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  • 9 hours ago

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00:00大阪・南の商店街にできる行列その先にあるのはこちらの和牛とネギがたっぷり入った関西風の甘めのだしに程よいコシの中太麺が相性抜群!
00:24そこまでお客さんに言わせる理由というのが
00:42ダウンタウンや西川清など数多くの芸人から愛された今はなき名店品野そば
01:01こちらはその味を継承した唯一のお店なんです
01:06さらに神戸の住宅街にも行列その先には
01:13みそラーメンの文字がその名物のみそラーメンというのがこちら豚骨と数種類をブレンドした少し辛めの味噌を合わせたコクのあるスープそしてみそラーメンでは珍しい細麺が絶妙にマッチそんな行列ができるみそラーメンは
01:43してたんですけども閉店するということを聞いてもうどうしてもこの味を残したいと思いまして一大決心をして復活させました
01:50こういうことで今回はうどんにラーメン名店の味を復活させた人たちに迫ります
01:59もしものマネードをもしマネ
02:06大阪南波の繁華街あいあうばし筋商店街に行列を作る稲野寺
02:14かつて存在した名店品野そばの味を引き継ぐお店
02:20こんにちは
02:23こんにちは
02:24よろしくお願いします
02:26よろしくお願いします
02:27一人目のもしマネさん山根雅也さん
02:32品野そばってどういうお店なんですか
02:36そうですね南波グラウンドか月の近くにあったお店なんですけれども
02:42たくさんの芸人の方に愛されて出前も早いという風に有名だったんですけど
02:47大阪ではそこそこ有名なお店だったという風には日を来ています
02:51ここ稲野寺の決して広いとは言えない細長い店内もどこか品野そばを思わせる作り
03:01かつて品野そばの常連客だった人やお笑いファンに加え女性客やカップルなどさまざまな人たちが連日品野そばの味を求めて訪れるんだそうそんな稲野寺で一番人気のメニューは品野そばでも圧倒的に注文されていた肉
03:31ほどよいコシの中太麺が相性抜群青ネギが大阪っぽいよね続く人気はカレーうどん品野そばの命ともいえるだしがよく効いたカレーの味は病みつきになると多くの人が注文しますそんな品野そばの味をしっかりと引き継ぐ山根さんですが大将は品野そばとどういうご関係なんですか
04:00妻の両親がですね品野そばで働いてまして妻と結婚してからお付き合いを始めたって感じですね微妙に店との関係性が薄い山根さんですが品野そばの味を引き継いだ裏には思わぬドラマがありました
04:20みんなで話し合ってもう店閉めることになったからえっもうみんな年やしこればっかりはどうしようもないからねそうなんですか
04:42品野そばはオーナーとその弟夫婦で営む家族経営の店だったのだが高齢化が進み50年余りの歴史に幕を下ろすことになった
04:56あの甘みのある関西風の味が食べられへんようになるのは寂しいなぁ
05:08結婚してから仕事の合間を縫って店を手伝うこともあったまさや実家同然の店が閉店するのを前に喪失感を抱いたそこでお父さんお母さん品野そばの味は関西の文化やと思うんです絶対何か形にして残しといた方がいいですよ
05:33残したくって言うてもねとりあえずレシピを書面で残しときましょうまあ確かにレシピ何もないでえっレシピないんですか感覚で兄貴しか知らへんほうな私が決まった材料を丼館所に入れて味見しながら作ってたのようわああそうやったんですか
06:02ほな分かってる材料だけでもこうして雅也はとっさに材料を岐阜坊から聞き出しメモを取ったこれで一応味のもとになるものは残しておけるななぜこの時メモを残そうと思われたんですか大阪の味というよりも関西の味うん
06:32一つなくなってしまうっていうまあそういうふうに思ったんでまあまた食べたいなと思った時に作れればいいかなぐらいの気持ちでうん
06:40しかしその数ヶ月後オーナーであったおじが高い品のそばの完全なレシピを聞くことはかなわなかった
06:51これまで当たり前のようにあった味が二度と味わえない ふとそんな思いに駆られた雅也は
07:01久しぶりに食べたいなぁ
07:06店に来てたお客さんはどう思ってんねやろ何気なく品のそばをネットで検索してみたすると
07:18閉店の時に食べ損ねて悔しいあの時食べに行っておけばとずっと後悔しているあのだしの味が濃いしいまだにコメント上がってんねや
07:33すごいね品のそばの味を渇望する声にあふれていた
07:40このまま一生食べたい人ほっといてええんか
07:44いやもうあかん
07:47復活させようなぜそこまで復活させたいと思ったんですか
07:53もうやっぱSNSの声が一番ですよね食べてなかった人が食べたいっていう人と番組の中で濱田さんが食べたい松本さんももう一回食べたいなっていう声も多かったですしやらなければいけないのかなと自分の人生の中で多分これがもしかしたら終弱点なのかなっていうのも踏まえてですね
08:15よっしゃやるでこうしてマサヤはもう一度味わいたいという人たちの思いを背負い品のそばの味復活に向けて動き出したしかしどう?
