- 2 日前
日本から42時間かけて訪れた南太平洋の島国ツバルで、住民の5人に4人が「太りすぎ」とされる現実を取材しました。世界で最も肥満率が高い国々の多くが太平洋の島国で占められていること、そしてツバルの国民の約80%、女性では73%がBMI30以上という深刻な状況が、現地の食生活とともに見えてきます。
ホテルの朝食はチョコパウンドケーキ、ベーコン、目玉焼きが中心で、クリスマスパーティーでも甘いジュースや炭水化物、脂質の多い料理が並びました。さらに、輸入食品への依存、狭い国土、気候変動による食料事情の変化、文化的な体型観、運動不足など、太平洋島しょ国で肥満や糖尿病が深刻化する背景をわかりやすく解説します。
ツバル、肥満、生活習慣病、糖尿病、太平洋島しょ国の社会問題を知りたい人に向けた、海外取材ドキュメンタリー・現地ルポです。国際協力、栄養問題、発展途上国の健康課題、旅行記としても検索されやすい内容で、世界の肥満率ランキングや島国の食文化を学びたい方にもおすすめです。
ホテルの朝食はチョコパウンドケーキ、ベーコン、目玉焼きが中心で、クリスマスパーティーでも甘いジュースや炭水化物、脂質の多い料理が並びました。さらに、輸入食品への依存、狭い国土、気候変動による食料事情の変化、文化的な体型観、運動不足など、太平洋島しょ国で肥満や糖尿病が深刻化する背景をわかりやすく解説します。
ツバル、肥満、生活習慣病、糖尿病、太平洋島しょ国の社会問題を知りたい人に向けた、海外取材ドキュメンタリー・現地ルポです。国際協力、栄養問題、発展途上国の健康課題、旅行記としても検索されやすい内容で、世界の肥満率ランキングや島国の食文化を学びたい方にもおすすめです。
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ニューストランスクリプション
00:00世界で最も肥満の人が多い国と聞いたら、どこの国を
00:03思い浮かべますか?
00:04アメリカ?メキシコ?違います。
00:07実は、世界で最も肥満率が高い国、トップ10のうち、上
00:11位の9カ国は、太平洋に浮かぶ島国によって独占
00:15されています。
00:16私は日本から42時間かけて、南太平洋に浮かぶ小さな島
00:20国、ツバルを訪問し、現地の生活について取材を行いました。
00:24ツバルは、総人口約1万2千人という非常に小さな国
00:28ですが、国民の80%、実に5人に4人が太りすぎで
00:33あると言われています。
00:34これは、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指
00:39数のBMIが25を超えている人が、国民の80%を占めて
00:44いるからです。
00:44女性に関して言えば、73%、実に4人に約3人がBMI
00:4930以上であり、これは糖尿病や心筋梗塞などのリスクも
00:54高まる肥満状態です。
00:55私がツバルに滞在していて、まず驚いたのが、毎日のホテ
01:00ルの朝食です。
01:01ある日の朝食の様子をご覧ください。
01:03これがホテルの朝食です。
01:06今日は、チョコパウンドケーキと目玉焼き、そしてベーコン
01:12オンリーです。
01:13目玉焼きとベーコンはね、ほぼ毎日同じメニュ
01:17ーで、
01:18このチョコパウンドケーキは日によっては普通のパ
01:21ウンドケーキだったりとか、
01:22あとはパンだったりとか、甘いドーナツみたいなやつとかがある
01:26んですけど、
01:26ほぼ毎日揚げているパン系、もしくは甘いパン系に
01:31油たっぷりの目玉焼きとベーコンという感じで、
01:34朝からね、すごい重たい料理ですけれども、
01:37まあツバルが世界で、5番目に肥満が深刻な国と言
01:41われる理由の一端が分かるような気がします。
01:44野菜が一つもありません。
01:46なんかね、もう一個ね、緑色のパウンドケーキみたいなのがあった
01:50んですけれども、
01:51まあ見た目ね、よもぎ蒸しケーキかなとかなんかちょっと想像した
01:54けど、
01:54まあありえないんで、ちょっと怖くて、手出せなかったです。
02:08私はこのホテルに7泊8日で滞在しましたが、
02:12毎日パウンドケーキや油たっぷりのベーコンなど
