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  • 2016/3/24
囲碁のコンピューターソフト トップ棋士に4勝1敗
2016年3月15日 21時19分
囲碁のコンピューターソフトと、世界トップクラスの韓国人棋士との5番勝負は、15日に最後の対局が行われ、人工知能を駆使して開発されたコンピューターソフトが勝利し、4勝1敗としました。
囲碁で世界トップクラスの韓国人棋士のイ・セドル(李世※ドル)9段と、アメリカのIT企業グーグルの研究グループが人工知能の技術を駆使して開発した、囲碁のコンピューターソフト「AlphaGo」
との対局は、5番勝負の最終戦が15日午後にソウルで行われました。
今月9日に始まった対局で、先に3連敗して負け越しながらも13日にようやく1勝したイ9段は、序盤こそ優勢でしたが、白番の「AlphaGo」が盛り返して、およそ5時間の対局を制し、4勝1敗としました。
囲碁は対局のパターンがチェスなどに比べて圧倒的に多く、人工知能が人間に勝つのは難しいとされてきただけに、世界大会を何度も制したイ9段がコンピューターソフトに屈した結果について、韓国メディアは「人類の代表が人工知能に敗れた」などと大きく伝えています。
イ9段は「負けたのは私が至らなかったためです。さらに努力して、もっと成長した自分をお見せします」と話していました。
一方、ソフトの開発チームは、人工知能のさらなる向上を目指す考えを示すとともに、日本円で1億円余りの賞金の全額をユニセフ=国連児童基金などに寄付するとしています。
※「ドル」は「石」の下に「乙」

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