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00:00he
00:08cadier a手紙ありがとう なかなか会えないけど元気
00:14私は相変わらず祝女の心えとかをやらされてるわ 委員会だったらそれはきっとみんなが私のためをもってって言うと思うけど
00:26That's what I'm trying to do with my father and the people who are angry with me.
00:31Well, I think I'll be here to meet you again.
00:37So, I think it's a good thing.
00:41So, I'll take care of you.
00:43Lafiliya.
00:56How's it going?
01:26I want each other to be able to give love.
01:29I want each other to know.
01:32While I'm happy with the methods of life,
01:36I want to be able to achieve this moment.
01:41I must be able to achieve this hard work with my dreams.
01:47I'm trying to power more than ever,
01:53私が明日からもこの魔法つけないように生きてゆけるの
02:01わー、まだまだ
02:12熱が高いですね 口を開けてください
02:27扁桃腺も腫れている ここ最近流行っている風の症状
02:34お子さんが熱を出したのはいつ頃ですか?
02:38えっと、今朝よ 朝からいきなり高熱で
02:42その前に咳をしていましたか?
02:45そういえば、ええ、してたわ
02:49解熱剤をすぐに与えたほうがいいでしょう 高熱が続くとよくありません
02:55汗がひどいので脱水症状も気にしなくては
03:00後ほど個室に入ってもらってください
03:03かしこまりました
03:05私も付き添ってもよろしいでしょうか?
03:08それはできません
03:09お子様の病気がうつるかもしれないので
03:12でも…
03:13ご安心ください 3日もすればよくなります
03:17薬は… ここにはよく効く薬があると聞いたのですが
03:23解熱剤と風邪薬をお願いします
03:25うん
03:35これでいいのかな?
03:36はい、ありがとうございます
03:38ありがとうございます
03:44子どもには1粒を3等分にして1日2回
03:4812時間おきに与えてください
03:51まずは様子を見ましょう
03:53はい
03:54食事の後に風邪薬を投与してください
03:57かしこまりました
03:59かしこまりました
04:01おまかせしよう
04:03よろしくお願いします
04:06はい
04:07あなた方は運がいいですね
04:09姫様自ら見ていただけるとは
04:12あの…姫様とは?
04:14姫じゃありません!
04:15え?
04:16このお方は治療のお姫様と呼ばれているんですよ
04:22もうそれやめてって言ってるのに
04:27すみません
04:28ほんと恥ずかしいですから
04:30エレン、そろそろ
04:31あ、はい
04:33では、私はこれで失礼します
04:36あ、ありがとうございます
04:38あの…あの方々は…
04:45うふふふ…
04:47ん?
04:48その治療のお姫様にもらった薬を飲んだら
04:533日で治ったというのか?
04:55そうなんです
04:56次の日には息子の熱はすっかり引いて
04:59本当にびっくりしましたよ
05:01最初は精霊と契約した魔法使いかと思ったのですが
05:06どうも屈しのようです
05:09精霊の加護を受けた薬という噂は本当なのでしょうね
05:13バンクライフト家が関わっているというのは?
05:16はい
05:17少女と一緒にいたのはおそらく…
05:20英雄だったと思います
05:23く…
05:25宮廷治療師のヒュームだったね
05:28あ、はい
05:30君の嘆願書を読んだよ
05:32バンクライフト家が絡む薬の調査をしたいそうだね
05:37はい
05:38その流行り病に効くという薬のことは確かに気になる
05:42あ、発言をお許しいただけ!