08:41いや全然ちゃうわえっこんな味ちゃうかったなあちょっと味ちゃうなあちゃうわ
08:56やっぱりだしですかね仕入れ先が倒産して持ってて詳しくわからないんですよね
09:05あそこに全部混ぜてもらっとったからなそういうことか品のそばのだしに使われていたのはさまざまな種類の削り節を合わせた混合節しかしその発注先である業者はすでに倒産していたため実際に何が使われていたのか分からなくなっていたのだ何入ってたか覚えてません?
09:33確かに昆布と鰹節はもちろんやなあほんであ
09:41短い言うのが入ってた覚えてるわ
09:44短い言うのが入ってた覚えてるわ
09:45短い言うのが入ってた覚えてるわ
09:46短い言うのが入ってた覚えてるわ
09:48とにかくもっと優しい味やったわ
09:53優しい味かこの道のりは険しいぞそこからマサヤは仕事から帰っては試作をするという日々を過ごした
10:10なあごめん小遣い1万円だけ追加してくれん
10:18えっもうなくなったん?
10:21うん
10:22何に使ったんいやこの材料にまた研究費やねいつまで続けるそりゃ再現できるまでやどんだけかかることやろうん気持ち分かるけどはい優しいもうこれで最後なありがとうあ
10:50ありがとうございます
10:55小遣いのほぼ全てを投じて試作する毎日そして一番味を分かっている義母に試食してもらうとちゃうなあかんかどの辺がちゃいます?
11:20どうちゃうか分からねんけど何かちゃうねんな難しい何かちゃう優しい味もっと優しい味やったよ
11:34はいはいまた優しいお母さんまさか適当言うてはるんちゃうやろなあ疑うなあ疑うなあでも優しい味かはっきりとはしないが優しい味がポイントだということは分かった何やろもう手当たり時代試していくしかないわ
12:04ありとあらゆる削り節を買ってきては試し少しずつ分量を変えながら試作するという途方もない作業を始めたああああいつできんねん
12:22そんなマサヤに突如運命の出会いが訪れるまさか何やこの優しい味えっへえ
12:52ここでマサヤはもし真似ポイントにたどり着くそうか優しい味の正体はちゃうかクイズかなんでこんなことに気づかんかったんや
13:09ではここでマツシマさんにクイズマサヤさんがたどり着いた優しい味の決め手となる材料は一体何でしょう材料へえ甘いって言ってたから佐藤ああズバリとか佐藤か白だし白だし優しい味の正体何なんですかピリコですピリコだし?
