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  • 9 年前
「休みがほしいと言えなかった」被告の男 拘置所で語る

過労状態での運行を命じたとして、運行管理者の逮捕にまで至った今回の事故。

広島拘置所に収容されている皆見被告本人がRCCの取材に応じ、「休みが欲しいと言える雰囲気ではなかった」などと事故前の勤務実態を振り返りました。

「親や家族を突然亡くすつらさは計り知れません。ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです」(皆見成導被告 吹き替え)

埼玉県のトラック運転手・皆見成導被告は拘置所の面会室で、死亡した2人の遺族に対する謝罪の気持ちを口にしました。

居眠り状態で事故を起こし、2人を死亡させ、8人にけがをさせたなどとして起訴されている皆見被告は、RCCの取材に対し、これまで手紙で回答を寄せていました。

「いつトンネルに入ったのかもわからないほど寝落ちしていました。激しい音と同時に目の前がザワザワして、ドカンという衝突音がして意識を失ったような状態でした。異臭がして目を開けたら煙と炎が上がっていました」(皆見被告からの手紙)

===続きは動画でご覧ください===
[2016.8.16 18:56]

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陽道・八本松トンネル事故 当時の運行管理者逮捕

東広島市の
山陽自動車道で2人が死亡したトンネル事故で、
警察は
追突事故を起こしたトラックの運転手が、
過労状態と知りながら運行を指示した疑いで、
勤務先の当時の運行管理者を逮捕しました。

ことし3月、
東広島市の山陽道・八本松トンネルで、
トラックが渋滞の列に突っ込んだ事故では、
トラックを運転していた皆見 成導被告が、
居眠りをした状態で事故を起こして、
2人を死亡、8人にケガをさせた罪などで起訴されています。

警察は16日午前、
埼玉県の運送会社ツカサ運輸の役員で、
事故当時運行管理者だった
後藤 隆司容疑者を逮捕しました。

事故の前日に
皆見被告が過労状態だとわかっていながら運行を指示し、
事故の当日に正常な運転ができないおそれがある状態で
走行させた疑いが持たれています。

調べに対して後藤容疑者は、
「運行させたことは間違いないが、
疲れているとは思わなかった」と供述しているということです。

警察は埼玉県川口市にある運送会社を捜索などで、
皆見被告の休みが
ことし1月5日から事故当日までの間に3日しかなかったことや、
1か月の勤務時間が国が定めた基準を
大幅に超えていたことなどを確認していました。
[2016.8.16 12:33]

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