05:45いや、いいよ
05:46あ…
05:47調べたから
05:48あ…
05:51その薬が欲しいんだろう
05:53ご病気がなかなか治らない
05:56君のお母様のために
05:59ど…
06:00どうか
06:01発言をお許しください
06:03だめだと言ったのにまだ言うとはね
06:06いいよ
06:07許してあげる
06:10確かに
06:11私欲の入った探願書です
06:14ですが
06:15巷では薬を手に入れようと商人が薬金になっているそうです
06:19その薬を我々宮廷治療師がいち早く手に入れておかなければ
06:23民の信頼を損ねるのでは…
06:26と、考えました
06:28へえ
06:29ぜひ薬について調べさせていただきたいのです
06:33ふん…
06:34民の信頼ね
06:38あ…
06:39いいよ
06:40あ…
06:41あ…
06:42ありがとうございます
06:44一番の理由は、君がその年齢で精霊魔法使いであるという点だ
06:51あ…
06:52私は将来有望なものが大好きだね
06:56ただし、それを調べるには条件があるんだよ、ヒューム
07:01バンクライフト家は王家にとって特別な存在だからね
07:06あ…
07:07下がっていいよ
07:11追って知らせる
07:13はい
07:19ふん…
07:20ガリエルを呼べ
07:21はっ
07:25機嫌が良さそうに見えたけど、あの笑顔には裏がある
07:31おそらくそれは、バンクライフト家に関係したことだろう
07:36もしかしたらそれは、僕が踏み込んではいけない領域なのかもしれない
07:42それで、最近サウベルの娘と手紙のやり取りは続いているのか?
07:51はい
07:52たまに返事を書く程度ですが
07:55そうか
07:56どうも最近、バンクライフト家が腕のいいクス師を雇い入れたようでね
08:01クス師ですか?
08:03そのクス師を雇い入れたのは、あの精霊のお姫様だと噂されている
08:10えっ、エレンが?
08:12寮内に治療目的で滞在する者が先月より3割ほど増えています
08:213割は多いな
08:23それに伴い、薬の供給が追いついておりません
08:27緊急を要する者たちが薬をめぐって、言い争いを起こしています
08:32識別救急が必要かもしれません
08:36識別救急?
08:39患者さんの重症度によって、治療の順番を決めることです
08:43病気の耐性がない子供や妊婦さん、意識のない患者さんを優勢させるんです
08:48怪我の場合も同様です
08:50うん、一理あるな
08:53さすがエレン様、すぐに解決方法を思いつくとは、自治感度いたしました
09:00エレンのおかげでとっても助かってる
09:03すまないないつも頼ってしまって
09:05でも、私の知識は先人たちのものなのです
09:10私が考えたものではありません
09:13そのことを褒められると、なんだか申し訳なくて
09:17先人たちの知識、そこから学び、必要なときに使う
09:23それでこそ、先人たちも浮かばれるというものだよ
09:27そうですね
09:32ああ、やっぱり俺の娘、最高!
09:36ドアさんは、うざい!
09:38兄上はエレンを構いすぎです
09:41ああ、サウベルには言われたくないぞ
09:44お前は自分の娘を構わなすぎだろ!
09:54ラフィリア、起きているか?
09:56娘は反抗期なのです
10:08お前が放っておくから、拗ねてるんだろ?
10:11そうかもしれません
10:13兄上、話が横道にそれましたが、やはり問題が…
10:16ん?
10:17治療目的で寮内に滞在するものが増えたせいなのか…
10:23最近、治安が悪くなっているという報告を受けました
10:28ん?何ですか?
10:33エレンは悟いけど、自分のことになると本当に疎いな
10:41ん?
10:42仕方ありませんよ
10:44いくらエレンでも、この年で自分のことを客観視はできないでしょう
10:48それもそうか
10:50ロレン
10:51あ、うん、承知しました
10:54そうか、呼ぶのか
10:59あれだけ話し合ったでしょう?まだ信用できないのですか?
11:04
11:05何の話ですか?
11:07いや、すでに寮内で噂になっているんだ
11:10バンクライフト家の小さなお嬢様が薬を施してくれると
11:15このままだと、エレンの身に危険が及ぶかもしれないからね
11:19えっと、つまり先ほど呼びに行った人物というのは
11:24エレンの護衛だよ
11:26連れて参りました
11:28入れ
11:29あっ
11:34私の息子です
11:37アルベルト王子様の?
11:40会は今年で13歳になるんだったな
11:43王子様、ご結婚されていたんですね?
11:46独り身に見えますか?
11:49おい、仕事ばっかりで女性気がないというか
11:53仕事は、確かにその通りですね
11:57はじめまして、カイと申します
12:01はじめまして、エレンと申します
12:07エレン様、父から話は聞いています
12:11その説は父を救ってくださって、本当にありがとうございました
12:16全力であなた様をお守りいたします
12:20え、いえ、私はそんな
12:23だが、これを許せない者がいてな
12:26え?
