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00:00古典芸能ゆかりの地ドラマチックな物語は今もその場所に息づいています
00:22今回の芸能極み堂は人々を惹きつけてやまない名作の地を大阪に訪ねます
00:36まず訪れたのは大阪市東淀川区 かつて江口の里と呼ばれた地です
00:598世紀関武天皇の時代に淀川と神崎川をつなぎ 京都と瀬戸内海を結ぶ河川交通の要所となった場所です
01:14江口は王朝貴族が大阪の四天王寺や住吉大社 さらには紀伊半島の熊野へ参景する際に利用した宿場町
01:33かつては天下第一と歌われた華やかな歓楽地で多くの遊女がいました
01:48その中に古典芸能を通して語り継がれる 伝説の遊女がいます
01:58江口の君と言われた遊女 田江です
02:03足利将軍家の御用絵師 加納元信が描いた田江の姿
02:10この遊女が生きた大阪の江口 そして彼女が訪れた地を
02:19能や舞踊 地歌の作品とともにご紹介します
02:25江口 江口 江口 江口
02:32新幹線で私も近くを通っていることはあるんでしょうけど今工場が立ち並んでいるようなそんな印象ですよねでもちょっとその伝説の友情ちょっと気になりますよねそうですねなんて言ったって伝説ですからね今日はそんな大久保さんの気になることを教えてくれる心強いゲストに来ていただきました
03:00農をはじめとした古典芸能の著書も多数手掛けているライターの井上由里子さんです井上さんよろしくお願いしますよろしくお願いいたします井上さんは芸能ゆかりの地を巡るのがお好きだそうですねそうなんです近場の旅をするって言ったら大体芸能ゆかりの地を訪ねることが多いですね今
03:26聖地巡礼ってありますねブームですよねブームですねドラマだったりアニメだったりその場所にアニメなんかすごいですよね聖地巡礼はやりますねやっぱり皆さんが感動をその世界観を次に体験するっていう感じなのかもしれませんねアニメに描かれているものをそのまま見てみたいだけど例えば江口なんか行くとその昔のイメージって全くないじゃないですかないですよ
03:53その地でボーッと建っていると今と昔現実と夢とかの狭間っていうんですかね境に込めるんだ私お城好きだから同じようなことやってます
04:12お城に行ったらちょっと
04:13城に行っても今はもう石垣の中ちょっとしかないんだけどそこに城が浮かんでくる
04:20見える想像できるってことですか想像の世界を作り上げるのが好きですよねそれが楽しいんですよね皆さんね
04:26井上さんちょっともう早速になるんですが伝説の優女って言葉出てきたんですけど優女って言うとねなかなかイメージしますけど
04:33Eテレ大丈夫ですか時代が違うんです
04:36えぇーあのー遊郭っていうのができたのが安土桃山の終わりぐらいなんですけど中世であったり古代の優女っていうのはちょっと違ったんですか違うんですか違うんです
04:48で芸能っていう言葉なんですけど優女って遊びの女って書きますよねその遊びなんですが当時は歌を歌ったり舞いを舞ったりする芸能も結構意味あったんです
05:05だから優女って言えば芸能者日常から離れられる常なるものではないそこから行くと神聖なものである聖なる人たちみたいなとらわれ方につながっていってそのいくつかところっていうわけじゃないんですけれど
05:25あのー遊女が不言菩薩に返事する
05:31菩薩になった優女ってそれはもちろん伝説になりますよね
05:35でこの今日のこの江口の君太江さんどんなことが得意だったんですか
05:42江口の君の太江さんの場合は歌を作る読む
05:46それが引い出てはった人だったんです
05:51作り手でもあるんだ
05:53そうなんですそのままに行ったらそのままの臨機応変にもうパッと作ったり本歌を作り変えたりとか
06:01有名な歌ってあるんですか?
06:03あるんです新古今和歌集に歌人でもある作業奉仕と
06:09太江さんのやり取りが
06:11乗っかってるの?
