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  • 2016/3/24
特定秘密保護法違憲訴訟、「無効確認」の請求却下 静岡地裁

特定秘密保護法は憲法違反だとして、静岡市の弁護士が法律の無効確認を求めた裁判で、静岡地裁は請求を却下する判決を言い渡しました。

この裁判は、静岡県弁護士会所属の藤森克美弁護士が、特定秘密保護法は国が恣意的に情報を隠すことを可能にし、弁護士の調査権を侵害するなどとして、特定秘密保護法の無効確認を求めていたものです。

判決公判で静岡地裁の細矢郁裁判長は、「訴えは抽象的で、特定秘密保護法が憲法で保障されている弁護士の権利などを侵害するとは言えない」などとして、請求を却下しました。

「(裁判所は)弁護士の地位を低く見ている。プロフェッショナルだと思っていない」(藤森克美 弁護士)

特定秘密保護法の無効確認を求めた裁判の判決は今回が全国で3例目で、いずれも原告の訴えは退けられています。
(2016年2月26日05:38)

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