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  • 9 年前
神戸山口組 3番目の勢力に
2016年02月25日 11時27分
国内最大の暴力団、「山口組」が分裂したあと、離脱した組長で結成された「神戸山口組」は所属する組員などが6000人余りと、全国の暴力団で3番目の勢力に
なっていることが警察庁の調べで分かりました。
指定暴力団、「山口組」を巡っては、去年8月、関西を中心とする傘下の1部の団体の組長が離脱し、兵庫県淡路市を拠点とする「神戸山口組」を新たに結成しました。
警察庁はそれぞれの組織の実態解明を進めていて、25日、勢力を初めて公表しました。
それによりますと、いずれも去年12月末の時点で、▼「山口組」は組員と準構成員などをあわせて44の都道府県で1万4100人と、前の年より9300人少なくなりました。
その一方、▼「神戸山口組」は36の都道府県で6100人と、「山口組」、東京を拠点とする「住吉会」に次いで、全国の暴力団で3番目の勢力になっています。
警察庁によりますと、これまで対立抗争は確認されていませんが、互いに切り崩しを活発に行い、各地で事件やトラブルが相次いでいるということです。
今月23日には、福井県で、「神戸山口組」系の暴力団事務所に発砲したとして、「山口組」系の暴力団員が逮捕される事件が起きています。
全国の警察は対立抗争に発展するおそれがあるとして、警戒を強化するとともに、暴力団対策法の規制を外れた「神戸山口組」を改めて指定するための作業を急いでいます。

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