プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 6 か月前

カテゴリ

🗞
ニュース
トランスクリプション
00:007月26日土曜日 報道特集です
00:30太平洋戦争では植民地だった朝鮮半島や台湾の若者も日本兵として戦場に送られました
00:43死んでいった仲間たちのことを記憶にとどめたい
00:47台湾出身の元日本兵の長年の夢が戦後80年にしてようやく叶いました
01:00横浜市磯国の新庄司
01:05昨日新たに完成した慰霊碑の法要が営まれました
01:10先の大戦で戦死した3万人余りの台湾出身日本兵を悼む日です
01:18この慰霊碑の完成を誰より待ち望んだ人がいます
01:23横浜市に住む吾雅雄さん
01:288月で98歳になります
01:30もう嬉しいの一言でございます
01:35お参りする人も増えて
01:38亡くなった方たちも喜んでおられると思います
01:44吾雄さんも台湾出身の元日本兵です
01:5016歳で陸軍に志願
01:54特攻部隊の一員として出撃を待っていた現在の北朝鮮で敗戦を迎えました
02:01その後ソ連の捕虜となり2年間カザフスタンに抑留されました
02:08戦後横浜中華街の発展に尽力してきた吾雄さんですが
02:13同じ日本兵なのに日本国籍がないことを理由に
02:17恩急などの面で差別を受けました
02:20何より台湾出身日本兵の存在が忘れられていくのは
02:40耐えがたいことでした
02:43台湾出身兵の慰霊碑は沖縄と奥多摩の山中の2カ所しかありません
02:49高齢を押して通っていましたが
02:52誰もが通える場所に慰霊碑を建てられないものか
02:55吾雄さんは神社や寺に掛け合いますが
02:59条件が合わず30年近い時が経ってしまいました
03:04ところが去年12月状況が一変します
03:09吾雄さんのことを知った新生寺の水谷住職が協力を申し出たのです
03:15設置場所は吾雄さんの家にも近い新生寺の境内
03:32誰もが気軽に立ち寄れる場所です
03:36出来上がった碑文には台湾人でも台湾籍でもなく
03:41台湾出身と刻まれています
03:45国籍を理由に不当な扱いを受けてきた
03:48吾雄さんたちの複雑な思いが込められています
03:52慰霊碑の前で長年連れ添ってきた婦人と取材に応じる吾雄
03:57次の目標はと聞かれるとありませんと笑顔で答えていました
04:04今年2月滋賀県高島市の陸上自衛隊の演習場で
04:12発射されたまま不明となっていた砲弾の一部を見つけたと
04:17陸上自衛隊が先週発表しました
04:19これを受け今日自衛隊の幹部らが周辺住民らに謝罪しました
04:25今津駐屯地に集まった住民らに謝罪したのは
04:30陸上自衛隊中部方面総幹部の幹部らです
04:34今年2月、市内にある陸上自衛隊の演習場で
04:48訓練中に発射した砲弾一発の着弾が確認できず
04:51不明となっていました
04:53その後、目標地点からおよそ2キロ離れた場所で
04:57金属片が見つかり、不明となっていた砲弾の一部と特定しました
05:01きょう幹部らは周辺住民のほかに高島市役所も訪れ
05:06市長や市議なり説明と謝罪を行い
05:10再発防止に向け監督者らへの安全教育などを
05:14徹底するとしました
05:15今回の参議院議員選挙では
05:32賛成党が大きく議席を伸ばす結果となりました
05:36一方、選挙後の会見では
05:39賛成党を批判的に報じる記者の取材を拒否しました
05:42公の政党としてのこの対応を問います
05:47参院選での歴史的大敗を受け
05:54焦点となっているのは石破総理の身体だ
05:58選挙翌日の会見では議員を否定した
06:04政治を停滞させないよう、漂流させないよう
06:10国家国民の皆様方に対する責任を
06:14果たしていかねばならないと
06:17党内からは公然と対人要求の声が上がっている
06:25総裁はじめ執行部の皆さんには
06:30強く重く受け止めていただきたいというふうに
06:34思っております
06:35一刻も早くご自身の決断において
06:39責任を取っていただきたいと
06:41こうした中、参院議員会館の一室では
06:50大量の荷物の梱包作業が進められていた
06:54落選した議員は次の主に
06:59部屋を開け渡さなければならない
07:02この部屋を使っていたのは
07:15東京選挙区から出馬し
07:17落選した自民党の
07:20竹見慶三元厚生労働大臣
07:23政界引退を表明した竹見氏の下
07:28多くの関係者が訪ねてきていた
07:3230年勤めた参議院の議席を失った
07:56竹見氏はかつてない選挙戦だったと振り返る
08:00異常だなと思いましたね
08:05こんな選挙初めて
08:07初めて?