02:15糖質や脂質の多い食べ物ばかりでした。
02:18私がツバルを訪問したのは12月下旬だったため、
02:21ツバルに滞在している間、私は3回もクリスマスパ
02:25ーティーに招待してもらいました。
02:26ツバルは年間で3600人しか外国人が訪れないという、
02:30世界で最も訪問者が少ない国です。
02:33飛行機も週に5本しか飛んでおらず、観光客もほと
02:36んどいません。
02:37しかし、ツバルの人たちはみんな親切です。
02:40私たちのような見知らぬ外国人であっても、
02:43タダでクリスマスパーティーに招待してくれました。
02:46その一方、会場で驚いたのは食べ物の種類や量です。
02:50クリスマスという1年間で最も大きなお祭りだった
02:53ため、
02:53豪勢な食べ物が用意されていたというのもありますが、
02:56糖質や脂質の多い食べ物に加えて、
02:59砂糖がたっぷり入ったジュースを現地の人たちはガ
03:02ブガブ飲んでいました。
03:03ある日のクリスマスパーティーに参加した際の食事
03:06についてご覧ください。
03:09今、ツバルの地元の集会のパーティーに招待しても
03:12らって、
03:12食べかけなんですけど、
03:13これはかぼちゃにココナッツソースをつけたやつ。
03:16それからこれがカレー粉で味付けされたジャガイモとチ
03:20キン。
03:20これ何の肉かちょっと分からないんですけど、ソーセージ。
03:23あとはさすが島国ということで、魚のフライ。
03:27ちょっとね、このかぼちゃのココナッツソースだけ食レポし
03:31ようと思います。
03:32こんな感じでね、かぼちゃに白いココナッツソースがか
03:34かってます。
03:35いただきまーす。
03:40うん、かぼちゃの甘みにココナッツソースがすごいね、マ
03:42ッチしてて、
03:43これ美味しいです。
03:44これね、甘い。
03:45この飲み物もね、甘いんですよ。
03:47ちょっと砂糖が入ってる感じで、
03:49太平洋島諸国、世界的に見てもすごい、
03:51ふくよかな方が、まあ多いんですけども、
03:54普段の食生活も炭水化物も多いし、
03:56砂糖とかも結構使ってるものが多いんで、
03:58もしかしたらそれがね、背景に現れてるのかもしれないですね。
04:022024年2月、医学雑誌のランセットで発表された、
04:05世界の肥満に関する研究では、
04:08世界で最も肥満率が高い国々、
04:10トップ10のうち、
04:119カ国が太平洋島諸国で独占されるという、
04:14驚くべき結果が示されました。
04:16特に女性の肥満率は深刻で、
04:18以下のようなランキングになっています。
04:379位のエジプトだけが北アフリカの国ですが、
04:40それ以外は全て太平洋島諸国、
04:43つまり太平洋に浮かぶ島国です。
04:45世界保健機構、WHOの基準では、
04:48BMI、体格指数が30以上を肥満と定義しています。
04:53ツバルにおいては、
04:54BMI30以上の女性の割合は73%に達し、
04:58約4人に3人の女性が肥満と分類されています。
05:02BMI25以上の過体重の割合を見ても、
05:05男女共に80%に達し、
05:08国民の5人に4人が太りすぎとされている状況です。
05:12私が訪問した首都フナフティ島では、
05:14目を引くほど多くの人々が肥満傾向にあることが分
05:18かりました。
05:19ツバルの青年に話を聞いたところ、
05:21大人はお酒を飲んだり、
05:23タバコを吸ったりして、
05:24ほとんど動かない生活を送っているから太るんだと思う。
05:27周りの大人はどんどん生活習慣病になっている。
05:30健康に良くないのは分かっているけれど、
05:32自分もいつかはそうなるかもしれないと語っていました。
05:35肥満が問題視される理由は言うまでもなく、
05:38健康に悪影響があるからです。
05:40肥満は糖尿病、高血圧、動脈効果、心筋梗塞、脳梗塞
05:45といった
05:45生活習慣病を引き起こしやすく、
05:48深刻な健康被害をもたらします。
05:50特に太平洋当初国においては、
05:52糖尿病が社会問題化しています。
05:54太平洋当初国の現状は、
