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00:00ニュース気象情報でした。
00:30なぜクマは人の暮らしの中に現れ、被害を及ぼすようになったのか。
00:44この異常事態が起こる前の去年から、NHKでは自治体や大学と共同で調査を行ってきました。
00:52見えてきたのは、クマたちの行動変容。
01:00高い学習能力で、徐々に活動領域を広げていく様子が明らかに。
01:13クマの数が増加している可能性も、最新研究で分かってきました。
01:18繁殖状況が良いと観察されています。
01:25私たちの社会の変化による影響も。
01:32クマ、異常事態。
01:36追跡調査で真相に迫ります。
01:38私たちが調査を始めたきっかけは、2年前の出来事でした。
01:522023年、東北各地でクマが出没。
02:03秋田県などを中心に、多くの死傷者を出す事態となりました。
02:23本来、山の中で暮らし、人を恐れるクマ。
02:28なぜ、こんなことが起きてしまったのか。
02:33その理由を探るため、去年の春から野生のツキノアグマを捕獲して、行動を追う調査を始めました。
02:47調査のフィールドは、秋田県和之市。
02:52長年、クマの被害に悩んできた地域です。
02:54追跡装置をつけるため、麻酔で眠らせます。
03:09実は、人の生活圏に現れるクマがどんな生活をしているのか、
03:23その実態は、ほとんど明らかになっていません。
03:26一年中、そこにいるクマなのか、それともある特定の時期だけ下に出てくるのか、
03:34里山のクマの生態が、より一層分かるんじゃないかということに期待しています。
03:39クマの行動を追跡するGPS搭載の首輪をつけて、位置情報を記録していきます。
03:48一部のクマには、小型カメラも取り付けました。
04:11こうした装置をつけて、山の中に返し、追跡したクマは5頭です。
04:18それぞれに名前をつけました。
04:25数字の前に、数の詞で捉えたことを示すKに続いて、
04:31オスはM、メスはFです。
04:382時間ごとに届く位置情報。
04:42これを分析すれば、そのクマの行動パターンが見えてくるはずです。
04:48今年7月、各地でクマの異様な行動による被害が立て続けに起きました。
05:02岩手県北上市の住宅の倉庫に、1頭の月のアグマが現れます。
05:07数日後、この地区で女性がクマに襲われ死亡。
05:25クマは家の中にまで入り込んでいました。
05:28北海道福島町では、新聞配達員の男性が民家の玄関先でヒグマに襲われ亡くなりました。
05:42結構な範囲で、ごみ引きずられてますんで、被害が起きた2つの町では、クマは、人の生活圏の食べ物を求め、住宅地にまで現れたと見られています。
06:02人の暮らしの内部にクマが侵入。
06:09この異変の背景には、一体何があるのか?
06:13まず、私たちが注目したのは、KM-01と名付けたクマの1年間にわたる行動記録です。
06:28調査を始めて間もない去年7月、3日間、ほとんど動かなくなった場所がありました。
06:40共に調査を行うクマの生態研究の第一人者現地を訪ねると辺りにクマの食べ物は見当たりません。
07:01こんなところで、KM-01が何をしていたのか、その手がかりとなったのは、木の幹についたクマの毛です。
07:14もしかしたら、ここに寝てて、ここに体がくっついているんですよね。
07:21心拍数を落として、体温も上げないようにしていれば、その1日あたりの基礎体重量が下がるので、エネルギーの節約になるんですよね。
07:35同様の行動は、別の場所にいたKM-09でも見られました。
07:44木に登りますが、何かを食べるわけではありません。
07:54実は、夏は1年の中でも食べ物が特に少ない時期。
08:03クマは、夏に活動量を下げ、エネルギー消費を抑えることが研究でも分かっています。
08:14ところが、移動を始めたKM-01。
08:21その後、市街地近くのある場所をたびたび訪れるようになったのです。
08:29そこは、民家からわずか150メートルの場所でした。
08:36見つけたのは、かつて人が植えたスモモの木です。
09:13クマも入れ替わり、立ち替わりやってきていました。
09:17スモモがクマを引き寄せていたのです。