08:08初めて
08:08大変な時代の変革期
08:12しかも日本にとっては
08:14最後の断末魔みたいなもんだな
08:16日本の断末魔と移った選挙戦
08:21何が起きていたのか
08:23参議院選で
08:28自民党の竹見慶三氏はこう訴えた
08:31ありがとうございます
08:32他の候補者に対する場に雑言
08:35あるいは
08:37人格を否定するような話なんかは
08:41株の選挙ではなかったんですよ
08:43しかし今回の選挙はひどい
08:47品格のある民主主義っていうのが
08:51どんどん壊れてきて
08:53ただ相手を攻撃する
08:56それもルールがないという
08:58ちょっと
08:59その人の意見もきちんと尊重する
09:03謙虚さとか
09:04やっぱり民主主義っていうのは
09:06少なくともそういうものがないと
09:08機能してこないですからね
09:10これは竹見氏のXのアカウントだ
09:14竹見氏の実績などをアピールするポストには
09:20人格を激しく抽象するコメントが
09:24大量に投稿されていた
09:26竹見氏は厚生労働大臣として
09:32新型コロナ対策に当たったが
09:35ワクチンを推進した人たちに対して
09:39その人殺しだとか
09:41そういう言動が
09:44選挙の中でもまかりとりましたからね
09:48東京選挙区はやっぱり
09:50SNSメディアの影響が
09:51一番大きい選挙区だったんじゃないですかね
09:54東京選挙区は
09:57全国で最も多い
09:597つの議席が争われ
10:02これまで
10:032議席を守ってきた自民党が
10:05竹見氏の1議席を失った
10:08初めて賛成党が1議席
10:11国民民主党が2議席を獲得した
10:15選挙の公示前
10:19番組は国民民主党の戦略の一端を取材していた
10:25オンラインで向き合っていたのは
10:37全国のユーチューバーたち
10:40去年の衆院選での躍進に続き
10:43切り抜き動画の拡散を追い風にしようと動いていた
10:48国民民主党は
10:59演説動画を話題ごとに
11:01AIで切り出した映像素材を配布
11:04自由に使ってもらうことで
11:07切り抜き動画を量産してもらう戦略だ
11:11この効果はどうだったのか
11:27実際に効果はありましたか
11:32ありました
11:32ただ一番回ったのは
11:35私がハッピーターンを食べている動画で
11:38私がハッピーターン好きだとバレてしまって
11:41差し入れがハッピーターンばっかりなんだよ
11:43どうでもいいやつなんですけど
11:46それが広がっていたっていう
11:48でも何でもいいので
11:50一つのきっかけになって
11:53関心を持ってもらったらなと
11:55ただ切り抜き動画は
11:59再生回数に応じて
12:01収益を得ることができるため
12:04過激化しやすい傾向にある
12:07誹謗中傷であったり
12:10分断を煽るような発信ほど
12:13見られるっていう傾向がありますね
12:16命につながるような誹謗中傷が
12:18継続的に行われるようなケースとか
12:20あとは外国勢力が選挙に介入するケース
12:23原則は自由なんですけどね
12:25一定の規制を検討する時代に
12:30時期に来ているなと思いますね
12:31同じくSNSや動画を駆使した
12:37賛成党についてはどう見ていたのか
12:40失われた30年
12:43何かこうフツフツとしてですね
12:45閉塞感漂って
12:47なかなか未来が見えない中で
12:50新しい選択肢
12:52新しい政治的な解決のルート
12:55ということを模索した時に
12:57経済を重視している人
12:59現役世代を重視している人を
13:01我々に来て
13:01少し対外的にね
13:04何かもっと厳しくやった方が
13:06いいのではないかという人が
13:08賛成党に行ったのかなという
13:10賛成党の最後の訴えが行われた講演は
13:17支持者で埋め尽くされた
13:19今回東京選挙区で台風の目になったのが
13:26およそ67万票を獲得した
13:30鞘氏だ
13:31勢いを感じた他の陣営幹部は
13:37批判しづらい空気ができていた
13:40と明かした
13:41賛成党の主張を表だって批判すると
13:47自分たちに攻撃の矢が向く
13:51あえて意図的に触れないようにした
13:54賛成党のサの字も口にしていない
13:58支持を集めた一方
14:01選挙戦では日本人ファーストなどとした
14:05主張に抗議する人と支持者が
14:08睨み合う場面がたびたび見られた
14:10あちらであんなに大変なプラカードみたいのを
14:15作ってきてくれた
14:15皆さんすっごく大変だったと思う
14:18作るの
14:19すごい時間も労力も
14:21ありがとうございます
14:22かけていただいて
14:24その方たちも豊かになりますから
14:28みんな豊かになるから
