Skip to playerSkip to main content
  • 2 hours ago

Category

📺
TV
Transcript
00:00:00Okay
00:00:05太古からの活火山の島で出会ったのは
00:00:09はい、いらっしゃい
00:00:11私がいっぱいしてくれ
00:00:13これいちいち何回も来るから
00:00:17せなぎり
00:00:22島でただ一つの日用品店を営む夫婦と
00:00:27園もゆかりもなかった島で国際結婚した夫婦子どもが結んだ冬眠との絆
00:00:51沖縄神の島には
00:01:03500年を超える伝統の海蛇漁を受け継ぐ男性が
00:01:112025年秋
00:01:19小さな島で紡がれる個性的な生活をお届けします
00:01:25発見、離島の本若暮らし
00:01:30五島列島で幼少期を過ごした私、中濱寝ると
00:01:34沖縄出身のゴリがお供をします
00:01:37まずは私の故郷、沖縄県へ
00:01:44本島南部の港を出発しておよそ20分
00:02:01島が見えてきました
00:02:10沖合、およそ5キロメートルに浮かぶ久高島
00:02:16最も高い場所でもわずか17メートル
00:02:28平坦な島の南側に一つだけ集落があり
00:02:33227人が暮らしています
00:02:41琉球の島々を作った女神が
00:02:44初めて降り立ったとされるこの島は
00:02:48島全体が神聖な地とされ
00:02:51神の島と呼ばれています
00:02:54夕方、どこからともなく響く三振の音色
00:03:13音楽
00:03:32沖縄はやっぱり海の空、青の空って人情豊か
00:03:37主嶺の島って疑いにちょっと驚きしてる
00:03:44西目竹吉さん73歳
00:03:51久高島で生まれ育ったこの島が誇る三振名人です
00:03:56週末になると観光客のための弾き語りライブをしています
00:04:11そしてライブ後はいつも
00:04:16お客さんと気さくにおしゃべり
00:04:34東京では入れないでしょ
00:04:38できるよ、ぶたかりでしょ、これなんですよ
00:04:41会ったときからもう、今日で入れるしよってことですよ
00:04:50上手になってるよな
00:04:53上手になってるよね
00:04:55お客さんは実家で一人暮らし
00:05:13竹吉さんは実家で一人暮らし
00:05:179月中旬の暑さが残る中
00:05:28なぜか長袖に
00:05:30イラブー毒があるから
00:05:35モールクだから
00:05:36傷とかやったら
00:05:38あぶねん
00:05:39イラブーとは
00:05:42ハブのおよそ70倍もの毒があると言われる
00:05:45ウミヘビのこと
00:05:47それを捕まえる漁に行くといいます
00:05:50噛まれたことないんですか?
00:05:521回
00:05:53ここらへんこれがひっくりが
00:05:54上から
00:05:55噛まれたと
00:05:57歯が当たったこと
00:05:581週間ぐらい腫れていた
00:06:00そうするだけ
00:06:03命がけですね
00:06:06ですよね
00:06:10イラブー漁は
00:06:12500年以上続く島の伝統ですが
00:06:14危険を伴うこともあり
00:06:16担い手は減少
00:06:19今は竹吉さんを含め4人だけです
00:06:23今日も大量お願いします
00:06:33安全で
00:06:34イラブーは夜行性のため
00:06:38漁は夕方から
00:06:40何故の間にいる
00:06:44人間が
00:06:46そうです
00:06:50子供 母さんに行われ
00:06:52しょうか
00:06:54俺の仲間よりいる
00:06:55お仲間
00:06:56激行通る人間にもない
00:06:58彼が年配の方々、おばさんなんかに習って、僕らはみんなおいしい人もらったわけ。
00:07:11寮仲間の糸和克司さん。竹吉さんの同級生であり、イラブー寮の道へ誘ってくれた友人です。
00:07:33イラブーは久高島の近海に生息。
00:07:37島では南側にある3カ所のみ、漁が許されています。
00:07:49この日、竹吉さんは堤防エリアを担当。
00:07:53取材した9月は、イラブーが産卵のために陸に上がってくるそうです。
00:08:09通の水じゃない。
00:08:21通の前に、清め。安全で帯同するように。
00:08:25ヤグルバーって、神行事で清める場所なんですよ。
00:08:29これ、水。
00:08:31まだ明るい。
00:08:36イラブーは光を嫌うため、頼りになるのは、時折つける懐中電灯の明かりだけ。
00:08:55電灯の明かりだけ。
00:09:02イラブーは、粘り。粘りそうです。
00:09:10この日はイラブーが陸へ移動するための波が弱く苦戦。
00:09:20一方、洞窟で漁をする勝司さんは。
00:09:27なんと手で捕獲。
00:09:28これは、人間の力が大きいです。
00:09:30この日は、イラブーが陸へ移動するための波が弱く苦戦。
00:09:36一方、洞窟で漁をする勝司さんは。
00:09:40なんと手で捕獲。
00:09:55これは、人間の力が及ぶ分だけ頂く、という理由からなんだそう。
00:10:01他より低い場所にある洞窟は、イラブーが入り込みやすく、波にも左右されないといいます。
00:10:12おいしいですよ。
00:10:17こちらは、再び竹吉さん。
00:10:24今度は、素潜りで念入りに探し続けること2時間。
00:10:34ついにようやく1匹目。
00:10:38と思ったら。
00:10:41おいしい。
00:10:43イラブーは、沖縄県の純絶滅危惧種に指定。
00:10:52条例で、体長60センチ以下の個体を取ることは、禁止されているんです。
00:11:04漁を始めて4時間。
00:11:07漁が満ちてきたので、この日は11時過ぎに終了。漁は年明けまで続きます。
00:11:16漁が満ちてきたので、この日は11時過ぎに終了。漁は年明けまで続きます。
00:11:28今回一番の大物は、
00:11:3716
00:11:400
00:11:420
00:11:45今回一番の大物は
00:11:47もういい
00:11:49もういい
00:11:52もういい
00:11:54もういい
00:11:56美味しそう
00:11:57これは
00:11:58これは800ぐらいあるね
00:12:02こんなでっかいのは埋めたね 今年は大きいの多い
00:12:09採れたイラブーは生かしたまま小屋で保管
00:12:23これから帰って寝るわ 帰ってシャワー入ってから
00:12:29今は島伝統の寮を受け継ぐ数少ない一人となった竹吉さんですが
00:12:41僕らは高校までのドル
00:12:46お金
00:12:47本領就職してますんで向こうへ行って始めて
00:12:50ええ
00:12:52作った
00:12:55高校卒業後は集団就職で一度島を離れました
00:13:01名古屋東京那覇で働き定年をきっかけに13年前故郷の久高島に戻ってきました
00:13:13こちらがですねあの
00:13:15久高島宿泊交流館ということで都会で言えば大きなホテル
00:13:21日中は島の宿泊施設で責任者をしています
00:13:27カメラ入りますよ
00:13:39こちらが