13:38やっぱりカツオのイメージその匂いだとか味だとかイメージが強かったんでどうしても味を追求するのにそっちの方に行ってしまうで他の節の方はちょっと大ざなりになってしまうって形だったんで
13:53こうしていりこを加えてうどんを再現したところ
14:00美味しい
14:07美味しい
14:10うん シナのそばの味がすごい
14:14これ美味いわ
14:16うれしいなぁ
14:17辿り着いたやったもうお母さんあんな優しいあんた分かりませんってほんまに言っちゃった久しぶりにああ嬉しいって思いましたね心そこからねどれぐらいかかったんやろう3年越しにシナのそばの味を再現したマサヤはいよいよ店舗の復活に向けてある行動を起こす
14:44あんたそれほんまに言うてんのうんほんまや
14:50ここで問題
14:53マサヤさんは店を復活させるために驚きの行動に出ます一体何をしたでしょう
15:03何ですかねでも会社辞めるしかないですもんね会社辞めなるほどね会社を辞めるんだ僕はといったでもそれじゃあ資金がないからね
15:12お店を作るはいはいはいはいいいとこもついてますよだから生命保険解約していい
15:19まあまあまあまあまあ確かにね
15:21なししあの頭金にすると
15:24家売る家売るああなるほど資金を作るさあどうなんでしょう
15:30勉強やなるほど
15:39シナのそばの味復活に成功したマサヤ
15:45続いて店舗を復活させるためにとった驚きの行動が
15:52あっいらっしゃいませえっとなめさんあちめさんありがとうございます
16:01そう脱サラし大手居酒屋チェーンに就職したのだ
16:06勉強や
16:07お店をオープンする前に飲食店に就職したら
16:11そうですね飲食店の経営をするのにいきなり素人がやるっていうのがすごく危険だっていうのがよく聞いてました
16:19そうだね飲食一度飛び込んでどういう世界なのかっていうのを体験する必要性があると思って転職しましたね
16:28そうして準備ですね
16:30接客サービスから料理作りまで店舗の経営術を1年半かけて学んだという
16:38かなり大きな決断じゃなかったんですか
16:41そうですねもともと釣り具の営業であったりとか
16:45あったか畑違いだね
16:46縦具の営業であったりとか
16:48この2つを転職したりとかしてたんですけれども
16:52あって自分の将来的な部分に関しての自問自答っていうのをずっと繰り返してたんで
16:57そうして品のそばがあった難波にこだわって物件を探し2022年の9月に稲野寺をオープン。
17:14その知らせはじわじわと広がり有名番組で取り上げられたことで一気に拡散
17:22昔からの常連客に加え女性客などの新たな客も獲得し話題の店となったんです
17:31全国の方に食べていただきたいっていうのが一つの目標として考えていますので
17:36大阪の出汁の評価っていうのは分かっていただきたい
17:39美味しいよっていうのを伝えていきたいと思ってますので
17:41東京に店舗を一つ構えたいなというのがまず一つ
17:45主なところに言うと福岡であったりとか四国であったりとかそういうところにも店舗を構えていきたいなというふうには思ってます
17:53めっちゃいい!めっちゃいい!めっちゃおいしい!
17:59いりこの味ほんま優しいですね
18:01この優しいいりこから来てるんだ
18:04これお肉にも味がまた染み込んでネギの大きさもちょうどいいし
18:08ネギのアクセントたまらん
18:10たまらんですね
18:11出汁のこの甘さ優しさ麺の弾力104勝
18:16野宮敦さんいかがでしょうか
18:18いやもう言葉いらないっすね
18:20言葉はいらない小田和雅さんか
18:25続いてやってきたのは神戸
18:29住宅街に行列を作る味噌ラーメンさつき
18:34なんかいいお店やね
18:36こんにちは
18:38今日はよろしくお願いします
18:40こちらが2人目のもしまねさん
18:44オーナーの渡辺まさゆきさん
18:47渡辺まさゆきさんリーダーや
18:49おかげさまでご近所の方は当然ですけど関西1円から遠くの方からたくさんお越しいただいております
18:58そんな人気店のメニューはというともともとは餃子もあったんですけど餃子はやめて今味噌ラーメン1本でやらせてもらってます
19:17その一本勝負の味噌ラーメンがこちら
19:26普通味噌ラーメンっていうとこう札幌味噌ラーメンを連想されると思うんですけどそれちょっと甘口で太いちじれ麺が主流ですけども
19:35こっちは細いね
19:36すっきり辛口の細麺のストレートなんですねそれは非常に珍しい味噌ラーメンだと思います辛口?
19:43こうして多くの人が訪れる味噌ラーメンさつきですが
19:48復活したっていうのはどういうことなんですか
19:52あのまあ先代の大将が救世されましてこの味をなんとか後世に残したいという思いがありましてあの味を再現してで店を復活させました
20:02はいお待たせしましたはいどうぞ
20:14なんやこの味噌ラーメン
20:22めちゃくちゃうまいやろ
20:26一杯のラーメンに感動する男近所に住んでいたため何気なく立ち寄ったところそのうまさに衝撃を受けたのだああ大将めちゃくちゃおいしいですね大丈夫かからないか?
20:48いやーもう辛すぎず甘すぎずスープと味噌のバランスがほんまに絶妙です
20:56まあそこはこだわってるからな
20:59仕事はあって疲れてる体に占めるやろ
21:02なるほどね
21:04こんなうまいラーメン近所にあったんやろ
21:07近くに住んではんの?