14:31抗議する人に向けた警告だろうか
14:35選挙戦終盤
14:37さやしの陣営スタッフは
14:39聴衆に向けてあるプラカードを持つようになった
14:44公職選挙法の虚偽事項の公表罪
14:49当選させない目的で
14:52候補者の嘘の情報などを公表する行為は
14:56処罰の対象だと示した
14:59JNNの根口調査では
15:03さやしの得票結果に顕著な傾向が見られた
15:08若い世代から現役世代にかけて
15:11幅広くさやさんが浸透して
15:14男性が支持した候補者の中で
15:17トップがさやさんになっています
15:18さらに世代別で分析してみますと
15:2210代から60代までの各世代において
15:25男性ではさやさんに投票したと答えた人がトップでした
15:30賛成党にはどんな人たちが票を投じたのか
15:36神奈川県内の増援会社で働く男性
15:4148歳
15:43男性はいわゆる就職氷河期世代
16:02高校卒業後正社員になることができず
16:07低賃金の非正規雇用が長く続いたという
16:1130年間ずっと景気が低迷しているっていう中で
16:17派遣切りっていうのもあって
16:19使い捨てみたいな感覚があったので
16:22政治に不信感を持ちながら
16:28選挙には行っていたというが
16:30生活への不満が蓄積していく中
16:34目に留まったのが賛成党のYouTubeだった
16:39今まで自民公明が言ってきた公約は
16:45果たしてどれくらい果たしてきたのかって言ったら
16:48分からないですし
16:50たくさんのコメントの中に
16:54賛成党にかける思いを持っている人が
16:58たくさんいらっしゃったので
17:00同じように苦労している人が
17:03自分の支持していると応援しているとなると
17:06やっぱり共感して
17:07躍進した賛成党
17:12今週開いた記者会見で
17:15サイン選を総括した
17:17実はこの会見で
17:36賛成党が一部メディアの記者の出席を拒むという
17:42異例の事態が起きた
17:43一体何があったのか
17:47視線は厚いが
17:52筋トレは厚いが
17:55セールは厚いが
17:59ひんやりシングのNクール
18:02縦糸を横糸を
18:08複雑な織りが生み出す立体感と光沢感
18:12その豊かな表情は
18:14お部屋を上質へと変える
18:17お値段以上にとり
18:19キャンペーン実施中
18:46賛成党の会見取材を拒否されたのは
18:52神奈川新聞だ
18:54参院選公示前の7月1日
18:59紙面でこう宣言していた
19:01特定の政党や候補者にとって
19:07有利または不利になる可能性がある内容でも
19:11有権者の政治的選択に資すると判断した場合は
19:16事実に基づいて積極的に報じます
19:20神奈川新聞は
19:23賛成党が外国人差別を煽る主張をしているとして
19:29選挙期間中
19:30批判的なキャンペーン報道を展開した
19:34神奈川選挙区で初当選した
19:41賛成党のはじかのひろき氏
19:44外国人を優遇して
19:47我々日本人がないがしろにされているのではないかと
19:51選挙戦最終盤
19:54川崎駅の演説会場で
19:57はじかの氏は
19:58後ろで抗議のプラカードを掲げる人たちを
20:02こう呼んだ
20:03長州からは歓声が
20:19非国民とは戦時中
20:22軍や国策に非協力的な人への
20:26非難に使われた言葉だ
20:29差別や言論統制につながった
20:33現場にいた神奈川新聞の記者は
20:38公共の空間で
20:43非国民という言葉を聞いたのは
20:45ヘイトスピッチのデモ以外
20:46私自身はないので
20:48選挙運動に乗じた形で
20:51発言するということの
20:53ちょっと怖さというか
20:56そういうような感情が落ちました
20:59非国民という言葉を使った理由を
21:04はじかの氏に問うと
21:06非国民という言葉の根拠
21:10その発した理由をおっしゃってください
21:12はじかのさん答えられないんですかね
21:15はじかのさん
21:17辞書で調べれば分かる
21:18いやいや違いますよ
21:19はじかのさんが非国民って
21:21おっしゃった理由を聞いてるんです
21:22非国民発言について
21:44神谷代表は
21:46そして神奈川新聞記者の会見取材拒否は
22:00今週火曜日に起きた
22:02会見が始まる直前
22:06賛成党のスタッフは
22:21事前登録していないという理由で
22:24記者に退出するよう求めたが
22:27会見の案内上には
22:29事前登録が必要との記載はなかった
22:33登録されてないという決まりがあるので
22:38お答えしていただいてますか
22:40いやいや案内をいただいて
22:42取材に来て
22:44全員登録してるんですか
22:47してるんじゃないですかね
22:48してないと思いますよ