00:13:43団体もここしか入れないんで大きいとこここしかないんでというのもありますけど
00:13:51客室は8部屋 島の経済を支える貴重な施設です
00:14:00ここは理事長室でも質問してるんだけど
00:14:04うちは観光で持ってるんでその辺の資金繰りとか
00:14:13楽でもあるしきついでもありますよ
00:14:16ある夕方
00:14:29一軒の家に島民が集まり宴が開かれていました
00:14:41得意の三振で盛り上げる竹吉さんの姿も
00:14:56主役は糸数よし子さん87歳
00:15:09沖縄で古くから続く東カチと呼ばれる米樹の祝いです
00:15:21数え年で88歳を迎えた人を囲みその幸せを分かち合います
00:15:30マザコ座になって踊るっていう
00:15:43その服がまたおばあの力でみんなにみんなが幸せに
00:15:49服がみんなにみんなにとって
00:16:04島の行事には欠かせない沖縄伝統の山芯 島では担い手が少なくなる中竹吉さんは毎週学校の
00:16:34先生や生徒たちにボランティアで教えています
00:17:04島の食堂で
00:17:34イラブーを使った料理が人気
00:17:36燻製にして使います
00:17:39名物はイラブー汁
00:17:46見た感じなんか皮すごい固そうに見えたけど全然固くなくて柔らかくてめっちゃ美味しかった
00:18:03かつては貴重な食材として琉球王国に献上されたイラブーの燻製 1キロ3万円ほどで売られているという高級品です
00:18:20この日はその燻製作り
00:18:38早朝から竹吉さんの他に両仲間で同級生の勝司さん そしてイラブー漁師のリーダー西目正弘さん合わせて8人が集まりました
00:18:52まずは生かしていたイラブーを取り出し下処理へ
00:19:01閉めた後小屋で茹でていきます
00:19:10そして丹念に鱗を剥き
00:19:26風に当てて冷まします
00:19:33火を焚き 50度近くまで上がった小屋の熱気があたり一面を包み込みます
00:19:51イラブーの熱が取れたらいよいよ燻製作業
00:19:58島の木の実と葉っぱを使い燻していきます
00:20:07500年以上受け継がれてきた島伝統の製法は
00:20:13今も門外不出1週間いぶし続けます
00:20:20現在燻製作りのメンバーの平均年齢は66歳
00:20:27高齢化が進んでいます
00:20:29現在燻製作りのメンバーの平均年齢は66歳
00:20:35高齢化が進んでいます
00:20:42手伝う人の中に伝統を未来へつなごうとする移住者の姿が
00:20:47宮城ひろとさん34歳 普段は塩づくりをしています
00:20:54宮城ひろとさん34歳 普段は塩づくりをしています
00:21:02宮城ひろとさん34歳 普段は塩づくりをしています
00:21:09宮城ひろとさん34歳 普段は塩づくりをしています
00:21:11自転 treatments
00:21:19うん
00:21:21何太 veterans
00:21:24At least one day we've used to get the job.
00:21:26Here's how we were doing it.
00:21:28We don't have to worry about it.
00:21:30In the meantime,
00:21:32there are many small businesses in the world.
00:21:34In the meantime,
00:21:36there are people who live in the land.
00:21:38When they live in the world,
00:21:40there are people who live in the world.
00:21:42In the meantime,
00:21:44they have been living with oil.
00:21:46In the meantime,
00:21:48the oil shock was used to be
00:21:50to have been in the field.
00:21:52仕事を求め多くの島民が島を離れましたその影響は神の島と呼ばれる久高島の神事にも担い手不足で続けることが難しくなった神事もありますそれでも島民にとって欠かせないお祭りがあります
00:22:20この日竹吉さんはなぜか島の草むらに旧暦8月というのは沖縄一番に悪いつくて言われておくとこれかやるとあとあのこわのこわの葉っぱおうちの四隅と門にさすわけ旧暦の8月9日から12日まで行われるお祭りです
00:22:50ハティガツマティ健康を祈り様々な役払いが行われます
00:22:56その一つが芝刺しと呼ばれる魔除け行事
00:23:05家の四方と門に刺し役から身を守ります
00:23:11夜にくるかね
00:23:14二人うれしい
00:23:20いや
00:23:20そうだね
00:23:25夕方
00:23:28冬眠が集まる広場では
00:23:43久高島伝統の踊り
00:23:57狂いが始まりました
00:24:02神様と共に楽しみながら
00:24:05島の繁栄と人々の健康を祈るこの踊りは
00:24:09女性たちの手で受け継がれてきました
00:24:21日が沈むと
00:24:24始まったのは沖縄ではおなじみのカチャーシー
00:24:42三振の演奏はもちろん竹吉さん
00:24:48そして
00:24:56抑えきれず踊りだしちゃいました
00:25:00親の養子
00:25:08灰や線揃うよ
00:25:12上がり肩をたばあちにち
00:25:16皆で踊った翌朝旧暦8月の中でも島内に悪霊が最も出没するといわれるこの日
00:25:26島の男性たちが三振や太鼓を奏で神様に女性たちを迎えに行くことを伝える頃
00:25:40神職の女性と島生まれの15歳以下の女性たちは
00:25:56久高島の聖地不坊宇宅へ
00:26:00島民全員の健康を祈る宇宅参りを行います
00:26:04その間は
00:26:08宇宅へと続く島の北側への立ち入りが禁止されます
00:26:12島の北側への立ち入りが禁止されます
00:26:16そこには燻製作りを手伝っていた宮城さんの姿も
00:26:38深い耳とかまでまだ勉強は勉強不足なんですけど
00:26:46これも大きい祭りなので
00:26:48できる人なんかいればずっと続けていけたらいいかなと思って
00:26:54竹吉さんも来ています
00:26:59お参りを済ませた女性たちが戻ってきました
00:27:14出迎えと同時に始まったのは
00:27:28島民総出の勝ち足
00:27:33全員で踊るのは
00:27:35島内に悪霊の侵入を防ぐためなんだそう
00:27:39この日も竹吉さんはイラブー寮へ
00:28:07三振の稽古が長引いたため遅れたそうです
00:28:14寮を共にするのはイラブー寮のリーダーマサヒロさん
00:28:25島の遊びで帰ってくるのが
00:28:29島内に暮らしている
00:28:31島内内に暮らしている
00:28:34島内が都市の一買っています
00:28:35島内に暮らしている
00:28:38島内で済ませろ
00:28:40島内の空気を運ぶ
00:28:42島内に泣いた人は
00:28:45島内で山は
00:28:47島内の空気を運ぶ
00:28:50Wow, it's so good!