05:56一般的な発展途上国のイメージとは異なるものです。
05:59発展途上国と聞くと、
06:01多くの人は貧困や飢餓を背景とした
06:04栄養不良で命を落とす人が多いと想像するかもし
06:08れません。
06:08しかし、太平洋当初国の現状は、
06:11これとは大きく異なります。
06:132016年のデータによると、
06:15これらの地域における死亡原因の約70%が、
06:19生活習慣病によるものです。
06:21特に経済的に比較的発展しているフィジーでは、
06:24その割合が80%に達しており、
06:27成人の約4人に1人が糖尿病を患っています。
06:31糖尿病になると、
06:32血流障害や神経障害、
06:34感染症といった理由から、
06:35手足を切断しなければならないことがありますが、
06:38フィジーでは12時間に1人の割合で、
06:41手足の切断手術が行われているという報告もあります。
06:44糖尿病は単なる血糖値の問題にとどまらず、
06:47生活の質を大きく損なう深刻な病気です。
06:50私が訪問したツバルにおいても、
06:53糖尿病の予防を啓発するためのポスターや、
06:55横断幕を街中でよく見かけていました。
06:59空港の出入口すぐの場所にも、
07:01こんなポスターがありますね。
07:03ツバルワールドダイヤビティ。
07:05世界糖尿病で、
07:07つまり糖尿病に関する啓発を訴えかけているようなポス
07:11ターがありますね。
07:13ツバルは食生活も炭水化物とか糖類とかすごく多いし、
07:17特に首都フナフティンに関しては、
07:19ありとあらゆる場所でコーラとかファンタとか、
07:22そういうソーダ類が買えるんですよね。
07:23人によっては、2リットルのでかいコーラを抱えなが
07:27ら、
07:27飲んでいる人とかもたまにいて、
07:29糖尿病が非常に深刻な問題になっているのが、
07:33ツバルの現状みたいです。
07:36なぜツバルをはじめとした太平洋当初国では、
07:39肥満がこれほど深刻な問題になっているのか、
07:42大きく5つの理由を説明します。
07:441つ目の理由は、輸入食品への依存です。
07:48かつて、ツバルの人たちは、
07:49バナナやタロイモ、ココナッツなど、
07:52自生している食べ物を主食としていました。
07:54しかし、近年はライフスタイルが欧米化しており、
07:57食料のほとんどを海外からの輸入に頼っています。
08:01太平洋当初国の多くは、国土が小さく、
08:04農業や畜産業を営むのが難しいです。
08:07ツバルの国土面積は、約26平方キロメートル、
08:10東京都の品川区ほどの大きさしかありません。
08:13人口は約1万2千人で、
08:16そのうちの半数が、
08:17首都、フナフティ島に集中して暮らしています。
08:20フナフティ島の面積は、
08:22わずか2.4平方キロメートルで、
08:24国全体の10分の1程度しかありません。
08:27私が取材中に訪問した家庭では、
08:29豚を飼育している家庭もありましたが、
08:31この狭い国土では、
08:33農業や畜産業を産業として成立させることは難しく、
08:37食料の自給自足には困難があります。
08:40また、ツバルは海に囲まれた島国で、
08:43平均の標高は1メートルから2メートルと非常に低い
08:46です。
08:47近年、首都フナフティ島では、
08:49人口が急激に増加したことで、
08:51本来なら生活をするのに適していない低い土地や、
08:55湿地帯にまで、人々の生活範囲が広がりました。
08:58低地や湿地帯は、
09:00もともと自然の排水システムが機能していた場所
09:03です。
09:03こういった場所では、
09:04高潮が起きた際に、
09:06海水が侵入しやすく、
09:07塩害が発生するため、
09:09作物の栽培には適していません。
09:11ツバルは、
09:12温暖化に伴う海面上昇で沈む国、
09:15というフレーズで紹介されてきました。
09:17過去には、
09:17世界中のマスメディアが、
09:19ツバルに押しかけ、
09:20街中で地面から海水が噴き出している映像を放送し、
09:24ツバルが海に沈みかけている、