06:13乗ってるんです
06:14えーすごいですね
06:16新古今和歌集に?
06:18はい
06:19天皇が命じた歌集に収められた歌を読む
06:22そういう遊女ってすごくないですか
06:25すごいですよね
06:26それはね伝説の遊女と言われるきっかけになってもそれですね
06:30なるほど
06:31すごいねでもね
06:32すごいですね素敵な女性だ
06:35それでは名作の一つ目
06:38作業と太江さんの歌のやり取りをモチーフに描いた舞踊をご覧ください
06:46長歌の舞踊しぐれ作業
06:52中村元次郎さん演じる作業奉仕は
06:55江口の里で雨に遭い
06:57一夜の宿をこいます
06:59しかし家の主である江口の君こと有女太江は
07:07その願いを断ります
07:09江口の君は東徳穂さん
07:14頑次郎さんとは実の夫婦です
07:18この西行と太江が交わした歌とは
07:26世の中を糸までこそ肩絡め
07:36針の宿りを惜しむ君かな
07:45この世をいとわしく思ったとしても出家するのは難しい
07:57けれどもあなたは仮初めの人世の宿を貸すことまで惜しむのですか
08:03情けのない人ですね
08:05西行が読んだ歌に対して太江は即座に歌で返します
08:12ご出家した身ならば
08:22遊女の住む仮の宿に執着するはずはないと思ってお断りしたのです
08:28宿を惜しんだのではありません
08:30それいとわずはあなたへと
08:42そしてクライマックス
08:57遊女は不言菩薩へと姿を変え
09:01西の彼方へ消え入ります
09:04今までありし
09:09友女の姿
09:11たちまち
09:13ひめんの札幌
09:19ひめんの札幌
09:28ゆんじさんまい
09:40ゆんじさんまい
09:43ゆんじさんまい
09:49田恵が創建したという大阪の絵口にあるジャッコウ寺。
10:07出家した田恵はこの絵口で人々の悩みを聞いたといいます。
10:11お堂には、不言菩薩と田恵の像が並んで安置されています。
10:21白い像に乗り、知恵と優しさで人々を導くという、不言菩薩。
10:32菩薩と共に、田恵は今も人々を見守っています。
10:41この地を訪れた作家、白洲雅子は、次のように綴っています。
10:54ゴタゴタした街中に入ると、黄泉堂と記したバス停がある。
11:01すなわち、絵口の黄泉堂なのであるが、およそそうした名前にふさわしくない殺風景な雰囲気である。
11:14絵口の黄泉堂は、今はジャッコウ寺という日蓮宗の寺に変わっていて、さすがにその周辺だけは静かで、案内をこうても答える人もない。
11:31どこも賢も裏ぶれた感じなのが、かえって有利の旧跡には似合っており。
11:38本堂の前に、絵口の由来を描いた盾札が立っている。
11:44境内を一巡した後、私は淀川の包みへ上がってみた。
11:54包みの上から眺める風景は、驚くほど美しかった。
12:01美しいという形容には適さないかもしれないが大阪の市街は夕茂屋の中に沈み東から西へ流れる淀川は悠々と迂回して末は海と一つになって消えてゆく。
12:22でもあの歌を急に読まれてすぐに返すまあ今のフリースタイルラップみたいな形ですけどあれはやっぱりね言ってたようにバッとできるってよっぽどの知識と教養と常日頃からやってるっていうことですもんね確かに即興だもんね即興ですよねあれうんうん行かれたことございます?