00:28:57Wow, it's so good!
00:29:01And now, they're going to start with the first one.
00:29:06And the other one...
00:29:09.
00:29:16.
00:29:19.
00:29:24.
00:29:29.
00:29:34.
00:29:37.
00:29:43.
00:29:47.
00:29:48.
00:29:49.
00:29:54.
00:29:57.
00:29:58.
00:30:01時代が進んだ今でも続ける意味とは何なのか答えを出すより感じるものかもしれません
00:30:09そしてふとイラブーや竹吉さんを見て共に生まれた場所に戻ってくるんだなぁと生き物の不思議を感じました
00:30:19続いては鹿児島県 世界自然遺産にも登録されている屋久島から目的の島へ
00:30:34その船は
00:30:38長江戦川のどっくりしてますのでこの船になります
00:30:43この船はいちょっと小さな漁船ですけど
00:30:49定期船の大型フェリーが整備中のため代わりの小型船で向かいます
00:31:03港を出発して1時間10分
00:31:08荒波の中見えてきたのは
00:31:12屋久島町口の選ぶ島
00:31:18屋久島とともに島全体が国立公園に指定されています
00:31:26野生の動物をはじめ
00:31:29亜熱帯の温暖な気候に恵まれた緑あふれる島です
00:31:35その一方で気になる場所も
00:31:41山を裂くように広がる大きな荒野
00:31:49そこには廃工場のような古びた建造物や
00:31:59土砂に埋もれた家の姿も
00:32:052015年5月
00:32:12口の選ぶ島では
00:32:14新岳が噴火
00:32:15全島民が一時
00:32:19島を離れる事態に
00:32:22あれから10年
00:32:25一時無人となった口の選ぶ島には
00:32:28現在85人が暮らしています
00:32:37港には船の荷物を待つ多くの島民が
00:32:46船は1日1便
00:32:48到着早々
00:32:50島民が協力して荷卸しを行います
00:32:58その中でひときわ多くの荷物を受け取っていたのがこちらの車
00:33:11はいここは商店でです
00:33:22着いた先は島で唯一日用品を扱うお店
00:33:27店を切り盛りするのは
00:33:37木舟森さん53歳
00:33:40そして妻の京子さんです
00:33:45店内に並ぶのは
00:33:50食品や生活雑貨など
00:33:53およそ100品目
00:33:54値段は輸送費の分
00:33:57本土で買うより
00:33:591割から3割ほど高めです
00:34:01死刑の影響で
00:34:05船が欠航することも多く
00:34:07商品の仕入れは
00:34:09週に1、2度ほど
00:34:10仕入れの日は
00:34:16お客さんも普段より多め
00:34:18並べるそばから
00:34:23商品が手に取られていきます
00:34:25はいはい
00:34:25やってるよ
00:34:33ついてる?
00:34:35熱い方
00:34:36いや、言ってない
00:34:37熱いもんね、ほんとに
00:34:40飯をつかって
00:34:41熱いから
00:34:42しんどいお酢を飲んで
00:34:43なんで家でビールばっかり飲んでる
00:34:45え、もう昼から飲んのよ
00:34:49ビールばっかり飲んでる
00:34:51口の選ぶ島で
00:34:56幼少期を過ごした森さん
00:34:5810歳の時
00:35:02両親の都合で島を離れました
00:35:05その後
00:35:08神戸でデザイン関係の仕事をしていましたが
00:35:1125年前
00:35:13再び島へ
00:35:14きっかけは
00:35:171995年に起きた
00:35:19阪神淡路大震災でした
00:35:22それまでは都会の生活大好きで
00:35:26で、いい生活っていうのは
00:35:27いい車乗って
00:35:28いいもの食べて
00:35:29いいマンション住んで
00:35:30ね、いいんで
00:35:32あれ欲しい
00:35:32これが欲しい
00:35:33で、ガラガラっと崩れて
00:35:36行くわけですよ
00:35:37その
00:35:38自分にとって
00:35:39いい生活って
00:35:40なんぞやが
00:35:41出てくるわけです
00:35:42うん
00:35:43都会での生活に疑問を持った森さんは
00:35:48自分が求める
00:35:49いい生活を見つけるため
00:35:51全国を旅しました
00:35:53たどり着いたのは
00:35:57幼少期を過ごした
00:35:59口の選ぶ島
00:36:00そこで
00:36:04東京出身の
00:36:05京子さんにも出会います
00:36:07パッと気が付いて
00:36:10嫁もらうの忘れてたと思って
00:36:12どうしようと思って
00:36:15観光で来る子
00:36:16何から仕事でも何でも
00:36:18来る若い女の子に
00:36:19片っ端声をかけました
00:36:20本当に片っ端
00:36:22
00:36:24
00:36:24
00:36:25長いよね
00:36:29午前9時
00:36:38開店時間です
00:36:39最初のお客さんは
00:36:46近所で民宿を営む女性
00:36:49でも店内にはなぜか森さんがいません
00:37:08なんか
00:37:10今日は何しにしてたかな
00:37:11わかんない
00:37:14なんか
00:37:15何してるか
00:37:17続いてやってきたのは
00:37:24常連客の
00:37:26峰友たけしさん
00:37:27大量のカップラーメンを買いに来ました
00:37:30そしてお昼前
00:37:39まだいいね
00:37:41はい
00:37:41いった
00:37:42私がいっぱいしてくれる
00:37:45これいちいち何回も来る
00:37:47まだいい
00:37:51あれ
00:37:52なんか何がいいようだった
00:37:58今度はちくわとチャーハンの素を購入
00:38:10一回何か買って帰ったら
00:38:13あれがない
00:38:14これがない
00:38:15そうそう
00:38:153回ぐらいは来る
00:38:16一回来たらね
00:38:19さっき来たのにってね
00:38:28その頃
00:38:29森さんの姿は
00:38:31丘の上の自宅にありました
00:38:33滑らないようにしてください