22:49してるんじゃないですかね
22:51適当なこと言わないでください
22:53でも来ていただいてて
22:55方は登録も何もないんですけど
22:58私だけ登録が必要とかって
23:01めちゃくちゃじゃないですか
23:02そういうことではないです
23:03神奈川新聞の記者は近くにいた
23:07別のメディアの記者に聞いたが
23:10事前登録はしていないという
23:13いやいやこちらが判断できますか
23:16なんとそれで
23:17こちらで判断できるんですこういうこと
23:18正当としてありえないんですね
23:20あり得るかどうかこちらが決めますか
23:22それあなたが決めることはありますか
23:23いやいや私が決めます
23:25最後は警備員を呼ぶと言われ
23:30記者は退出せざるを得なかったという
23:33さすがに出されるとは思わなかったです
23:39質問を当ててくれない可能性はあるなというふうに思ってましたけど
23:44どうして被告民と呼んだんですかというふうなことを
23:49責任をきちんと問うつもりでいましたので
23:53特定の自分たちの都合のある記者を解除するというふうなことは
23:59明白明らかにそういう人があったというふうに思います
24:03賛成党の主張を批判する記事を書いてきた石橋記者
24:11会見場でスタッフと押し問答をしているとき
24:16神谷代表は
24:18石橋記者を認識していたことが伺える
24:31賛成党はおととい見解を発表
24:37事前登録の件には全く触れず
24:41記者をこう非難した
24:43柴木隊と呼ばれる団体と行動をともにし
24:48本島の街頭演説で大声による誹謗中傷などの
24:53妨害行為に関与していたことが確認されています
24:56今回の会見でも
24:59混乱が生じる恐れがあると判断し
25:02主催者として入場をお断りしました
25:05これに対し神奈川新聞は昨日
25:12明らかな事実の誤りに基づく指摘で
25:16到底容認できないとした上で
25:20柴木隊という団体は存在せず
25:25人々を暴力的な集団とみなして攻撃するための
25:29ネットスラングです
25:31口頭が市民に対して使うことに
25:35強い違和感を覚えます
25:37また賛成党の会見があったらいきますか
25:42もちろん行きます
25:43権力の側はそうやって
25:45ここにいていい記者といてはいけない記者というものを
25:49分担して排除していく
25:51権力の暴走というものが
25:53もうすでに始まっているというふうに
25:55私は感じています
25:56ジャーナリズムに詳しい沢康海教授は
26:02公の政党が記者の会見取材を拒否したことについて
26:07もちろん票を入れた人も入れてない人も
26:11権力を委ねて預けて
26:15行使をしてもらっているわけです
26:17その人たちが本音でどう考えているのか
26:21表向きの公式映像のような宣伝ではなくて
26:25本音でいろいろ質問されたときに
26:29どう対応できるのか
26:31うまく答えられないということが
26:34明らかになる場合もある
26:35それも含めて重要な情報です
26:37権力者が報道してほしい
26:41こういうふうに報道すべきだ
26:42というものばかりに囲まれて
26:45道を誤って破滅に行こうとしたのが
26:5080年前の日本だったわけですね
26:52やや大げさに聞こえるかもしれませんけど
26:56気に入らない情報を報道させない
27:00気に入らない角度では報道させない
27:02ということは確実にそっちとつながっています
27:06この記者会見の出席を拒否するという問題に対して
27:12佐波教授はメディア同士がもっとつながって
27:15声を上げていくべきだとお話をしていました
27:19この市民にとって必要な情報の中にはもちろん
27:22政党や政治家にとって都合の悪い情報もあるわけですよね
27:26ただそれが伝えられなくなってしまうと
27:28情報を受け取る市民の側全体の不利益にもつながるんだ
27:32そうおっしゃっていました
27:34今回の選挙結果についてはですね
27:37SNSの影響であるとかフェイクの問題とか
27:41様々な分析があると思うんですけれども
27:44私はこの失われた30年と言われる日本の低迷に対する
27:48人々の強烈な不満というのはこれはリアルなものがあると思うんですね
27:52今自民党は責任問題で党内政局を繰り広げていますけれども
27:59私は既存政党の政治家の皆さんこそ
28:02この人々の不満から目をそらさずに
28:05正面から向き合うことがとても重要だと思うんですけれどもね
28:08非国民という言葉はね
28:11権力側が気に入らない人物を排除する際使う最強の言葉ですよね
28:17戦前警察や軍がですね
28:20非国民だと言っては権力に異を唱える人たちを
28:23次々と拘束弾圧しました
28:25人々は非国民呼ばわりされるのを恐れてですね
