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00:30アジアには他のどの大陸よりも多くの森林があります。
00:41木の本数にして1兆本。
00:48ヒマラヤ山脈の南側に季節風モンスーンが育む豊かな森が広がっています。
01:00この森で生態系の頂点に君臨する生き物。
01:13体重100キロを優に超える大型の捕食者 ベンガルトラです。
01:30多くの命が集うアジアの森林。
01:39ここに生きる者たちに多様な恩恵を与えてくれるのです。
01:48ネパール
01:57ネパール
02:10国土のおよそ半分が森林に覆われています。
02:23今は雨がほとんど降らない寒気。
02:32木々の間に茂る草原では虎たちの仲睦まじい姿が見られます。
02:39この10年間でネパールに生息する虎の数はおよそ2倍に増えました。
02:54ここでは生息数が多いため、
03:09別のカップルがいる場所までほんの100メートルほどしかありません。
03:24次の世代へと命をつなぐカップル。
03:37しかしオスは子育てに関わることはありません。
03:49こちらにいるのは親子。
03:54母親と独り立ち間近の3頭の子供たちです。
04:05動き出したのは一番体が大きいオスの子供です。
04:12もう1頭のオスの子供とじゃれあっています。
04:19もう1頭のオスの子供とじゃれあっています。
04:21メスの子供は知らん顔。
04:272歳になり1頭だけで行動することが多くなりました。
05:04夢を飛びます。
05:11狩りに挑戦するようです。
05:17鹿がいます。
05:23茂みに身を隠しながら、鹿との距離を詰めていきます。
05:32気づかれてしまいました。
05:42失敗です。
05:57こちらは母親。
06:07子供たちのために狩りに出かけます。
06:12狩り場は川の対岸にあります。
06:19経験が豊富な母親にとっても、狩りに成功するのは簡単なことではありません。
06:48獲物に逃げられても、母親は忍耐強く茂みに身をつけます。
07:13静かに追跡を続けます。
07:20こちらの鹿は、しきりにあたりを警戒しています。
07:27こちらの鹿は、しきりにあたりを警戒しています。
07:34こちらの鹿は、しきりにあたりを警戒しています。
07:41小鹿を連れています。
07:48小鹿を連れています。
07:50、小鹿は、しきりにあたりを警戒しています。
07:57、しきりにあたりを警戒しています。
08:00、しきりにあたりを警戒しています。
08:05、しきりにあたりを警戒しています。
08:08、しきりにあたりを警戒しています。
08:12忍耐強い狩りで、ついに獲物を捕らえました。
08:33豊かな森に育まれ、この子供たちもまた、次の世代へと、命をつないでいくことでしょう。
08:58虎たちの森から、東へ300キロメートル。
09:10虎でさえ、めったに襲うことのない、巨大な生き物が暮らしています。
09:16インドサイです。
09:31厚い皮膚に覆われた体は、重さ2トンを超えます。
09:38その主食は植物。
09:51一面水草に覆われた池。
10:06そこへやってきたのは、子供を連れたメス。
10:12たびたび食事に訪れます。
10:15一方、オスたちは、メスをめぐり、激しい争いを繰り広げます。
10:34こうした争いで、命を落とすことも少なくありません。
10:49こうした争いで、命を落とすことも少なくありません。
10:56時には、逃げることも大切です。
11:11こちらでは、若いサイたちの微笑ましいやりとりが行われていました。
11:26恋の駆け引きです。
11:32頭をぶつけ合う2頭。
11:39メスが逃げ出すと、追いかけっこが始まります。
11:54ついに追いつきました。
12:09でも、まだカップル成立とはいかないようです。
12:24ネパールの遥か南。
12:37インド南部にも、モンスーンに育まれた森が広がっています。
12:43ウキ。ここには、膨大な量の雨が降ります。
12:56その雨をきっかけに、世界でここだけに暮らす奇妙な生き物が現れます。
13:11生涯のほとんどを地下数メートルもの深さで過ごし、年に一度だけ繁殖のために地上に出てくるのです。
13:26インドハナガエルです。
13:32こちらはメス。産卵の時期を迎えています。
13:41背中に乗っているのは、オス。
13:48強い力でメスの体にしがみついています。
13:54産卵のための水辺を探しに、メスが動き出します。
14:00雨の時期に合わせて地上に出てきたカエルたち。
14:07産卵を終えたら、すぐまた地下へ戻らなければなりません。
14:13大雨で、川の流れは激しさを増しています。
14:36産卵場所を求めて潮流を目指します。
14:53滑る岩肌を懸命に登るメス。
15:00オスは、決してメスから離れません。
15:10子孫を残すため、必死なのです。
15:15うってつけの場所が見つかりました。
15:34流れが緩やかなこの場所なら、
15:44卵は無事に孵化することができるでしょう。
15:51産卵を終えると、再び1年間に泳ぐ地下での生活に戻ります。
16:02インドハナガエルが地下でどのような暮らしをしているのか。
16:07今も謎に包まれているのです。
16:20インドの南東に位置するボルネオ島。
16:25ここには、多様性に満ちた壮大な森林が広がっています。