00:38:37敷地奥にある茂みの中へ
00:38:43これはモンキーバナナです
00:38:50これはモンキーバナナです
00:38:52実際ですね
00:38:55ちょっとね
00:38:56まあそれでも
00:38:581週間したら黄色くなって
00:39:01食べれます
00:39:03昭和30年来には島のあちこちで出荷用に育てられていたバナナ
00:39:11今でも多くの家の庭で見られます
00:39:16取材の期間中
00:39:30全国を旅しながら働く長男のコウさんが寄生していました
00:39:36お昼には開けてあげて
00:39:41おっきいな
00:39:42おんどりですね
00:39:43この子は
00:39:44庭では11羽の鶏を飼育しています
00:39:59餌としてあげていたのは
00:40:01これは生で食べられるグアバです
00:40:06甘いです
00:40:07もう我々食べきらないんでこうやっていっぱい落ちているんです
00:40:12森さんが島に戻ってきたとき
00:40:15趣味で育て始めた実の小さなグアバです
00:40:19産む卵は毎日10個ほど
00:40:32実はこれ
00:40:39商店でも人気の商品なんだそう
00:40:44ニワトリ買いたいって言い出して
00:40:47俺はそんなに甘い
00:40:48本とかにさりげなく置いてみたんですけど
00:40:53ニワトリの飼い方みたいな
00:40:55そう
00:40:58ニワトリの飼い方
00:40:59ニワトリ小屋の作り方とか
00:41:01どんどん本が増えていくわけ
00:41:03いやー俺
00:41:04そんなに全然ニワトリ飼いたいと思ってないんだけど
00:41:07と思いながら
00:41:08だって生き物大変じゃないですか
00:41:09やっぱりね
00:41:10はいいらっしゃい
00:41:15たけしさん
00:41:19この日3回目の来店です
00:41:26おやつまで取るなんて
00:41:30網修理ってなると
00:41:31どうにかしてサボろうってするからね
00:41:35そんなたけしさんの仕事はというと
00:41:38キャリア17年の漁師さん
00:41:45口の選ぶ島では昔から
00:42:03魚の通り道に網を張る
00:42:05刺し網漁が盛んに行われています
00:42:09獲れたのは秋を代表する島の名物
00:42:13立派な伊勢海老
00:42:16これはまあいいタイプ
00:42:18口の選ぶ島は火山活動によって
00:42:26およそ50万年前に誕生
00:42:28海中には溶岩が波に浸食されてできた岩場が広がり
00:42:36伊勢海老の住処になっています
00:42:39この日はめったに取れない大物も
00:42:46全部で20匹大量です
00:42:52夜、焦点を閉めた森さんは漁師のたけしさんと合流
00:43:09ここはたけしさんが去年開業した居酒屋
00:43:22夜でもみんなが集える場所をと考え
00:43:25アルコールやソフトドリンクを提供しています
00:43:28店ではたけしさんがその日にとった新鮮な魚が
00:43:35なんと無料です
00:43:37ただ、開店するかどうかはたけしさんの気分次第
00:43:44開いていると次々に人がやってきます
00:43:51お疲れ様です
00:43:53お疲れ様です
00:43:54お疲れ様です
00:43:55あれ、森さん前に前に来ました?
00:43:56え?
00:43:57前に来ました
00:43:59ちょっと待って
00:44:01たまたま、手が来る時に
00:44:04じゃあ逆の事言うけど
00:44:06毎日来てるやろ
00:44:08いやいやいやいや
00:44:09いや、もうたまにですよ
00:44:12スタートからおよそ2時間
00:44:15すると
00:44:17雨や、めっちゃ雨
00:44:19うわっ
00:44:20やばいやばい
00:44:22やばいやばい
00:44:23やばいやばい
00:44:24やばいやばい
00:44:27カメラ、カメラこっち
00:44:29急な雨で強制的に閉店となることもしばしば
00:44:34やばい
00:44:42この日、店にやって来たのは
00:44:45こんにちは
00:44:49潜ってる?
00:44:51お願いします
00:44:52今日朝、雷鳴ってて
00:44:54いつ?
00:44:55朝、めっちゃ鳴ってました
00:44:57本当?
00:44:58めっちゃ朝ですね
00:44:595時とか6時まで
00:45:00あっ、そんな時間に潜ってんだ
00:45:01その時間ですね
00:45:02あっ、その時間に魚が動きますんだ
00:45:04早朝に海に潜っているという
00:45:06こちらの男性は?
00:45:08広島大学の学生で夏だけ来てる
00:45:14海で魚の研究をしてます
00:45:17あっ、魚の研究
00:45:18広島大学大学園に通う聖和涼賀さん
00:45:23広島大学は50年以上前から
00:45:27ここ、口の選ぶ島で魚の生態の研究を続けてきました
00:45:35今は朝と夜の2階
00:45:38海に潜って調査を行っています
00:45:42温帯と亜熱帯、2つの海の魚が共存する
00:45:52海洋学的にも珍しい環境
00:45:55研究者にとっては貴重な場所だといいます
00:45:59夜の調査が終わったようです
00:46:12どうでした?今日は
00:46:14いつも通りです
00:46:16そして、一日を終えた後の楽しみは
00:46:23出たら大丈夫と思うけど
00:46:27うん
00:46:28少なくとも
00:46:30わぁ
00:46:45火山でできた口の選ぶ島は温泉の宝庫
00:46:504つの温泉があり
00:46:52冬眠であれば無料で入れる温泉もあります
00:46:56島に滞在する大学院生たちは
00:46:59温泉の清掃を手伝っているため
00:47:02無料で利用できるそうです
00:47:05タイミングしてます
00:47:07プロ返って
00:47:09大丈夫して
00:47:13今日はリゾート
00:47:20今から10年前
00:47:242015年5月
00:47:26淵の選ぶ島では
00:47:28新岳が大噴火を起こしました
00:47:36河口から9000メートル以上の高さまで
00:47:39噴煙が立ち上り
00:47:41火災流が山肌を駆け下りました
00:47:43当時草刈りをしていた森さんものすごい速さで噴煙が迫ってくるのをただ見つめることしかできませんでしたいやもう生きた心地はしなかったですうんもう覚悟しましたよねあもう駄目かもしれないっていうのは思いましたね