28:29口をつぐむか他人を密告した
28:32そんな社会になってしまったわけですよね
28:34こうした反省もあって戦後少なくともですね
28:37公職にある人はこの言葉を避けてきました
28:41賛成党の初市下の
28:45端下の議員はですね
28:47元警察官ですよね
28:48その彼が公然と非国民と言い放ち
28:51支持者は歓声を上げた
28:53無視できないことだと思うんですよね
28:55賛成党の取材拒否についてですけれども
28:59公の政党が恣意的に記者を選別することの意味
29:04これをまず記者の皆さんが考えていただきたい
29:07記者は権力者の候補ではありません
29:11なお記者会見の出席拒否について
29:15番組では賛成党に取材を申し込みましたけれども
29:19期限までに回答はありませんでした
29:22検察官や弁護士による性加害
29:28法律家の世界の中で被害の訴えはかき消され
29:32実態はあまり知られていません
29:34一体何が起きているのか
29:36被害を受け今も苦しんでいる人たちを取材しました
29:40横浜市内の法律事務所で事務員として働いていた南さん
29:56破産犯罪人という仕事を弁護士がやることになって
30:01その補助を私がこういう犯罪人の手引き
30:06この本はしょっちゅう使っていて
30:08ゴロゴロになるまでよく読みましたね
30:13南さんは2人の息子を持つシングルマザーだ
30:19家族を守るために法律の知識を身につけようと
30:2415年前法律事務所で働き始めた
30:28そこで事務所を経営するA弁護士から
30:34パワハラとセクハラを受けたという
30:37身に覚えのないことも私のせいにされて
30:43頭を出せって言われて原骨で殴られている
30:48機嫌がいい時はセクハラですね
30:52言葉による40歳前後の女性は
30:56一番性欲が強くなるんだけど
30:58そういう時はどうするんだって
31:01何度も何度も聞かれるんですね
31:042人きりの時にある小説の一場面を
31:11読まされることもあったという
31:13それは女性が洗面所で自分の裸を見ている場面だった
31:21読み終わるとA弁護士は
31:26あなたのことが書いてあると思って
31:28いつも読んでいると話したという
31:32気持ち悪かったです
31:35そのせいで今でも
31:37お風呂入る時に電気をつけて
31:40今でも入れないですね
31:43鏡に映る自分の裸を見ることが
31:50できなくなりましたね
31:52その直後から
31:53本人に抗議できなかったっていうのは
31:57やめてくださいとかっていうことは
32:00一切言えなかったですね
32:02機嫌悪くなられるのが怖かったので
32:06言葉による性的暴力だっていう風な
32:10感覚は持ってました
32:13A弁護士は
32:16過去に歴史に残る判決を下した
32:20元裁判官だ
32:22半世紀以上前の
32:25女性が父親を殺害した事件
32:28女性は父親から性暴力を受けていた
32:33当時親に対する存続殺人は
32:39死刑か無期
32:40この事件を担当したA氏は
32:46存続殺人罪を憲法違反と判断し
32:51女性に寄り添う判決を出していた
32:54そういう判決を出した人なんだなっていう
32:58意識や知識はありました
33:01裁判官としては尊敬しますけど
33:04人間としては尊敬はできなかったです
33:08働き出して6年
33:12ミナミさんは
33:14同じ事務所の弁護士に
33:16被害を相談したが
33:18状況は改善されなかったという
33:21その後ミナミさんは
33:25うつ病と診断された
33:28一緒に暮らす父親は
33:33娘の異変を感じていた
33:36救急車から出会ったのかな
33:41すごい怒鳴られた日ですね
33:44電車から降りる時に倒れて
33:46乗客に助けられて
33:48救急車に呼んでもらって
33:52迎えに行ったら
33:53過去急で
33:55もうどうしようもない状態でね
33:58そういう状態みたいなのは
34:02初めてですよね
34:03うつ病で給食中も
34:07A弁護士は
34:08ミナミさんに何度も電話をかけ
34:11自宅の近くまで来ることもあったという
34:14ミナミさんは
34:18自ら命を断とうとするまで
34:21追い詰められていった
34:23もう薬を飲めば
34:26溶けてなくなれるのかなと思って
34:29ある薬を全部出して飲んで
34:34本当にトイレクションになってみないと
34:37分からない辛さというのは
34:39自分は身をもって知りましたね
34:423年前
34:45ミナミさんは
34:47A弁護士に対し
34:49損害賠償などを求める訴えを起こした
34:52裁判では
34:54ミナミさんへの尋問を
34:57A弁護士自らが行うという
34:59異例の事態が
35:01お願いだから遮蔽だけでもいいからしてほしい
35:06本人の声は聞こえないようにしてほしい