09:20おいしくて栄養があって、しかも短時間に効率よく食べられるものがあるっていうのが、クマにとって一番いいわけですよね。
09:32さらに気がかりなことも、去年と今年の7月の行動範囲を比較すると、今年はより市街地に近づいていたのです。
09:47食べ物の場所をひとたび覚えると、そこを足掛かりに、クマは次の探索を始めるのだと山崎教授は言います。
10:067月には、ここに行けばこれが食べられるっていうことを、たぶんインプットして覚えていて、一度覚えたことはしっかり記憶の中に留めていて、それが1年経ったときにもきちんと自分が生き残るために使える経験として生きている。
10:27人里への接近は、私たちの気づかない間に進んでいます。
10:36それを物語っているのが、KM09です。
10:52首輪カメラの映像です。
10:55蕎麦畑に侵入し、蕎麦の花を食べていました。
10:59注目すべきは、その時間帯です。
11:08KM09が蕎麦畑に侵入したのは、人気のない夕方から早朝にかけて。
11:14本来熊は山の中では昼間に行動することが多いものそれが人里の畑に現れる時には行動パターンを変え夜行性になっていました人が気づかぬ間に熊は人里に忍び込んでいたのです。
11:42蕎麦の花を食べている時ですね。この時はほぼ夜行性なんですよね。
11:48昼は寝ていて、夜になると蕎麦畑に出てきて蕎麦の花を食べているという。
11:53こうした行動が繰り返されると、熊が人の生活環境になれ、行動をより大胆にしていくと山崎教授は言います。
12:08これが人なりが進むと、日中も畑に出てきて、車がクラクションになる人も逃げないとか、人が近づいても濃々としている。
12:18この傾向は実際に被害が起きた場所でも見られました。
12:25熊が民家にまで侵入し、女性が亡くなった岩手県北上市。
12:32被害の前後、別の家にも熊が侵入するケースが何度も起こりました。
12:44人なれ熊が増えてしまうと、どんどん行動が大胆になりますよね。
12:58じゃあ家の中に入ってみようとか、倉庫に入ってみようとか、行動がエスカレートしますよね。
13:04大丈夫だと思えば。
13:06そうなれば、どんどん人との間の圧力が増えちゃうので、本当に慣れちゃっていると取り除いていかないといけないと思います。
13:17この頃、私たちが調査を行っている和野市でも、住民からの目撃情報が急増します。
13:30市の熊対策を担う青山誠さん。
13:34出没状況の確認や要因分析を行っています。
13:41立て続けに、次から次へと同時多発で、チーム戦で攻めてくれる。
13:51年に1回あれば事件だったのが、もう年に何回か起こっているみたいです。
13:59住民から被害の連絡を受け、駆けつけます。
14:06残ってるの、食べててるのほら、白いまかみ。
14:13そしたらニチョビまた来た。
14:15監視カメラや罠の設置など対策を講じていきます。
14:24誰かいますか。熊出没中です。
14:31例年の約2倍から3倍、ものすごい勢いで出てきているという状況が、6月、7月と継続しています。
14:423桁オーダーいると思ってて対抗するとしたら3桁人欲しい何百人同じ人間が欲しいです。
14:54夏、私たちが行っている調査に新たな展開がありました。
15:07追跡している熊たちが大きく行動を変えます。
15:12それまで人里近くにいた3頭が山の中へと移動を始めたのです。
15:22秋に向け、木の実をつけるブナや水ならなどの木々がある奥山を目指したと考えられます。
15:39しかし今年、東北地方のブナはほとんど実りのない大凶作。
15:57こうした中、早々に進路を変え、市街地近くへ再び向かった熊がいました。
16:04メスのKF08です。
16:13位置データが示す場所に向かいました。
16:17登る熊を狙うので、あの釣りの子か。
16:22メスの個体が昨日の夜ここに来てたみたいなんですけど、
16:27木の上に登って栗を熊がいっぱい食べている。
16:30だから木の枝が折れています。
16:36そこは、人が管理している栗畑でした。
16:48また来ると思います。
16:49多分、そのメスだけじゃなくて、複数のクマがここに来て、クリを食べるということになると思います。
16:56KF08は、秋の実りが少ないことを8月のうちにいち早く察知し、市街地へ引き返した可能性があるといいます。