12:27いや、護衛が人間だっていうのが問題だと
12:31どういうことですか?
12:33おい、聞こえているんだろ?
12:35ふぅー
12:41あっ
12:42あっ、兄上!
12:43大丈夫だ
12:45ヴァン、自己紹介しろ
12:47我は風の大精霊、ビントの子、ヴァンである
12:51エレン様、危ない!
12:52エレン様、危ない!
12:53あ、ふーん
12:55大丈夫だよ、ヴァン君はいい子だよ
12:58ふぅー、いい匂い
13:01フフフ、洗い盾ですぞ
13:04フフ、こわっぱ
13:06貴様が姫様を守るだと、肩払いたいわ
13:09なんだと?
13:11フッ、フッ、フッ
13:14というわけで、精霊の方からもエレンの護衛を出す
13:18ヴァンは風を自在に操るし、音に敏感で、遠くの噂話も拾えるほど、耳がいい
13:25重宝するぞ
13:27いやぁ、しかし、兄上、こんな大きな獣、街では騒ぎになりますよ
13:33問題ない
13:38姫様、いかがでしょう?
13:40ヴァン君、人化できるようになったんだ
13:43うん、かっこいいよ
13:45フフ、そうでしょう、友、我はかっこよくてすごいのですぞ
13:50フフ
13:55どうした、こわっぱ
13:56俺だって
13:58フフフ
14:00おい、お前ら、何エレンを取り合ってんだ
14:04ダメだ、ダメだ、やっぱりエレンの護衛は俺がやる
14:08娘は嫁にやらん
14:10フフフ、兄上
14:13父様、うざい
14:21ヒューム、今夜はこの近くの宿に泊まろう
14:24あまり近くに来ないでもらえますか?
14:27ヒューム殿、ガディエル殿下に何というお言葉を
14:30仕方ないじゃないですか
14:32僕の精霊が殿下に怯えているんですよ
14:37いいんだ、フォーゲル
14:38事実だ
14:40それと、今の俺は殿下ではない
14:43ガディスだ
14:44どこで誰が聞いているとも限らない
14:47申し訳ございません
14:49例の薬を何としても手に入れて
14:52どうやって作っているかを調べないといけないのです
14:55バンクライフト家のお嬢様がどう関係しているのか
14:58あるいは精霊が作ったものなのか
15:01僕の精霊が調べなくてはいけないんですよ
15:04怯えて仕事にならなかったらどうするのです?
15:09ああ、その通りだな
15:11しかし、どうにも納得ができません
15:14何がだ?
15:15陛下は一体何をお考えなのか
15:18わざわざこんな仕事を殿下にさせるなんて
15:21ラーヴェ、何度言ったら分かる
15:24俺はガディスだ
15:25申し訳ございません
15:28しかし、とんでもないですね
15:31うん
15:32病が広がらないように
15:34風の精霊が上空に病を吹き上げて
15:37浄化している
15:39なんて力だ
15:43ああ
15:44僕の精霊が怖がっている
15:53ここに風の上位精霊がいるのは間違いない
15:57精霊が治療薬を作っているという噂は
16:00本当なのかもしれない
16:02待て
16:03やはり
16:05エレンが薬を作っているのか?
16:08でも
16:09ガディス
16:11ああ
16:12わがままだということは分かっている
16:16ただ
16:17僕が君に会いたいという気持ちは変わらない
16:21変わらない
16:22ラフリア様
16:30お嬢様宛てのお手紙です
16:34ありがとう
16:36ガディエルからだわ
16:39お嬢様、殿下を呼び捨てなとと
16:42ふるさいわね
16:44もう下がっていいわ
16:45なになに?嘘でしょ?
16:55ガディエルったら?
16:57ガディエル
17:02そういえば
17:03アルベルトおじ様の奥様ってどんな人なんですか?