16:34地球上で最も古い熱帯雨林の一つ。
16:391億年前から、生き物たちの進化の舞台となってきました。
16:54ここに、世界最大の樹上生物が暮らしています。
17:09オランウータンです。
17:21このメスは、今、鯉の相手を探しています。
17:28こちらのオスは、頬の周りに大きく張り出したヒダがあります。
17:38これはフランジと呼ばれ、強いオスの象徴です。
17:43パートナー候補としては、申し分ありません。
17:57メスが近づきます。
18:02普通、オスがメスに対して求愛を行いますが、
18:09このメスは、自らオスにアピールし始めました。
18:14アピールし始めました。
18:30しかし、オスにその気はないようです。
18:36スミに現れたのは、先ほどのオスよりもさらに立派なオス。
18:59アピールし始めました。
19:14食欲旺盛。力も強いに違いありません。
19:20しかし、食事に夢中です。
19:35新たなオスを発見。
19:53今度のオスは、フランジがありません。
20:00でも、お互いに相手が気になっている様子です。
20:07近づく2頭。
20:22とても、いい雰囲気です。
20:29カップルの誕生です。
20:35あのメスです。
20:52おなかが大きくなっています。
21:07フランウータンの妊娠期間は、およそ8ヶ月です。
21:24そして、ついに赤ちゃんが誕生しました。
21:31生まれて10日ほどです。
21:36長い子育ての始まりです。
21:39子どもが独り立ちするまで、8年ほどかかります。
21:46母親は、食べ物の見つけ方など、森で生きる知恵を子どもに伝えていくのです。
21:54樹上に暮らす最大の動物、オランウータンがいる熱帯の森。
22:11地上には、世界で最も小さなゾウの仲間が暮らしています。
22:26ボルネオゾウです。
22:31こちらは、生まれて数ヶ月の子ども。
22:38食べ物を探す大人たちに、ついていかなければなりません。
22:45群れのリーダーが、経験をもとに仲間を導きますが、移動には危険がつきまといます。
22:59川へやってきました。
23:06群れが、川を渡り始めます。
23:08群れが、川を渡り始めます。
23:14群れが、川を渡り始めます。
23:21群れが、川を渡り始めます。
23:36子どもにとって危険な旅。
23:38向こう岸まで100メートルもあります。
23:48子どもは、今にも溺れてしまいそうです。
23:53大人たちが、周りを取り囲み、花を使ってサポートします。
24:11なんとか、無事に渡り切りました。
24:21群れは、食べ物を探して、毎日およそ10キロもの距離を移動し続けます。
24:33ボルネオ島の西にある、スマトラ島。
24:40この森では、奇想天外な植物が見られます。
24:45世界最大級の花を咲かせる、食大大こんにゃくです。
25:04高さは、最大3メートルにもなります。
25:08開花は、7年から10年に一度だけ。
25:23しかも、たった2日間しか咲かない幻の花です。
25:29夕暮れ時、森の至る所で一斉に花が開き始めます。
25:44そこから、驚きの変化が始まります。
26:05発熱し始めました。
26:12やがて、肉が腐ったような強烈な匂いが辺りに漂います。
26:20この匂いで虫を引き寄せるのです。
26:35動物の死骸を食べるシデムシにおいにだまされ食べ物と勘違いしてやって来たのです。
26:50罠にはまってしまいました。
27:02上へ這い上がろうとしますが、滑りやすく登ることができません。
27:09実は、この巨大な花、数百もの小さな花が合体したもの。
27:20芽花をはしごのように使い、脱出を図ります。
27:26しかし、その上の小花には足をかけられる場所がありません。
27:43食大王こんにゃくは、シデムシを食べるわけではありません。
27:49子孫を残す手伝いをしてもらおうというのです。
27:56やがて、小花から花粉が出てきました。
28:04花粉まみれになったシデムシ。
28:21粘着性のある花粉が足掛かりとなり、よじ登ることができるようになりました。
28:32食大王こんにゃくは、巧妙な仕組みで昆虫に花粉を運ばせ、
28:46次の世代へと命をつないでいくのです。
29:01多様性に富んだ東南アジアの熱帯雨林は、多くの生き物たちが躍動するかけがえのない森なのです。
29:16アジアの西部。
29:18乾燥した大地が広がる地域にも、驚きに満ちた森林が存在しています。
29:23イラクです。
29:25アジアの西部。
29:27アジアの西部。
29:29アジアの西部。
29:43アジアの西部。
29:48イラクです
29:56ここで貴重な生き物の撮影に成功しました
30:06森が広がるのは北部の山岳地帯
30:16険しい山肌にナラやピスタチオなどの木々が茂ります
30:26多様な生き物が暮らし 彼らを狙う捕食者たちも現れます
30:37ヤマネコです
30:43こちらはシマハイエナ
30:53さらに驚きの動物がいます
30:59生息数が少なく これまでその姿はほとんど捉えられたことがありません
31:11ペルシャヒョウです
31:21西アジアに生息するヒョウの亜種です
31:29その数はイラク国内ではわずか24頭と考えられています
31:35このオスは用心深く縄張りを見回っています
31:47こちらはメス
32:03メス