00:48:07命の危険が迫る中直ちに全島民に避難指示が出されましたそして島から人の姿が消えました全島避難が解除されたのは7カ月後
00:48:34しかし森さんのクラス集落は危険が多く立ち入り禁止区域に指定その間森さんは町営住宅での生活を余儀なくされます自宅に戻れないままいつしか1年の月日が流れていましたそして
00:48:56セロップがどう流れるかだね
00:49:036時になりました
00:49:06あっ書いてある
00:49:08下にあったよね
00:49:12レベル3引き下げ
00:49:14あれも決定だよね
00:49:16分かりました
00:49:18よかったよかったよかった
00:49:22レベル3に下がりました
00:49:24帰れます
00:49:28よかった
00:49:30ようやく避難指示が解除されました
00:49:34もう1年過ぎちゃったもんね
00:49:38よかったね
00:49:40噴火警戒レベルが下がり 集落に戻ってから9年が経ちましたが
00:49:55生活はすべて元に戻ったとは言えません
00:50:02噴火前は118人いた島民も85人にまで減りました
00:50:08小学生は今もヘルメットを着けての陶芸校が義務付けられています
00:50:17火山活動が高まると立ち入り禁止区域が広がるなど
00:50:22噴火と隣り合わせの暮らしが続いています
00:50:28ノリさん夫婦にも大きな変化が
00:50:312021年これまで商店を経営していた農協が撤退を発表
00:50:41島の暮らしを何とか守りたい
00:50:45森さんたちはもともと営んでいた民宿を一時休止し
00:50:51商店の経営権を引き継いで自分たちの手で店を続けることを決めました
00:50:57亡くなることが理由で島を出る人がいるのはちょっと寂しいよねとか
00:51:05そんな話もしながら
00:51:07子供たちも別に行ってて
00:51:10でもここで亡くなってしまっちゃいけないような気がするね
00:51:16他に手を挙げる人がいなそうだよねみたいな
00:51:19いろいろ共有しながら
00:51:23決まったかな
00:51:26ないとこもあるね
00:51:29女みたいに
00:51:31医療とか補助とかたまに野生だと思う時に間に合わないです
00:51:352025年9月5日
00:51:39立入禁止区域が3ヶ月ぶりに緩和されました
00:51:42森さんは私たちにどうしても見せたい場所があると緩和されたばかりの現場へ
00:51:52そこは火砕流の跡でした
00:51:57ここには集落まだ1世帯がそこに住んでたんですけど
00:52:06もう埋まっちゃって
00:52:08あそこはセメントを練るプラントだったんですけど
00:52:12もう半分以上埋まってしまって
00:52:14その大きな噴火が一つ発生すると
00:52:19これだけのものがやはり発生すると
00:52:23太古から続く火山活動
00:52:29いつ再び噴火するのか
00:52:33誰にも分かりません
00:52:36それでもこの火山とともに
00:52:39島で生きることを選びました
00:52:44大好きです
00:52:47だから
00:52:49そうだね
00:52:50火山なかったらこの島にいたのかなって思うこともありますよね
00:52:58うんそれだけ何かねパワーを与えてくれる不思議なものなんですよね
00:53:03うん
00:53:05そうそう
00:53:06フェリーの整備が終わりました
00:53:11この日、港で帰省中の長男のコウさんが誰かを待っていました
00:53:19ただいまー
00:53:22おー、ありがとう
00:53:25船から降りてきたのは
00:53:27普段、横浜で働く長女の楓さん
00:53:31飛行機を乗り継ぎ、島に戻ってきました
00:53:34とても、高校が安定できるようになった
00:53:36この日に、高校が安定できるようになった
00:53:38来るよ
00:53:40そっか
00:53:46もにいら
00:53:49おー、気の半々のみてになっていただきまして
00:53:51色がもしれんから
00:53:53はい、ただいま
00:53:54いただいまー。
00:53:56わー!
00:53:57わー!
00:53:58父さん、ただいまです。
00:54:00オーストリアと選ぶ迷って。
00:54:06オーストリアと選ぶ迷って。
00:54:08オーストリアに行く。
00:54:09それは確実だ。
00:54:11楓さん。
00:54:13オーストリア旅行に行くか、島に帰るか迷ったそうですが、
00:54:18冬は寒波で血行が多くなるため、
00:54:21その前にと、今回は帰省を優先したそうです。
00:54:28高校進学で当該に出ている三女もむさんはいないものの、
00:54:34家族5人が集うのは9ヶ月ぶり。
00:54:37今夜はお庭でパーティーです。
00:54:40庭先の巻窯で焼き上げるのは、
00:54:55京子さんお手製のトマトソースピザ。
00:54:59さらに漁師のたけしさんが取ってきたあの伊勢エビ。
00:55:14他にも魚や果物など、島の恵みがたっぷり詰まった料理が並びます。
00:55:21庭に集まった料理が並びます。
00:55:28二ヶ月おくれー。
00:55:30Happy birthday to you!
00:55:33おめでとう!
00:55:35イシゴト来た!
00:55:36イシゴト来た!
00:55:37ここに行くんでしょ?
00:55:38イシゴト来た!
00:55:39イエーイ!
00:55:40イエーイ!
00:55:43素晴らしい!
00:55:45すごいわ!
00:55:47あとかな?
00:55:48残りの10台頑張ります!
00:55:50あとかな?
00:55:51カッパー!
00:55:52あとカイデも。
00:55:55カイデも。
00:55:56私なんか。
00:55:57届かない弟。
00:55:58届かない弟。
00:55:59おかえり。
00:56:00ただいま。
00:56:01一人だけ。
00:56:02いただきます。
00:56:03いただきます。
00:56:04実はこのパーティー、
00:56:062ヶ月前に誕生日を迎えたコウさんのお祝いも兼ねていました。
00:56:12オンク、あなた。
00:56:13夢の。
00:56:15アンチちゃん。
00:56:17アンチちゃんはあと30分くらいかかったです。
00:56:19オッケー、分かった。
00:56:20全然大丈夫。
00:56:21何か他のもん焼いていてよいよ。
00:56:22めっちゃおいしい。
00:56:23あ、ほんと?