35:10という風にしたんですけど
35:11声はどうしても隠せないので
35:14今まで我慢してきた分
35:17できるだけ答えようとはしたんですけど
35:20その声ですら
35:22もう怖くて怖くて
35:25今年3月
35:28横浜地裁は
35:31ミナミさんのうつ病はA弁護士のパワハラとセクハラが原因と認め
35:36961万円の賠償を命じた
35:41判決を受け
35:45ミナミさんは
35:46自分の主張が
35:50認めてもらえたということに関して
35:54感謝の気持ちで
35:57いっぱいです
35:58自分一人だったらここまでもちろんやってこれなかったし
36:03弁護士と事務員さんの関係で
36:07やはりこう
36:08彼女だけではない
36:09いろんな被害があり得る
36:11業界としてもこういうことがないように
36:12ということは
36:14この判決を踏まえて
36:15受け入れなければいけないなと
36:18思います
36:20A弁護士は
36:24控訴し
36:25裁判は今も続いている
36:27A弁護士は
36:31我々の取材に対し
36:34ミナミさんへのパワハラセクハラを否定
36:37うつ病の原因は
36:39他にあると主張した
36:41頭を殴る
36:44怒鳴るなどという事実は
36:47全くありません
36:48私とミナミ氏とは
36:52他の職員が述べているように
36:54とても仲が良かったと思っています
36:57主張するこのような小説を
37:02私は見たことも聞いたこともありません
37:05一審の判決は
37:09立証責任の原理原則に
37:12著しく反するものと考えています
37:15先月
37:20ミナミさんは
37:21A弁護士を
37:22障害容疑で刑事告訴するため
37:25警察署に向かった
37:27被害に遭う人が一人でも減ってほしい
37:33相手が弁護士だろうが
37:35元裁判官であろうが
37:37そういう人を
37:40相手にするのは
37:42ものすごい怖いし
37:44勇気のいることだけど
37:46泣き寝入りだけはしてほしくないなっていう
37:50事務員ではなく
37:56弁護士自身が被害者になるケースがあった
38:00大分県中津市の法律事務所で
38:11入所して間もない新人の女性弁護士が
38:15当時代表だった清本善次郎元弁護士から
38:19性的な加害行為を受けた
38:22事務所の2階にあったプライベートルームで
38:262015年頃から少なくとも2年以上
38:30繰り返し被害に遭った
38:34女性弁護士は
38:37精神的に不安定な状況に陥り
38:41自宅のアパートで
38:43自ら命を絶った
38:45弁護士になって
38:49わずか3年半
38:5132歳だった
38:53すいません失礼いたします
38:58本日どうぞよろしくお願いいたします
39:00お願いいたします
39:02あの日を忘れないために
39:05同じ大分県の女性弁護士たちは
39:09毎月27日の月明日に集まっている
39:14みんな自分と彼女の思い出というか
39:18抱えている
39:19誰にも言えなかった思いを
39:21その場で割と皆さん言って
39:23弁護士同士で起きた性加害
39:28声を上げようとしても
39:31弁護士の世界特有の難しさがあるという
39:35他の会社とかで
39:38ハラスメントの被害があったら
39:40それこそ弁護士に相談するとか
39:43外部の的地ということがあるんですけれども
39:45ここはその最終的な
39:47紛争解決の最後の砦みたいなところなんです
39:51原告側にも弁護士がつく
39:54被告側にも弁護士がつく
39:57身内で身内を
39:58手続きをやっていくという
40:01非常にそういう難しさがあります
40:05今回の判決がニュースになった時に
40:07コメント欄に
40:09この弁護士は弁護士なのに
40:11自分で処理できなかったのかと
40:13こういう問題があった時は
40:15普通弁護士に依頼をするんだから
40:17いろいろな手段を知ってたはずなのに
40:20なぜ弁護士が追い込まれてしまったのか
40:22というコメントが本当に多くて
40:24私たちむちゃくちゃショックだったんですよね
40:26特にやっぱり私たちのような
40:29小さい田舎の単位会は
40:31全ての弁護士の顔が分かります
40:34何かをやっている時も
40:36相手の代理人の顔が浮かんだりして
40:38遠慮がちになったりすることもあるんですよね
40:41そういうこともあってかなかったかは
40:44分かりませんけれども
40:45私たちこそなかなか声を上げにくい
40:49というのはおそらくあると思うんです
40:51大分県とは別のある弁護士団体が
40:56セクハラについて行った
40:59内部アンケートの結果がある
41:02所属する弁護士から
41:05セクハラを受けたことがあるか
41:08という問いに