32:07メスのペルシャヒョウがイラクで撮影されたのは初めてのことです
32:13メス
32:27メスが再び姿を現したのはそれから数ヶ月後
32:33メスは新たな家族を連れてきました
32:49メス
33:03母親の後を追って森を歩きがわる子どもたち
33:08この子どもたちは未来への希望です
33:15無事に成長することができれば
33:21ペルシャヒョウはこの森で数を増やしていくことができるでしょう
33:27標高の高い場所にある森林はアジア各地で見られます
33:40東アジア
33:45中国南部の湖南省には大自然が作り上げた絶景が広がります
33:51それは雲海に浮かぶ不思議な森
34:01そびえ立つ巨大な岩の柱の上に
34:08500種以上の木々が生い茂っています
34:12木々の根が岩を割り
34:23雨や風が長い年月をかけて岩を削ることで
34:27この奇妙な森が作り出されたのです
34:31東アジアの森林にも個性的な生き物たちが暮らしています
34:48台湾南部の森の中
34:54こちらはスズメバチの幼虫です
35:01木の上に作られた大きな巣で大切に育てられています
35:09木の上に作られた大きな巣で大切に育てられています
35:14幼虫たちが巣の壁を引っ掛け始めました
35:29食べ物をねだっているのです
35:44すると働き鉢がやってきて食べ物を与えます
35:52この中には将来の女王バチもいます
35:57幼虫たちを育て上げるのが
35:59働き鉢の重要な役目です
36:02働き鉢が獲物を探しに出かけます
36:05働き鉢が獲物を探しに出かけます
36:08働き鉢が獲物を探しに出かけます
36:12働き鉢が獲物を探しに出かけます
36:17狙う獲物はミツバチ
36:26巣を守ろうとするミツバチたち
36:42一斉にお腹を震わせて敵を惑わそうとします
36:51しかしスズメバチは巣に侵入するわけではありません
36:57巣の前に陣取り戻ってくるミツバチを狙うのです
37:05捕まえました
37:12捕らえたミツバチを小さく噛み砕き
37:14幼虫に与えます
37:17捕らえたミツバチを小さくかみ砕き
37:24幼虫に与えます
37:26elk蜂を小さく噛み砕き幼虫に与えます
37:37こちらでは巣作りの真っ最中
37:41材料は噛み砕いた木の繊維を唾液と混ぜたもの
37:47毎日数百個もの幼虫のための小部屋が作られます
37:56The cat is created by the cat.
38:03The cat is created by the cat.
38:19そこへ 幼虫たちを狙うものがやって来ました
38:26Hachikuma
38:36Hachikuma
38:38Hachikuma
38:50Hachikumaはスズメバチの幼虫やサナギを好んで食べます
38:59大切な巣を守るため、スズメバチも必死に抵抗します
39:06しかし、ハチクマはハチたちの攻撃をものともしません
39:12重なり合った羽毛が盾となり、毒針を通さないと考えられています
39:20無残に壊された巣
39:31残った巣の中から出てきたのは、新たな女王バチです
39:48働きバチと共に、新しい巣を築き上げていくに違いありません
39:59中国四川省の山あいの森
40:16ここに、世界中の人々を魅了する生き物が暮らしています
40:27ジャイアントパンダです
40:29ジャイアントパンダです
40:30この子供は、生まれて4ヶ月
40:40これから学ぶべきことがたくさんあります
40:46親のジャイアントパンダは、ほとんどの時間を食事に費やします
40:57その間、子供にとっては自由時間です
41:10今、最大の関心は木登りです
41:21ここはパンダの保護区
41:23この森で繁殖させて数を増やし、野生へ帰すのです
41:29木に登っているのは年長の子供
41:34危険から逃れるとき、こうして木の上を利用します
41:38幼い子供も挑戦します
41:55幼い子供も挑戦します
41:59まずはしっかりと木の幹を掴んで、体を持ち上げようとしますが
42:24うまくいきません
42:29母親が戻ってきました
42:31再び挑戦です
42:48わずか20センチメートルですが、登ることができました
43:03疲れてしまった子供を、母親が優しく抱き上げます
43:17多様性に富んだ生き物たちを育む、アジアの森林
43:22多様性に富んだ生き物たちを育む、アジアの森林
43:37この豊かな森を保護することで、生き物たちの未来も守られていくのです
43:52ワイルドアジア
44:04人間の近くで生きることを選んだ生き物たちの驚きの知恵と行動に迫ります
44:11放送はNHKBS12月7日日曜午前10時
44:16ワイルドライフ
44:20アフリカの会長、橋広公
44:23その知られざる子育てに迫ります
44:26放送はNHKBS12月1日月曜夜7時30分
44:31山旅
44:35紅葉きらめく秋の穂高でガイドさんのおすすめを堪能します
44:40放送はNHKBS30日日曜午後4時30分
44:46釣り人万歳、俳優の松永さんが北海道で座布団級の大ヒラメに挑戦します
44:56釣り楽しいぞ
44:59今日午後5時30分です
45:01シート
45:23シート
45:24シート
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