12:48はい行っておりますね白洲雅子さんの感想もう本当にそのとおりで感動っていえばもうあの土手を上がってきますよね一番上に行ったらもう河川敷も広いし淀川もすごく幅のあるところなんですもう美しいんですそれで川尾の近くまで行けるんですねほんとに川尾すぐそばまでそろそろこう水がたっぷりとあってそれがこうさらさらとかあの
13:17波がたっぷりと流れててそれを見てましたらやっぱりねあの当時船の幼少になりますのでたくさんの船が来ててそれで船が来たらその岸辺から友女たちが小船を出してそばに行ってあの芸能者ですので音楽を奏で歌を歌う
13:47また嬉しくなるような今の話聞いててイメージ浮かびました何か素敵だなと思いました淀川の周囲の風景っていうのはもう刻々と時代とともに変わっていってしまうかもしれないけど水の流れっていうのは昔からずっと変わらないですもんね川の流れっておっしゃいましたけれど遊女の人たちって流れの君とか流れの女とか呼ばれてたんですか?
14:17ということもありますしそれと漂白をする旅をする人たちでもありまして言葉で川竹の流れの君っていう言葉があるんですけどそれは浮き沈みする
14:31一種の無情感ではあるんですけど映画の世界はねそういうことを言いますよねよくね 浮き沈みっていうのは単純に本当にこの人気がある時もあれば誰からもお声がかからない時もあるっていう意味ですか?
14:45当時はもっとそれが年齢的なことも今以上にあったのかもしれませんね 痛いですね
14:54完璧に流れの君だもんね
14:57私現代の流れの君ですよねこの世界見るとね大久保さんは大活躍してるから流れないでしょ流れますよこの若手のね下の世代がドドドドドって押し寄せてね出てっちゃうんですよどっかにそういう気持ちでいたのかな当時の遊女の方も
15:15さあ皆さん続いては船で移動したと言われる大山の足跡を 地歌の演奏とともにご紹介します
15:27大阪府島本町
15:34京都に接し木津川宇治川桂川が合流し淀川となり江口の里へと通ずる土地です
15:44ここに彼が訪れたという場所があります
15:51文化芸能を愛し武芸にも優れたという後戸場天皇
15:59かつてここに彼の利休がありました
16:06鎌倉幕府に敗れ流された生涯で我が故郷と語った利休の後に立つ稲瀬神宮
16:16境内にある茶室東神石から大阪の地歌菊原家に伝わる江口の君をお送りします
16:24甘くだる
16:36死運のこそで
16:40ごめんという事に
16:41ごめんという Unternehmenは
16:42ごめんというよ
16:43サイズの聞き方が育って
16:44山楓方向の手
16:45すべて
16:46イトタケの声も身にしむ
16:49したい
16:50声も身にしむ
16:51ゆきのてり
16:52ミリ
16:53走の 君もみにしむ
16:54ゆきのてり
16:55飛び
16:57ほえもみにしむ
17:00三五の月
17:30カツネナラデ
18:00カツネナラデ
18:08二八十六
18:24腕ふみつけられて
18:50稲寧
19:02稲寧
19:05稲寧
19:09稲寧
19:14稲寧
19:15四五の二十なら
19:34一部に一度 わしゃおびとかぬ
19:58新規へ
20:10花ひとさかり
20:25さくらどき
20:3720世紀を代表する作家の一人 谷崎純一郎
20:53小説足刈りで 江口の遊女に触れています
20:59物語は私がみな瀬の離宮跡を訪れる ところから始まります
21:14私は後鳥羽天皇に思いを馳せ
21:18十五夜の月を眺めようと 川の中末渡ります
21:23月に照らされた川のうるおいのある 青い光に包まれて
21:29かつてこの地を訪れたであろう 江口の遊女たちを思います
21:38花の女どもがその芸名に仏臭い名前をつけていたのは
21:44陰をひさぐことを一種の菩薩行のように 信じたからであるというが
21:51己を精進の不言になぞらえ
21:54またある時は尊い商人にさえ 礼拝されたという女どもの姿を
22:02再びこの流れの上に
22:05しばし歌方の結ぼれるがごとく
22:09浮かべることはできないであろうか
22:16いや想像なかなか難しいですけど
22:19なんかねえ幸せだったのかどうなのかなとか