09:26と訴えられていたこともありました。
09:28しかし、
09:28実際には、
09:29ツバルの人口が急激に増えたことで、
09:32もともと自然の排水システムが機能していた場所
09:35にも、
09:35住居が広がり、
09:36結果として、
09:37浸水被害が頻繁に発生するようになったのです。
09:40ツバルが、
09:41将来的に起こるであろう、
09:42気候変動に伴う海面上昇に対して、
09:45脆弱であることに違いはありません。
09:47しかし、
09:48ツバルの現状は、
09:49単に海面上昇で水没する、
09:52という話ではありません。
09:53人口の急激な増加以外にも、
09:56環境汚染が引き起こした生態系の破壊など、
09:59ツバルのローカルな社会問題も関係しています。
10:02この内容を詳しく知りたい方は、
10:04先日アップした、
10:05こちらの動画をご覧になってみてください。
10:07話を、
10:08ツバルの食糧事情に戻します。
10:09ツバルでは、
10:10気候変動の影響で、
10:12海水温が上昇したり、
10:14生活排水が海に流れ込んだりすることで、
10:16珊瑚礁の発火や、
10:18漁場の変化も起きており、
10:19一昔前に比べると、
10:20漁業も難しくなっていると言われています。
10:23このような背景から、
10:24ツバルでは、
10:25オーストラリアや、
10:26ニュージーランドといった、
10:27先進国から輸入された、
10:29缶詰、
10:29米、
10:30油、
10:31加工肉などが、
10:32主な食料品となり、
10:33結果として、
10:34炭水化物や、
10:35脂質が多い食事に偏りがちです。
10:37また、
10:38スーパーマーケットには、
10:392リットルサイズの炭酸ジュースが目立ち、
10:41それを、
10:42日常的に飲んでいる人々の姿も、
10:44多く見られました。
10:45近隣の国々とはいえども、
10:47オーストラリアは、
10:48ツバルから約5000キロも離れています。
10:50輸送にかかるコストが高いため、
10:52輸入食品の値段は、
10:53一般的に高額です。
10:55経済的に余裕がない家庭は、
10:57安価で、
10:57高カロリーなインスタント麺や、
10:59スナック菓子に頼りがちです。
11:01こういった、
11:02食料に関する環境的な要因が、
11:05ツバルの肥満を引き起こす、
11:06一つの要因になっているのです。
11:082つ目の理由は、
11:09遺伝的な要因が関係していると、
11:11考えられています。
11:12太平洋当初国の一つであり、
11:15女性の肥満率ランキングで、
11:16世界3位になっている、
11:18サモアでは、
11:19肥満に関連する遺伝子が見つかっています。
11:21科学雑誌、
11:22ネイチャーによると、
11:23サモア人の肥満リスクを高める、
11:25CREBRF遺伝子バリアントが、
11:28発見されたのです。
11:29この遺伝子は、
11:30エネルギー消費を抑え、
11:32脂肪を蓄積しやすい体質をもたらし、
11:34過去、
11:35食料が足りなかった時代には、
11:37生存するのに、
11:38有利な特性とされていました。
11:40しかし、
11:40現代のように、
11:41食べ物が豊富で、
11:42簡単にカロリーを手に入れることができる環境では、
11:46エネルギー消費を抑え、
11:47脂肪を蓄積しやすい体質をもたらす遺伝子、
11:50というのは、
11:51肥満の要因となってしまいます。
11:53これは、
11:53サモアのみならず、
11:54私たちにも言えることです。
11:56人類の長い歴史を振り返ると、
11:58その大部分を占めた、
12:00狩猟採集生活の時代には、
12:02食料を確保するのが非常に困難で、
12:04飢餓は日常的な脅威でした。
12:06このため、
12:07人間の体は、
12:08生き延びるために、
12:09飢餓に備える仕組みを発達させてきました。
12:12目の前に、
12:12高カロリーな食べ物が現れると、
12:14脳は、
12:15今すぐ食べて、