00:56:24うん。
00:56:25おいしい、これ。
00:56:26そして今日も。
00:56:29たけしさんは一日何度も訪れます。
00:56:42全然背中に見に。
00:56:44全然背中に見に。
00:56:45アハハハハ。
00:56:46何かどこに映らせようかも。
00:56:49森さん夫婦の商店は、今や島には欠かせない存在になっています。
00:56:55高齢者の方いなくなったりとか、亡くなられる方がいたりとか、やっぱり少しずつ来るお客さんは減ってきてはいますよね。
00:57:06それでもやっぱりここでずっと暮らしていけるそのためにはまあ必要なんで。
00:57:11なんかもうそのあんまり何どうのこうのを考えてもしょうがないんで。
00:57:15今必要だと思ったらやってしまえみたいな。
00:57:18そういう感じもありますよね。
00:57:21パパッと100均で買ってきちゃったものを買ってきてとか。
00:57:27映画できないからこそ工夫する楽しみを知るとか。
00:57:33その土地の持っている土地と、あとこの規模。
00:57:39どっちもがあっての捨てる実感かなって。
00:57:46大噴火の後、不安や恐怖の中で過ごされた時間を思うと、自然と共に生きることの厳しさを改めて感じました。
00:57:57それでも島の暮らしを選び、再びこの地に戻ってこられた皆さんの強い思いに胸を打たれました。
00:58:06島の暮らしを支える木船さんご夫婦の温かい気持ちが、皆さんの支えになっているのだなと感じました。
00:58:17最後は香川県。
00:58:28高松港を出発しておよそ20分。
00:58:32目木島です。
00:58:45全体の8割が緑に覆われたこの島には、東西に分かれた集落が2つ。
00:58:51島民114人が暮らしています。
00:58:58訪れたのは9月半ば。
00:59:00週末は多くの観光客がやってきます。
00:59:15海水浴のシーズン以降も、紅葉や桜の名所を楽しみに、年間7万人に来ました。
00:59:22海水浴のシーズン以降も、紅葉や桜の名所を楽しみに、年間7万人が訪れます。
00:59:31定期船、メオンを見送っている親子。
00:59:48ドイツ人のトトさん45歳と娘のエマちゃん2歳です。
01:00:01港から2人が向かったのは、ビーチ沿いにある建物。
01:00:16港から2人が向かったのは、ビーチ沿いにある建物。
01:00:23出迎えたのは、エマちゃんの母、メカダさとみさん。
01:00:30出迎えたのは、エマちゃんの母、メカダさとみさん。37歳。
01:00:45栃木県からやってきたさとみさんと、ドイツからやってきたトトさん。
01:01:002人は、メギ島で出会い、エマちゃんが生まれました。
01:01:07エマちゃんは、メギ島に出会ってきた。
01:01:14エマちゃん、こんにちは。
01:01:16エマちゃん、こんにちは。
01:01:17エマちゃん、今日何食べる?
01:01:20エマちゃん、どうぞ。
01:01:22ドドンな。
01:01:24もうすっかり島に馴染んでいます。
01:01:28Well, it's a long time ago.
01:01:33You're good! You're good!
01:01:35You're a little girl, so you're a little girl.
01:01:39She's a little girl.
01:01:41She's a little girl.
01:01:44Thank you very much.
01:02:141階をカフェ、2階を海が見える宿泊スペースにしています。
01:02:21東から朝日が上がるので、お部屋から朝日見れます。
01:02:25月もこっちから上がるので、月の道も満月の日とか見えますね。
01:02:31もう7年いますけど、今でも本当に朝日と月には感動します。
01:02:38きれいな場所にいるなって思いますね。
01:02:43トトさんは宿泊客の料理を担当。
01:02:57トトさん、料理するの好きなんですか?
01:02:59大好き。
01:03:01ドイツでは趣味だけど、日本ではプロフェッショナルになりました。
01:03:08すごいね。
01:03:10慣れた手つきですが、本や動画を見ながら独学で覚えたそうです。
01:03:17自慢のドイツパンと洋食を中心に手作りの料理を振る舞っています。
01:03:21そしてカフェでは。
01:03:28やっぱり瀬戸内レモンが有名なんで、レモンでピザ作ろうと思って作ったメニューです。
01:03:40レモンなど香川県の食材を生かしたピザが人気です。
01:03:52お待たせしました。
01:04:07お待たせしました。
01:04:09お待たせしました。
01:04:10お待たせしました。
01:04:12お待たせしました。
01:04:14美味しそうだね。
01:04:16いい米!
01:04:19ありがとうございます。
01:04:21I'm going to eat it.
01:04:23I'm going to eat it.
01:04:24It's delicious.
01:04:26It's delicious.
01:04:36After that, Toto is a little bit of a family.
01:04:41Every day, they are on the island of the island of the island.
01:04:51船でおよそ20分、荻島です。
01:05:06おはようございます。
01:05:20おはようございます。
01:05:37保育所の園児は合わせて4人。
01:05:42船で通うのはエマちゃんだけです。
01:05:51トトさんは宿泊客がいない日は、島の外でツアーガイドの仕事をしていますが、
01:06:00この日は自宅で作業。
01:06:09おもちゃの棚を作っているこの場所が、将来エマちゃんの部屋になります。
01:06:24大きくなってきたので、子供部屋を手作りしているのです。
01:06:31おはようございます。
01:06:44おはようございます。
01:06:46上がってください。
01:06:49今日はお墓参りに行ってた。
01:06:53カフェにやってきたのは、冬眠の高橋俊一さん。
01:07:0284歳。
01:07:05里見さんとおしゃべりをしに、よく来ているそうです。
01:07:10島民のおよそ7割が、65歳以上の女子です。
01:07:32以前は観光の島として、もっとにぎわっていたといいます。
01:07:47ここ遊歩道ができているでしょう。
01:07:50これがなかったんですよね。
01:07:53これが全然なかった、すぐ砂浜であった。
01:07:56だからね、親御さんもね、この遊歩道がないだけにね、子供たちが泳ぎをする。
01:08:03ずっと見張ることができる。
01:08:05あ、なるほど。
01:08:08土日で、千人やに千人が来とったから。
01:08:12海水に。
01:08:14だからその当時は、プールもないし。
01:08:17ただもう、泳ぎにね。
01:08:20だからあの、ずーっと民宿ではね、商売しとったんです。
01:08:25死亡な人たちがね。
01:08:29かつては、民宿や食堂が軒を連ね、千人以上の島民が暮らしていました。
01:08:43しかし、島外での車の普及や、インフラ整備が進むと、次第に観光客は減少。
01:08:52多くの島民が仕事を求めて、島を離れていきました。
01:08:59現在、島民114人のうち、小学生以下はわずか2人。
01:09:06エマちゃんが島の最年少です。
01:09:10若者が増えない現状を、としかずさんは心配しています。
01:09:15中にはね、もう煩わしいと。
01:09:20静かなのがいいと。
