新潟水俣病50年で催し
公式確認から50年が経過した新潟水俣病について、ダンスなどを通じて、より多くの人に関心を持ってほしいという催しが新潟市で開かれました。
この催しは新潟水俣病は公式確認から50年が経過するも、いまだ解決に至っていないなか、より多くの人に関心を持ってほしいと、県と新潟市が開いたもので、市民らおよそ300人が参加しました。
はじめに水俣病を学んでいる新潟医療福祉大学の学生15人が水俣病に関連した創作ダンスを披露しました。
ダンスでは、水俣病に立ち向かう、阿賀野川流域の人たちの強さなどを体いっぱいに使った踊りで表現し、見に来た人たちは、固唾を飲んで見ていました。
続いて、市民グループが汚染される前の阿賀野川を懐かしんだり、症状の苦しさを訴えたりする被害者の声を朗読や歌で表現しました。
また、語り部の活動をしている被害者3人と大学生たちによるトークが行われ被害者たちは「水俣病は遺伝する、伝染する」とか「補償目当てのニセ患者だ」などと言われ、
差別や偏見に苦しんできたことを話し、「1人でも多く、正しい知識を知ってほしい」などと訴えていました。
これに対し学生の1人からは、「自然を考えられる仕事に就いて公害について学び続けたい」などと話していました。
催しに来た70代の女性は「若い人が阿賀野川や水俣病の症状を一生懸命表現していて、本当にすばらしかったです」と話していました。
2016年01月30日 18時41分
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