17:11同じく山に向かって移動していた、オスのKM07とKM09。
17:232頭は、そのまま大宇山脈を越え、岩手県側まで進んでいきました。
17:30今年の9月の県下の不作を何らかの感覚で察知して、長距離移動したということもあるかもしれないですね。
17:42我々の想像を超える大きな移動をしているというのがまず一つですよね。
17:47一般的にオスの月のアグマはものすごく大きい行動点を持つんですけど、それにしても大きい。
17:52食べ物が乏しい山から臨機応変に市街地に戻った1頭と、逆に山の奥へと行動範囲を広げた2頭。
18:073頭に共通するのは、島民を控えた秋にできるだけたくさんの食物を求めて行動していたこと。
18:17各地のクマたちも、山に食べるものが十分にない状況に陥っていたと考えられます。
18:30そして、クマが市街地の中心部にまで相次いで出没。
18:45いわば災害級の時代となります。
18:51夕方、買い物時のスーパーの中へ。
19:00子どもたちの遊ぶ保育園にも常にクマの危険を感じながらの生活です。
19:27あんまやりすぎないでよ。
19:33秋田市の小学1年生、鈴木亜希さん。近所でクマが目撃されてからほとんど家にこもりきりです。
19:47クマが出ない時とかはそういう風にバスゲー、サッカー、結構走り回ってたんですけど、やっぱりゲームする時間も多いから、いやこれって大丈夫なのかなみたいな心配もありますし。
20:09秋田市の繁華街。夜間の人出はコロナ禍と同じ程度にまで落ち込みました。
20:21クマの侵入を防ぐため、自動ドアを手動に切り替える店舗が増えています。
20:33うちはもうこうやってガラス張りのお店なので、もしクマ来ればもう一瞬でこのカウンターお客さんとか、もし何か被害に遭ったら大変だなと。
20:45人身被害が激増その数は10月全国で89人に上りました秋田県でクマによる被害者の治療に当たってきた中江一医師です。
21:07この前日にクマに襲われた男性の治療に当たっていました。
21:19被害者の多くは、顔に深刻な外傷を負っています。
21:30顔が完全に取れてしまっているような状態ですよね。これは両目失明です。
21:36ほとんどの方は顔の怪我をしている。
21:4080%の方がBTSになる。
21:43何もないのに涙が出てくるとか、夜悪魔の悪魔を見るとか、怪我はそこで傷治っておしまいじゃなくて、そういったものがずっと続く方もいます。
21:5310月下旬、凄惨な被害が起きます。
22:04秋田市の農家、池田エチオさん。
22:08家族がクマに襲われ、命を落としました。
22:13姉の静子さん、81歳。
22:19その日は朝から田んぼの手入れをしていましたこの水路でエチオさんが遺体を発見体は激しく損傷しかまれた痕がいくつもありました
22:38お父さんの泉がなくなっているものだから、それを見つけなければと思って、それだけだったんです。
22:48子供が現れませんね。
22:53あまり残念で、
22:58熊ってあそこまでやるものかなと思った。
23:05被害の直後、死や猟友会が熊の捕獲に動きましたが捕らえることはできませんでした。
23:22また襲いに来るかもしれない。
23:27集落はもう1か月以上恐怖の中にいます。
23:34やっぱり怖いな。話す癖だけでももう怖いね。
23:41いずれにしろ、どこかで飼くべきだ。
23:44ただ出てこないだけだ。
23:49横のほうで、3と限りあるんだけれども、やっぱり怖くて、熊っているのかわからないもんだから、収穫に行けないんですよ。
23:59そんな中、住民の1人が被害現場のすぐ近くで熊を目撃していたことが分かりました。
24:14場所は、放置された畑の茂みの中です。
24:27さらに、空き家周辺でも熊が目撃されていました。
24:33人の手が入らなくなった場所が熊の通り道になっていると、越代さんは感じています。
24:48人の手が入らなくなった場所が熊の通り道になっていると、越代さんは感じています。
24:55この閉鎖も玉ねぎるんだ。
25:01ファンダーさんだ。
25:03越代さんが生まれ育ったこの地域では、60年の間に人口が6分の1に減少しました。
25:24今、集落に住むのは170人。
25:31そのほとんどが65歳以上の高齢者です。
25:36漁師でもある越代さん。
25:42山と向き合う中で、人と野生動物の力関係が逆転しつつあると感じています。