41:09はいと答えたのは
41:11回答者のうち22.9%
41:17見聞きしたことがあると答えたのは
41:2071.4%に上った
41:23君の事務所は
41:28女性は顔採用だが
41:30よく採用されたねと言われた
41:33老齢の男性弁護士が
41:38女性弁護士にキスを迫った
41:41弁護士の業界ってちょっと
41:45特定制度みたいな職人機質みたいな
41:49弁護士として一人前になるスキルを身につけていくために
41:53ボス弁の言うことを聞いて一生懸命学んでいくみたいな
41:57ボス弁って言うんですね
42:00ボス弁っていう言葉に
42:05私反応しましたけども
42:07皆さんの中ではそれがもう当たり前のこと
42:09女性弁護士の先輩弁護士だったら姉弁とかが
42:16それはその言葉自体がなんとなくね
42:20そうですね
42:20当たり前の話だと思ってたから
42:23確かになと思って
42:26かなりの縦社会なんだなというのが
42:30ちょっと聞いてて思いましたね
42:33清本元弁護士は
42:372009年に大分県弁護士会会長を務めた人物だ
42:43裁判では
42:462人は恋愛関係にあり
42:49自殺したのは
42:51仕事の遅れが発覚するのを恐れたため
42:55などと主張した
42:56しかし
42:59一審でも二審でも
43:01恋愛関係は認められず
43:03遺書の内容などを踏まえ
43:06自殺の原因は
43:08性加害にあると認定
43:101億2800万円余りの支払いを命じる
43:16判決が言い渡された
43:18愛する娘を失った遺族は
43:23判決後にこうコメントしている
43:26娘が努力を重ねて弁護士になった時
43:32被告事務所への就職が決まった時
43:36喜ぶ娘を見て
43:38私たちは心から喜びました
43:41あの子が今も生きていたら
43:45どうなっていただろう
43:47娘はどんなに大変な仕事でも
43:51ただ普通の弁護士と同じように
43:54仕事をさせてくれさえいれば
43:57努力を惜しまず
43:58責任を持って仕事に臨んだはずです
44:02地元に社会に貢献できる
44:07弁護士に成長した娘の姿を
44:10想像するような日々です
44:12清本氏が所属していた
44:16法律事務所は
44:17取材に対し
44:19回答は差し控えさせていただきます
44:23と答えた
44:24弁護士なので
44:26セクシャルハラスメントは
44:29どんなものが害として
44:30害としないのかということについての
44:32知識はみんな一定あるわけです
44:34けれども
44:34それでも事件が起きてしまう
44:37だったら
44:38何をすべきなのか
44:39どうしたらそれが
44:40防いでいくことができるのか
44:42ということは
44:43多分弁護士会全体での問題だとは思います
44:53立場の違いを利用した聖火街は
44:57検察庁でも
45:01被害を受けてから約6年間
45:07本当にずっと苦しんできましたので
45:12大阪地検に勤める
45:15ケンジのヒカリさん
45:182018年
45:20大阪地検のトップ
45:22検事生だった
45:23北川健太郎被告から
45:26懇親会に出席した後
45:28酒に酔って抵抗できない状態で
45:31性的暴行を受けたと訴えた
45:36検察組織への影響と
45:40自分への罰信を恐れ
45:42被害を申告するまで
45:446年の月日を要したという
45:51全ての私の権限を
45:53彼が握ってたんですよ
45:55私の人事も
45:57どういう仕事に
45:59つかせてもらえるかも
46:00私がやってる事件を
46:02起訴するかどうかっていうのも
46:04最終的な権限は
46:05彼にあったわけで
46:07また彼はすごい
46:09大阪、関西では
46:11大阪、関西では本当に有名な
46:14みんなから尊敬されてた人だったので
46:18自分が被害申告するってことは
46:20それは検事をやめなきゃいけない
46:21ということだと思ってたので
46:25関西検察のエースと評され
46:28絶大な力を持っていた
46:30北川被告
46:32事件後に送られてきた
46:35いわば口止めの書面も
46:38光さんの申告を
46:40強く思いとどまらせた
46:45今回の事件が公になった場合
46:49私は絶対に生きていくことはできず
46:52自死するほかないと考えている
46:55大阪地検の検事制による大スキャンダルであり
47:00発覚した場合
47:02組織として立ち行かなくなります
47:07光さんから事件について打ち明けられていた人がいる
47:1434年にわたって検事を務め
47:17今年3月に大阪公圏を退職した田中和子さん
47:22大阪公圏に退職して34年間勤めました
47:26あのビルの中に大阪公圏が入っている
47:32はい、下が大阪地検で上が大阪公圏です
47:36階で分かれているんですか?
