プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 7 時間前

カテゴリ

🎥
ショート
トランスクリプション
00:01捜査に使われた一枚の似顔絵
00:06それが人生を狂わせた
00:10疑いが晴れたのは刑務所を出てからだった
00:17柳原博さん
00:19やってもいない強姦事件の犯人にされ
00:222年余り刑務所に服役していた
00:28犯人の似顔絵を作成するなどして
00:32聞き込み捜査を実施したところ
00:36男性が容疑者として浮上したものであります
00:45約2年9ヶ月の長期にわたり
00:49身体が拘束されたところでありまして
00:52男性に対しては大変申し訳ないと考えております
00:596年前富山県で起きた強姦と強姦未遂事件
01:06柳原さんはなぜ犯人にされたのか
01:11最初の頃はやってないので
01:13やってないって突き通そうと思ってました
01:18ここに我々が入手した供述聴書がある
01:23彼は取り調べで犯行を辞去していた
01:27はいかうんしか言うなと言われますので
01:31裁判に出された事件記録
01:35そして141ページにわたる供述聴書
01:39冤罪判決聞いた時は
01:46これで人生地下装いが終わったなと
01:51やってもいないのに人生終わったなと
01:56冤罪事件の真相に迫る
02:08富山県氷見市の山合の集落
02:12逮捕されるまでこの家で父と一緒に暮らしていた
02:20もうちょっと警察がちゃんとしておれば
02:24あの人は辛い思いせずにね
02:27一生を非常に残酷な言い方ですが
02:35葬ったような状態やと
02:37そんな悪いことをするようなね
02:42度胸のある男で優しいからね
02:46不思議なことあるもんじゃなと
02:49あの当時から思うとったんや
02:53日見市は古くから漁業が盛んな町として知られている
03:00今から6年前この町で強姦事件が相次いだ
03:06自宅にいた少女が次々に襲われた
03:13これは被害者の証言をもとに作られた犯人の似顔絵
03:18警察は聞き込み捜査で
03:21柳原さんに似ているという情報を入手した
03:26その後15人の顔写真を被害者に見せたところ
03:312人とも柳原さんの写真を選び出した
03:36そして似ていると証言した
03:41警察は当時タクシーの運転手だった
03:44柳原さんの事情聴取に踏み切った
03:49タクシーに乗って運行前のチェックしてたんですよ
03:56その時に来て囲まれて出されました
04:04何をですか
04:05警察施設
04:08ちょっと聞きたいことがあるからといって
04:10無理やり引っ張って乗せられたんです
04:14服引っ張られたんですか
04:16こうやって引っ張られましたね
04:20何なんですかと聞いたら後で話すからということで
04:25その後は人事もないです
04:28その時何も教えてくれないんですか
04:33その日1日は何の容疑で
04:36ここ僕連れてこられたのかも
04:38全然教えられてないまま
04:41夜11時までの取り芝生を受けて
04:47犯人として疑われていると分かったのは2日目
04:52この頃はまだ否認を続けることができた
04:58息が詰まるような密室で
05:01取り調べは14時間近く続いたという
05:08同じことばっかり聞かれるので
05:13やってないのでやってないとずっと言ってました
05:18この日被害者が警察に呼ばれた
05:21マジックミラー越しに柳原さんを見てこう言った
05:27大きい目
05:28大きい目
05:29輪郭
05:30高い鼻からして
05:32犯人の男だと思います
05:35声の感じ
05:36口元もそっくりです
05:39ほぼ間違いがないという確信があります
05:43被害者の方が顔を見て
05:47この人だ間違いないと言っていると
05:50そういう言葉ばっかり突き通されますので
05:57被害者の証言が警察を強気にさせた
06:01初めての取り調べから1週間後
06:04柳原さんは逮捕された
06:09驚くことに
06:11逮捕の日に作られた報告書には
06:14柳原さんが辞去したと記されている
06:20なぜやってもいない罪を辞去したのか