25:54ただ、熊がなぜ姉を襲ったのかその理由は越代さんにも分かりません。
26:23人が少なくなった地域に熊がやってきました。
26:28今までは、お分かりになれば山が上がって、逃げていくことがあったのも。
26:33その時に考えて、逃げなかったというのは、どういうようなものだったのになって。
26:40そのことばかり考えて、なかなか眠るつかない。
26:46人が少なくなった地域に熊がやってくる実態。
26:53それは、私たちが追跡調査を行っている熊からも見えてきました。
27:03KM02です。
27:08去年9月、その位置情報をたどると、現れたのは数軒の廃屋。
27:16もう人の住んでいない集落です。
27:28近くの山には木の実がなっていたにもかかわらず、
27:32KM02はこの場所を選んで栗を食べていたのです。
27:39毎年なりますから、ここに来ても人はいないわけですから、
27:45熊にしてみると安心して食べられるし、ゆっくり食べられる。
27:50やっぱり人が撤退して、熊が自由に掘れる場所がどんどん広がっている。
27:57それがやっぱり最近の熊の分布が広がっている要因の一つということですよね。
28:02こういうのがいろんなところで起きているんでしょうね。
28:10さらに、最新の研究で問題が長期化しかねない状況が明らかになってきました。
28:18これは月のワグマの目数の6歳。
28:25兵庫県立大学の横山真由美教授です。
28:31捕獲されたクマを20年にわたり調査して、
28:38野生のクマがどれくらいのスピードで増えているのかを調べてきました。
28:44注目しているのはメスのクマの卵巣です。
28:51これはその内部を写した画像。
29:01栄養状態を調べることで繁殖率を推定します。
29:08妊娠の準備を整えてるっていうのがこの像から判断できる。
29:15見えてきたのはこれまで謎が多かったクマの繁殖能力の高さです。
29:30兵庫県内で捕獲されたメスを調べると、すべてのクマが繁殖行動に出ていました。
29:42この20年間の研究で確認されなかった若いクマや高齢のクマも含まれていたのです。
29:542歳から繁殖に参加しているというデータが取れたんですね。
30:00あとは同じように繁殖に参加しているのが20歳を超えても確認されたので、
30:08生まれてからかなり長い間繁殖に参加しているんだなというのが、昨年の結果からは明らかになりました。
30:19捕獲されたクマの年齢構成を見ると、若いクマの割合が大きくなっていることが分かります。
30:32こうしたデータから、兵庫県周辺では捕獲などを行わなければ、
30:38クマの個体数が1年で15%ずつ増加する可能性が明らかになりました。
30:46西日本で15%も増えているということはですね、東北地方、北海道なんかもっと環境がいいですので、
30:59もっと増えている可能性があるんですね。
31:01クマという動物は、管理するのも調査するのも非常に難しい動物なので、
31:07なかなかデータが出てこなかったというところがあります。
31:12なので、特段何もしないというのが放置されてしまったというところが、
31:18一番の大きな問題点だと思うんですね。
31:21クマの個体数増加がさらに進むもう一つの要因も見えてきました秋田県林業研究研修センターの和田悟さんです。
31:43和田さんが注目しているのは山の木の実の豊作と共作のサイクルです。
31:55矢印の箇所で豊作がこれはブナの豊作と共作の状況を示したグラフです2013年を境にその間隔が短くなり豊作の年が増えていますクマが子を産むには秋に十分な栄養を蓄える必要があります
32:25豊作の回数が多くなることでクマが子どもを産める状態になる年が増えているのです。
32:37結構頻繁にブナの豊作が起きていますのでそれでクマの個体数これが恐らく相当増えてきているのではないかと和田さんがもう一つ指摘するのが豊作の翌年に訪れる豊作です豊作で増えたクマが食べ物を求めて人里に出てきてしまうというのです。
33:05一番警戒しなければいけないのは豊作の翌年の強作の年でありましてまさしく今年がその状況です。
33:17クマの出没をどう減らすか。
33:2110年前からクマ対策を担当してきた和野市職員の青山誠さん。
33:33力を入れてきたのが私たちの追跡調査でも明らかになったクマを引き寄せてしまう果樹の伐採です。
