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  • 9 年前
資産公開制度廃止で意見書

飯塚市の市議会が、去年、議員の資産公開制度を廃止したことについて、元市議会議員らが、市議会に対し、廃止の撤回を求める意見書を提出しました。
飯塚市議会は、去年12月、議員や市長などの資産公開制度を廃止するなどとした政治倫理条例の改正案を可決し、これによって市議会の議員は、毎年1月1日時点での預貯金や収入、贈与などを報告する義務がなくなりました。
これについて、8日、飯塚市の元市議会議員4人が市役所を訪れ、市議会の松延隆俊副議長に条例改正の撤回を求める意見書を提出しました。
意見書では、「市民のため、市政発展のためといった議会人としての正義はなく、議員がみずからの責務を放棄し、議会の権威と尊厳を失墜させた」としています。
その上で「軽率な判断が過ちであったと猛省し、議会の信頼回復に努めてもらいたい」としています。
これに対し、松延副議長は、「確かに頂きました」と述べました。
意見書の提出に加わった小幡和利元議員は「現役のときは、資産報告は、いやでも大事なことと思い、全会一致で条例を制定し、議員としての自覚を促してきたので、そのような大切なものは残してもらいたい」と話しています。
2016年02月08日 18時35分

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