01:09:24大年寄りの人たちはそうだろうな。
01:09:28今のままだったら、やがては島無人となると。
01:09:31だから、やっぱり交流して、若い人たちが、やっぱり住みついてくれなければ、発展がないということを言うんだけどね。
01:09:46この日は、カフェの定休日。
01:09:56里見さんが島を案内してくれました。
01:10:01これはね、大手って言われる石垣で、メギ島のおうちを波風から守っています。
01:10:14おうちの高さぐらいありますよね。
01:10:16冬とかはこれが必要になるぐらい、すごい強い風が吹くんですよね。
01:10:22すごい。
01:10:23身長の倍ぐらいある。
01:10:28ねえ、おうちがすっぽり隠れるぐらいの大きさですね、大手。
01:10:33島の東側にあるのは大手と呼ばれる石垣冬の季節風から集落を守るために築かれました大きく手を広げているように見えることから大手と呼ばれるようになったそうです。
01:10:56これが必要なんだっていうのでちょっとビビりましたそうこっちずっとあるんであっこっちからの風が強いんやなっていうのを感じましたね里見さんが初めてメギ島を訪れたのは2018年11月もともと都内にある商社で働いていましたが東京での生活が肌に合わず3年を経ていました。
01:11:253年ほどで仕事を辞め東南アジアへ。
01:11:30他の旅行者との交流ができるゲストハウスに魅力を感じ自分もやりたいと思うようになりました。
01:11:38帰国後は夢を叶えるために京都や香川県のゲストハウスで働き始めます。その時紹介されたのがメギ島でした。
01:11:51来てみてこのロングビーチのこの景色に惚れ込んだっていうか砂浜でこれだけのロングビーチってやっぱり結構珍しいんじゃないかなと思ってここが散歩してても気持ちいいですし。
01:12:08すぐにメギ島への移住を決意し一目ぼれしたロングビーチにカフェをオープンさせました。
01:12:17目の前の海で遊ぶのが家族にとって何よりの楽しみ。
01:12:40カメラ? 冷えね。
01:12:47カメラ、カメラ。
01:12:49カメラ、カメラ。
01:12:51カメラ、カメラ。
01:12:55カメラ、カメラ。
01:12:57ここまでの海もビーチもすごい時間かけて行かないとたどり着かないと思うんでめっちゃ贅沢な環境だなと。
01:13:05すごい彼女の五感にとっていい詩がいたなと思います。
01:13:10カメラ、カメラ。
01:13:14わー、しょっぱい。
01:13:17しょっぱい。
01:13:18しょっぱいね。 しょっぱかったね。
01:13:21しょっぱかったよね。
01:13:24海どんどん怖がらなくなってて、サップに乗るのも一緒に泳ぐのも本当に海大好きでたくましい子に育ちそうっていう感じがします。
01:13:34メギ島での暮らしを満喫しているさとみさん。
01:13:47ととさんと出会ったのは島に来て1年がたったころでした。
01:13:522020年の春、コロナが始まって、翌週からここ営業自粛するっていうときに、カフェにピザを食べに来ました。
01:14:05日本の文化に惹かれ、お返労するために香川県を訪れていたととさん。
01:14:13ところが、来日した2020年、世界的にコロナウイルスが大流行し、ドイツでは海外からの入国者の受け入れが制限されました。
01:14:27ととさんは帰国できず、日本に留まることに。
01:14:33そんなとき、気分転換に訪れたのが、滞在先の近くにあったメギ島でした。
01:14:39初めて、全然また会いたい。でしょ?
01:14:45うん、でしょ。
01:14:48うん、でしょ。
01:14:52うん、そうね。
01:14:55うん。
01:14:58うん。
01:15:04うん。
01:15:07トトさんはドイツに帰国することなく、出会って半年後、二人は結婚。
01:15:17エマちゃんが生まれました。
01:15:22そして島の人たちとの繋がりにも変化が。
01:15:28日課の散歩をしていると。
01:15:40日課の散歩をしていると。
01:15:48帰り。
01:15:52声をかけたのはカフェの常連、俊一さん。
01:16:04他にも、エマちゃんを見かけた人たちが集まってきました。
01:16:11暑いですね。
01:16:15確かに。
01:16:19昨日の夜は久々にエアコンなしで寝らったみたいな。
01:16:23本当に涼しが痛い。
01:16:25はい、こっちはおいで。
01:16:27始まったのは井戸端会議。
01:16:32使われなくなった倉庫に集まり、よくおしゃべりをして楽しんでいます。
01:16:38まあ、たわいのない会話やけどね。
01:16:41またそれがね、いいのかもわからない。
01:16:45エマちゃんと一緒にいると、あちこちから声をかけられるようになりました。
01:16:53エマちゃん、お年いくつですか?
01:16:56いくつになりました?
01:16:582歳です。
01:16:592歳ね、かしこいな。
01:17:02かわいい、かわいい、かわいい。
01:17:062歳です。
01:17:082歳。
01:17:10一人で食べれるのかな?
01:17:11結構一人で食べてます。
01:17:13手伝うと、いやーって言って、食べたがる。
01:17:17やっぱ一人で食べれば、そうはええ。
01:17:19あ、もっと。
01:17:21そうか。
01:17:22な。
01:17:232、かさんてくれ。
01:17:25よいしょ。
01:17:27よかったね。
01:17:29わちゃうん、わちゃうん。
01:17:31わちゃうん、わちゃうん。
01:17:36わちゃうん、わちゃうん。
01:17:38な。
01:17:39な。
01:17:40教えてもらえなくて。
01:17:41こんな子も、うったらにぎやかでいいわ。
01:17:46また、別の日には。
01:17:48There's Nizumi-san!
01:17:53There's Nizumi-san!
01:17:56Nizumi-san!
01:17:58Hello!
01:18:00Aisha!
01:18:02Aisha!
01:18:04Aisha!
01:18:06Can you hear it?
01:18:08Aisha!
01:18:10Aisha!
01:18:12Aisha!
01:18:14Aisha!
01:18:20島の男性と結婚して移り住んだ武田めぐみさん、移住者の先輩です。
01:18:29あ、こんにちは。
01:18:31Sato Mishimaさんがめぐみさんに教えてもらった趣味が。
01:18:35And this is my daughter than she don't like she.
01:18:37I'm going to show you how she looks like her, so she doesn't want the truth.
01:18:40I'm going to show you how she looks like she looks like she looks like she looks like she looks like she looks like she looks like they're so big, too.
01:18:53She looks like she's also a lot he looks like she is like, I'm so lucky.
01:18:57育てた花で染め物をしているめぐみさん。
01:19:02さとみさんも3年前から始めました。
01:19:06これ月味噌や。
01:19:08ありがとうございます。
01:19:10やった月味噌。
01:19:12かわいいピンクも。
01:19:13ピンクも薄いけど、結構あれ。
01:19:16染まる?
