【奈良】悪質な「便利屋」の被害訴えて提訴
2016/12/27 00:39
困った時に何かと頼れるのが街の「便利屋」さんですが、中には、女性やお年寄りばかりを狙って高額請求を繰り返す悪質な業者も存在します。
被害が相次ぐ中、26日、返金を求めて被害者5人が裁判を起こしました。
奈良県香芝市の伊藤さん(仮名)は、今年3月、業務用のコピー機を大阪まで運ぶ作業を便利屋に依頼しました。
事前の見積もりでは料金は1万2000円だったといいます。
伊藤さんは、「黙って計算し終えるのを待っていると、4万5900円って言われたんですね。『なんでこんなに金額違うの』って言ったら『階段が大変やってん。
どこに言うてもこんなもんやろ』って、小さい声で私にだけ威圧する、威嚇。これは、ただ者ではないなという恐怖感があった」と話しています。
伊藤さんは、恐怖からその場は支払わざるを得ませんでしたが、便利屋被害対策の弁護団があることを知り、相談しました。
弁護士は、「(Q.狙われるのは?)基本的には女性が多いですね。主婦や高齢者。書面を出してきちっと返金を求めていく。仮に向こうの対応に問題があれば、
法的な手段をとることも辞さない」としています。
そして26日、伊藤さんを含む被害者5人が便利屋に対して、奈良簡易裁判所に訴えを起こしました。
訴えを起こした奈良や大阪に住む男女5人は、それぞれ奈良県大和郡山市の便利屋に飼い猫の捕獲や鳩の巣の駆除などを依頼。
いずれの場合も作業が終わったあと、事前に説明された料金のおよそ2倍~30倍の金額を支払わされました。
5人は、便利屋が料金を誤認させて不当な利得を得たなどとして、事前に説明された料金と支払った額の差額や慰謝料など、およそ90万円を求めています。
代理人の弁護士は提訴の理由について、「新しい被害者が出ないようにしたい」と話しています。
一方、便利屋側は、「訴状が届いていないので何も言えないが、お互いが納得いかなかったということ」だとしています。
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