33:49この2年間で伐採した木は市内で千本にも上ります。
34:01誘引物の除去を少しずつしながら対策できているエリアを広げて守っているエリアを広げて、
34:13ディフェンスを固めていきたいなと思います。
34:25果樹を切ったことでクマの出没に変化は現れたのか。
34:43注目したのが小豆沢地区です。伐採前はクマの目撃が相次いでいました。
35:01柿や栗の木などを伐採したことでその周辺の目撃情報はなくなりましたところが地区の北側で新たな出没が相次ぐ事態にその理由を確かめに青山さんは現場に向かいました
35:31あれに来るんですよ。あれに来て降りていくんです。持ち主がいないということで手がつけられないんです。やっぱりすごいですね。今年は異常です。
35:44その木のもとに向かってみると。
35:50食べたあとですねひどいですねほんと。
36:01そこにはクマが木の実などを食べるときにできるクマ棚がいくつも。長時間居座った証拠です。しかし所有者からの依頼がなければ市は伐採できません。空き家が多いこのような地域では切れない木が残ってしまいがちなのです。
36:28さらに別の難しさもあると指摘します。
36:35木が立派になっちゃうと多分個人の負担では切れる範囲を超えていると思います。よそから補助金をもらわないと市の単体ではこういう木切るお金までは持つのはもうほぼ無理です。
36:52過疎化や財政事情などが絡むクマ問題。青山さんは市の職員として他の業務と兼務しながら対応しています。
37:07高い専門性を必要とするクマ対策海外には組織的な取り組みをしてきた地域がありますアメリカの中でもクマの生息数が多いモンタナ州ですここではクマ対策の専門人材を州政府の職員として活用してきました。
37:34ジャスティン・バリエールさん35歳。ベアスペシャリストと呼ばれる専門職の公務員です。
38:01この日地域のレストランから通報を受け向かいました。
38:08食べ物を漁った後クマの足跡は近くの茂みへ。再び戻ってくる可能性が高いと判断しその場で対応します。
38:10食べ物を漁った後クマの足跡は近くの茂みへ。再び戻ってくる可能性が高いと判断しその場で対応します。
38:22電気マットでクマの侵入を防ぐことに。
38:34電気マットでクマの侵入を防ぐことに。
38:46クマ対策に必要な費用は州の資金や助成金によってほぼ賄われています。
39:05業務は生態調査から駆除まで多岐にわたります。
39:14高度な専門性が求められるため移動はなく、前任者は37年間にわたってこの地域を担当しました。
39:24スペシャリストをサポートする人材も配置。
39:35大学で野生動物管理を学んだ専門職員です。
39:43スペシャリストを学んだ専門性を行っています。
39:55ages children to adults to older folks in the area. There's bears on the landscape
40:05there has to be someone that's kind of heading that up dealing with the
40:10conflicts doing the education working within you know these different agencies
40:15it really is its own job we I wouldn't be able to balance much else with doing
40:22bear management.
40:25One of the some of the talent of the local the best three are
40:32and it's a good enough of certain people
40:38種若-野市の青山山山のように 熊大作に長く従事している自治体職員
40:45少ないのが現場です
40:49そんな中熊を専門に研究する人材が育ってきています
41:06洛bor学園大学の佐藤佳一教授の研究室です
41:13570
41:15The students are through the field research and knowledge of the熊 management of the熊 management system.