21:09はいすぐそこのマンションに
21:11じゃあまた来てちょうだい
21:13はいまたすぐ来ます
21:16ありがとうございました
21:24はぁこの店はリピート確定やな
21:29こうして正幸は味噌ラーメンさつきの常連に
21:36多い時は週に23回訪れるなど皐月でラーメンを食べるのが習慣になっていたのだがそんな日々は突然終わりを迎えることになるそれは15年がたった時のこと
22:06亡くなった店主が病のため救世し店を閉店するというのだ
22:14みんなメッセージを置いていっている
22:17そうやろ
22:19この前来た時は元気そうにしてはったのに
22:22もうここの味噌ラーメンが食べられへんくなるなんて
22:30そんな中目に入ったのが
22:37長い間おいしいラーメンを本当にありがとうございました
22:47おいしいラーメンが食べられなくなると思うと残念でなりません
22:54これ全部お客さんがそこには閉店を惜しむ客からのメッセージがいくつも寄せられていた俺以外にもこんなにこの店を愛せる人がおったんや
23:12閉店の貼り紙にメッセージが寄せられるという珍しい光景に感動した正幸ここで一つの強い思いがこみ上げてきたこの味は絶対になくしたらあかん後世に残すべきや俺が復活させようなぜそこに出てきた?
23:41なぜそこまで復活させたいと思ったんですか?
23:44まあ自分にとってすごい大事な思い出の味だったんでもう二度と食べられなくなるっていうのが本当に辛くてですねあのその付箋を見た時に私と同じ思いの人がたくさんいるんだということを知ってこれはどうしても後世に残さなきゃいけないというふうに思いました
24:00代表して自分がやるんだと
24:02はい しかしいきなり壁にぶち当たる
24:07いくら常連客とはいえ自宅の住所や連絡先の交換はしていない
24:29おかみさんと連絡を取るすべがなかったのだ
24:33そうだよねいつ来るかも分からんのに店の前でずっと待ってるわけにもいかんよな
24:41よっしゃ
24:45ではここで正幸さんはおかみさんと連絡を取るためどんな方法を取ったでしょう?
24:58これどうですかねまあいろんな人にまず聞くしかないんですけどまあ常連さんなんで常連の人にこうたどっていくしかないですね。
25:07ちなみに能見さんは現役復活をしたいと思ったことありますか?
25:28ないです。 ない?ずばり速い。なぜそれは?
25:35基本的にプレッシャーもすごくありましたし、二度と戻りたいとは思わないです。
25:40つまりそれぐらい厳しい世界やし。
25:42まあそうですね。
25:44いつの時代の野球が楽しかったですか?自分の人生で。
25:47なるほどね。
25:48でも小学校が一番楽しかったのは、もうドハマリ自分でしてたので、もう道具出すのもそうですし、そんなんでももう楽しくて。
25:57でもプロになってほんと苦しい時はもうグローブみんなも嫌ぐらいの時もあるんですか?
26:01いやでもそこまではないんですけどやっぱ職業となるとやっぱ楽しめるっていうのがどうしてもなくなってしまうそういうもんなんだはい松島さんはまたネタしたいななんて思う時はありますか?
26:13なーいさつきの味を復活させると決心したしかし肝心のおかみさんの連絡先が分からなかったそこでまさゆきが取った方法がめっちゃアナログな方法やけど今できるのはこれしかないってお店に手紙を出すの?
26:43写真あれだけ通ってたから顔は覚えてもらってるはずやなるほど写真入り手紙あっここへ持っていく何とかおかみさんのもとに届いてくれそう思いをつづった手紙に顔写真を添えて見せるの?
27:13店のポストに投函したのだ
27:17この手紙を読んでくれたら思いは分かってもらえるはず
27:23頼む
27:27すぐ来てほしいよね
27:29すると数日後
27:31ほら
27:33何やこの知らん番号
27:37あっもしかして
27:41もしもし渡辺です
27:43渡辺さんさつきの烏山です
27:47おかみさんこの度は本当に急なお話で
27:52そうなんよ
27:54お手紙くれてありがとうね
27:58はい
28:00あの
28:02手紙にも書きましたがさつきの味噌ラーメンの味は絶対なくしたらあかん
28:06僕は本当に真剣にさつきのラーメンを引き継ぎたいと思ってます
28:14まさゆきはさつきの味噌ラーメンへの愛と自身の真剣な思いを伝えた
28:21すると
28:24そこまで主人の味噌ラーメンを好きになってくれてありがとうね
28:30あなたの思い受け取りました
28:33うわぁ
28:34そりゃあそりゃあ嬉しいわ
28:36
28:37ぜひお店を引き継いでほしいです
28:40ほんまですか
28:43私もできる限り協力するからもう1回お店を復活させましょう
28:49はいありがとうございます
28:52正幸の熱い思いにおかみさんは店を引き継ぐことを承諾
29:00こうしてさつきの復活に向けてスタートを切ることになるのだが
29:06数々の壁が正幸に立ちはだかる
29:11おかみさん彼が同級生のセットです
29:15よろしくお願いします
29:17正幸はさっそく店長職を任せられる人間を確保し引き継ぎの準備を整えた
29:25しかしここで大問題が発覚
29:28大問題が発覚
29:30え?
