宮城 「守秘義務違反ではない」 パワハラ告発者を実名公開 2016/12/20

  • 7 年前
「守秘義務違反ではない」 パワハラ告発者を実名公開

宮城・仙台市内の法人に勤める男性職員が、2015年、上司のパワハラを法務省に訴えたところ、出先機関の仙台保護観察所が、男性職員の実名を職場の管理職に無断で伝えていたことがわかった。
仙台保護観察所の吉田 千枝子所長は「実名をはっきりして、事実関係を確認する必要があると考えたので、守秘義務違反とは思っていない」と話した。
仙台保護観察所によると、2015年10月、若林区内の法人に勤める男性職員が、「上司がパワハラをしているので、改善してほしい」などと訴えた請願書を、法相宛てに送った。
監督省庁である仙台保護観察所は、男性職員の実名が記載された請願書を、男性の了解を得ずに、男性の職場の管理職に手渡したという。
仙台保護観察所と法務省は、「内部告発ではないため、通報者の秘密を守る守秘義務違反にはあたらず、適切な対応だった」としている。
(2016/12/20 19:07)

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