12:16エネルギーを確保せよ、
12:17と、
12:18強い信号を送り、
12:19脂肪を蓄積して、
12:20エネルギー源として、
12:22備える体質が、
12:23長い年月をかけて、
12:24形成されたのです。
12:25しかし、
12:26現代社会では、
12:27状況が一変しました。
12:29スーパーマーケットやコンビニでは、
12:30高カロリーな食品が、
12:32簡単に手に入り、
12:33日常的に、
12:34豊富な食事を取れる環境が、
12:36整っています。
12:37現代社会は、
12:38急速に変化している一方で、
12:40人間の体は、
12:41その変化に対応するようには、
12:43進化していません。
12:44昔のままの、
12:45飢餓に備える仕組みを持ったままなので、
12:47十分に食料がある環境でも、
12:49本能的に、
12:50カロリーを、
12:51求め続けてしまうんです。
12:52この結果、
12:53必要以上の摂取が、
12:54肥満や、
12:55生活習慣病の原因となり、
12:57多くの人が、
12:58健康リスクを抱える時代になってしまいました。
13:01こういった状況が、
13:02分かりやすく現れているのが、
13:04サモアや、
13:05ツバルをはじめとした、
13:06太平洋当初国と、
13:07言えるのではないでしょうか。
13:093つ目の理由は、
13:10文化的価値観です。
13:12動画の途中ですが、
13:13お知らせです。
13:14私、
13:14原カンタの新刊。
13:15世界は誰かの正義でできている。
13:17アフリカで学んだ、
13:18二元論にとらわれない生き方が、
13:202025年2月20日に発売されます。
13:23正義か、
13:24悪か、
13:24世界はそんな単純な二元論では語りきれない。
13:27私が、
13:28アフリカやYouTubeの活動を通じて学んだ、
13:30複雑な世界との向き合い方について書きました。
13:33また、
13:34学校一の問題児と呼ばれ、
13:35日本社会で生きづらさを感じていた私が、
13:38アフリカで見つけた、
13:39生きやすさの本質についても、
13:41深く掘り下げています。
13:42私のこれまでの葛藤や、
13:44経験が詰まった一冊です。
13:46心を込めて、
13:47全力で書き上げました。
13:48少しでも興味を持っていただけた方、
13:50ぜひ、
13:51概要欄のリンクから、
13:54よろしくお願いいたします。
13:563つ目の理由は、
13:58文化的価値観です。
14:00太平洋当初国の中には、
14:01ふくよかな体型を美しいとする価値観があります。
14:04例えば、
14:05女性の肥満率ランキングで、
14:07世界第1位のトンガでは、
14:09体型が大きいことは、
14:10富や健康の象徴とされてきました。
14:13フィジーでは、
14:14お尻や下半身がふくよかな女性が、
14:16魅力的とみなされる文化があります。
14:18サモアでは、
14:19痩せている女性は未熟とみなされ、
14:21太った女性こそが、
14:22大人の女性として認められる、
14:24との考え方を持つ人も多いそうです。
14:27このように、
14:27特に女性の肥満に関しては、
14:29太平洋当初国の文化的価値観が、
14:32影響を与えている側面もあります。
14:344つ目の理由は、
14:35知識不足です。
14:36健康や栄養に関する知識不足も、
14:39肥満の問題を悪化させる要因です。
14:41日本では、
14:42学校教育や、
14:43メディアを通じて、
14:44健康に関する情報を得る機会が、
14:47豊富にありますが、
14:48途上国では、
14:49そのような学習機会が限られており、
14:51大人も、
14:52肥満のリスクや予防策について、
14:54十分な知識を持っていないことがあります。
14:565つ目の理由は、
14:57運動習慣の欠如。
14:59私が話を聞いた、
15:00ツバルの青年は、
15:01大人たちは、
15:02お酒を飲んだり、
15:03タバコを吸ったりばかりで、
15:04体を動かそうとしない、
15:06と語っていました。
15:07実際、