01:19:18大丈夫。
01:19:19もうこれで十分ありがとうございます。
01:19:22トトと出会って、エマが生まれて、皆さんより大切にしてくださるようになって、トトとエマには感謝しています。
01:19:37かつては1000人以上の島民が暮らしていたメギ島。
01:19:50今、島内には多くの空き家が残っています。
01:19:57去年、空き家の古民家を借りたトトさん。
01:20:00ある計画を立てているんだそうです。
01:20:05頭を気をつけてね。
01:20:06はいはい。
01:20:13この日は、その古民家での作業。
01:20:16はい。
01:20:18はい。
01:20:19トト。
01:20:20はい。
01:20:21あ、これ軽いわ。
01:20:23それ軽い。
01:20:24うん。
01:20:25もう軽い。
01:20:26気をつけて。
01:20:27気をつけて。
01:20:28気をつけて。
01:20:29気をつけて。
01:20:30いいか、奥か。
01:20:31いいか、奥か。
01:20:32いいか、奥か。
01:20:33いいか。
01:20:34いいか。
01:20:35いいか。
01:20:36綺麗なんやろ。
01:20:38めちゃめちゃ綺麗。
01:20:39ありがとうございます。
01:20:40吹いたら、綺麗になるよね。
01:20:41新しいと思う。
01:20:42めちゃめちゃ綺麗。ありがとうございます。
01:20:44拭いたら綺麗になる。
01:20:46新しいと思う。
01:20:50島で使われなくなった家具の運搬を、島の人たちが手伝ってくれました。
01:20:59何用の家とどうか。誰かに貸すのか。
01:21:03パン屋。
01:21:04パン屋さんする?
01:21:06夢はパン屋。
01:21:08夢はパン屋です。
01:21:105年のフランです。
01:21:125年のフラン。
01:21:18タンスにソファーやカーペットなど、譲り受けた家具を少しずつ運び入れ、島で初めてのパン屋さんを開こうとしています。
01:21:32この美人、うつさっとって。
01:21:35通りかかったのは、近くで野菜を育てている黒川いさ子さん、83歳。
01:21:43抜いてやろうか。今。
01:21:45今撮って。
01:21:47今写真撮って。
01:21:49継ぐんだけるよ。
01:21:51継ぐんだける。
01:21:53経年はいっぱい。
01:21:55そこらへん。
01:21:57継ぐんだけ。
01:21:59継ぐんだけ。
01:22:01柔らかいけ。
01:22:03タッタッタッタッと、届けるわ。
01:22:07私が脱いであげる。
01:22:09あー、 constellation to originator.
01:22:19女他の作り方が歓いですか。
01:22:21楽しい。
01:22:25ママ食べる?
01:22:27ママもうちょっと食べる。
01:22:29乾杯
01:22:31Emma-chan one of the most favorite animals is
01:22:34Zoho
01:22:35乾杯
01:22:36乾杯
01:22:38So you are right
01:22:42So you are right
01:22:44Sorry, my mom gave me a video
01:22:49We have three holidays for the three of us
01:22:54We joined the first time Emma to meet the people of the festival
01:22:58I went to a month ago and went to a day
01:23:02and said, I'm going to be here for a moment
01:23:04to invite you to visit the memories.
01:23:07The day of the summer summer
01:23:16on the 8th
01:23:28島の神社に人々が集まってきました
01:23:41そこへ
01:23:56浴衣姿のさとみさん そして
01:24:00竹のようにスクスクと成長しますようにってことで
01:24:03黒チクっていう竹で染めて薄黄色の生まれる前にチクチク塗って
01:24:11エマちゃんもさとみさんが島の竹で染めたジンベエを着て参加します
01:24:18一年の感謝を伝え島に秋の訪れを知らせる大切な祭り
01:24:33かつては島中の人が集まる大きなものでした
01:24:43しかし人口減少と高齢化が進み
01:24:46今年のシンジに参加するのはさとみさん家族を含めわずか10人ほどです
01:24:52秋祭りの最後を解説するほどです
01:25:20秋祭りの最後を飾るのは
01:25:23役を払うシシマイです
01:25:35さあ、役を払うシシマイです
01:26:17Bye bye.
01:26:19Bye bye.
01:26:23Bye bye.
01:26:25Bye bye.
01:26:27また会おうね
01:26:29おやすみなさい
01:26:31私たちどっちも多分娘は早く家を出るだろうなと思ってて
01:26:37早ければ高校生ぐらいで家出るかもしれないし
01:26:40だからそんなに長い子と一緒にいられないから
01:26:44いられるうちはすごい家族として
01:26:48時間と心をかけて
01:26:50絶対こうしたいみたいのがなく
01:26:52彼女に合わせてフレキシブルに変えていこうかな
01:26:56この日もカフェにはとしかずさんの姿が
01:27:10お肌が
01:27:14なんかお祭りの日に
01:27:18エマちゃんのあれや
01:27:20挨拶したり何かして
01:27:22ねえパンパンペクです
01:27:24みんなさん結構温かく
01:27:26結構好きにうろうろさせてもらって
01:27:28懐かくなりました
01:27:30みんな面白かった相手な
01:27:32よかった
01:27:34ちゃんと二礼して
01:27:36やるからしいな
01:27:38夜にとるね
01:27:40本当ですね
01:27:42だから親が思うとるよりも
01:27:44子供は先に住んどるね
01:27:46本当ですね
01:27:48こんなこともできるんだ
01:27:50すると思わぬ質問が
01:27:52ちなみに
01:27:54目方さん
01:27:56もうここで生涯おるやろ
01:27:58一生
01:27:59そのつもりで
01:28:01みなさんが
01:28:03大丈夫であれば
01:28:04いたいなと思ってますよ
01:28:05長いこと
01:28:06追ってくれないかんがね
01:28:08ねえ
01:28:13花の染め物や
01:28:14古民家の改築など
01:28:16島の生活を
01:28:17お二人が楽しんでいる姿に憧れ
01:28:19なんかもともとは人間はそういうことすべて自分たちでやってたよなっていうなんか人間の根本的生き方みたいなのを見せてくれる感じがしましたねトトさんのあのさとみと別れたら心が痛いなんて言われたらねるちゃんどうですか?
01:28:38でもなんか島の人たちがみんなで力合わせて生きていくっていうなんかほんとに共に生きるっていうのを見せてくれた島の家の気がしましたおなか減ってるでしょ何か食べる?
01:28:56すべてを失った料理人がたどりついたのは食堂マグダラヤ生きる勇気を取り戻すヒューマンストーリー特集ドラママグダラヤのマリアどっちなんだろうすごいグレーな自分に今もやっとしてるヒューマニアンステーマはADHD今増えている発達障害最新科学がその謎に迫るパリジェンヌの田舎暮らし
01:29:26古くて新しいパリとの出会いBS30日日曜午前9時30分
01:29:36新BS日本の歌秋の名曲フルコースこの季節にぴったりの歌をお届けします放送は30日日曜夜7時30分
01:29:50新田さらに搭載します
01:29:52新田 新田
Be the first to comment
Add your comment

Recommended