うんですね
11:40夫との時間を重ねるうちに
11:42中野の中で、少しずつ変化が生まれていく
11:49周りにやっぱり、息を詰めてゴールまで
11:52どれだけ早くたどり着けるか
11:54という生き方をしている人しかいなかったというか
11:58ほとんどそういう人だったので
12:00主人のようなタイプの人を見たのが
12:03もう、すごく新鮮というか
12:06合理性だけで
12:09世の中が記述できると思っていた頃には
12:14見えてこなかったものがたくさん
12:16世の中にはあって
12:18私にとって大きなパラダイムの転換で
12:22ここを大事にしてもいいんだというふうに思いました
12:28変化を実感している中野が今回
12:31写真の貼り方で真相真理が分かる
12:35コラージュという方法で
12:37自分自身を分析する
12:40ちょっと今、貼れないところがありますね
12:50今の感じでは、じゃあここで完成としましょう
12:59貼った写真を見て
13:05中野が見出した法則性とは
13:08右側にあるものと、これから変えられるものを
13:14左側はこれに対して変えられないものを
13:18配置していますよね
13:20つまり、左側が過去で、右側が未来
13:28さらに、上が理想で、下が現実という法則性が見出された
13:34過去の理想の部分には、遺跡や宗教建築の写真が目立つ
13:44ただ、部屋に住むというだけだったら
13:47こんなに壮麗な建物を建てなくてもいいんですよね
13:50そういった人間の非合理性に対して
13:54私が持っている一種のリスペクトというか
13:58何か表現したいという気持ちがあったんですね
14:03無駄なことへの強い憧れがあったのではないかと
14:08中野は自分の過去を分析した
14:12そして、未来の理想の部分には
14:17空や神社の写真が
14:21飛行機乗っている人がこれを見ると
14:24ラッキーの印というので
14:27丸い虹ができるんですよ
14:30光の解説で
14:32何かいいことがありますようにと思って
14:35神頼みや原活儀といった
14:38非科学的なことに憧れる気持ちが
14:41現れているという
14:44何か大きな仕事をするときには
14:46どんなに合理的に見える人でも
14:49神頼みをしたりとか
14:51おみくじ引いてみたりとか
14:53お祓いに行ってみたりとか
14:55祈るということをする
14:57それが非合理的だということだと思います
15:00非合理性を持っていることを
15:02いいと思っています
15:03おみくじを引く私に変わりました
15:05夫との出会いで
15:10自分が変われたことを中野は実感した
15:15一方で現実を表す下の部分に
15:19空白が目立つ
15:22どういうことなのか
15:24これから先
15:26自分を作るものを
15:28どうしていこうか
15:30決めかねているんですね
15:33右下の空白は未来への迷い
15:40真ん中は
15:42真ん中には自分自身があるべきだと
15:46考えてはいるけれども
15:49それに相当するものが今決められない
15:54なんか迷いがあるんでしょうね
15:57自分が何かもよく分からないし
15:59何したいかも分からないという感じ
16:05今の自分のあるべき姿が
16:08見えてこない
16:14すると
16:22床に葉っぱを巻き始めた
16:27いい匂いがする
16:29いい匂いがする
16:37どうしましょうかね
16:44左の方に置きましょう
16:49そして
16:50寝転んだ
17:03あーこれは
17:05とってもいいですね
17:07いい匂い
17:16さらに体に葉っぱを乗せる
17:20あっ
17:21もうこれはこれ以上は自分では難しいかもしれない
17:24お願いします
17:25お願いします
17:26全身が葉っぱで覆われた
17:43一体何をしているのか
17:47何をしているのか
17:52棺です
17:54死の体験装置とでも言って良いかと思いますが
17:59死というのは
18:01本当に予期しないアクシデントとして起こったりする
18:04遠い
18:07ところにある
18:09でも本当は私たちの生の続きにあるもので
18:14死んでいく細胞があるので
18:17新しく生まれられる細胞もあるわけですよね
18:20人体の中には
18:22それがあるからこそ
18:25今の人生を生きることができるし
18:28葉っぱを棺に見立てた死の疑似体験は
18:34およそ10分続いた
18:36あ、なんという
18:39すごく意味ない
18:43葉のみずみずしさの感触
18:46その感覚が研ぎ澄ませているのが
18:49何をしているのが
18:52何をしているのが
18:54何をしているのが
18:56何をしているのが
18:58何をしているのが
19:00何をしているのが
19:01このみずみずしさの感触