47:37はい
47:42講師にわたり光さんのことをよく知るという
47:47私にとっては光さんはすごい親しい後輩で
47:52旦那さんとすごく仲が良くて
47:55子どもさん可愛がってて仕事熱心で
47:59北側と光さんと私と同じ部署にいた時もありますから
48:05北側のことは上司としては尊敬していると思ってましたけど
48:10男として見てるなんてありえないんですよね
48:13被害から数年後、光さんはPTSDを発症
48:21給食に追い込まれて間もなく刑事酷訴に踏み切り
48:27北側被告は準強制性行の疑いで
48:31逮捕・起訴された
48:35さらに光さんは
48:37大阪地検の同僚で事件があった日の懇親会にも参加していた
48:42女性副検事が
48:44正行為には同意があったなどと
48:48検察庁内で広めたと訴えている
48:53光さんは名誉毀損などの疑いで
48:57この副検事を酷訴告発したが
49:01検察は不寄所処分に
49:03検察審査会に申し立てようと
49:09不寄所記録の開示を求めたが
49:12すべて開示しないという回答だった
49:15今、検察からもひどい被害、二次加害を受け、誹謗中傷されて、被害者の名前も全部広められて、こんな事態になるって分かってたら、私は多分被害申告できなかったと思います
49:34神戸地検時代、北側被告の部下だった田中さん
49:40当時手掛けた一冊の指南書がある
49:46性犯罪で不寄所になった事例や、裁判で争点になりやすいポイントなどを、捜査側の視点で記したものだ
49:59これ実際の事件をベースにしているんですけど
50:02従前行為を抱いていたっていうのは、まさに不寄所になりやすい、最も典型的なパターンです
50:10じゃあもうここに書かれていることも全部、北側被告はもちろん知っている
50:15知ってます
50:16上で?
50:17はい。今の弁解というか、公判逃走をしていると思います
50:22北側被告は、初公判では罪を認めたものの
50:29その後、性行為には同意があったと思っていたと、無罪を主張する方針に転じた
50:37性暴力事件の判例を元に、主張を変えたのではないかと、田中さんは推測する
50:46被告人が同意があると思っていたんですっていう、同意誤審弁解っていうんですけど
50:54この同意誤審弁解が通って無罪になった理不尽なケースが、性犯罪の事件には
50:59判例で山のようにあるんですね
51:01このパターンだと無罪になりやすいとか、後で有利にできるとか
51:07よく煩わされましたので
51:12PTSDの治療で、給食中の光さん
51:17今、思うことは?
51:21法を司る、法の番人である検察庁でも起きていて
51:26それでも、その起きるたびに検証や再発防止策が取られてないんですよ
51:33検察組織の傷口を広げないんですよ
51:36同じことを繰り返されるだけだと思っています
51:39それを阻止したいなと思います
51:41取材した吉田ディレクターです。お願いします
51:45よろしくお願いします
51:47今回取材を受けてくださった皆さんは、本当に勇気が必要だったと思います
51:51私がお話を伺っていて感じたのは
51:53皆さん、自分の仕事をすごく愛していらっしゃるということなんですよね
51:58だからこそ、その職を失いたくない、仕事を続けたいという気持ちが強くて
52:03余計に声を上げづらい、そういった面があると感じました
52:07法律のプロなので、何がハラスメントなのか、何が性加害なのか
52:14誰よりも熟知している業界なのに、人が1人亡くなっているんです
52:19このことに本当に衝撃を受けて取材を始めました
52:23女性弁護士が亡くなった大分県弁護士会では、セクハラ研修の義務化を決定しました
52:30しかしただ、研修をするだけでは根本的な解決にはなりません
52:35先ほどボス弁という言葉もありましたけれども
52:38業界のカルチャーごと変えていかなければならないなと思っております
52:42そうですね、そしてこの相手が法律のプロということは
52:46戦い方を相手は知っている、熟知しているということですね
52:49その点もこの業界の難しさですよね
52:51東京でも弁護士の方に複数取材をしたんですけれども
52:56もうこんな例はごく一部だとか
52:59大多数の人は絶対にそんなことしないという声をたくさん聞きました
53:03しかしさらに取材したところ、VTRでもありましたとおり
53:087割が見聞きしたとあったように、全くそうではなかったといえます
53:12今後も取材を続けていきたいと思っております
53:16以上、特集でした。それでは最新のニュースとスポーツです
53:20これまでにご覧のようなニュースが入っています
53:24台湾では今日、野党議員24人に対する
53:28リコール・会食請求の賛否を問う住民投票が行われました
53:34住民投票は最大野党・国民党の立法委員24人のリコール・会食請求の可否を問うもので
53:439つの市や県で行われました
53:47立法委員の定数は113で、国民党は最多の52議席を有しています
53:53一方、来政督総統を率いる民進党は少数与党で
53:58政府が中国に対抗するため増額した防衛予算案を
54:02国民党などの反対で大幅に削減されるなど
54:06対立が続いています
54:08与党を支持する市民団体が中心となり
54:10野党議員のリコールを求める署名活動を展開して
54:14住民投票に至り
54:16投票は日本時間のきょう午後5時に締め切られました
54:20夜にも体制が判明する見通しで
54:23賛成票が反対票を上回り
54:25選挙区の有権者数の4分の1以上となれば
54:29リコールが成立します
54:31来週の特集は
54:33太平洋戦争の最中、戦場に駆り出されたアイヌ兵
54:37その思いを取材しました
54:38それではまた来週です
コメント