17:06肝が座ってて、なかなかしっかりした人だよ
17:10あの、母のことをそう言われると少し恥ずかしいのですが
17:15では、アルベルトおじ様は奥様に頭が上がらないんじゃん
17:20それはもう
17:26でも、アルベルトおじ様にはそういう方がお似合いですね
17:31今度、エレン様に母を紹介いたします
17:34本当?会いたいです
17:36是非、我が家にいらしてください
17:39自宅に招く親に挨拶?
17:43ゆるさーん
17:44お父様、うるさいです
17:46ひどい
17:47兄上はエレンに頭が上がりませんね
17:51当たり前だ
17:52エレンになら尻に敷かれてもいい
17:54母様がすねますよ
17:56ひっ!冗談だよ、オーリー!
17:58俺は、オーリーのお尻にしか敷かれないよー!
18:07姫様
18:08ん?
18:09我は周囲を見てきますぞ
18:11何かありましたら、必ずお呼びくださいませ
18:14はい
18:15バン君も気をつけてね!
18:20ご提案いただいた識別救急の件
18:23治療師の間ではうまくいっていたのですが
18:26患者の中には、先に来ていたのは自分だとおっしゃる方が後を絶たないのが現状で
18:32皆さん、自分の薬を手に入れられるのか不安に思っていらっしゃるようです
18:38なら、みんなに行き渡るように私が持った薬を…
18:42エレン
18:43あ…
18:44気持ちは分かるが、ダメだよ
18:46作る薬の量については、ちゃんと話し合っただろう
18:50ですが、皆さんの不安を取り除いてあげたいのです
18:55父様、少しだけ…
18:57少しだけ薬の量を増やしてはいけませんか?
19:01エレン…
19:10エレン…
19:13無理は絶対しないように
19:16はい、分かってます
19:20ふん…
19:29あ、あ…
19:30何?
19:31トラ?
19:33待て!
19:34驚かせてすまなかった
19:36この者は精霊だ
19:38あ…
19:42我は姫様の護衛、万と申す
19:47おかえりなさいませ
19:49ジージー、ただいまーす
19:52はい、エレン様
19:54おー、エレン様のために、とっておきなお茶をご用意しますぞ
20:01ロレン…
20:02あ…
20:03今日はラフィリアとアリアと食事をしようと思う
20:06伝えてくれ
20:07それはようございますね、受けたまわりました
20:11母上も
20:13もちろんでございます
20:15エレン様のおっしゃる通りやってみたところ
20:21野菜がすくすく育ってまして
20:24それはよかったです
20:25そういえば、おじ様から畑の肥料について相談があると伺いました
20:31私も直に畑を見てみたいので、治療院が落ち着いたら一緒に行きましょう
20:36それは助かります
20:38助かります
20:40入れ
20:43旦那様、ラフィリア様がいらっしゃいません
20:45え?
20:46屋敷中探したのですが、どこにもおらず
20:50ラフィリア!
20:55ラフィリア!
21:06アリア!
21:07うん
21:08アリア、ラフィリアを知らないか?
21:11うん
21:13そうか
21:16ラフィリアがどうかしたの?
21:19ラフィリアがいなくなった
21:22え?
21:25私があの子の話を聞いてやらなかったばっかりに
21:31まさか、家で…
21:34うん
21:42バン君?
21:44バンクライフト系の…
21:53薬、手に入れる…
21:56お嬢様…
21:58を…
22:01そう話している声が聞こえた
22:03なんだって!
22:05もしかしたら…
22:06私と間違えてさらわれた…
22:15お嬢様…
22:16お嬢様…
22:21丸い夢に溺れた
22:23窓が渇いて目覚めた
22:26これはいつの記憶なんだっけ?
22:31誰か忘れてる気がしてまた眠る…
22:34誰か忘れてる気がしてまた眠る…
22:39お嬢様…
22:40お嬢様…
22:41子供のふりをして…
22:42子供のふりをして…
22:44背のびで盾になりたい…
22:48手を取り合えば暖かくて…
22:50手を取り合えば暖かくて…
22:55抱きしめ合えば柔らかくて…
23:01約束しよう…
23:03私たちをずっと…
23:08見つけるって…
23:11この先何も起こらないように…
23:16邪魔者なんて入らないように…
23:22大切な人を大切にしたい…
23:28オリジナルの誓い…
23:31口ずさんだ…
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