29:31レシピがない?
29:32あら?
29:33またや?
29:34そうなんよ
29:35じゃあ大将どうやって作ってたんですか?
29:38昔の人間やからね
29:40もう全部自分の感覚でやってたんよ
29:43なるほど
29:48ラーメンの再現には欠かせないレシピが存在しないことが発覚
29:54これいけるん?
29:59俺食べたことないけど
30:01あ、あら?
30:02なんとなくの作り方は分かってるんやけどね
30:05いや、僕のスターは大将の味をしっかり覚えてます
30:11絶対に再現させてみせます
30:16渡辺さんはなぜそこまで自信があったんですか?
30:19私今はIT系の企業と役員関係の仕事をしてるんですけども
30:24それ以前は実は板前をやっておりまして
30:26え?
30:27料理人の修行をしていた時代がありまして
30:29ある程度の知見があったので
30:31そこには自信がありました
30:32すごい
30:33何度も何度も毎日のように食べたラーメンだったんで
30:36まあこれは違うとか
30:37これはあってるっていうのは分かるので
30:39それを頼りにトライアンドエラーで
30:41何度も作り直したということですね
30:43すごい
30:44こんなもんですか?
30:49うーん
30:51大体それぐらいやったんちゃうかな
30:54そこからマスエキは
30:57調理風景を毎日見てきた
30:59おかみさんの記憶を頼りにスープを試作
31:03ここで難所となったのは味の肝となる合わせ味噌の配合
31:10うーん
31:15なんか違うよな
31:18どこがワビーか分からへんけど
31:21合わせ方が違うんかな
31:24そういえばずっと気になってたんですけど
31:31なんで味噌ラーメンの店になったんですか?
31:34いや最初はね
31:36醤油ラーメンやったんよ
31:38え?
31:39でも全然売れなくてね
31:41味噌ラーメンも作ってみたんやけど
31:43売れなくてね
31:44うん
31:45へぇー
31:46でもある日
31:47この味噌を持ってきてくれてる業者さんが
31:501種類間違って持ってきはってね
31:53その味噌をそのまま使って作ったんよ
31:57おう
31:58えっまさかそれであの味が出来上がったんですか?
32:02そうなんよ
32:03たまたまか
32:04なんとさつきの味噌ラーメンの味は
32:08偶然の産物だったのだ
32:11こうして味噌ラーメンの誕生秘話からヒントをもらった正幸
32:18仕事の合間を見つけては試作に励むこと
32:22半年
32:23半年
32:24どうですか?
32:33うん
32:34こんな味やわ
32:36これ
32:37お父さんの味やわ
32:39ありがとうございます
32:41すごいね
32:42いやー
32:43これ
32:44ついに味噌ラーメンさつきの味の再現に成功した
32:48できた
32:50この味噌ラーメンめちゃくちゃうまいな
32:53そうやろ?
32:55確かにこれは残さなあかんわ
32:58うん
32:59なんかやる気出てきた
33:01よかったいい人で
33:02まあすぐにでもオープンしたいところやねんけど
33:05なんやねんまだなんかあるんか?
33:08あれだけ愛されてた店や
33:12オープンするのは常連さんのオッケーもらってからにしよ
33:16はあええこと言いはんな
33:18いる?
33:22しかしまたしても
33:25まさゆきの前に壁が立ちはだかる
33:30まさゆきは店を再開する前に
33:32おかみさんに声をかけてもらい
33:35かつての常連客を集めて
33:37完璧にしてから
33:38食会を開催
33:39あーこういうのはいい
33:41さあどうや
33:43完全に再現した
33:45さつきのラーメンの味は
33:48内心自信満々だったまさゆき
33:52だが
33:53思わぬ言葉が
33:55どうですか?