15:08街を歩くと、
15:08庭にトランポリンが置かれている家は、
15:10多くありましたが、
15:12遊んでいるのは、
15:13主に子供たちで、
15:14大人たちは、
15:15トランポリンの上で、
15:16昼寝をしている姿も見かけました。
15:18なんかね、
15:19結構ね、
15:19お家の中に、
15:21トランポリンが置いてある家が、
15:22すごく多いんですよね。
15:23多分だけど、
15:24やっぱね、
15:25外歩くのは、
15:26すごく暑いんで、
15:27外に出なくても、
15:29運動ができるような環境を、
15:31子供たちのために、
15:32作ろうとして、
15:33おそらく、
15:34トランポリンがたくさん置いてあるんじゃないかな、
15:36と、
15:36ちょっと予想してますね。
15:37やっぱりね、
15:38こっちは、
15:38大人になるとね、
15:40みんなバイクで、
15:41移動するようになったりだして、
15:42あまりこう、
15:43運動する機会が、
15:44ないので、
15:45結構ね、
15:46あの、
15:46ふくよかな方も多いですけど、
15:48子供たちはね、
15:49やっぱり、
15:49夕方の時間帯とかになるとね、
15:51すごいみんなでトランポリンして遊んだり、
15:53あとはね、
15:53空港の滑走路で、
15:55サッカーしたりとかして、
15:56まあ、
15:56子供たちはね、
15:56結構ね、
15:57体を動かしている子が多いみたいですね。
15:59いや、
15:59でもみんなこのね、
16:00暑い中、
16:01すごい元気だな。
16:03そもそも、
16:04ツバルのような国では、
16:05気候的に運動をするのが難しいという背景もあります。
16:09ツバルは、
16:09年間を通じて、
16:11気温が30度前後と、
16:12非常に高く、
16:13日差しは強烈です。
16:14私自身も、
16:15日中の外出は、
16:17体力を著しく消耗し、
16:19冷房の効いた部屋で、
16:20ずっと休んでいたくなる方でした。
16:22この気候条件では、
16:23日常的に運動を続けるのは難しく、
16:26蓄積されたエネルギーを消費することが難しいため、
16:29生活習慣病のリスクが高まってしまうんです。
16:31ここまで見てきたように、
16:33今をはじめとした生活習慣病は、
16:35決して、
16:36現地の人たちの、
16:37怠惰な生活だけが関係しているわけではなく、
16:40その環境的な要因も、
16:41大きく影響しており、
16:43解決するのが、
16:44非常に難しい問題です。
16:45しかし、
16:46知識は確実に、
16:47問題解決への第一歩になります。
16:49そのため、
16:50日本は、
16:51太平洋当初国に対して、
16:52研修や教育支援を通じて、
16:55生活習慣病対策の支援を行っています。
16:58実は、
16:58日本国内にも、
16:59太平洋当初国と、
17:01共通する課題を抱えている地域があります。
17:04それが、
17:04沖縄県です。
17:05沖縄県は、
17:06かつては、
17:07長寿県として、
17:08世界的に知られていましたが、
17:10近年では、
17:10肥満率が、
17:11全国一位となり、
17:13いくつかの健康指標では、
17:14再開県をさまよっています。
17:16例えば、
17:172023年9月、
17:18沖縄県にある、
17:19JICA、
17:20国際協力機構の施設で、
17:22太平洋当初国を対象とした、
17:24生活習慣病対策の研修が、
17:26行われました。
17:27この研修では、
17:27特に、
17:28学校保険活動に焦点が当てられていました。
17:31太平洋当初国では、
17:32肥満が深刻な問題となっており、
17:34子供時代から、
17:35肥満が進行しているケースも、
17:37少なくありません。
17:38実際に、
17:39私も現地を訪れた際、
17:40肥満体系の子供たちを、
17:42何人も目にしました。
17:43一方で、
17:44日本の学校保険制度は、
17:46学校給食や、