06:24警察はこう迫ったという
06:27亡くなった母さんに顔向けできるのか
06:31お姉さんが間違いないから
06:34どうにでもしてくれと言っている
06:37柳原さんは次第に追い込まれていった
06:44もう向こうはいろんな手を使ってきますから
06:48認めて楽になろうとか
06:50そういう思ったかもしれませんし
06:53家族兄弟にも見捨てられたという思いもありました
07:01我々は裁判に提出された
07:04柳原さんの供述聴書を手に入れた
07:13私は今
07:15女の子を交換したことで
07:17逮捕されておりますが
07:19このことについては
07:22間違いありません
07:26この供述聴書が
07:28裁判で柳原さんを有罪に導いた
07:34はいか運しか言うなと
07:36言われますので
07:38まあはいと
07:39何が言われてもはいとか
07:41運しか言えませんから
07:43おかしいとか
07:45違ったことを言うと
07:48何かされると思うんで
07:50怖いですから
07:52何も言えません
07:56取り調べ室では
07:58はいか運しか許されないまま
08:01供述聴書が作られていったという
08:07犯人が
08:08二つの現場に残した足跡
08:12物証がほとんどない中
08:14最も大きな手がかりとなった
08:19当時の捜査幹部も
08:22あの事件は靴がポイントだった
08:25靴さえ見つければ
08:27事件は解決すると考えていた
08:30と打ち明けている
08:34足跡と被害者の証言から
08:37星のマークのスニーカーが特定された
08:42しかし柳原さんには
08:44全く心当たりがなかった
08:51星のマークの入っている靴
08:53僕持ってないんで
08:58唯一の物証をめぐって
09:00警察は捜査の方向を歪めていった
09:07逮捕状の請求にあたって
09:09捜査員が当時の秘密署長に提出した
09:13事件報告書
09:15そこには
09:17運転席後部座席付近で
09:19中央部分に星型のマークが付いた
09:22白っぽい運動物を発見した
09:25と記されている
09:27ないはずの靴が
09:28柳原さんの車の中で見つかったことになっている
09:33実際の捜査では
09:34どこからも靴は見つからなかった
09:40警察は靴の在りかを求めて
09:42必要な取り調べを続けた
09:46そして柳原さんは
09:47捜査員の言うままに供述を始めた
10:13あるはずのない靴が見つかるはずもなく
10:16供述は捜査員の誘導で
10:18さらにねじ曲げられていった
10:24捜索したんですが出てこないと
10:27言うんで
10:29燃やしたんかと言うから
10:30はいと
10:34言ったら
10:34うちの底で
10:36申し訳ことになってます
10:42そして
10:42供述聴書が仕上がった
10:46この靴を持っていると
10:48証拠になるかもしれないと思ったので
10:52自宅の前で燃やしております
10:56こうして
10:57唯一の物証がでっち上げられた
11:03取り調べを担当した警察官は
11:05沈黙を守っている
11:08ちょっとやめてください
11:09私のノーコメントです
11:10柳原さんの件でちょっと
11:12待ってやめてください
11:14ノーコメントで
11:15こんなコンビに流されてあります
11:17じゃあ行ってください
11:22一番の思い出
11:26おやじと一緒な
11:27しんご会社に行ってた時に
11:29帰りにおやじと
11:31途中
11:33お酒のつまみを買って
11:36おやじと組み合わせて
11:37お酒飲んだ記憶かな
11:40そういうとこの部屋で
11:41そのさに
11:53柳原さんが
11:54拘置所にいる間に
11:56父親が亡くなった
12:02父親は最後まで
12:03息子の逮捕を知らなかった
12:07やはり
12:10死に目にもはいませんでしたから
12:16親父が死んだということを聞かされた
12:19その日は
12:22拘置所の
12:23鉄毛紙の張ってある
12:26部屋の中で
12:28丸一日
12:29泣いてました
12:34警察に逮捕された容疑者は
12:36検察庁に身柄を送られ