41:45山の中のクマのことは分からないので、こういう人にとって脅威のある動物もしっかりとモニタリングしておくというのがやっぱり基本なんじゃないですかね。
42:04培ってきた専門性、それを発揮できる就職先を探しています。
42:11やっぱり募集の人数がすごい少ないなって思ってて。
42:20私はもうずっとクマについて学びたいと思ってこの大学に来てこの図に入ったので、それを活かせるなら活かしたいです。
42:41姉を亡くした池田越雄さん。
42:45猟友会の一人として罠の見回りを続けています。
42:50なかなか来る気配なくて困ってるで本当。
42:57慎重に安全を確認し、点検します。
42:59慎重に安全を確認し、点検します。
43:06慎重に安全を確認し、点検します。
43:11気配ないですから、やっぱり気配ないですか?
43:20気配ないですか?
43:23Yeah.
43:30I like this one.
43:34Where's your?
43:35I don't have any feelings.
43:37No.
43:40I don't have any feelings.
43:4211月中旬 エチオさんの元に連絡が
44:12ドローン飛ばしてるので ビルがいいねがな
44:23翌日
44:29自衛隊が駆除の後方支援にやってきました
44:34ドローンを使い 静子さんを襲ったクマを空から探します
44:47ところが クマの姿は確認できませんでした
44:53冬が来れば クマの捕獲はますます難しくなります
45:23人々が安心して暮らせる日常を取り戻すために何ができるのか
45:38その手がかりをつかむためクマの調査は続いています
45:44食べ物を求めて市街地に入ったメスのKF08は
45:5210月に山に戻りました
45:54木の実が少なかった今年 早めに冬眠に入ったとみられています
46:00そして今 解明しようとしているのが
46:13KM09と名付けたクマです
46:16追跡データには 他のクマとは異なる行動が記録されていたのです
46:30夏 オオウ山脈を越え 長い距離を移動し続けたKM09
46:37意外な行動を見せたのは その後です
46:45秋になっても 食べ物の多い人里に やってくることはありませんでした
46:51KM09が なぜ木の実の乏しい山に留まったのか
46:58その明確な理由は まだ分かっていません
47:04このクマは最初の見込みでは 周辺の農地にすごく依存した生活をしていると思っていたんだけど
47:10実はそうではなかったと
47:12ある時期に 農地に見切りをつけて そして山の中の生活に戻っていったというか
47:27山の中の生活を選択したということですね
47:31ということは そこまで人なれをしていないクマ
47:34集落だけではなくて 山をきちんと広く使って
47:39したたかに生きているクマだということですね
47:41それが分かっただけでも ものすごい大きな発見だと思います
47:47町に出没を繰り返したクマがいた一方で
47:51KM09のように山に留まったクマ
47:55その行動を分けたものは 一体何だったのか
48:00こういう例を重なることによって 初めて我々が目指す
48:11科学的なデータに基づいた 真とした説明ができるようになるので
48:16これをやめてはいけない 知る努力は続けないといけない
48:20諦めちゃいけないと
48:33クマの生態は 未だ多くの謎に包まれています
48:38少しずつ見えてきたことを どう生かし
48:48被害を抑えることができるのか
48:51調査は今後も続きます
48:54NHKスペシャル
49:04遺伝子捜査で20歳も若返ったという女性
49:08実用化が迫る老化治療薬とは
49:1112月7日日曜 夜9時
49:15映像の世紀バタフライエフェクトアメリカの中東介入がもたらした終わりなき流血の記録
49:33ファミリーヒストリー 中リーサさん
49:35父方の祖父はスウェーデン人
49:38乗っていた船が突然の故障で日本へ
49:41運命の出会いが待っていました
49:4312月3日水曜夜7時57分
49:48ハイジャックされた
49:50未解決事件ファイル8
49:53日本赤軍対日本警察後編
49:56舞台裏が今明かされる
49:5812月6日夜10
50:00閉チリー
50:05おすすめ
50:09おすすめ
50:16少し
50:19申しiler
50:20それで
50:22申し性
50:24確認
50:26
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