22:24いろいろ思っちゃいますね
22:25二重さんの中にものすごい迷いが
22:28いろいろな気持ちがあったと思います
22:31なんかこう昔華やかだったであろうっていうのを想像するだけで
22:37なんか心がキュンとしてくるね
22:40そうですねたくましくて強い一面もありながら
22:43ちょっと弱さはかなさいろいろ思い悩みながら
22:46生きてきたんだろうなっていうのが想像できますね
22:49さてみなさん
22:51三瀬神宮には他にもこんな歴史の足跡があるんですよ
22:57境内で最も古い桃山末期の建築
23:02百殿
23:03豊臣秀吉からの鬼神で福島正則が造営したそうです
23:10そして見てください
23:12石川五右衛門が戒心の証につけたという手形もあるんですよ
23:18見えますか大久保さん
23:20どこですか
23:21どの部分ですか
23:23手形
23:24宮司さんがおっしゃるには
23:26心の目で見てくださいとのことです
23:29ちょっと心の目も老眼気味にも
23:33見えないですねちょっと
23:35あらやだ
23:37最後にお送りする名作は
23:44能の江口です
23:46その後半では豪華絢爛な衣装をまとった
23:51江口の君子と田江が
23:532人の遊女を連れ
23:55月の澄み渡る水面に船を浮かべて現れます
24:00田江は遊女となった財豪を訴え
24:05この世に無情を感じ執着の心を捨てようと
24:10その強い思いを両手を打って表します
24:15走りとさえ
24:17人も好きで
24:18福の procureum
24:20人も好きで
24:21人も好きで
24:25人も好きで
24:27人も好きで
24:30残り
24:31人も好きで
24:36人も好きで
24:37待つくれもなく
24:53やがれじも 卸く
25:11花よ 無虹よ
25:28薄き薄きの 彼らのことも
25:41あら
25:49You see my ear
25:56大阪府大東市にある野崎観音次元寺
26:14細目久松の恋物語など文楽や歌舞伎 さらに落語の舞台にもなっているこの寺
26:31本堂の隣に江口の君子と 雄女絶えを祀るお堂があります
26:38野崎観音のおかげで病が癒えた という絶えが当時荒れていた寺を
26:49再興したといいます
26:58それ以降絶えにあやかろうと 多くの人々がお参りに訪れています
27:04ご覧いただくのは1965年の映像です
27:13お染が久松をしたいがんをかけた ここの観音様は
27:23昔から縁結び・安山・病気併由に 霊言あらたかだと伝えられます
27:29江口の君堂の周囲を お百度参りする女性たち
27:35地元では今でも 雄女絶えを絶えの君 君さんと
27:43親しみを込めて呼んでいます
27:45お百度で人々が回るお堂の裏
27:52そこには多江が姿を変えた あの不元菩薩が 人々を見守っています
28:02およそ800年前の 雄女 多江
28:14大阪の市街を見下ろすこの地にも 彼女が生きた証がありました
28:24ゆかりの地とともに多江は芸能の中で生き続けますはあちょっとここお参りに行きたいと思いましたしお寺の建て直しをしてしまうっていうのもすごいですねすごい優女さんですねすごい優女ってもうなりますよね決して多江さんは歴史を変えるような英雄でもないですよね
28:54その一人の友女の方がこの長い長い年月伝えられるっていうのはやっぱりもちろんあの古典に残っているというのもあるんですけれど
29:04ゆかりの地があるとそれとそれを芸能にして舞台で私たちが見る
29:10それこそそういうふうなことを考えますとなんかこう芸能を見るっていう喜びって結局歴史のこの長い長い流れを見ているんだなっていう気がしましてやっぱりはい大さんを通じて知ること考えること分かることが結構ありました
29:20めちゃめちゃめちゃ大さんという優女をいろいろ想像したりするのちょっと楽しいですね楽しいですね本当に菩薩に近い存在だったのかもしれないですね私たちが菩薩として大さんを慕ってるのかもしれませんね
29:26次回は
29:5618世中村カンザベロ白心の芸
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