12:38取り調べを受ける
12:41柳原さんは
12:43検察官に無実を訴えた
12:49最初は
12:51検事さんにも
12:54本当はやってないもんですから
12:56やってないと
12:57言いました
12:59そしたら検事は何て言ってましたか
13:01本当にやってないんだねと
13:03聞かれるので
13:04やってませんと
13:05言ってます
13:07その後に裁判
13:09庁の方に
13:10行ってます
13:13そして裁判所では
13:15拘置所で身柄を拘束するための質問が行われる
13:20柳原さんはここでも
13:22無実を訴えた
13:29裁判所の方も
13:32やってないんですねと
13:33言われるので
13:34やってませんと
13:35言ってきました
13:37警察は何か言ってましたか
13:41帰ったら
13:42刑事が待ってて
13:44なんでそんなこと言うんだ
13:46バカ野郎中
13:46言葉がいきなり返ってきました
13:49ペン持たされて
13:51白紙に
13:52今から言うことを書けと
13:54今後
13:55ひっくり返すようなことは
13:57一切
14:00言いませんと
14:02
14:03日見警察
14:04署長殿
14:05名前書いて
14:06信用してます
14:10警察は
14:11この上進書の存在を
14:13否定している
14:17犯人にされた
14:19柳原さん
14:21作り上げられた証拠は
14:22スニーカーだけではなかった
14:27ギザギザの刃がついた
14:29サバイバルナイフ
14:33被害者の女性は
14:34サバイバルナイフを突きつけられ
14:37チェーンで手を縛られたと
14:39証言した
14:42取り調べの時は
14:45最初
14:47背の方にギザギザが入っている
14:50サバイバルナイフ
14:51ということだったんですけれども
14:55僕の家から
14:58持ってきた
14:59果物ナイフに変わりましたね
15:07こちらです
15:09ただ
15:09果物の皮剥きとかに使ってただけですけど
15:17そして
15:18雪囲いに使っていたビニールの紐が
15:20チェーンの代わりに押収された
15:39警察は
15:41被害者の証言との食い違いを
15:44女の子は気が動転していた
15:46記憶違いをしているという
15:49柳原さんの供述で
15:51辻褄を合わせた
15:58ずさんな捜査は
15:59それだけではなかった
16:04平成14年3月の
16:06合間未遂事件では
16:08被害者の証言から
16:10犯行時間が特定されている
16:14柳原さんはその時間
16:15自宅の電話から
16:17兄の家に電話をかけていた
16:2223分間に渡る
16:24有力なアリバイ
16:27警察は
16:28その通話記録を
16:30入手していたにもかかわらず
16:32見落としていた
16:33と説明している
16:39柳原さんは今も
16:41実家の電話を見るたびに
16:43当時の辛い記憶が
16:45よみがえるという
16:59無視されたアリバイ
17:01曲げられた供述
17:03図算な捜査が
17:05冤罪につながった
17:09逮捕後の捜査においても
17:10引き続き
17:12裏付け捜査を行いましたが
17:15客観的な証拠資料を
17:17得ることはできませんでした
17:20今から振り返れば
17:21裏付け捜査が
17:23不十分であったと
17:25言わざるを得ず
17:27本当に物証があればね
17:28物的証拠が明確にあれば
17:30自白を求めなくていいんですよね
17:32自白なくったって
17:32こいつは犯人間違いないんだから
17:34ってことを言えるはずなんですけど
17:37心理学者として
17:38冤罪事件に関わってきた
17:40奈良女子大学の
17:42濱田澄雄教授は
17:44自白に偏った捜査の
17:46危険性を指摘している
17:50こいつが犯人だって
17:52目星をつけた上で
17:53その人が有罪である証拠を
17:55固めていくわけでしょ
17:56自白を強固に求めるっていうのは
17:59本当は証拠がないからなんですね
18:01自白してもらわないと
18:02立憲できないっていう状況に