33:58完璧に再現できてませんか?
34:00うーん
34:01味はいけてると思うねんけど
34:04もっと濃かった気がするな
34:08いや、これは濃すぎるわ
34:11わしが食べてたんはもっと薄かったで
34:14いや、これぐらいでちょうどやと思うけどな
34:19えっ?
34:22なんでこんなに評価が分かれんねん
34:25本当
34:26確かに
34:27ここで問題
34:29完璧に再現できたはずの味噌ラーメン
34:35しかし常連客の意見が分かれた理由とは一体何でしょう?
34:41絶対これは合ってるからさっき答えていい?
34:45あらそんな自信あるんすか?
34:48だってヒントあったよねVTR中に
34:50ありましたよ
34:52あっ能美さんも何か自信ありそうやね
34:541個しかなかったので僕自体
34:56あらどうします?
34:57先発先発能美
34:58じゃあ私に交換
34:59先発松島
35:00気づいてたの?
35:01気づいてた?
35:02はい
35:03じゃあせーので言いますか
35:04一緒に言おうか
35:05せーの
35:06おおっ!
35:11今回は見事に復活した2つの名店の物語ですが
35:18お気に入りのお店が閉店して残念だったという経験はございますでしょうか?
35:24まずは能美さんどうですか?
35:25僕はタイガス入った時マンション住んでたんですけど
35:30ちょっとマンション近くに串カツ屋さんがあった
35:33いいね
35:34店もそんなに大きくない
35:35でも人もそんなにたくさんいるわけではないんですけど
35:39まあ抜群においしくて
35:41特にカラシのタレがもうめちゃくちゃおいしくて
35:45カラシのタレ?
35:46はい
35:474種類ぐらいあるんですけど
35:48タレ自体が塩もあってなんですけど
35:50カラシの味がもう絶妙に
35:53でも閉店してしまう?
35:54そうなんですちょっと都合上
35:56いろいろあって
35:57この再現の道3年コースどうですか?
36:00このカラシはないもっと優しい味があるかもしれませんが
36:07もっと濃かった気がするな
36:12いやこれは濃すぎるわ
36:15わしが食べてたんはもっと薄かったで
36:18いやこれぐらいでちょうどやと思うけどな
36:23スープに対する客の意見が分かれた理由
36:28それは
36:30多分大将客によって濃さ欠いてたんやで
36:37えっ?
36:39まあ確かに大将やったら俺らの好みそこまで分かってくれてそうやもんな
36:44そう店主は客の年齢や食事などを見て味噌とスープの配合を変えていたんじゃないかというのだ
36:57これはどういうことなんですか?
36:59例えば肉体関係の仕事をなさっている方とか
37:04よく汗をかく方なんかはちょっと濃いめにしたりですね
37:08でまあライス頼まれる方はライスの分ちょっとこっちをラーメンを濃いくするとか
37:13逆にちょっと高齢の方であるとか
37:15女性の方には薄めの味付けでお出しされたんだと思います
37:19いっぱいいっぱい一人のために作ってたってことですか?
37:23そうですねもうメイド4Uでオーダーメイドなさってたんだと思いますね
37:27いやーこれは本当の料理になって思いましたね
37:29やっぱりすごいなと思いました
37:33めちゃくちゃ美味しいですね
37:35仕事があって疲れてる体に占めるやん
37:39これがちゃんとヒントになっておりましたね
37:41完璧に再現できたと思ってたけど
37:45大将の味には全然届いてなかった
37:51あの人そんなことまで考えて作ってたんやね
37:55すごいですよ大将は
37:57こうして店主の思いを汲み取った正幸は
38:05あの人はご飯と一緒やから味噌多めやな
38:08了解
38:09こっちの人はご高齢やから優しめやな
38:13オッケー
38:15お客さんを見て味噌とスープの配合を変えるようにして
38:21よいしょっと
38:27じゃあオープンしよう
38:29うん
38:31ありがとう
38:33ほんまにうれしいわ
38:34すごいなドラマやな
38:36ドラマやな
38:37そして2024年の11月
38:40みそラーメンさつきは復活
38:41めっちゃキャラ濃い
38:42再び行列ができる味噌ラーメンのお店として
38:46人気を博しているんです
38:47すごい
38:49実際にオープンしてみていかがでした?