19:04その感覚が研ぎ澄まされる感じも
19:07面白いと思いました
19:17すると
19:21再び写真を手に取り
19:23空白の部分に
19:30張っていく
19:36しかし
19:40相変わらず真ん中に
19:43何を置くかは迷っちゃいますね
19:53真ん中の空白も埋めていった
20:03終わりです
20:07死の疑似体験を行うことで
20:10空白を埋めることができた
20:14未来何かできると
20:16いつも私たち思いながら
20:18人間というのは生きているんですけれど
20:20いつかやろうと思っていたことが
20:23もうできなくなるんですよね
20:26死の装置を使うと
20:29今先延ばしにしていることを
20:32これはもしかしたら
20:34今やらなきゃいけないことなんじゃないか
20:36限られた時間しかなかったら
20:38もっとやりたいなという気持ちになりましたね
20:44普段目を背けている死を意識してみることで
20:47自分が本当にやりたいことが
20:51見えてくるという
20:55真ん中と右下に貼った写真から分かる
20:58中野の真相真理とは
21:03今回の表現者は
21:08脳科学者中野信子
21:09写真を無造作に貼り
21:15その貼り方で自分の真相真理を分析するという
21:19中野にとって初めての試み
21:22ちょっと
21:23ある程度貼ったところで
21:28左が過去
21:30右が未来といった法則性を見出した中野
21:35しかし
21:37どうやっても写真を貼れない部分があった
21:41そこで中野が行ったのは
21:43葉っぱを棺に見立てた
21:47死の疑似体験
21:52空白が埋まっていった
21:57未来への願望を表す
22:03右下部分に貼ったのは
22:05植物の写真
22:07美しいという価値について
22:12興味があって
22:14研究したいと思っているところなんですけど
22:16美しいという価値というのは
22:20実はみんな一様のようでいて違いますよね
22:23その価値ってどう決まるんだろうというのが
22:29すごく興味があります
22:31何かやりたいことあるなと思って
22:33いっぱいありました
22:35子供の頃
22:37花を美しいと思うことができなかった中野は今
22:41美しさの基準が人によって違う理由を
22:46追求したいと思っていた
22:49そして最後まで迷い
22:51写真を貼れなかった真ん中の部分
22:57真ん中はもうそれこそ
22:59自分の象徴として何かがあれば
23:01一番良かったんですけど
23:03まだそれを選べない
23:05やっぱり自分を決めるっていうことには
23:09すごく大きな抵抗があるもんなんだな
23:14ということが分かったのが面白かったですし
23:17まあでも多分真ん中に置く絵がしばらく
23:22決まらないんじゃないかという気はします
23:25水や彫刻の写真を貼ったが
23:29そこから規則性は見出せず
23:32断念
23:34自分自身のあるべき姿は分からなかった
23:38しかし
23:43決められないということだって
23:45じっくり熟考させるためにある機能ともいえるわけです
23:49目的のために
23:52いかに最短で効率よくできるかということを
23:56急かされているような社会に生きていると思うんですけど
24:00拙速に物事を決めずに
24:03いろんな要素を加味して
24:06しっかり考えてから
24:09チョイスすると
24:13決められないことは
24:15決して悪いことではなく
24:17立ち止まり
24:19じっくり考えるチャンスでもあると
24:22中野は考える
24:24私たちが望ましくない性質ってたくさんありますよね
24:28忘れちゃうとか
24:30注意力が散漫になっちゃうとか
24:33愛情が深すぎて
24:36誰かのことを縛っちゃうとか
24:39望ましくない何か
24:42っていうものを何とかしたいとみんな思うんだけど
24:44それ何とかできないから大事なんじゃないの?
24:47と思うんです
24:49人間が何万年もかけて育ててきた
24:53機能です
24:55もっと泥臭く生きるべきだと思う
24:57うん
24:58脳科学者 中野信子
25:00自分と対話し答えを見つける
25:01脳科学者 中野信子
25:02自分と対話し答えを見つける
25:06この番組はポーラのテレビ
25:08脳科学者 中野信子
25:09自分と対話し答えを見つける
25:12この番組はポーラのテレビ
25:17脳科学者 中野信子
25:20脳科学者 中野信子
25:23自分と対話し答えを見つける
25:26この番組はポーラのテレビ
25:30については
25:33この番組はポーラのテレビ
25:35脳科学者 中野信子
25:36自分と対話し答えを見つける
25:38その番組はポーラのテレビ
25:39脳科学者 中野信子
25:40自分と対話し答えを見つける