17:47栄養教育、
17:48体育の授業などが、
17:49整っており、
17:50子供たちの健康教育の面で、
17:52優れています。
17:53JICA沖縄の研修では、
17:54こうした日本の経験を共有し、
17:56太平洋当初国の学校で、
17:58健康的な生活習慣を育むための取り組みを、
18:02提案する場を作っています。
18:03発展途上国における、
18:05肥満の問題は、
18:06もはや、
18:06太平洋当初国だけの課題ではありません。
18:09私が長年関わってきた、
18:10アフリカ諸国でも、
18:11特に経済発展が進む都市部では、
18:14肥満や生活習慣病が、
18:15深刻化しています。
18:17そして今後、
18:18経済発展が広がるにつれて、
18:20この問題は、
18:21さらに多くの地域で、
18:22顕在化するでしょう。
18:23これは、
18:24決して遠い国の話ではありません。
18:26日本でも、
18:27糖尿病や、
18:28高血圧といった、
18:29生活習慣病は、
18:30年々増加しており、
18:31肥満の増加は、
18:33健康寿命の短縮にもつながる、
18:35重大な社会問題です。
18:36ツバルをはじめとした、
18:37太平洋島諸国が、
18:39抱えている課題を見つめることは、
18:41私たち自身の、
18:42未来を考えることにも、
18:44つながります。
18:45遠く離れた国の課題や、
18:46取り組みから学び、
18:47生活を見直すきっかけを得ることで、
18:50私たち自身も、
18:51より健康な未来を、
18:52築いていけるのではないでしょうか。
18:56今回は、
18:57ツバルの食生活に、
18:58フォーカスしてみてきましたが、
19:00いかがだったでしょうか。
19:01なかなかね、
19:02日本では、
19:03見ることのない光景も、
19:04多かったんじゃないかな、
19:05というふうに思います。
19:06人のフナフティがある本島と、
19:09他の離島とね、
19:10また食生活も変わるみたいなので、
19:13違う部分はあるみたいなんですけれども、
19:15国民の約半数が住んでいる、
19:17人のフナフティに関してはね、
19:19すごくこう、
19:20食べ物がね、
19:21甘いものが多かったりとか、
19:22ジュースを飲んでる人が多かったりとか、
19:24やっぱりね、
19:24肥満とか糖尿病が問題されている、
19:27という現状はあるみたいですね。
19:29一方で、
19:30これね、
19:30ツバルの人たちが、
19:32完全に悪いというわけではなくて、
19:33急激な食生活の変化に、
19:36現地のこうね、
19:37文化が適応しきっていない、
19:39みたいな部分はやっぱり、
19:40関係しているのかな、
19:41というふうに改めて感じました。
19:44ぜひ皆さんの動画の感想を、
19:46コメント欄で聞かせてください。
19:48おそらくね、
19:48ツバルについて、
19:49ここまで、
19:50YouTubeで取り上げている日本人は、
19:52多分僕はね、
19:53日本人では、
19:54唯一なんじゃないかな、
19:55というふうに思いますけれども、
19:56今後もね、
19:57皆さんが知らない世界の、
19:59知られざる実態、
20:00知らない世界の、
20:01知られざる実態?
20:02今後もね、
20:03皆さんが知らない世界の、
20:05いろんなリアルな実態を、
20:06お届けしていきたいと思いますので、
20:08まだチャンネル登録を、
20:09お済みのない方、
20:10ぜひ、
20:10これを機会に、
20:11チャンネル登録、
20:11よろしくお願いいたします。
20:13今回の動画、
20:13少しでも学びがあったという方、
20:15最後にポチッとしてほしい、
20:16高評価ボタンも、
20:17よろしくお願いいたします。
20:18ということで、
20:19今回も最後まで、
20:19ご視聴くださり、
20:21また次回の動画で、
20:23お会いしましょう。
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