38:50初日はすごい大行列で
38:51たくさんの方にお見えになっていただいて
38:53もう中にはもう感動して
38:55泣きながらこう
38:57涙くみながらラーメンに吸っていただける
38:59お客さんもおられたので
39:00本当に復活させてよかったなと思いました
39:03本当これは神戸が生んだ文化遺産だと思ってますから
39:06札幌味噌ラーメンに負けないぐらい
39:09神戸味噌ラーメンと身を打ってですね
39:11盛り上がっていければいいなというふうに思ってます
39:13ねえ、一人一人に味変えてるって
39:16ねえ、ああやってみんなで用意どんで試食したから
39:19それにも気づけた
39:21そこなんですよね
39:23そこですよね
39:25いや、素晴らしいですね
39:27ちなみに松島直美さんは
39:29お子さんのために
39:31お子さんのために
39:33お子さんのために
39:35お子さんのために
39:37お子さんのために
39:39お子さんのために
39:40味の調整とかしたりするんですか?
39:44この子はちょっとまだちっちゃいから
39:47全然しない
39:49おばあちゃんも子どもも一緒
39:52むしろすがすがしいですね
39:55でもこの間の検診のときに
39:58おばあちゃんは少し塩分を減らしてくださいって言われたから
40:01今からは塩を入れずに最後塩の調整は各自自分ですることって
40:05する予定?
40:06予定?
40:08来週からね
40:10一度は閉まった名店を見事に復活させた店主たちに迫りましたが
40:18澤原さんによると少し違う形で名店の味を復活させているサービスがあるそうで
40:26今回ちょっと特殊な例をご紹介したいんですが
40:30お店ではなくて
40:32ある通販サービスが
40:34人気店の味を復活させてヒットを生み出しているという事例があります
40:38通販サービス?
40:39はい
40:4023年4月にできた厳選お取り寄せグルメの通販サービス
40:45満たせるというサイトがあるんですけれども
40:48こちら三井不動産が新たに展開しているサービスの一つで
40:52予約の取れない人気店だったりとか
40:54ミシュランガイド掲載店など
40:56提携するレストランのメニューを冷凍して発送するというサービスです
41:00それはすごい
41:01特筆すべきは味の再現度
41:05有名店から提供されたレシピを専属のシェフが忠実に再現しているそうです
41:12行列に並ばずとも自宅で人気店の味が楽しめると話題の通販サイトなんですが
41:20この満たせるの中で注目されているのが
41:24閉店したお店の味と技を受け継いでいく
41:28おいしいの継承プロジェクトというものがあります
41:31これはですね
41:32様々な理由で閉店を容疑なくされた飲食店の味と技を満たせるが
41:37受け継いで商品として復刻販売する取り組みになっています
41:42今までにどんな商品を復刻したんでしょうか
41:44例えば例でいくと神奈川県川崎市にオープンした
41:48つけ麺大竹というお店があるんですけれども
41:51お店一番の人気メニューは
41:54鰹節とソーダ節が効いた濃厚スープが売りのつけ麺
41:582020年の秋にオープン後ラーメン業界の名だたる賞を獲得し
42:06瞬く間に人気店に
42:08しかし
42:112022年の春に店舗の火災によって
42:16あらっこしまれながら閉店してしまうということになります
42:19火災ですか
42:21そこから満たせるでこのつけ麺を復刻販売したところ
42:24お店で食べるのと遜色がないとか
42:27またここで食べられるのが幸せなどのコメントが寄せられるほどの反響がありました
42:32このプロジェクトによってですね
42:34消費者側は閉店した名店の味を自宅で再び味わうことができる
42:39飲食店側としても復刻商品を販売することで
42:43満たせるから
42:44行き続けることができることができるので
42:45ウィンウィンのサービスが
42:47みんながにっこりになるパターンでしょ
42:49飲食店側としても復刻商品を販売することで
42:51のれん台として収入を得ることができるので
43:06ウィンウィンのサービスで
43:08店舗がなくなっても商品が販売されることで
43:10お店だったり料理人さんへの評価っていうのが
43:12お客さんの中で行き続けることになる
43:15いいサービスとして話題を集めています
43:17さあというわけでもしマネここまでなのですが
43:19実はこの後午後4時からももしマネが放送されます
43:22こちらも麺です
43:24あの丸亀製麺のマネーポイントに迫っていますよ
43:28ぜひそちらもお楽しみください
43:30それではまた1時間後にお会いしましょう
43:32今日はありがとうございました
43:34ありがとうございました
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