18:04追い込まれてるわけですよ
18:07柳原さんの事件でも
18:09当時の捜査幹部は
18:11物証が乏しい事件だから
18:13自白が重要になると
18:16捜査員に指示を与えたことを
18:19認めている
18:23本当証拠がないのに
18:24証拠固めだから
18:25実際は証拠固めどころか
18:27証拠作りになるわけですよ
18:29証拠固めと証拠作りは
18:30もう神一重
18:34うまく真犯人であれば
18:36うまく言ったらとこになるわけだけど
18:38外れたらどうなるのかと
18:40外れたら引き返せるのかというと
18:42やっぱり引き返せないんですよね
18:46警察が作り上げた証拠
18:49警察がねじ曲げた供述
18:54検察も裁判所も
18:56無実の人を救えなかった
19:01実刑判決を受けた
19:02柳原さんは
19:032年1ヶ月
19:05服役した
19:11刑務所を出ると
19:12父親が眠る墓を訪れた
19:16人目を気にしながらの
19:18墓参りだった
19:27ところが柳原さんは
19:29再び運命の渦に巻き込まれた
19:35おととし8月
19:37鳥取県警は強制売説の容疑で
19:4051歳の男を逮捕
19:44柳原さんが犯人とされた
19:46富山の2つの事件についても自供した
19:51富山県警は捜査の結果
19:53去年1月
19:55柳原さんの誤認逮捕を認めた
20:01柳原さんが刑務所を出て
20:03既に2年が経っていた
20:12それでは
20:13交換および
20:15交換メッセージ刑被疑者の逮捕と
20:18同事件で
20:19逮捕後
20:20有罪ハンカチを受け
20:22刑の執行を終了した
20:24男性の無実の判明について
20:28発表いたします
20:33柳原さんは
20:34自分の無実が報道されたことを
20:37知人からの電話で知った
20:41嬉しいというよりも
20:43何を今さらという気持ちだった
20:50これだけ
20:51捏造やずさんな捜査が
20:53明るみになっているにもかかわらず
20:55富山県警は
20:57担当者を処分するような問題点はない
21:00と言い切っている
21:04結果においては
21:06誤認逮捕になりましたけれども
21:07そこに捜査のミスがあった
21:11ということで
21:13処分に該当するものだという風に
21:15判断できるのかどうかということになると
21:18躊躇せざるを得ないものであります
21:29去年6月
21:34柳原さんに無罪判決を言い渡す
21:37やり直しの裁判が始まった
21:47当時のこの調べた刑事を
21:49総理として出してもらいたいと
21:52とも希望しています
21:56失った人生の回復と
21:58犯人にされた理由
22:01この裁判に2つの意味を求めた
22:07しかしかつて柳原さんに
22:10有罪判決を言い渡した司法は
22:13最審は有罪か無罪かを判断する場に
22:17過ぎないとして
22:18捜査官の証人尋問を却下
22:22淡々と無罪判決を言い渡した
22:31判決はどうでしたか
22:34結局犯人にされた理由は
22:37明らかにされなかった
22:40真実が
22:43闇にほもられたままなので
22:47無罪判決をもらっても
22:50嬉しくないと
22:54無罪判決を受け
22:56ようやく静かな生活を取り戻したが
22:59冤罪でなくしたものは
23:01あまりにも大きかった
23:06仕事も2度変わって
23:07今は無職だ
23:16柳原さんは来月にも
23:17国に対して賠償を求める訴えを
23:21起こす考えだ
23:28そして真実を突き止めるつもりだ
23:31なぜ
23:32ごく普通の生活を送っていた自分が
23:35突然逮捕され
23:372年もの間
23:38無実の罪で服役したのか
23:41結婚とかそういうこと考えたりとか
23:46どうせますか
23:46考えたりはするよ
23:52考えたりはするけどね
23:55今の状況だと
24:00よく分かんないね
24:03うん
24:08まだ全部が全部終わったわけじゃないか
24:11ぶん
24:122年 nada
24:14見ато
24:17欲しい
24:20ご視聴ありがとうございました

お勧め